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Finance Wisdom https://financewisdom.hatenablog.com/

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白川勝正
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2024/03/17

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  • 小林製薬「紅麹」問題で株価急落し株主達は阿鼻叫喚③~バイオ・医薬品銘柄全般に大打撃?崩壊する日本の薬・サプリメントの安全神話、インバウンドへの影響は?

    小林製薬の紅麹製品に関連する健康被害問題は連日、日本を揺るがせています。この問題は、単に小林製薬という一企業の行く末を左右するものではありません。小林製薬の製品の安全性に関する懸念が、ひいては日本製の医薬品やサプリメント全てに対する国内外の信頼に影響を与えかねないという点で、極めて重要です。 現に、既に台湾でも健康被害の報道が出るなど海外でも大きくこの問題が取り上げられ、報道され始めています。日本政府も関係閣僚会合を開くなど、国を挙げての対応に追われる事態となっています。これらの動きは、前述のようにこの問題が既に一企業のものではなく、日本の国益を左右しかねない問題となりつつあることを示していま…

  • 小林製薬「紅麹」問題で株価急落し株主達は阿鼻叫喚②~小林製薬の株価は今後回復するのか?問われる企業としての対応と、我々投資家の見極め方

    28日の記事でも取り上げた小林製薬の「紅麹問題」は連日メディアを賑わせています。小林製薬はその後「紅麹コレステヘルプ」を使用したユーザーからの多数の健康被害の報告に、死亡事例も数件含まれることを公表し、29日には記者会見も行いました。さらに台湾など海外でもこの紅麹製品による健康被害と疑われる事例が報告されています。大阪市など一部の自治体は「回収命令」を出しており、政府も関係閣僚会合を開くなど対応に追われる事態となっています。 この報道後、小林製薬の株価は大きく下落し、2020年末には13000円近くだった小林製薬の株価は一時5000円を切るまでに下がりましたが、29日の記者会見を受けてわずかに…

  • 世界にはびこる金融詐欺の実態~投資家に忍び寄る甘い罠~大切な資産を奪い取ろうとする悪魔、犯罪から身を守る為に

    金融投資詐欺は、古くから存在する犯罪の一形態ですが、近年、その手口はますます巧妙化し、国境を越えて広がっています。金融投資詐欺の根底には、「何かを何かと交換する」という人類史上最古の原則があります。しかし、この「交換」が不均等なものになり、片方の当事者が不正な手段を使って利益を得ようとすると、詐欺が発生します。投資詐欺はこの原則を悪用したもので、投資家に架空の利益を約束し、実際には資金を横領することが目的です。 現代における金融投資詐欺は、グローバルな金融システムの複雑さとインターネットの普及によって、かつてないスピードと規模で拡大しています。仮想通貨の出現は、新たな機会を生み出すと同時に、詐…

  • 小林製薬「紅麹」問題で株価急落し株主達は阿鼻叫喚~企業の突然の不祥事やトラブルから我々投資家はどのように身を守るべきか、防御策とリスクヘッジの重要性

    小林製薬は最近、紅麹を含むいくつかの製品に関連する健康被害の報告を受け、自主回収を開始したことを発表しました。特に「紅麹コレステヘルプ」を摂取した消費者から腎疾患が報告されています。同社の一部の紅麹原料に意図しない成分が含まれていた可能性があるとしており、連日メディアで大きく報道されています。この報道後、小林製薬の株価は大きく下落、連日続落している状況です。投資においては、さまざまなリスクが伴いますが、このような企業の突然の不祥事やトラブルが発生した場合、我々個人投資家にとってはまさに青天の霹靂です。我々はどのようにして身を守れば良いのでしょうか? 個人投資家の危機管理 リスクの理解と受容 ま…

  • 急上昇中のビットコインとマイクロストラテジー~再び大きく上昇気流に乗りつつある今が2024年最後の大チャンス?

    ここ10日余りの間、下落傾向にあり世界中の投資家達を不安がらせていたビットコインと、今やビットコインに連動していると言っても過言ではないマイクロストラテジーが調整期間を終え、また大きく上昇を始めました。今日はこのビットコインとマイクロストラテジーに改めてスポットを当ててみましょう。 暗号通貨と株式市場の現在地 ビットコインとマイクロストラテジーの関係 半減期を目前にし、ビットコインが再び上昇気流に 下落と上昇の背景 マイクロストラテジーとビットコイン マイクロストラテジーのビットコインへの賭け 価格連動性の分析 将来戦略と市場の期待 4月20日頃と予想されるビットコインの4回目の半減期 株式市…

  • 「株式投資はギャンブル」という昭和的な考え方は捨て去るべし

    私が親に「株をやっている」と言うと、眉をひそめて「そんなギャンブルみたいなことやめなさい」と言われます。昭和世代の日本人には未だにこのような考え方の人が少なくありません。昔はコツコツまじめに会社で働くのが良いこととされ、株などの金融投資で儲けることは「虚業」などと呼ばれまともな仕事とはみなされなかったのです。でもこの令和の時代、さすがにそのような株式投資をカジノや競馬と同列に扱うような人は少なくなりました。今回はそのような前時代的な考え方を完全に葬り去り、彼らを論破する為に、今一度株式投資についてしっかりと考えてみましょう。 株式投資は、企業の一部を所有することを意味します。企業が発行する株式…

  • 今注目すべきAIサーバーメーカー3社 - NVIDIAだけじゃない、これからのAI社会の成長を担う企業に投資せよ

    AIサーバーメーカーの重要性 人工知能(AI)は今や急速に私たちの生活やビジネスにおける変革の主役となりつつあります。人類の未来そのものであると評する人もいるほどです。AIの運用には高性能な計算能力が必須であり、これを支えるのがAIサーバーです。AIというとまず皆さんの頭に浮かぶのはAI用の半導体を作るNVIDIAかもしれません。しかし半導体だけではAIは動きません。AIサーバーメーカーは、AIを動かし運用する為のトータルなシステムを構築し、高度な計算要求に応えるためのサーバーを提供しています。そしてその重要性は日に日に高まっています。 AIサーバーは、機械学習モデルのトレーニングやディープラ…

  • 今後、円高になっても金を買うべきか - 値上がりを続けるゴールドに分散投資しリスクヘッジ

    近年、金は多くの投資家にとって魅力的な資産クラスであり続けています。この10年で金価格は目覚ましい上昇を遂げ、円ベースでは価格が2倍に増加しました。それと同時にこの10年間で世界経済は多くの変動を経験しました。金価格の上昇は、主に以下の要因によって引き起こされました。 経済の不確実性: この期間には、複数の経済危機が発生しました。これらの危機は、投資家がリスクを避けて安全な資産へと向かわせる効果がありました。金は伝統的に安全な避難所と見なされており、不確実性の高まりは金価格を押し上げる要因となりました。 中央銀行による金の購入: 多くの国の中央銀行は、自国の通貨を安定させ、インフレを抑制する手…

  • 株式市場が好調な今こそレバレッジをかけるべし - 信用取引のすすめ

    信用取引、と聞いて多くの人が思い浮かべるワードは「ギャンブル」「ハイリスクハイリターン」といったものでしょう。しかし、未曾有の半導体好景気に湧き市場全体が上昇傾向にある今、信用取引は非常に魅力的な取引手段であるとも言えます。今回は信用取引の基本原則、メカニズム、そして今取るべき投資戦略について解説してみましょう。 信用取引とは何か 信用取引は、証券会社から資金または株式を借りて取引を行う方法です。これにより、自己資金以上の取引が可能になり、潜在的な利益を増大させることができます。しかし、これは同時に損失のリスクも増大させることを意味します。 信用取引のメカニズム 投資家は、証券会社から一定の金…

  • 爆上げの兆しを見せるマイクロン・テクノロジとは~NVIDIAのAI半導体向け広帯域メモリで急成長

    ここのところテクノロジー業界は急速に発展していますが、その中心で静かに、しかし力強く輝きを放っていたのがマイクロン・テクノロジです。今日、マイクロン・テクノロジの株価は14%と驚くべき上昇を見せました。3~5月期の売上高見通しが市場予想を上回ったためです。この1年でも株価は88%と大きく上昇しています。 マイクロン・テクノロジはメモリとストレージソリューションの分野で世界をリードしており、私たちの生活や業務に密接な関係を持っています。1978年設立とこの業界では古い部類に入る企業ですが、なぜ今、マイクロン・テクノロジに注目が集まっているのでしょうか? この10年余りの間に、多少の波はありつつも…

  • 世界一を目指し急成長するインド株式市場☆インド株投資をお薦めする理由 - 中国株とはここが違う

    世界経済の新たなパワーハウスとして注目を集めるインド。その株式市場は近年、顕著な成長を遂げています。インド経済は、著しい速度で拡大を続けており、その中心にあるのがダイナミックな株式市場です。インドのGDPは年平均5%以上で成長し、世界の主要経済国の中でも高い成長率を記録しています。この経済成長は、インド株式市場に対する投資家の関心を高め、市場の深化と成熟を促しています。 その背景には、人口動態の変化、政府による経済改革、急速に発展する技術産業など、複数の要因があります。インドは世界で最も若い国の一つであり、その労働力人口は今後数十年にわたって経済成長の強力な原動力となるでしょう。また、インド政…

  • 日銀の利上げがもたらす”地獄”の日々~マイナス金利政策解除で国民の暮らしは困窮する?

    昨日、日銀の金融政策決定会合でマイナス金利政策を解除し、17年ぶりの利上げが実施されることが決まりました。長らく続く円安により、我々国民は海外旅行もできず、多くの若者にとってiPhoneは手の届く物ではなくなり、物価もどんどん上昇しています。しかし長らく横ばいだった日本人の給与も表向きは上がり始めているようですし、今回の利上げで為替は円高に向かい、物価上昇も抑えられていくと予想されています。なのでこのマイナス金利政策解除を手放しで歓迎している人が世の中には多いようです。では本当に利上げは良い事ばかりなのでしょうか? 利上げとは何か?なぜ行われるのか? 何しろ17年ぶりの利上げなので、この用語が…

  • テスラの株価は復活する - テスラがマグニフィセント・セブンに再び返り咲くその日は近い

    一時期、時価総額1兆ドルを超える巨人として君臨し、「マグニフィセント・セブン」の一角を占めていたテスラ。この革新的な電気自動車メーカーは、イーロン・マスクCEOの下、業界の先駆者として電動化の波をリードし、世界一の富豪の座にもマスクを押し上げました。しかし、現在その時価総額は半減し、「マグニフィセント・セブン」であったはずのテスラは上位7社からも外れてしまいました。厳しいEV業界の競争に直面しているテスラの現状に失望する人も少なくありません。しかし当ブログではテスラは近い内に再び「マグニフィセント・セブン」に返り咲くと見ています。 時価総額の変遷 テスラの時価総額がピーク時から半減したのは、複…

  • 迫る日銀のマイナス金利解除、今するべき投資は何?新しいポートフォリオを考えよう

    日本銀行による、長期にわたるマイナス金利政策の解除がついに眼前に迫っています。この大胆な政策は、経済のデフレからの脱却と景気の回復を目的としていましたが、投資家や金融市場には複雑な影響を与えてきました。マイナス金利の下では、銀行が日本銀行に預金する際には利息を支払う必要があるため、これが銀行の収益性に悪影響を及ぼし、一部はそのコストを顧客に転嫁してきました。また、企業や個人の貯蓄行動にも変化をもたらし、特にリスク資産への投資意欲を高める結果となりました。日本円の魅力も下げる形となり、2012年には1ドル78円ほどだった相場が今では倍近い円安の時代となっています。 しかし、マイナス金利政策の解除…

  • 株式市場の大暴落の兆候を事前に察知する方法 - 過去のバブル崩壊、金融危機から学ぶ

    過去における暴落の概観と教訓 株式市場の歴史は、予期せぬ暴落とその回復の繰り返しで形作られています。それぞれの暴落は独特の原因と環境を持ちながら、共通する兆候や教訓を私たちに提供してきました。 1929年の大恐慌から始まり、1987年のブラックマンデー、2000年のドットコムバブルの崩壊、そして2008年の世界金融危機に至るまで、これらの重大な市場の修正は、しばしば貪欲、過剰な投機、そして基本的な経済の無視から生じています。例えば、1929年の大恐慌は、株式の過剰な買い越しと信用取引の拡大、そして工業生産の急速な拡大に端を発しました。これらの要因は、価格の非現実的な上昇を生み出し、最終的にはバ…

  • 急落したビットコイン、半減期までに回復する?下がった今は買い時なのか?

    2024年、ビットコインは年初から50%以上も急騰し、日本円ベースでの価格が初めて1000万円を突破しました。まさに”デジタルゴールド”です。そして3月14日には73000ドル台まで達しましたがその直後に急落し、一時は66000ドルを割り込もうかという所まで下がってきています。皆さんの頭には2022年に暗号通貨が暴落したあの悪夢の思い出がよぎっているかもしれません。 この価格の変動は、ビットコインのボラティリティが依然として高いことを示しています。投資家目線では現在のこの下落は高リターンを追求する機会でもあり、同時にリスクを伴うことも意味しています。またビットコインのこのような価格変動は、その…

  • 「どうしたんだNVIDIA」「NVIDIA終了?」株価の上昇が止まりうろたえる人達へ - AIブームは終わり、ハイテク株バブルは崩壊したのか

    2024年に入ってから、NVIDIAの株価は驚異的な勢いで上昇を続け一時は2倍にまで達し、とうとう1000ドルの大台も目前という所まで来ました。しかしその1000ドルの大きな壁を超えることは叶わず直後に急落、この1週間のNVIDIAの株価は900ドル付近で上下を繰り返し、ホルダーたちをやきもきさせています。世界でも随一のプラチナチケットだったNVIDIAの株はどこにでもある平凡な株と化してしまったのでしょうか?巷では「NVIDIAのお祭りはもう終わった」「NVIDIA終了のお知らせ」「これはAIバブルの崩壊の始まりか」「やはり、あの株価の上がり方は異常だった」「ハイテク株ブームの時代は終焉を迎…

  • 40代~50代の独身が老後に備え資産を増やす為にとるべき投資方法とは

    ライフスタイルの多様化や結婚観の変化等により、現代社会においては生涯独身を貫く人はもはや珍しい存在ではありません。1度だけの人生を自分だけの為に自由に生きることは素晴らしい選択です。しかしその一方で、この資本主義社会に生きる40代から50代の独身男性、独身女性にとって老後の資金計画は最も悩ましく、最も重要なテーマと言えるかもしれません。 まず、40代〜50代という年齢においては、若い世代のように20年、30年といった長いスパンで投資を考えることは難しい為、異なるアプローチが必要となってきます。次に、40代~50代の独身者の場合、配偶者や子供を養う必要はなくこの点では負担は少ない一方で、老後の家…

  • とうとう7万ドルを突破したビットコイン、半減期の前にいくらまで上がる?10万ドルに達するのはいつ?

    2024年、暗号通貨の世界はまたしてもホットな状況になっています。3月に入り、ビットコインは史上初めて7万ドルを突破し、新たなマイルストーンを打ち立てました。この印象的な価格上昇は、暗号通貨市場全体に活気をもたらし、投資家や分析家たちを沸かせています。 ビットコインの価格上昇の背景にはいくつかの要因が考えられ、第一にインフレや地政学的な不安定さを背景に、デジタルゴールドとしてのビットコインの魅力が高まっていること、またインスティテューショナル・インベスター(機関投資家)の市場参入により、これらの大手投資家がビットコインに資金を投入することで、市場の信頼性が高まり、価格が押し上げられています。昨…

  • 株価爆上げ中のマイクロストラテジーとはどんな会社?米国株の超新星となれるのか?

    「マイクロストラテジー」という名前は、日本の投資家にはまだそれほど馴染みのあるものではないかもしれませんが、この企業は過去1年間でその株価が6倍以上に急騰し、2024年に入ってからは2倍以上に上昇しています。このような驚異的な成長を遂げた背景には、何があるのでしょうか? 1989年に設立されたマイクロストラテジーは、独立系の大手ビジネスインテリジェンス企業として知られています。その主要製品は、企業向けの分析プラットフォームで、フォーチュン・グローバル500に名を連ねる世界中の多くの著名ブランドに採用されています。最新のテクノロジーを活用したこのプラットフォームは、クラウドおよびオンプレミスの両…

  • ”日本のNVIDIA” 株価が急騰している東京エレクトロンとはどんな会社?半導体製造装置の重要性

    今年に入り株価が60%も上昇している、まるでNVIDIAのような会社が日本にも存在します。それが東京エレクトロンです。株価が急騰しているだけでなく、その業務内容もNVIDIAと密接な関係がある日本最大の半導体関連企業です。 東京エレクトロンは、日本東京都港区赤坂に本社を置く大手半導体製造装置メーカーです。半導体製造装置とフラットパネルディスプレイ製造装置の分野で事業を展開しており、国内では最大手、世界では第3位のシェアを持つ企業です。海外売上が主体でしたが、近年では日本の半導体国産化の動向により、国内売上の伸びも期待されています。特にコータ/デベロッパ分野では、世界シェアの90%を占めています…

  • 株式投資で最も重要なのは「利確」である 利益確定のタイミングを見極めよ

    株式投資を行う上で、多くの投資家は価格の上昇に注目し、利益を最大化する方法を追求します。しかし、実は投資の成功を左右するのは、株を買うタイミングよりも売るタイミング、つまり「利確」のタイミングです。利確(利益確定)とは、投資によって得た利益を現実のものとして確定する行為を指します。この瞬間まで、あなたの利益は単なる数字上のものに過ぎません。 多くの投資家が陥りがちなのは、株価が上昇し続けるという楽観的な見通しに基づいて、売却を遅らせることです。そこの貴方、貴方が今持っているNVIDIAの株が永遠に上がり続けるという幻想を抱いていませんか?しかしそんな事はあり得ないのです。市場は常に変動しており…

  • 今が米国債を買う最後のチャンスかもしれない - 米国債購入のススメ

    米国債は、アメリカ合衆国政府が発行する債券で、政府が資金を調達するための手段です。投資家は米国債を購入することで、一定期間後に元本と利息を受け取る権利を得ます。絶対に潰れることがなく現在経済も好調なアメリカ合衆国が発行し、安定した収益性が得られる米国債は多くの投資家にとって魅力的です。米国債にはいくつかの種類があります。主要なものとしては、短期の財務省証券(T-Bills)、中期の財務省ノート(T-Notes)、長期の財務省ボンド(T-Bonds)があります。これらは満期までの期間によって分類され、それぞれ異なるリスクとリターンのプロファイルを持っています。米国債は、アメリカの金融体系の根幹を…

  • ASMLに注目せよ。世界の半導体業界を影で支配しているのはNVIDIAでもTSMCでもない。そうASMLだ。

    現在のAI人気が牽引する米国株式市場における主役は間違いなくNVIDIAです。生成AIの開発・運用においてNVIDIA製チップは必要不可欠といえます。しかし、そのNVIDIAのチップを作っているのは実はNVIDIA自身ではありません。熊本での工場建設で話題となっている台湾TSMCです。TSMCは世界最大級の半導体製造企業であり、その顧客はアップル、インテル、NVIDIAと錚々たる面々です。台湾TSMCの株価は今年に入ってから既に約40%も上昇し時価総額は6000億ドルを突破しています。しかしそのTSMCも、ある会社の存在が無ければ高性能な半導体を作ることはできません。その会社の名は「ASML」…

  • AIは”ブーム”などでは断じてない、人類はもうAIから逃れられないのだ

    AI(人工知能)技術が昨年世界の人々の眼前に華々しく登場して以降、未だにその熱気は冷めやらずエヌビディアを筆頭とした半導体株に牽引される形で日米の株式市場は史上最高値を更新し続けています。そして、一部の人やメディアはそれを”AIブーム”と表現しています。しかし、「ブーム」とは即ち一過性の流行を指し、いずれ廃れ消え去る事を意味します。ではAIは本当にブームに過ぎないのでしょうか? AI技術の歴史的背景 AIの歴史は、20世紀中盤にアラン・チューリングの提唱した「チューリングテスト」にまで遡ります。このテストは、機械が人間と区別できないほどの知能を持つかどうかを評価するものでした。以来、AIは数多…

  • TSMC景気に湧く熊本で不動産投資を考えているあなたへお薦めする駅、エリア10選

    熊本県の不動産市場は、近年注目を集める一大変革期を迎えています。この変革の中心となっているのは、半導体製造の世界的大手企業である台湾積体電路製造(TSMC)の進出です。TSMCは、日本政府の援助を受け熊本に大規模な工場を建設し、現在も新たな工場を建設中です。この大型プロジェクトは地域経済に大きな影響を与え、特に不動産市場において顕著な変化を生んでいます。 TSMCの進出に伴う雇用創出の規模は著しく、工場稼働により数千人~1万人規模の雇用が予想されています。これにより、熊本県内における賃貸住宅への需要が急増しており、地元不動産会社はこの需要に対応するための体制強化を進めています。特に、新工場周辺…

  • ハイテク株のダークホース、クアルコムに注目せよ。今の株価が”超割安”であるその理由

    クアルコムは、半導体業界の中で静かに、しかし着実にその地位を固めてきた企業です。ワイヤレス通信技術のパイオニアとして知られるこの企業は、特にSnapdragon(スナップドラゴン)などのスマートフォン向けチップの分野で、その技術力を広く認められています。しかし、一般的な投資家の目には、この巨大なポテンシャルがしばしば見過ごされがちです。 クアルコムは、5G技術の先駆者として、この新しい通信標準がもたらす革新的な変化の最前線にいます。スマートフォンのみならず、IoTデバイス、自動運転車、そして都市のインフラストラクチャーまで、5Gはあらゆる分野に影響を及ぼすことでしょう。こうした市場の拡大は、ク…

  • まもなく訪れる「半減期」の後にビットコインが急落すると言われているそのわけ

    ビットコインやイーサリアムの最近の急上昇によってまたクリプトが注目を集めています。ビットコインは先日、数年ぶりに価格が6万ドルを突破し、史上最高値に届きそうな勢いを見せており世界中からの関心が高まっています。この顕著な成長は、投資家や市場アナリストから多くの期待を集めると同時に、その持続可能性についての懸念も生み出しています。 ビットコインの価格動向は、そのユニークな供給メカニズムに大きく影響されています。その中でも「半減期」という現象は、ビットコイン市場における重要なイベントとして知られており、今後の市場価格に大きな影響を与えると考えられています。半減期は、ビットコインのブロック報酬が半分に…

  • ウォーレン・バフェットが日本の商社株を買い増しし続けているのはなぜなのか?

    投資の世界においては神様と称されるウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイは、安定した利益を上げている企業に対する長期投資で知られており、彼の投資判断は常に多くの注目を集めます。そんなバークシャー・ハサウェイは2020年に日本の主要商社数社の株式を購入したことを公表しました。また、現在も買い増しを続けている事が報道されています。 これらの商社は、日本経済の基盤を支える重要な役割を果たしており、幅広いビジネスポートフォリオを持ち、グローバル市場においても強固な地位を築いています。バフェット氏の動きは、彼の投資戦略の変化を示唆しているのか、それとも日本経済に対する新たな信頼の表れなの…

  • 日銀のマイナス金利解除で「1ドル100円の時代」に?本当に円高ドル安の時代がやってくるのか?

    2024年、日本銀行は長年続けてきたマイナス金利政策の解除を行うと見られています。このマイナス金利政策は、デフレから脱却し、経済活動を刺激するために導入されたものです。マイナス金利政策とは、銀行が中央銀行に預ける資金に対して、通常の利息ではなく費用が発生するシステムのこと。これにより、銀行は資金を貸し出しや投資に回すことが奨励され、経済全体の活性化が期待されました。 金利解除の経済への影響 しかし、このマイナス金利政策の長期化は、銀行の収益性低下や貯蓄者の不満を招くなど、予期せぬ副作用を生じさせてきました。このため、日銀は経済の安定と成長のために政策の方向転換を決定。この決定は、国内外の投資家…

  • NVIDIAの株式分割のタイミングはいつになるのか真剣に予測

    NVIDIAの株式分割の重要性 NVIDIAの市場での立ち位置 NVIDIAは、AI技術やゲーム業界での革新的なグラフィックスプロセッサ(GPU)により、テクノロジー業界で高い地位を築いています。同社の製品は、高性能コンピューティングから自動運転車、仮想現実まで幅広い分野で利用されており、これらの市場が拡大するにつれて、NVIDIAの経済的価値も増大しています。このように市場での影響力が大きい企業の株式分割は、投資家にとって非常に注目すべき事象です。 株式分割とは何か? 株式分割とは、企業が既存の株式を複数に分割し、一株あたりの価格を下げることです。これにより、株価が高騰して手が届かなくなった…

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