いまだ奇跡的に里山や農地が残っている東京都町田市野津田/小野路地区。 農業を学んだメンバーが遊休農地で 町田市営農集団として野菜や果物、キノコなどを育てながら町田の緑を守る日々を綴ります。
町田市農業研修事業の卒業生を中心に集まり、2012年4月にスタートしました。 以来少しづつ農地を広げ、様々な品種の野菜や果樹栽培に挑戦しています。 毎年新しいメンバーが参加し活動の輪を広げ、地域のみなさまとの積極的な交流など、楽しみながら野菜作りに励んでいます。 現在、40代〜80代まで老若男女 約20名で活動中です。
農作業の中で、草刈の占める時間は果たして何%だろうか? 草刈りが無ければ、農作業の効率が格段に上がることは絶対の事実だと確信する。 欧米では2ストロークエンジン(混合油)の草刈機は排ガス規制及び健康への影響大で以前から使用禁止になってきているが、ここに来て4ストロークエンジン(ガソリン)の使用禁止が現実味を帯びてきている。 排ガス、健康問題に加えて騒音問題が取り沙汰されているからだ。 当会では早い時期から4ストロークエンジンの草刈機に切り替えているが、ここ数年農機具業界では排ガス/健康/騒音等の環境問題の解消に、電動化が一気に進んでいる。 特に都市農業では早朝から鳴り響く草刈機の騒音
この日畑に行ったら凄く綺麗に草刈りされていてビックリ! 雑草が綺麗に切り揃えられてる! ハンマーモアでならではの綺麗な除草です。刈払機ではここまで綺麗に処理出来ません。 おそらくWさんが密かにやって頂いたのだと思います。 以前も密かに倉庫を綺麗に修理して頂いて感動したり、まるであしながおじさんのようです。Wさん、ありがとうございます! 本格的に春になり、畑の果樹の生育も進んでいます。 ぶどうは全品種が発芽し、少しずつ花芽も分かるようになってきました。 早いものはもう4枚くらい展葉してます このモコモコしたツクシの頭みたいなやつがぶどうの花芽です。 まだ小さい蕾みの状態です つ
春の陽射しが温かく、畑仕事には、とても良い季節を迎えております。 新人ちゃん(生後3か月)がママに抱かれて、朝のミーティングに初参加しました! 畑に来たら、泣き止んで、ご機嫌の様子。 将来を大いに期待してまーす?! 【第二圃場】 来週に備えて、バターナッツの畝立て。畝間の狭いところでは、今も現役の「こまめ」が活躍します。 ラディッシュ、ルッコラ等の間引き。根気のいる、細かい作業、じっくりと遣りました、お疲れ様でした。 ルバーブの花芽摘み。ちょっと可哀そうですが、栄養分を根に回して、新株を大きくするための大事な作業。一つ一つ丁寧に取り除いていきます。 【野菜畑】 3箇所の圃場
Rhubarb JAM with Beet 農薬を使用しないで栽培した町田産の新鮮ルバーブとビーツで作る赤ジャムです。イチゴなどお好みのものとコラボさせてください。 欧米では広く栽培されているルバーブ。炊いていくとトロトロにとろけるので、ジャムにぴったり。それに畑の血液と言われるビーツとコラボさせて、滋養のある甘酸っぱいフルーティーなジャムに変身します。 材料目安 青茎ルバーブ300g 、ビーツ1個、レモン汁適量、砂糖100g程度 レモン・砂糖はお好みで調整してください。 簡単レシピ 1.ビーツを蒸してからすりおろしておきます。 2.ルバーブを1、2センチにざく切り
ルバーブって ルバーブは、シベリア原産のタデ科の多年草で、和名は「食用大黄(ショクヨウダイオウ)」と言います。 見た目から、セロリや蕗とまちがえられますが、ペクチンを多く含むので、欧米では昔からジャムやケーキ作りに利用されています。 葉柄を食用として使用し、繊維が多く独特の香りと酸味が特徴的で、味は杏子やベリーのような酸味が特徴です。 その酸味から「畑のレモン」と例えられるルバーブは、中国では漢方薬にもなるほど食物繊維が豊富で、カリウムやカルシウム、ビタミンCといった栄養素も多く含まれることから、便秘やむくみの改善、肌の調子を整えるといった健康、美容効果が期待できます。 栽培中の
先週からさらに萌芽が進んでます。 先週と同じ場所で撮ったものがこちら。 展葉が始まってます。 いっぱい展葉が! 今年は割と芽揃いが良いです。 芽飛びしてたところからも芽が出てきてたりして、芽傷入れの効果かも知れません。嬉しいです。 芽が多すぎるので芽欠きもしていかないといけません。 まだ芽が花を持っているかどうかが分からないので、失敗しても問題ないところから少しずつ芽欠きします。 芽欠き前がこちら。 一つの枝に複数の芽が付いています。 芽がたくさん これを1枝当たり1つの芽になるように取り除いていきます。 芽欠き後がこちら。 ちょっとスッキリしました 芽の向きや場所などから優先度
暖かくなりぶどうの萌芽が始まりました ぶどうの芽は少し赤みがかっています 品種によっては芽の量が凄いことに…。 ヤマソーは元気がよいです! そろそろ芽かきを考えないといけません。 この日の作業は以下の通り。 ・スモモ 梅防除(ダントツ2000倍、アミスター10 1000倍) 梅を豊作にするのが長年の願いなのですが、剪定がまずいのか、なかなか沢山の実がならないのが悩みです。 今年も結実は少なさそうです。 可愛い実が また柑橘類に米糠も撒いてみました。 初めて使うのでどうなるか楽しみです。 Hさん肝入りです
【第二圃場】 トウモロコシ(ホワイトコーン)を播種。濃厚な甘み、サクッとした軽い食感、一度食べたらやみつき。是非ご賞味ください!!! ルッコラ、ラディッシュ、ビーツを間引いて品質アップをはかります。 ところで、細かな種をたくさん播いてしまったのは誰だい? みんな元気に発芽してしまい、間引き作業が大変な事に・・・?! 大野芋と善光寺芋のブランド・サトイモの植付。 立派に生育して欲しいとの願いを込めて。 平日に有志二人による伐採した木枝の裁断処理が完了して、柿畑下がとてもキレイになっておりました。重作業、大変お疲れさまでした! 【北圃場】 サトイモ植付前、たい肥・鶏ふんを投入し
実に美味しそうなタイトルだが、残念ながら食べ物ではない。 それは牛糞堆肥である。 2012年に農地バンク制度を利用して当会を発足以来、「地産地消」をスローガンに市内の剪定枝チップ、馬糞等を堆肥として利用してきた。 6年前より、この美味しそうな黒毛和牛堆肥を全圃場で使用している。 小野路の萩生田牧場で育てられている数十頭の黒毛和牛(肉牛)達がせっせと供給してくれている。非常にありがたい。 出典: タウンニュースまちだ版 タウンニュース記事 : 小野路和牛の地産地消 萩生田牧場牛舎 市内の剪定枝チップ等と牛糞を攪拌し、何度も切り返すことで堆肥となる。出来立てはホヤホヤで湯気が
【第二圃場】 曇り空の下、ヤマザクラは満開。朝のミーティングが終わり、今日も頑張るぞ! ブランド里芋(大野芋・善光寺芋)の畝を立てる。 トウモロコシ用の畝立て終了。実験的に9245と9230で収穫の出来を比べることにした。あなたはどっち? 【栗園】 昨年埋めたサトイモの種芋を掘り出す。この辺りに埋めてあるんだけどな? なかなか見つからない?! ご心配なく、ちゃんと見つかりました。 耕耘機3台、刈払機2台のメンテナンス(オイル交換・整備)、シーズン当初の大事な作業。熟練した「匠の技」です。 鶴首カボチャの播種。十分な株間1.5mを確保して、5点蒔きしていきます。 この辺り
昨年ぶどうの木が一本カミキリムシにやられてしまいました。 補植用に苗を自作します。 昨年の剪定の時に確保しておいた穂木を掘り起こしました。 濡れた新聞紙で包んで土に埋めてました。真っ黒ですが大丈夫です。 掘り起こしてびっくり‼️既に芽がかなり膨らんでいました。 今にも発芽しそうです 挿木の土台に給水率が抜群なロックウールを使います。 発根したらそのまま土に埋められるので便利です。 別名 オアシス 穂木の芽の部分を切り出して、切口に発根促進剤を付けます。 ルートンで発根 これをロックウールに差し込んで完成です。 まるで、いけばな? 品種にもよりますがこの方法でほぼ9割程度発
なぜ私たちが「まちだ里山農の会」を創設したのか? - 発起人編
むかしのデータを引っ張り出しての投稿で長文となりますが、この節目の年に一度振り返るのも良しとしての投稿です。 投稿者の思い違いや記憶の欠如、***があり、完全に正確ではないかもしれません。それでは、振り返ってみます。 町田市の農業 町田市は、高度経済成長期以降において東京のベッドタウンとして急激に都市化が進み、宅地開発により人口が急増し、大消費地として発展を遂げ、現在の人口は43万人を超える。 名前の通り、町→街/田→里山が見事に混在する近郊都市である。 町田市の農業の特徴として 生産地と消費地との距離が近い都市農業であり、農業者は市民や区民に良質な農産物や植木・花卉を供給してき
3月30日(土)共同作業日
3月30日 町田市野津田町・鶴見川 (参道橋) 老舗精米店「市川米穀店」閉店
市川米穀店(市川精米所)は、1951年(昭和26年)創業、当会の圃場に近い野津田町で長年営業してきた老舗精米店です。残念ながら、2024年3月30日をもって営業終了しました。 大正末期に水車小屋として旧鶴見川に沿って建てられました。 その後2階は増築されていますが、今ではレトロな建物として注目を集めています。この趣のある建物は老朽化し、耐震性の問題で倒壊の危険があるというのが大きな理由だそうです。 当会では米ぬかを、肥料、有機堆肥、野菜残渣処理、ボカシ肥料作り用に購入してきました。今日は最後の3袋を購入させていただきました。 店長ご夫妻、名物おばあちゃん、お元気でお過ごしください
プレデターに続き、今度は果樹園に手術用のゴム手袋をつけた外科医が! 手にしっかりフィット いえいえ、例年この時期に実施している大事な作業、石灰硫黄合剤散布を行うために、手袋を着けたところです。 意外と重いんです… 作業内容は以下の通りでした。 石灰硫黄合剤散布 8倍希釈(ブドウ 、ポポー、ブルーベリー、柿) ベンレート散布 200倍希釈(ブドウ ) 石灰硫黄合剤はダニ対策のために萌芽前の落葉果樹に散布します。 ダニはシーズン中に出てしまうと農薬散布してもどんどん耐性がついてしまって手に負えなくなるため、今の時期に対策するのが非常に大事です。 でも、匂いが凄い!まるで箱根
新圃場に大きな影を落とす桑の木を地主の了解を得て伐採しました。 切り倒してその命を断つことは、木霊を人の都合で終わらせるということに他なりません。 そのため、伐採した際には、お清めを行うことが当地の習わしになっています。 まちだ里山農(みのり)の会 MSMK - Instagram: "3/24 新圃場 影を作る桑木の伐採 迫力あり #楽しい農業 #農業体験 #美味しい野菜 #地産地消 #野菜栽培 #里山農業 #里山保全 #地域貢献活動 #FC町田ゼルビア #成城石井 #萩生田牧場 #週末農業 #遊休農地 #農地バンク #果樹栽培 #椎茸栽培 #葡萄栽培 #トマト作
こんにちは、まちだ里山農の会メンバーの寺岡です。 今回はなぜ農の会に入会し、それに留まらず個人ブランド「Good & Small Farm」を立ち上げ、商売を始めたのかをお話できればと思います。 町田で農業をはじめたきっかけ 2020年2月、コロナが世間を騒がせ、趣味であるトレイルランニングのレースが中止になり土日にやることが無くなった頃。 妻がとある張り紙を見つけてきました。町田市農業研修。 町田市では小野路町に開設した研修農場で、「自ら耕作できる技術及び経営に必要な知識を持った人材」の育成を目的とした2年間の農業研修を行っています。新たに農業経営を目指す方や農業後
3/23(土)共同作業日
【第二農園】 ポロネギ、ビーツ、ラディッシュ、ルッコラを畝毎に順次播種。 極小粒の種まきに悪戦苦闘・苦悶、そして、苦笑・・・。 播種後、不織布をベタ掛けし、ホッとした、ひととき。 陽射しが眩しく、柔らかく、心地よい。もう畑には、春の気配? 耕耘機、刈払機等の定期メンテナンスは大切なシーズン前の準備作業。 まずは、新規導入した新型耕耘機のエンジンオイル交換からスタート。 エアーフィルターも忘れずにチェックします! まだまだ現役活躍中の旧型耕耘機のオイル交換。 こちらもしっかりメンテナンスします!
事務局から 🎶楽しい農業🎶 についてブログを活用し若い方の会員増を進めようとコメントがありました 🥔野菜畑🥔 ルバーブ畑の草取りと現存株の生育確認 しつこく絡んだ雑草を丁寧に根っこから取り除く 雑草を取り除くと新芽を出したカワイイ芽がイッパイついています ダイコン畝の不織布を外し防虫ネットを2畝に敷設 北圃場に移動しこちらのルバーブ畝の除草も行う 茗荷畑の篠竹を仮払機で刈取り発芽準備OK👍 北圃場も春作の植付けに向け準備万端です
作業前に北側に隣接するKさんと圃場借入について打合せをしました。 以前から畑の一部を農地バンクとして登録し当会に貸し出す話があって合意することができました! 本日の作業…第二圃場 前日の雨で土が重く耕すには不向きでしたが4畝施肥耕耘しました。 ここの畝は北側からルッコラ ・ラディッシュ・ビーツを播種予定 鶏糞,牛糞堆肥,有機石灰を散布し9515マルチを3畝立てる 南側に3畝空けて同じように施肥し耕耘畝立てポロネギを播種予定 野菜畑に移動し2畝に大根を播種して不織布をベタ掛けしました 当初ルバーブの植替え予定でしたが新芽の出だしが悪くしばらく延期します下の株は良好な状態 昨年
1/26(金) 東京新聞朝刊 桜美林大学生インタビュー記事掲載
まちだ里山農の会が東京新聞に掲載されました! 生産者の視点を学ぶ 桜美林大学が実施する授業「農業のリベラルアーツ」を履修する学生17名は、昨年の秋学期、チームに分かれて地元農家へのボランティア活動に参加しました。同大学3年のOさんとSさんの受け入れ先となったのは、「まちだ里山農(みのり)の会」。町田市農業研修事業の卒業生を中心に市内の里山で農業活動を続け、野菜収穫体験イベントなども積極的に行っている団体です。 二人に農作業に参加した感想を聞くと「農の会の皆さんは地域の人に旬のおいしい野菜を食べてもらえるよう、消費者目線を大切にしながら野菜づくりに励んでいた」と振り返るOさん。Sさ
3/10(日) 果樹園 そして-僕は-今日、プレデターになった。
実はマシン油散布の為の超重装備 という事で、本日の作業は、、、 ぶどう ワイヤー張り・ツル取り 文旦 剪定 柑橘類 マシン油散布 (40倍希釈) 柑橘類のカイガラムシ対策でマシン油の散布作業を行った。 新兵器の背負い型ポンプ式噴霧器を背中に担いだので、シルエットはまさにプレデター。 大型や動力式の噴霧器を使用する防除作業にはマスクやゴーグル等の超重装備が必須。 背負い型噴霧器の使い心地は、最高! 最初に背負う時こそちょっと重かったが、一度背負ってしまえば体にフィットしてほぼ重さは感じず、また加圧はいちいちタンクを地面に置くことなく左手のレバーを漕げば加圧されるため作業の効率は爆上
3/2 (土) 町田での椎茸栽培:毎年の楽しみと今年の特別な収穫
町田での椎茸栽培は、私たちにとって年中通しての楽しみの一つです。2024年3月のような温かい時期には、想像以上にたくさんの椎茸が収穫でき、その喜びを皆さんと共有したく思い、この記事を書きました。 椎茸栽培の経験 町田の自然が提供する環境は、椎茸を育てるのにぴったりです。原木栽培は、長年の経験と研究が重ねられた方法で、地元の木を使って椎茸の菌糸を丁寧に植えることで、毎年豊富な収穫が実現しています。 原木栽培の秘訣 原木栽培は、椎茸にとって自然に近い環境を提供する手法です。この伝統的な方法では、厳選した木に椎茸の菌糸を植え付けます。椎茸に特有の風味と香りを引き出すだけでなく、環境に
まちだ里山農の会会員のタカ旅人です。1月下旬~2月末まで(冬野菜の収穫は諦めて)能登半島地震の被災地支援に行って来たので、簡単に報告させてもらいます。 東日本大震災でも、女川町やいわき市で学習支援をしましたが、今回は輪島市・珠洲市・能都町などの奥能登で、子ども支援をしました。 倒壊して立入禁止の学校も多いため、例えば穴水町では穴水中学校に、小学生~高校生まで一堂に集まり、特別教室や廊下も職員室や教室として使っていました。輪島市では、小学校6校が輪島高校に集まっており、校長室には6人の校長先生がいらっしゃいました。 また、使える学校でも、校庭は地割れで使えず(↓写真)、体育館は避難
まちだ里山農の会とは わたしたち 農(みのり)の会は町田市農業研修事業の卒業生を中心に集まり、2012年4月にスタートしました。以来少しずつ農地を広げ、様々な品種の野菜や果樹栽培に挑戦しています。 毎年新しいメンバーが参加し、活動の輪を広げ、地域のみなさまとの積極的な交流など、農業を楽しんでいます。 🧑🏻🌾 30代〜80代の老若男女 約20名で活動中です 👩🏻🌾 6300平方メートルの土地で、50以上の種類の多品目野菜を栽培 果樹の他にもブドウを栽培して、ワイン作りにもチャレンジ 地域のイベントに積極的に参加 市民やお子様と野菜収穫の楽しさを一緒に体
「ブログリーダー」を活用して、まちだ里山農の会さんをフォローしませんか?