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2023/10/11

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  • 長編小説への入り口

    長編小説の入り口はこちら。簡易で作ります。close to you はじめから月夜に溺れてはじめからあなたの暇つぶしになれれば幸いです。現在小説はFC2行ってみる?、カクヨム行ってみる?にて投稿中です。一番早いのがFC2になります。...

  • 月夜に溺れて 7

    『あら、花蓮さん。さっきぶりですか。』煌びやかな女性たちに囲まれた煉陽明は花蓮の手を取り優しく微笑むと、花蓮の傍にいた小鹿と雪久に目を留めた。『そちらの素敵な紳士たちはどなたです?紹介していただけますか?』『ええ、そのつもりで。』花蓮は煉陽明に二人を紹介すると彼は立ち上がり頭を下げた。その立ち振る舞いに女性たちは少し動揺していたがその美しさは雪久にもよくわかった。『それで…小鹿雨月殿は何かお聞きに...

  • 月夜に溺れて 6

    月の頭になり、朝からバタバタと忙しない使用人たちが家の中を歩き回っている。その中、小鹿に渡されていた書類に目を通していると珠が申し訳なさそうに顔を出した。『すいません、雪久さん、うるさくしてしまって。』『いや、構わないけど…あったの?』『それが…見つからなくて。』雪久は書類を置くと珠と一緒に使用人たちの集まる部屋へ移動した。押入れの中を出して一つ一つ念入りに調べている男が顔を上げた。彼は番頭だ。『あ...

  • 月夜に溺れて 5

    『面白い爺さんだな。』徳利を持った真舌が笑い転げ、その隣で菊が口元を隠して笑う。今朝は調子が良いからと小鹿の運転手を免れて、夕方から真舌の家に転がり込んでいてる。先ほど弁当を持ってきた菊が合流した形だ。『ああ、そうだ。紹介がまだだった。』真舌は菊の肩をそっと抱き寄せる。『晴れて俺の恋人になった上斑菊(うえむらきく)さんだ。こないだ会ったろ?』菊は微笑を浮かべて頭を軽く下げる。よく見ると色が白く綺麗...

  • 月夜に溺れて 4

    清廉女学院の小鹿の部屋に主が戻ってきた。久しぶりの通勤ともあって小鹿の頼みで雪久は運転手を任され、もう一度学校へと来ることになった。いつの間にか持ち込まれていた書類が机の上に散らばっているのに気付き、雪久は手早くそれを纏めて整えた。すでに授業へと出た小鹿のいない部屋で窓を開ける。そして煙草を銜えると一服した。先日受け持った授業を終えて安堵したものだが、こうしてチャイムが鳴るごとに拘束されないことが...

  • アニメの話 JJKS

    ジュジュツカイセンのアニメを撮り貯めていたので、やっと時間を作ってみました。二時間ほどTVの前で釘付けになっていましたが…やっぱりああしたアニメは一つ一つ見たほうが疲れません。というのも渋谷編は大変重い(笑とても面白いのですが、大分ぐったりしました。すごいアニメだと思います。動かない場面が少し多かったので調整したのかしら?とも思ったんですが、それでもよく動くアニメですよね。アクションシーンは素晴ら...

  • close to you 20

    エピローグ午後のカフェ。屋内の窓辺に近い席にシヴァとゼロが二人で座っている。テーブルには湯気の上がるカップが二つ、ゼロの前にはカフェで人気のケーキが一つ並んでいる。『本当にいいの?』ゼロはそう言いながらケーキにフォークを刺し口に運ぶと顔を綻ばせた。シヴァは頬杖をつきフフと笑う。『カイルが以前来た時に美味しいと言っていたからな。』『ああ、そういうこと?』文句を言いつつケーキの皿を綺麗にするとカップに...

  • close to you 19

    ジャスト・ライク・ミー『父さん!父さん!』シヴァの耳に子供の声が聞こえて、目の前の光景に視界がにじんだ。ああ、これは夢だ。昔の、思い出したくもない記憶だ。叔父が父を棺おけに押し込めると銀の海に沈めた。銀の海は熱く煙が激しく上がっている。棺おけが滑り込むと聞いたことのない激しい声が響き渡った。シヴァは耳を塞いで傍にいた母に寄り添った。が叔父は母の手を引き、何かを話している。父の酷く辛い声に耳を塞いだ...

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