経済、外交、内輪もめ いろいろと問題が 山積しているのでありますが 相も変わらずこの国民は 「何をどうしたらいいのか・・ わかんなーい」とでも言いたげな あの眠た顔の老眼鏡たちを 非難したり、馬鹿にしたりしながらも 国の舵取りを任せているのであります。 世界の流れから察しま...
新谷雅先(しんたにまさき)といいます。 昭和32年に福岡県で生まれた男子です。詩やエッセイを中心に書いています。時にオリジナル曲もアップしています。 好きな言葉:「ゼロから数字を生んでやらう」(高村光太郎)
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経済、外交、内輪もめ いろいろと問題が 山積しているのでありますが 相も変わらずこの国民は 「何をどうしたらいいのか・・ わかんなーい」とでも言いたげな あの眠た顔の老眼鏡たちを 非難したり、馬鹿にしたりしながらも 国の舵取りを任せているのであります。 世界の流れから察しま...
自分の人生の中で培われた考えがそっくりそのまま書かれている、そんな本に出会うことがたまにある。そういう時、「ああ、これを書いた人も、同じ生き方をしてきたんだな」と、まるで生涯の友にでも会ったような、大きな喜びを得るものだ。 そういう本は、自分を変えてやろうと意気込んで読...
ラジオから古い歌が流れていた。50年以上前の歌謡曲だとか、その頃流行ったGSの歌だとかだ。 番組を制作しているプロデューサーは、おそらくぼくと同じ世代の人なのだろう。その時代に生きていた人にしか、出来ないような選曲になっているからだ。 ところでそういう歌を聴いていて、...
映画「お嫁においで」の頃の内藤洋子さん ドラマ「これが青春だ」の頃の岡田可愛さん ドラマ「キイハンター」の頃の野際陽子さん ドラマ「柔道一直線」の頃の吉沢京子さん ドラマ「おくさまは18歳」の頃の岡崎友紀さん ドラマ「姿三四郎」の頃の新藤恵美さん ドラマ「おひかえあそばせ」...
たとえば深夜、街が寝静まっている時に一匹の猫の子が鳴いたとしましょう。これが妙に心に響くのです。昼間、喧噪の中で重大な事件があったとしても、人にはその声の方が一日の印象として残るものなのです。 仕事でも同じことでしてね、会議が行き詰まって誰も発言が出なくなった時に、意見...
観光地のお土産屋さんなどでよくタヌキのアクセサリーを見かけるが、何が楽しいのか、その股間には決まって紐付き金玉が付いている。 それを見ていつも思い出すのが、1970年頃に流行した、紐付き金玉をそのまま大きくしたようなアメリカンクラッカーという玩具だ。遊び方はいたってシン...
ハンカチ、コロナ禍以降はちゃんと携帯しているが、それ以前ぼくは携帯してなかった。小学生の頃は毎日先生がチェックをしていたために携帯せざるをえなかったのだが、そういうチェックが行われなくなった中学以降はハンカチを携帯しなくなった。それがコロナ禍までずっと続いていた。 ハン...
もう十数年前になるが、ブルー・ノートが博多にあった頃に、ジャニス・イアンのライブを見に行ったことがある。 ドラマ『グッドバイママ』や『岸辺のアルバム』の主題歌がえらく気に入り、それから彼女の歌を聴くようになった。現在主だったアルバムはすべて持っている。 さてそのライブ...
五十年前の地図を見ると このあたりは社会科で習った 田んぼや畑の記号でいっぱいだ。 現在バイパスが走っているところは 道すらも存在しない。 現在ファミレスのあるあの場所は なんと果樹園になっている。 さて、その当時も小学校は 現在と同じ場所に存在している。 一学年に数クラス...
初めて交通事故を見たのは五十年以上前になる。道路に飛び出してきた女の人を乗用車がはねたのだ。 女の人はまるで柔道一直線の二段投げのように、軽々と宙を飛んでいった。その人がどうなったのかはわからないが、その光景だけがぼくの心に焼き付いて、今なお心の中で再現する。 時代は...
小学三年生の頃、ひょんなことからじゅげむを覚えた。当時はその程度の文字数なら、何の苦もなく覚えられたのだ。徐々にきつくなったのは中高生の頃からで、歴史の年号や数学の公式などに、いつも手こずっていたものだ。 社会に出てからさらに酷くなった。深酒やたばこやストレスが老化を早...
家に帰ってから水道水でうがいをする。口に入れた瞬間、あまりのまずさに水を吐き出してしまう。こういうことがしょっ中ある。いくらきれいだからといっても、最近の水道水はうまいものではない。 そういえば子どもの頃の楽しみのひとつに、広場で野球をするというのがあった。組織化された...
本屋に姓名判断の本があったので、自分の名前を占ってみた。ぼくの名前、画数で占えば、ネアカで誰からも好かれるのだそうだが、名前の読みで占えば、明るくてネクラで偏屈な人なのだそうだ。 さて、これをどう捉えたらいいのだろうか。ネアカなネクラと捉えたらいいのか。それとも、時にネ...
元来うどんが大好きで、 外回りをやっていた時 昼食といえば、いつもうどんだった。 他の料理を注文しようと思っても、 あのにおいがするともうだめで、 ついこの口が「うどん」と言ってしまうのだ。 さて、そのうどんを食べている最中、 どこからともなく場に合わない 妙な臭いが漂って...
高校の頃、ぼくは吉田拓郎に憧れていた。「その生き方が好きなんだ」などと知ったようなことを言っては、よくその言動を真似ていたものだった。 だけどぼくはその時期の拓郎さんが、どういう生き方をしていたのかなんて全然知らなかった。知っていたのは拓郎は拓郎でも、マスコミの作り上げ...
1,悔しい夢 今でも7時46分の駅前行きバスに乗り遅れる夢を見る。そのバスが仮に遅れてきても、国道の渋滞に引っかかっても、駅前から出ている8時20分の学校前行きのバスに間に合うのだ。そして8時20分のバスに間に合えば、学校に遅刻しないで行ける。 高校三年間、ぼくはそのバ...
1, 某家電専門店に勤める知り合いから、こういう話を聞いた。 初老の男性が販売員に声をかけた。 「このテレビを届けてくれ」 「ありがとうございます。では、こちらにお届け先の住所をお書き下さい」 「何で書かんとならんのか」 「えっ、配達されるんでしょ?」 「何を聞いとるん...
第二次世界大戦後、進駐軍が羽田空港拡張のため、そこにあった神社を移転させようとした。 ところが、ご神体は無事移転できたのだが、鳥居だけはできなかった。鳥居を動かそうとすると、なぜか事故が起きるのだ。そのため、鳥居だけはそこに残すことになったという。 ぼくが通った高校の...
昭和43年はグループサウンズの絶頂期で、タイガース、テンプターズ、スパイダース、オックス、カーナビーツ、ゴールデンカップス・・・。小学5年生のぼくの目に、彼らはまぶしく映っていた。 一番心を奪われたのは、ジュリーやピーのいたタイガースで、ファンレターなんかも送っていた。...
こんにちは、こんにちは、 世界の国から、こんにちは、 万博、万博、世の中すべて万博だ、 仰げば尊し、我が師の恩、 小学校を卒業すれば、 その時から世界が変わる、 晴れて中学一年生、 初めて着る学生服、 女子の胸の膨らみと、 わけのわからない衝動と、 初めての中間試験、期末試...
うちの駐車場に数匹のネコがいる。ペット禁止のマンションなので、もちろん彼らはノラである。 ところが誰も彼らには餌を与えてないはずなのに、彼らは一様に人懐っこい。そこに住んでいる常連さんはもちろん、営業でやって来る一見さんを見ても逃げようとはしない。 きっと何かを期待し...
基本は土を踏むのと何ら変わらないのですが、 それを踏んだとたん、 それまでの環境が一変してしまうものなのです。 そのことを見聞きした友だちからは馬鹿にされ、 あげくに好きなあの子に暴露され、 ついには変なあだ名をつけられるのではないか… といらぬ心配をしなければならなくなる...
ためいき 新谷 雅先 · ためいき さりげないためいきやめて 今日から真面目にやっていくんだ 昨日吐いたあの言葉に 嘘や偽りはないんだから そしていつか見返してやるんだ あいつも、あいつも、みんなまとめて あの日のぼくは正しかったんだと それがぼくの人生だったと もう振り...
駅前商店街が駄目になった原因の一つに、車社会の到来が読めなかったということがある。 特急の停まるJRの駅があり、そこに隣接する大きなバスセンターがあり、その中には私鉄の始発駅がある。しかも人口は多い。 ということで、駅前で商売する人は、永遠に繁栄が続くものだと思ってい...
今日会った彼女とは、行きつけの 飲み屋が同じというくらいの仲で 飲み屋が同じというだけで話が盛り上がった。 とはいえ店で会ったことはない。 昨日会った彼とは、共通の 知り合いがいるくらいの仲で いつも挨拶代わりに共通の知人の話題が出る。 とはいえ三人揃って会ったことはない。...
中学の頃に見た『おさな妻』というドラマの中に 「二人はよろめいてるの」というセリフがあった。 タイトルに反して健全な青春ドラマだったのだが 当時思春期の真っただ中にいたぼくはそのセリフ 「よろめく」という言葉に妙に艶かしさを感じて そのセリフを聞くたびによろめいていたのだった。
スーパーなどで買い物して 帰ってきてからいつも困るのが 玄関での卵割れだ。 これがけっこう事件なのだ。 せっかくそこまで慎重に 慎重に運んできたのに 玄関を開けた途端に気が抜けて つい乱雑に置いてしまうのだ。 中身が溢れてしまうと 他の荷物や床についてしまい 乾くまではぬる...
いくらトイレのにおいを隠しても においは隠せるものではない。 芳香剤を置いて隠したつもりでも どこかにトイレのにおいは残っている。 そして芳香剤の力が弱まれば 再びトイレのにおいで満ちてくる。 今度は元々あったトイレのにおいに 気の抜けた芳香剤の香りまで加わって 前にも増し...
山の上にテレビ塔が見える。地デジやFMの電波はあそこから流れてくるんだ。 ふと思う。今の文明がなくなって、まったく違った文明になった時、その時代の人たちはあのテレビ塔を見て、いったい何と思うのだろうか。さすがに自然の産物だなどとは思わないだろうが、結局訳がわからずに、古...
1、 出かける時には、いつもショルダーバッグを肩に引っかけて行っている。中に入っているのは、手帳とボールペンと本が一冊で、他には何も入ってない。 手帳やボールペンは、別にブログの下書きをするためではない。以前は詩や短歌や俳句などを書いていたが、読み返してみると、字が汚す...
人間の平均寿命が百二十歳になったら きっと六十代なんか若造で 先輩諸氏からいつも 怒鳴られているだろう。 人間の平均寿命が百二十歳になったら きっと六十代の髪は黒々していて 白髪や薄毛の人は早熟な人と言って からかわれるだろう。 人間の平均寿命が百二十歳になったら きっと六...
男は 絶対に浮気はしません という嘘をつく 女は 絶対に嘘をつきません という嘘をつく 喫煙家は もうタバコは吸いません という嘘をつく 二日酔い野郎は 二度と酒は飲みません という嘘をつく 子供は 絶対に勉強します という嘘をつく 年寄りは わしが若かった頃は という嘘を...
朝目覚めるとぼくはこの機械に キーを入れてエンジンをかける。 機械はしばらく停滞してから 「よっこらしょ、よっこらしょ」 ゆっくりゆっくり動き出す。 この機械は1957年製だから 66年間使用していることになる。 たまに故障はあったものの 性能がよかったのか、運がよかったの...
昨年、尾崎放哉にはまっていた頃に、自由律俳句や自由律短歌のまねごとで書いたものです。 ---------- 四月の半ば、明日は 真夏日になるという 時々、雨 菜種梅雨 街灯、 ビニール傘を映す 初夏 季節の変わり目 背中が痛い 春の夕暮れ 左から三番目の 文字をさがす そこ...
このごろ暖かくなってるし たまには暑くもなってるし 四月もなかばになってるし そろそろ半袖しましょうよ 吹く風はすでに初夏になり 長袖のボタンが暑苦しいし どうにも通気がとどこおる やっぱり半袖しましょうよ 皮膚で呼吸が出来るように 汗がちゃんと拭えるように そろそろ春を捨...
さて、 社会に出てから四十年以上になる。 ずっと客商売をやってきたのだが 現在働いているところは 家から歩いて行けるくらいに 近い場所にある。 ここまで近いのは初めてだ。 一時間以上もバスや電車に揺られ 最後は走って職場まで 通っていたのがうそのようだ。 さて、そのせいでも...
毎年春になると タケノコばかり食べている。 買っているわけではない。 いろいろな人がくれるのだ。 まあ、嫌いな食べ物ではないし 体にもいいものだから ビールや酒の肴や ご飯のおかずにしている。 だけど、五月末までの おおよそ二ヶ月間 タケノコ攻勢に遭うもんで 四月の中旬を過...
2024/04/12 人類が滅亡する (2011/10/28) 1, 一説によると 数十年後に人類は滅亡するらしい。 それは大変な話ではある。 しかし個人という単位だと ただ死ぬだけの話で 人類の滅亡というのは ただのおまけにすぎない。 一人で死ぬのではなく みんなで死んで...
3, 高校生になると、再びクラス替えが関心事になってくる。 クラス替えに直接関係あるのが、2年と3年の時だ。 2年の新学期の頃は、1年の頃に同じクラスや同じ部活の人間以外はあまり知らない。そこで、クラス替えに新しい出会いを求めたのだ。このへんが、小中学校時代のクラス替...
2002年4月4日の日記です。 1, 小学生の頃、この時期の一番の関心事といえば、なんと言ってもクラス替えだった。ぼくたちの学校は、2年単位でクラス替えをやっていたので、その先2年間の運命が始業式に決まったのである。 「こいつと一緒のクラスにクラスになりたい」と思う奴と一...