生育中のキュウリ「クラージュ2(ときわ硏究場)」に続き、少し遅れていた「いろどりの夏(同)」も主枝摘芯を完了しました。 また、支柱も立てて力枝(子づる)の誘引準備も開始。 そろそろ親づるの収穫を開始も始まりそうだし、今年もやっと夏の雰囲気が出てきました。 また、このハウスと...
小型ビニールハウスを利用した「小さな農業」を応援するべく、農業資材の試用、野菜品種の試作(作型等の実
生育中のキュウリ「クラージュ2(ときわ硏究場)」に続き、少し遅れていた「いろどりの夏(同)」も主枝摘芯を完了しました。 また、支柱も立てて力枝(子づる)の誘引準備も開始。 そろそろ親づるの収穫を開始も始まりそうだし、今年もやっと夏の雰囲気が出てきました。 また、このハウスと...
じゃがいも「キタカムイ」を あ あ
前日撤去した祝園キャベツの後に、人参「エルザ(ヴィルモランみかど)を蒔きました。 今回は省力化の為、最終株間(5〜6cm)でペレット種の1箇所2粒蒔きを試す事にしており、当初は紅映2号(丸種)を予定していたのですが、入荷が7月以降になるとの事で代替を探しました。 ペレット種...
正体不明の害獣に踏み荒らされ、ウリハムシモドキの猛攻に曝されたおいしい人参「紅映2号(丸種)」。 なんとか本葉が展開し、今日は雑草の除去と共に間引き→軽く土寄せ+追肥を行いました。 生種大量蒔きのメリットは、害虫被害などを受けた際に欠株が少なくなる事も1つ。 今回は痛感させ...
畑で保管しながら食う予定だった「祝園(渡辺採種場)」キャベツですが、芯の伸長が確認された個体があり、そろそろ限界かな?、と。 残っていた10数個を収穫→撤去し、一部は親戚に配布した後、大部分解体し、冷凍保存しました。 解体したキャベツの一部は、いなりも皮と煮てジャンク惣菜に...
生育中の「クラージュ2(ときわ硏究場)」ですが芯焼けで生育が停滞している個体を除き、主枝(親づる)12節で摘芯しました。 クラージュ2は生育が正常な個体だと、枝の動きは早い方だと思います。 節間も短めなので、主枝の摘芯位置は低い部類でしょう。 生育比較用に、同条件で栽培して...
プランター人参「べによし(渡辺農事)」の最終間引きを行いました。 かなり混み合っているので、丁度半分くらいの数にします。 べによしは7〜8cm程度が標準的な株間のようです。 この時期の間引き菜は、根の部分もそこそこ食えるサイズになっています。 まぁ、生育の良いものが抜けると...
4〜5月の売り苗の残りを定植した「祝園(渡辺採種場)」キャベツですが、順次収穫を開始しました。 痩せ地+乾燥+高温のトリプル打撃で、結球重は500gに満たない個体が続出…。 でも、玉がパンパンに締まっているから、早めに食わないと割れてしまうのでしょうな…。 その祝園キャベツ...
ここ2日、宮城県でも6月とは思えない記録的な猛暑になっており…、筆者宅の野菜で真っ先に影響が出たのがキュウリでした。 露地は全解放なので耐えているのですが、ハウスは天窓があっても凄まじい温度です。 キュウリは晴れの日だと、早朝と、帰宅してすぐの午後の2回、気持ち多めに灌水し...
今日の夕方になって、つるなしいんげんとじゃがいもに農薬をぶっ掛けていたのですが、もっと深刻な作物がありました。 ずばり、人参。 少し前にフォース粒剤の再開を決定して種を蒔いた「おいしい人参(紅映2号/丸種)」です。 例のウリハムシモドキが大量にいます。 作物上や周辺だけでな...
今年の4〜5月、売り苗用にしていた白菜「CR清雅65(石井育種場)」の売れ残りを定植し、今日収穫を迎えました。 まぁ、トンネル被膜も行わず、農薬散布も怠けていたわりには、上出来かもしれない。 害虫被害の葉を剥きまくった結果、1.2kgくらいになってしまいました。 元々痩せ地...
以前定植したつるなしいんげん、そして生育中のじゃがいもに、ウリハムシのような害虫が大量発生していました。 一般のウリハムシと違い、ウリ科以外にも広範囲の品目を暴食する雑食性。 当然豆科も加害対象で、つるなしいんげんは勿論、大豆などで甚大な被害を出した例もあるのだとか。 残念...
128穴トレイで育苗していたマリーゴールド「ボナンザ」をセンチュウ対策として追加定植しました。 まず、サツマイモの畝。 前回はやっつけ仕事で、マルチにシャベルを刺して穴をあけ、そのまま苗を突っ込んでいたのですが、半分以上の苗が死んでしまいました。 マリーゴールドの苗が暴風で...
トマト「TY秀福(カネコ種苗)」ですが、1段目の着色が進み、明日から収穫を開始できる状態になりました。 2023年、2024年は今年よりも栽植密度が高かった事もあって、あまり気にしていなかったのですが…。 この「TY秀福」と言う品種は、平均的な大玉トマト(桃太郎系やサカタ系...
カボチャの花が咲いてきたので、朝の仕事が増えました。 当地域では水田、畑地を問わず、ネオニコチノイド系農薬を多用している為か、ミツバチは殆どみかけず、スズメも居ないなぁ〜と言う状態。 露地であっても蜂がアテにならないなら、花が咲いている早朝に人工交配するしかありません。 ま...
来年以降は戦力外が確定しているトマト「TY秀福」ですが、昨年よりの1週間くらい遅れて色が付いてきました。 このハウスはキュウリからトマトに切り替えた後、手動(ジョーロ)灌水→灌水チューブ(散水タイプ)、天窓の追加、梨地POの導入…と、年々アップグレードを重ねてきました。 今...
今日は遠隔地の露地圃場で、ブロッコリー「ウィンベル(渡辺農事)」の撤去を行い、空いたスペースを整地。 続いてカボチャ「恋するマロン(カネコ種苗)」の不織布トンネルを解放し、整地した部分に親づるを誘引しました。 昨年から導入している、欲張りな土地利用法です。 まず、ブロッコリ...
今日は、またまた散財の話。 最近、ときわ硏究場のinstagramアカウントを見ていたら、いかにも無加温向けの新品種が紹介されていました。 今年は「いろどりの夏」も買っているし、無理に手を出す必要もないのだろうけど…、つるなしいんげん苗の売り上げを全部溶かしてしまいました。...
当地域では、(定植〜)無被膜の露地栽培だと、ブロッコリーの収穫はほぼ6月に入ってしまいます。 その為、6月に入ると流通量が爆発的に増え、価格も急低下。 毎年、捌くのに苦戦しているのです。 今収穫しているのは「すばる(ブロリード)」ですが、元々地力の無い圃場に加え、ボトニング...
ブロッコリー「すばる(ブロリード)」の収穫が進み、カボチャのつるを誘引するスペースができたので、不織布のトンネルを解放しました。 もう、中身がパンパンです…。 側枝も伸び放題で絡まりまくっているハズです。 ブロッコリー撤去後の畝は肥料を混ぜて崩し、平らにします。 カボチャ「...
昨日定植したキュウリですが、今年から導入した白黒マルチが効いているのか?、台木をGT-2(ときわ硏究場)→ぞっこん(同)に変えた影響なのか?。 梨地PO(伸野果SUN-X/住化積水)ではあるもののハウス内は暑い…、と思いつつも順調に活着しそうで一安心です。 早速ですが、キュ...
5月に定植したカボチャ「くりりん(武蔵野種苗園)」、「恋するマロン(カネコ種苗)」が気温上昇の影響もあって急成長しています。 不織布でトンネル被膜した部分はパンパンになっていますが、つるが伸びる先にはブロッコリーがあるので、もう少し我慢。 今日は肥料袋の行燈の方を解放します...
ここ2日くらい気温が急激に上がり、キュウリ苗が伸びたので定植を前倒ししました。 左側が「いろどりの夏(ときわ硏究場)」、右側が「クラージュ2(同)」で、台木は「ぞっこん(同)」で統一。 この2品種を同じ環境・条件下で生育比較できる貴重な機会を得ました。 定植終了。 気温が高...
やや低調気味ではありますが、ブロッコリー「すばる(ブロリード)」の収穫を開始しました。 側枝花蕾兼用種だけあって、同社のファイターなどに比べると丁花蕾の品質(サイズや粒の細かさ、締まり等)は劣ります。 ただ、茎穴はかなり発生し難いと感じています。 収穫物…、とにかくリーフィ...
今回はトウモロコシ「ミエルコーン84(雪印種苗)」の苗を定植です。 トウモロコシは直根性の為、育苗するよりは直播きの方が良い、とされています。 苗の場合は展開が早く、定植が遅れると生育が極端に悪くなるので、定植適期に関してはシビアな作物と言えるでしょう。 128穴トレイの場...
プランター人参の「べによし(渡辺農事)」ですが、前回間引き(1回目)から8日、2回目の間引き+追肥を行いました。 間引き前の様子、かなり混み合っていますね。 特に基肥で「農家想い454(朝日アグリア)」を使った方(写真左のプランター)が旺盛に生育しております…。 間引き後、...
今日は種蒔きの作業の中でも非常に面倒臭い部類のヤツです。 種が特殊な形で(最後の方は)種袋から取り出しにくく、軽いので風で飛ばされやすい点が高ストレスです 怠慢な筆者には辛い作業なので、何かと理由を付けて先延ばし→先延ばし…にしていたのです。 ちなみに、マリーゴールドはセン...
自宅定植用のキュウリ苗が今後一週間弱で仕上がると思われるので、今日は圃場の準備を行いました。 主枝と主枝の間隔は2.2m、力枝は主枝から左右35cmずつ離して誘引するので、(力枝を固定する)エスター線の位置も変更しています。 昨年は3間(5.4m)間口に対して「株間60cm...
2025年の最終キュウリ苗(呼び接ぎ)、「クラージュ2(ときわ硏究場)」と「いろどりの夏(同)」ですが、接木後11日の今日、穂木の胚軸を切断しました。 今回は例年通り、胚軸切断までに段階を踏むスタイルを採用し、接木後7日で胚軸を指の腹で潰す→10日後でラジオペンチで強く潰す...
今日は露地圃場で動きがあります。 まず、人参の追加播種。 以前(キノコバエ類?と思われる)害虫で壊滅した「べによし(渡辺農事)」の蒔き直し、と言う事になります。 品種は以前から興味のあった「紅映2号(丸種)」、同社は「おいしい人参」と銘打ったパッケージで優れた食味をアピール...
2025年は厄年でもないのに、何故かやる事成す事、尽く上手くいかない残念な年になっています…。 まぁ、筆者は風水とか占いの類に傾倒する事はないですが、知人から「トウモロコシは縁起が良い!」と聞き…。 2017年以来になりますが、本日トウモロコシの種を蒔きました。 筆者として...
5月12日と5月20日の種を蒔いたつるなしいんげん、「カリーノ(渡辺農事)」と「チャーリー(カネコ種苗)」の苗ですが、今日から販売を開始しました。 カリーノは葉色も濃く、安定した仕上がり。 チャーリーは少し貧弱な感じで葉色も薄く、少し乾くと葉が萎れて戻らなくなる…。 まぁ、...
今年のプランター人参は「べによし(渡辺農事)」を用い、肥料(基肥)違いで比較していきます。 その肥料は例年通りの「CDUたまご化成S555(片倉コープアグリ)」+「けい酸加里プレミア34(開発肥料(株))」と、JAでサンプルを貰った「農家想い454(朝日アグリア)」の2パタ...
露地で生育中のブロッコリー、「ウィンベル(渡辺農事)」と「すばる(ブロリード)」ですが、5月も終盤になると草姿の違いもハッキリしてきました。 まず、ウィンベル。 定植後も死亡株もゼロ、現時点で病気の発生も確認されていません。 「すばる」よりも葉に厚みがあり、重心も高め。 東...
2025年の5月は「ほぼ梅雨」ですねぇ。 低温+多湿、じゃがいもだと疫病が怖い条件が揃っています。 少し前に追肥+土寄せを行った「きたかむい」ですが、この品種は倒伏しやすく、そうか病にも疫病にも弱い。 でも、現時点で厄介なのは害虫の方。 定番のテントウムシダマシ。 1週間く...
2024年は暑すぎた…。 しかし、2025年の5月までの気温は明らかに低いです。 野菜の生育は積算温度で決まるので、今年はトマトの収穫開始も大きく遅れるだろう、と思われます。 近年主力にしている「TY秀福(カネコ種苗)」は、樹勢や節間長にかなりバラ付きがあり、早い個体は4段...
5月も下旬、昨年より気温が低いと言っても、害虫はガッツリ動き出しています。 露地のブロッコリー、「ウィンベル(渡辺農事)」と「すばる(ブロリード)」、順調そうに見えますが…。 このような葉を裏返すと…、 このようにヨトウムシ(若齢幼虫)の群れが猛攻を加えています。 コイツら...
5月11日に種を蒔いてキュウリ「クラージュ2(ときわ硏究場)」、「いろどりの夏(同)」を接木しました。 今回の接木は2025年の最終であり、自宅定植用なので呼び接ぎで行っています。 白い鉢が「いろどりの夏」、黒い鉢が「クラージュ2」です。 昨日までは、明後日(25日)の予定...
キュウリ前作の春ブロッコリー「ファイター」ですが、ここ数日で大部分を収穫し、本日残骸を撤去しました。 右側の通路端に残っている分は、余り物を植えて二重トンネルにしなかったので、生育が遅れた部分です。 これからキュウリの誘引の為、ハウス内の補強や番線の配置などをやり直すのです...
今回は売り苗兼キャットフード用に育苗したカボチャ「恋するマロン(カネコ種苗)」を定植しました。 原則1株に1個しかならない、超絶コスパの悪い「食味特化品種」です。 昨年と同じように、カボチャの蔓はブロッコリーが獲れた跡に延ばす作戦です。 とりあえず、今回は売れ残りを含む30...
以前、廃棄MTフェニックスと同時期に播種し、作業小屋に定植する予定だった少量のキュウリ苗「クラージュ2(ときわ硏究場)」ですが、今日接木しました。 台木は「ぞっこん(同)」で、呼び接ぎで接いでいます。 明日1日は遮光します。 呼び接ぎは接木作業自体の難易度も、手間も、筆者が...
かなり低調気味ですが、4月に定植したトマト「TY秀福(カネコ種苗)」、「愛夏(武蔵野種苗園)」共に着果してきています。 生育はTY秀福の方が早く、3段花が開花した個体が散見されます。 愛夏は2段花が咲くか咲かないか?くらいです。 ただ、TY秀福にも難点があり、 奇形果(特に...
生育がバラついているものの、キュウリ前作の春ブロッコリー「ファイター(ブロリード)」の収穫を開始しました。 秋作に比べて花蕾に乱れが多く、茎も若干硬い気もしますが…、売り苗の販売不振やキュウリの遅れを少しでも補填できると良いです。 余談ですが、ファイターは春蒔き/夏蒔き兼用...
筆者宅では、カボチャはサツマイモと並ぶキャットフードであり、猫の好む品種の探索も兼ねて色々なものを試しています。 今年は「くりりん(武蔵野種苗園)」、「恋するマロン(カネコ種苗)」の2種類ですが、今日はくりりん8株と恋するマロン2株を定植。 重粘土壌、地下水位が高い、と言う...
5月1日にプランターに種を蒔いた人参が発芽開始です。 今年は「べによし(渡辺農事)」ですね…、春蒔きも可能で早生の品種で、露地に蒔いています。 筆者宅では人参の消費量が多いので、人参はいくら獲れても邪魔になる事はありません。 一応、露地の秋作(キャベツ後作)はいつもの「ひと...
売り苗兼自宅定植用のつるなしいんげん「チャーリー(カネコ種苗)」、「カリーノ(渡辺農事)」の種を蒔きました。 いずれも、食味に定評がある丸鞘、筋無しタイプです。 128穴トレイで2枚ずつ、2回に分けて蒔きます。 つるなしいんげんの苗は最終的に、9cmポットに2本立てにするの...
キュウリの前作で栽培しているブロッコリー「ファイター(ブロリード)」の生育状況ですが、かなりバラ付いている感じです。 出蕾がまだの個体も多いですが、早い個体は花蕾が野球ボールくらいまで肥大してきました。 ただ、春のハウスの温度管理は想像以上に難しく、突発的な高温に曝された事...
キュウリの種蒔きですが、前作のブロッコリーの出蕾が確認できたので、いよいよ自宅定植用の苗を作ろうと思います。 今回は、「クラージュ2(ときわ硏究場)」の残りと、追加購入した「いろどりの夏(同)」を両方用意して比較する事にしました。 いろどりの夏は、MTフェニックスの悲劇の後...
今日は日中、雨が降らなかったので、トマト「有彩014(武蔵野種苗園)」の苗を運搬→定植しました。 まだ蕾が小さい個体もありますが、今日を逃すといつになるか分からないので、即断即決です。 10.5cmポットなので、けっこう根が回っています。 昔12cmポットを使っていた時に比...
キャットフードの素、サツマイモ「すずほっくり」の苗が届いたので定植しました。 (精神衛生上の理由で)猫の為に農薬を減らす為、基腐病には耐病品種で対抗します。 すずほっくりは地元のホームセンターやJAでは取り扱っておらず、通販で宮崎県の会社から取り寄せました。 今年は昨年まで...
生育の遅れていたナス苗「くろべぇ(渡辺採種場)」ですが、温床に移動したところ生育が進んだ為、今日から販売を加速させています。 割り接ぎの(コストカット仕様)9cmポット苗は1個200円(税込)、近隣のホームセンターが1個198円(税抜)なので、それに合わせる格好です。 トル...
今年初めて試す葉深系(台湾系)+春系のキャベツ「しずはま2号(石井育種場)」。 3月播種分は全量売り苗として完売したので、自宅定植分は4月アタマに種を蒔いた少量の個体です。 この品種は一般的な春系や寒玉系に比べ、苗が倒伏しやすい印象があったのですが、何度か支柱を立てて起こし...
2025年の5月は雨!雨!雨!。 低温多湿の梅雨みたいな状態が続く中、今日は久々の晴れでガァーーーーっつと気温も上がりました。 おそらく、今月は1日丸々晴れる日はそう多くないだろう…、この貴重な機会を逃してはいけません。 勿論、停滞していた露地の作業を消化していきます。 ま...
以前接木したキュウリ苗「MTフェニックス(久留米原種)」の苗、接木待ちの同種苗、同種の在庫種子を全廃棄しました。 とりあえず、以前接木して10日以上経過した苗から。 活着した個体は本葉が展開し、発根も確認できますが、やはり不自然な印象。 台木の昇竜(久留米原種)はすでに子葉...
気温が上がってきたのか、キュウリ苗が仕上がってきました。 まず、自宅定植用としては戦力外のスック(久留米原種)。 台木は黒竜、昇竜のいずれかを使用。 後述のクラージュ2と比べ、接木のショックによる奇形葉はほぼ無し。 青果物を搾取する目的の経済動物としては雑魚い品種ですが、売...
多忙の為、期を失した感じがあるカボチャ「恋するマロン(カネコ種苗)」の鉢上げですが、昨日なんとか行いました。 72穴セルトレイに種を蒔き、発芽した個体だけをポットに鉢上げする事で、培土の量を節約する作戦だったのですが…。 セルトレイは密集している為、適期を過ぎると猛スピード...
4月19日接木分のキュウリ、「クラージュ2(ときわ硏究場)」の鉢上げを行いました。 鉢上げ前は相変わらず、ギュウギュウ詰めです。 ただ、断根挿し接ぎは従来の呼び接ぎ比で3倍以上の作業効率であり、培地も好きな物を選択できる為、このようにギュウギュウ詰めにするスタイルは温床面積...
5月に入ったので、そろそろトマトを誘引しないといけません。 一応、5月1日の朝は4度くらいの予報だったので、念のため今日の朝までトンネル被膜していました。 トンネル被膜を剥がした後は、イボ竹支柱を立てていきます。 イボ竹はエスター線に沿って立て、結束バンドで固定するのですが...
プランターで栽培していたチンゲンサイ「ニイハオ114(渡辺農事)」ですが、ナメクジの被害が酷く、規格サイズまでの生育を断念しました。 30〜40gと小さくても、被害株になるよりはマシなので、全部撤去して売れる分を売ります。 実際に販売可能だったのは全体の4分の1程度。 撤去...
5月を前に、じゃがいも「キタカムイ」が発芽してきました。 例年通りだと、収穫まで農薬の散布は2〜3回、追肥+土寄せが1回。 じゃがいもは、手が掛からない野菜なので、鹿の対策さえすれば、自宅から離れた場所で放置プレイが可能ですねぇ。 でも、最近「じゃがいもの芽かき」と言う話を...
割り接ぎで接いだナス苗「くろべぇ(渡辺採種場)」の最終鉢上げを行いました。 当地域では、ナス苗は出しても1個200円だと思うので、今年は9cmポットで培土を節約し、コストカットする方針に変更。 そして、今回はナス台木(トルバムビガー)が不足し、トマト台木(台好き)が余ったの...
筆者宅の飼い猫は、カボチャとサツマイモが大好き!(ただし、粉質の食感に限る)。 カボチャは種を蒔いて定植場所も用意したけど、もう一つのキャットフード(おやつ)であるサツマイモの畑は…。 こんな草だらけのまま放置されていました。 気づいたら、もうすぐ5月です。 サツマイモの苗...
以前、呼び接ぎで接いだトマト「有彩014(武蔵野種苗園)」ですが、接木から10日なので穂木の胚軸を切断しました。 昔は接木から7〜8日目で胚軸を(ラジオペンチ等で)潰し、養水分の吸収を段階的に自根→台木に以降させるようにはしていたのですが。 近年は時間が無いので、10日目で...
今回は「MTフェニックス(久留米原種)」の接木を行いました。 台木の「昇竜(同)」の発芽揃いが悪く、胚軸も細く萎れやすく、作業する前からこれまでに無い不安を感じたので、活着率は過去最悪になる事が確実視されてます(直感)。 MTフェニックスは頼尽(久留米種苗園芸)と並び、おそ...
プランターで生育中のチンゲンサイ「ニイハオ114(渡辺農事)」ですが、混み合った部分を間引きする感じで半分収穫しました。 相変わらず、ナメクジと思われる被害が酷いです。 忌避作用があるとされるクプロシールドを複数回散布するものの、一向に効果は無いようです。 流石に、こんなの...
これまでに接木した苗が続々と活着し、鉢上げラッシュになっています。 他にやる事も多く、完全に手が回らない状態ですが、何とかスック(久留米原種)の鉢上げを行いました。 まだ本葉1枚ですが、黒竜(同)は発根が早く、まさに「ケツの火がついた」感じで鉢上げを急がないといけません。 ...
筆者の自宅横のスペースに定植したブロッコリー「すばる(ブロリード)」ですが、病気が発生している事に気づきました。 排水が悪く、粘土質なので畝を極力上げるようにはしているのですが…。 こんな感じの個体が目立ちますね。 べと病なのか?、黒腐病なのか?、それ以外なのか?、イマイチ...
4月13日に定植したトマト「TY秀福(カネコ種苗)」と「愛夏(武蔵野種苗園)」ですが、1段花が開花してきているのでトマトトーンを処理しました。 トマトトーンは100倍に希釈し、減ってきたら水を足します。 水を足す頃には気温がかなり上がるので、最終的に200倍くらいで落ち着く...
ナス苗のくろべぇ(渡辺採種場)ですが、4月12日に割り接ぎで接いだ分を鉢上げしました。 活着はしているものの、穂木部分は黄化や腐敗した葉が散見され、遮光+多湿環境で養生する時間が長すぎたかな?とも思いますが…。 全体的に貧弱な感じの個体が多い印象でした。 (ポットのサイズが...
2025年のキュウリ苗第一陣、「スック(久留米原種)」が活着し、通常管理に移行しています。 丁度本葉の1枚目が展開しはじめ、6cmポットに根が回り出したところです。 もうすぐ10.5cmポットに鉢上げしますが、その際の負担軽減の為、台芽切りを済ませておく事にしました。 キュ...
4月12日に呼び接ぎで接いだナス「くろべぇ(渡辺採種場)」ですが、明日は所用で午後不在の為、少し早いと思いつつも穂木の胚軸を切り離しました。 あまり状態は良くないですね…。 過去最悪レベルの出来かもしれない。 今回は穂木の胚軸を切り詰める他、台木の大きな葉も落としておきます...
残念な事に、キャベツ苗の販売が伸び悩んでいます。 ここ数日は「祝園(渡辺採種場)」を売っていますが、春系は葉だけでなく茎も柔らかいのか、倒伏しまくって支柱を立てる手間が追加されました。 また、第二陣の「しずはま2号(石井育種場)」もだいたい鉢上げを終えたのですが、生育が停滞...
今日は午前が晴れ/曇り、午後は天気が崩れる予報…なので、午前に露地の作業を行う事にしました。 じゃがいもの定植時に一緒に畝を作り、定植のタイミングを待っていたブロッコリー「ウィンベル(渡辺農事)」と「すばる(ブロリード)」を植えました。 前者は105日タイプ(中早生)、後者...
2025年の新しい試みとして、意気揚々と手を出したハウス作の春ブロッコリー(2月アタマ蒔き→5月上〜中旬収穫狙い)。 品種は早生(95日タイプ)で幅広い適応性に定評があり、食味極良のファイター(ブロリード)。 しかし、この春ブロッコリーが2025年最大級の失敗である可能性が...
売り苗用に育苗していた白菜「CR清雅65(石井育種場)」の鉢上げを行いました。 1個50円で販売するので、培土はリサイクル品(キュウリ等の接木前育苗で1度使用した物)を使用し、ポットも6cmの小型の物を使用。 薄利多売ですが、少しでも利益が出るように工夫しています。 鉢上げ...
今日は雨と晴れを繰り返す荒れた天気ですが、比較的晴れの時間が長かった事もあり、トマト「有彩014(武蔵野種苗園)」の接木を決行しました。 遠隔地の小型ハウス分で、このカゴ2つ分ですね。 数が少ないので、呼び接ぎで丁寧に接いでいきます。 有彩014は以前の愛夏(武蔵野種苗園)...
多忙の為まともに手間を掛けられず、残念な状態で放置されていたほうれん草「グリーンアップ(武蔵野種苗園)」を撤去しました。 間引きは本葉2葉期に1回しかやっていなかった(正確にはできなかった)ので、徒長しまくって某経済大国製の冷凍ほうれん草のサイズに近づく勢いです。 グリーン...
4月も中旬に入ったので、そろそろキャットフード…、じゃなくてカボチャの種を蒔かないといけません。 今年は食味最強クラス「恋するマロン(カネコ種苗)」をメインに、1株2個獲り狙いで「くりりん(武蔵野種苗園)」も試作します。 筆者宅の飼い猫は、キメの細かい粉質のカボチャを好むの...
天気予報通り、朝から雨が降っています…。 でも、差し迫った接木や露地の作業は昨日潰しているので、今日は雨でもできる最優先の作業、トマトの定植(1回目)を行います。 トマト苗には、早朝からヨーバルフロアブルを灌注処理しておきます。 200倍で25ml/株、なので、ベリマークS...
現在育苗中の作物でも優先順位が低く、半分ブン投げていたナス「くろべぇ(渡辺採種場)」ですが、午後に可能な分だけ接木しました。 くろべぇ、もう訳分からん状態ですねぇ。 50穴トレイに鉢上げした台木「トルバムビガー」は生育がバラついていて、生育の早い個体はトレイ下から根が出まく...
今日は貴重な晴れです。 作業が後手に回りすぎて先延ばしになっていたじゃがいも「きたかむい」ですが、「今日が勝負どころ!」と思い、定植しました。 4月5日くらいから干しており、本来なら切ってから切り口をガッツリ乾かして植えるべきですが、今日を逃すとチャンスが無いので、定植当日...
トマトの定植準備に伴い、生育中の春ブロッコリー「ファイター(ブロリード)」の被膜をパオパオ1重トンネルとしました。 最近の天気予報を見ていても、「もう氷点下は無いだろう」と思い、灌水を手動(ジョーロ)から灌水チューブに切り替えました。 土壌の水分が均一に増える→基肥が溶出→...
昨日まででチンゲンサイを撤去し、苦戦しながらもスギナ(見えている範囲のみ)の除去→整地まで終了。 今日こそは、1日使えるからトマトの定植までやってしまおう!と意気込んではみたものの…。 定植には至りませんでした。 まぁ、苗はこのまま一週間くらい置いても、ギリギリ大丈夫かなぁ...
野菜で最もメジャーな害虫の一つにアブラムシが挙げられますが、コレがまた、非常に厄介なのです。 寄生する作物が多い、防虫ネット(0.8mm〜)で防げない、薬剤の耐性が発達している、本当に困ってしまいますね。 天敵が〜とか、銀色の〜とか言ってる人がいるけど、耕種的防除の類は鼻ク...
4月定植の野菜はトマト(ハウス)、ブロッコリー、キャベツ、じゃがいも…と品目が多く、準備が忙しくなります。 早急に冬春野菜を片付けないといけません。 まず、今日片付けたのが小松菜(たしか「さくらぎ?(サカタのタネ)」の菜花。 昨年種を蒔いて失敗し、トウ立ちしたヤツです。 当...
4月の(氷点下まで冷え込む)本格的な「寒の戻り」は先週で最後だろう…、と信じ、ブロッコリーやキャベツの苗を鉢上げして温床から卒業させる作業が続いています。 今日は、露地定植用の「すばる(ブロリード)」を7.5cmポットに鉢上げしていきます。 128穴トレイで本葉1.5〜2枚...
2025年に入って、最初のキュウリの接木は「スック(久留米原種育成会)」と「黒竜(同)」になりました。 昨年の成績が振るわず、戦力外→売り苗処分を決めた品種ですね…。 当地方のホームセンターには4月20日くらいから果菜類が並ぶものの、この時期は動きが悪いです。 その為、4月...
露地の畑の準備が追いつかないので、定植までの時間を稼ぐ為、ブロッコリー「ウィンベル(渡辺農事)」の鉢上げを行う事にしました。 この品種は西日本では馴染みが薄いかもしれないですが、粒が細かく、よく締まり、ずっしり重い!高品質花蕾がセールスポイントです。 また、低温に鈍感でボト...
トマト苗の生育が早く、定植まで余裕が無くなってきました。 前作のチンゲンサイは時間差で播種した分が残っていますが、サイズを問わず収穫→撤去を急がないといけません。 こちらは収穫後、出撃を待つチンゲンサイ達。 小株の為、1袋250g規格にするには4〜6株詰めがメインになりまし...
4月は寒暖差が激しく、中旬までは危険な時期…と言う認識。 果菜類は勿論、アブラナ科野菜であっても育苗に温床は欠かせない。 そしてここ数日の寒の戻り、外気が冷たいからか、温床であってもキャベツやブロッコリーの苗は生育が停滞気味です。 ブロッコリーの「すばる(ブロリード)」です...
呼び接ぎで接いだトマト「TY秀福(カネコ種苗)」、「愛夏(武蔵野種苗園)」の苗が10日経過したので、穂木の胚軸を切断しました。 呼び接ぎは穂木に根が付いているので生育が止まらず、この時点で(1段花)の蕾が小さく確認できますね…。 手間は掛かるものの、この生育スピードが呼び接...
4月1日から自宅外での仕事に取られる時間が増えるので、多少タイミングが早いと思いつつも、キャベツ苗「祝園(渡辺採種場)」の鉢上げを決行しました。 筆者の周囲では(加工業務用などの)大面積でキャベツを生産する人が居ない為、キャベツ苗はセル苗ではなく、7.5〜9cmのポット苗が...
現在生育中のチンゲンサイ「冬大賞(武蔵野種苗園)」ですが、後作のトマト苗の生育が早く、ケツに火がついた感じで定植準備をしないといけません。 その為、チンゲンサイの鉄橋収穫は諦め、収穫を前倒しする事になりました。 3月は寒暖差が激しく、手動灌水の為乾燥気味だったと思われ、チン...
寒の戻りですね、作物の生育が緩慢だし、苗も動かせないので温床のスペースも限界です。 今日はキャベツと白菜、キュウリの台木を蒔いたし、4月1日に穂木を蒔くと、しばらく種蒔きをストップしないといけません。 さて、そのキャベツと白菜なのですが、いずれも今年から初めて試すメーカーの...
チンゲンサイの被害が止まらない…。 これではもう、大半は売り物のならない。 ヨーバルフロアブル、ブロフレアsc、とチョウ目やハムシ系の主力剤を投入しているけど、全く効果が無い。 そして、害虫の姿が見えない。 ここまで来ると、99%例の難防除害虫だろう、と察しがついていたので...
春蒔き(露地/売り苗)のキャベツ、ブロッコリーの苗ですが、3月8日播種分の祝園(渡辺採種場/キャベツ)、ウィンベル(渡辺農事/ブロッコリー)共に本葉が見えてきました。 温床育苗とは言え、夏蒔きに比べるとかなり緩慢な生育です。 ウィンベルの方は自宅で全部定植しますが、祝園の方...
遠隔地のハウスで栽培中のほうれん草、「グリーンアップ(武蔵野種苗園)」の間引き(1回目)を行いました。 また、間引き後にケナガコナダニの防除目的でモベントフロアブルを散布しています。 この圃場は同じように灌水しているつもりでも、乾きまくる場所とほとんど乾かない場所があってム...
今年もキュウリの育苗を開始します。 2025年の品種は、 売り苗用: スック(久留米原種育成会) + 黒竜(同) or 昇竜(同)。 売り苗/自家用: MTフェニックス(久留米原種育成会) + 黒竜(同) or 昇竜(同)。 売り苗/自家用: クラージュ2(ときわ硏究場) ...
プランターのほうれん草を撤去したのですが、人参をやるには少し早い…。 そこで5月播種予定の人参の前作として、チンゲンサイを定植しました。 品種はニイハオ114(渡辺農事)で、普段愛用している冬大賞(武蔵野種苗園)と競合する冬向けチンゲンサイですが、こちらの方が播種期が広いと...
例年より遅れ気味ですが、トマト「TY秀福(カネコ種苗)」、及び「愛夏(武蔵野種苗園)」の接木を行いました。 穂木、台木、共に生育にバラつきがありますが、呼び接ぎなので胚軸径/胚軸長の融通が効きます。 台木は穂木とのパワーバランスを考え、子葉と本葉1枚を残すようにしています(...
「ブログリーダー」を活用して、べるくろてーぷ改良型さんをフォローしませんか?
生育中のキュウリ「クラージュ2(ときわ硏究場)」に続き、少し遅れていた「いろどりの夏(同)」も主枝摘芯を完了しました。 また、支柱も立てて力枝(子づる)の誘引準備も開始。 そろそろ親づるの収穫を開始も始まりそうだし、今年もやっと夏の雰囲気が出てきました。 また、このハウスと...
じゃがいも「キタカムイ」を あ あ
前日撤去した祝園キャベツの後に、人参「エルザ(ヴィルモランみかど)を蒔きました。 今回は省力化の為、最終株間(5〜6cm)でペレット種の1箇所2粒蒔きを試す事にしており、当初は紅映2号(丸種)を予定していたのですが、入荷が7月以降になるとの事で代替を探しました。 ペレット種...
正体不明の害獣に踏み荒らされ、ウリハムシモドキの猛攻に曝されたおいしい人参「紅映2号(丸種)」。 なんとか本葉が展開し、今日は雑草の除去と共に間引き→軽く土寄せ+追肥を行いました。 生種大量蒔きのメリットは、害虫被害などを受けた際に欠株が少なくなる事も1つ。 今回は痛感させ...
畑で保管しながら食う予定だった「祝園(渡辺採種場)」キャベツですが、芯の伸長が確認された個体があり、そろそろ限界かな?、と。 残っていた10数個を収穫→撤去し、一部は親戚に配布した後、大部分解体し、冷凍保存しました。 解体したキャベツの一部は、いなりも皮と煮てジャンク惣菜に...
生育中の「クラージュ2(ときわ硏究場)」ですが芯焼けで生育が停滞している個体を除き、主枝(親づる)12節で摘芯しました。 クラージュ2は生育が正常な個体だと、枝の動きは早い方だと思います。 節間も短めなので、主枝の摘芯位置は低い部類でしょう。 生育比較用に、同条件で栽培して...
プランター人参「べによし(渡辺農事)」の最終間引きを行いました。 かなり混み合っているので、丁度半分くらいの数にします。 べによしは7〜8cm程度が標準的な株間のようです。 この時期の間引き菜は、根の部分もそこそこ食えるサイズになっています。 まぁ、生育の良いものが抜けると...
4〜5月の売り苗の残りを定植した「祝園(渡辺採種場)」キャベツですが、順次収穫を開始しました。 痩せ地+乾燥+高温のトリプル打撃で、結球重は500gに満たない個体が続出…。 でも、玉がパンパンに締まっているから、早めに食わないと割れてしまうのでしょうな…。 その祝園キャベツ...
ここ2日、宮城県でも6月とは思えない記録的な猛暑になっており…、筆者宅の野菜で真っ先に影響が出たのがキュウリでした。 露地は全解放なので耐えているのですが、ハウスは天窓があっても凄まじい温度です。 キュウリは晴れの日だと、早朝と、帰宅してすぐの午後の2回、気持ち多めに灌水し...
今日の夕方になって、つるなしいんげんとじゃがいもに農薬をぶっ掛けていたのですが、もっと深刻な作物がありました。 ずばり、人参。 少し前にフォース粒剤の再開を決定して種を蒔いた「おいしい人参(紅映2号/丸種)」です。 例のウリハムシモドキが大量にいます。 作物上や周辺だけでな...
今年の4〜5月、売り苗用にしていた白菜「CR清雅65(石井育種場)」の売れ残りを定植し、今日収穫を迎えました。 まぁ、トンネル被膜も行わず、農薬散布も怠けていたわりには、上出来かもしれない。 害虫被害の葉を剥きまくった結果、1.2kgくらいになってしまいました。 元々痩せ地...
以前定植したつるなしいんげん、そして生育中のじゃがいもに、ウリハムシのような害虫が大量発生していました。 一般のウリハムシと違い、ウリ科以外にも広範囲の品目を暴食する雑食性。 当然豆科も加害対象で、つるなしいんげんは勿論、大豆などで甚大な被害を出した例もあるのだとか。 残念...
128穴トレイで育苗していたマリーゴールド「ボナンザ」をセンチュウ対策として追加定植しました。 まず、サツマイモの畝。 前回はやっつけ仕事で、マルチにシャベルを刺して穴をあけ、そのまま苗を突っ込んでいたのですが、半分以上の苗が死んでしまいました。 マリーゴールドの苗が暴風で...
トマト「TY秀福(カネコ種苗)」ですが、1段目の着色が進み、明日から収穫を開始できる状態になりました。 2023年、2024年は今年よりも栽植密度が高かった事もあって、あまり気にしていなかったのですが…。 この「TY秀福」と言う品種は、平均的な大玉トマト(桃太郎系やサカタ系...
カボチャの花が咲いてきたので、朝の仕事が増えました。 当地域では水田、畑地を問わず、ネオニコチノイド系農薬を多用している為か、ミツバチは殆どみかけず、スズメも居ないなぁ〜と言う状態。 露地であっても蜂がアテにならないなら、花が咲いている早朝に人工交配するしかありません。 ま...
来年以降は戦力外が確定しているトマト「TY秀福」ですが、昨年よりの1週間くらい遅れて色が付いてきました。 このハウスはキュウリからトマトに切り替えた後、手動(ジョーロ)灌水→灌水チューブ(散水タイプ)、天窓の追加、梨地POの導入…と、年々アップグレードを重ねてきました。 今...
今日は遠隔地の露地圃場で、ブロッコリー「ウィンベル(渡辺農事)」の撤去を行い、空いたスペースを整地。 続いてカボチャ「恋するマロン(カネコ種苗)」の不織布トンネルを解放し、整地した部分に親づるを誘引しました。 昨年から導入している、欲張りな土地利用法です。 まず、ブロッコリ...
今日は、またまた散財の話。 最近、ときわ硏究場のinstagramアカウントを見ていたら、いかにも無加温向けの新品種が紹介されていました。 今年は「いろどりの夏」も買っているし、無理に手を出す必要もないのだろうけど…、つるなしいんげん苗の売り上げを全部溶かしてしまいました。...
当地域では、(定植〜)無被膜の露地栽培だと、ブロッコリーの収穫はほぼ6月に入ってしまいます。 その為、6月に入ると流通量が爆発的に増え、価格も急低下。 毎年、捌くのに苦戦しているのです。 今収穫しているのは「すばる(ブロリード)」ですが、元々地力の無い圃場に加え、ボトニング...
ブロッコリー「すばる(ブロリード)」の収穫が進み、カボチャのつるを誘引するスペースができたので、不織布のトンネルを解放しました。 もう、中身がパンパンです…。 側枝も伸び放題で絡まりまくっているハズです。 ブロッコリー撤去後の畝は肥料を混ぜて崩し、平らにします。 カボチャ「...
今回はガーデニング系でも人気のプランター野菜ネタです。 プランターでの野菜栽培は畑と異なり、何かと制限があったりする為、品目によっては諦めたり、品種を選ばないと満足な結果が得られない場合が多いのです。 一方で、筆者の場合は畑よりプランターの方が好結果を期待できる品目もあり、...
6月も後半に突入していますが、売り苗が終わっても手が回らず、あらゆる事が後手に回っております…。 今回はとりあえず、自宅から離れた露地圃場の近況を紹介します。 飼い猫のおやつ、サツマイモ(紅高系)は除草が追い付いていない。 時間を見つけてどうにかしたいけど、そんな事を考えて...
開戦から2週間くらい経つクラージュ2(ときわ硏究場)ですが、力枝4本の仮誘引が完了しました。 最終的な固定位置(イボ竹)まで早く伸ばしたいとは思うのですが、過去に力枝の更新間隔を長くして果長が極端に短くなったので、ここは4〜5節の更新で我慢。 そろそろ親づるの摘葉も終わり、...
以前の記事で育苗中だったスック(久留米原種育成会)ですが、 定植適期になったので販売、残りを定植しました。 少し硬めの生育と言うか、地上部が徒長しにくい感じはありますね。 根の張りは良い感じですが、台木の黒竜は子葉が黄化しやすいかも(ときわの台木に比べて)。 とりあえず、露...
6月7日より、トマト「TY秀福(カネコ種苗)」の収穫を開始しました。 少し基肥が効き過ぎた感じもあり、1段目が肥大しすぎ、3〜5段目で花が飛び気味です。 筆者の圃場は地下水位が高く、灌水量に制限などは行っていないですが、水分要求量の多いTY秀福はしっかりと味が乗ってくれます...
ここ3日で初夏獲り用ブロッコリーの「翠麟(トキタ種苗)」を収穫、販売しました。 脇芽は期待できそうにないので、このまま片付けて今後しばらくカボチャ畑になりますね。 翠麟は窒素過多で茎に穴が開きやすいと言う噂だったので、抑え気味にしたら大丈夫でした。 しかし、問題はそこではな...
今回は夏場のビニールハウスで話題になる「高温対策」についてです。 特に、我々が使っているような小型ビニールハウスは軒が低く、容積も小さい為、温度変化が急激であり、作物も何かと高温障害が出やすい。 また、熱中症のリスクが高いなど、作業者にとっても過酷な環境になりがちなのです。...
6月6日「大安」、苦戦中のキュウリ苗販売の終わりが見えてきた事は朗報と言えるでしょう。 残りの在庫は鉢上げ済み(2〜3日で定植適期になる)が100前後、ここまでくると気がラクになります。 そして本日は最後の接木分、自宅のミニハウス定植分を含む約30株を鉢上げしました。 久留...
今年のキュウリは、今のところ順調かなぁ〜と思います。 まだ、定植後に農薬散布は行っていないので、(梅雨が近い事もあり)近いうちにダコニール/ベルクートあたりをぶっ放しておこうかと思いますが…。 さて、生育状況は、親づる摘芯〜下側の力枝(4節止め)の仮誘引まで終了。 更新型つ...
プランターに定植したブロッコリー、おはよう(サカタのタネ)の頂花蕾が適期になったので、本日収穫しました。 残念な事に、リーフィー(挿し葉)が発生しており、売り物にはなりません。 この生理障害の発生は、プランターで乾燥しやすかった事や、5月に(コンクリートの上で)暑かった事、...
筆者の最近の頭痛の種は、間違いなくキュウリ苗(売苗)でしょう。 昨年は5月下旬にキュウリ苗が不足していた為容易に捌けたし、6月に入っても需要があり、6月15日くらいまで販売していました。 今年も同じ感覚で苗を作っていたら、5月20日くらいを境に急激に売れない状態が続き、頭を...
5月は農繁期につき、トマトの管理は完全に後手に回ってしまった結果、早速灰色かび病が発生。 別名「怠慢病」とも言われる灰色かび病は、細かい管理作業を的確に行っていれば、殆ど発生しないとも言われますが? とりあえず、収穫開始前ですが、下方向から発生しています。 1個だけ着色の早...
5月後半に行った事で、馬鈴薯の(追肥を兼ねた)土寄せがあります。 当初は育苗→定植の予定が上手くいかず、ほとんど直播同然になった事は以前書いていますが、 結局のところ例年と変わらないような状態になりました。 今回は2品種、合計10kgの種芋を使用していますが、左側2列の「き...
筆者は作付けするほぼ全ての野菜を自分で育苗しますが、唯一の例外がサツマイモです。 難易度が高く、非常に面倒臭いので、メジャーな品種であれば多少高くても購入苗スタートが確実な訳です。 また、サツマイモ苗(切り苗)の入手は年々困難になっていると実感。 最寄りのJAでも一般への販...
小型ビニールハウスに定植していたキュウリ、クラージュ2(ときわ硏究場)ですが、親づる摘芯が完了し、開戦間近になりました。 筆者は12節を確認後、その一つ上の部分を摘んでいます。 さて、キュウリの仕立て方なのですが、筆者は5年くらい前から更新型つる下ろし栽培に移行し、5月定植...
今回はカボチャの記事です。 2024年は「こふき(ナント種苗)」、「くり将軍(トキタ種苗)」の2品種を試していますが、本日摘芯したのは「こふき」の方ですね。 別圃場のくり将軍より、早く親づるが伸びてきました。 やはり、日当たりや気温の影響は大きい事を実感…。 筆者は2本仕立...
今年、キュウリの台木はGT-2(ときわ硏究場)の他、ぞっこん(同)、黒竜(久留米原種育成会)も試しています。 まだ接木の段階なので、生育特性の比較はできないですが、今回見ていくのは接木の作業性についてです。 まず、ぞっこん。 胚軸が伸び難いと言われていますが、発芽後に新聞紙...
カボチャの前作として、ビニールハウス横の露地スペースで栽培していたミニ白菜(舞の海/トキタ種苗)ですが、9割くらいは結球せず、失敗が確定しました。 しかも、結球していない個体は葉が硬く、とても売り物にはなりません。 これらは自家消費に回す他、事情を話して近所、親戚に配布する...
カボチャの間に植えているブロッコリー、翠麟(トキタ種苗)ですが、生育が進むと強風で倒伏する事が多くなりました。 定植して間もない事、強風で倒されて地際から折れ、死亡した個体もあったのですが、その頃は竹串+接木用クリップで対処していました。 出蕾が近づいた現在では、そのような...
夏秋キュウリは育苗も定植も遅れていたのですが、数日前につる上げを完了し、現在順調に生育しています。 キュウリの誘引には、とにかく便利なクリップ。 【アグリベース四万十】誘引クリップR (内径12mm/100個) こちらとコンバイン用麻紐を組み合わせています。 バインダーひも...