音楽評論家 長谷川京介のブログです。ソニー・ミュージック退職後は、雑誌「音楽の友」や「ショパン」「ぶらあぼ」に、コンサート評や記事を書くとともに、 フリーの音楽プロデューサーとしても活動しています
自由が丘クラシック音楽祭2023 in 原宿 水谷晃(vn) 山本裕康(vc) 松本望(p)
(11月26日 hall60 (<ホール ソワサント>)ミューザ川崎シンフォニーホールの設計にも携わった建築家、小林洋子と林秀樹は音楽サロン「ACTサロンen…
平石章人(NHK交響楽団指揮研究員)、湯川紘惠(同)N響定期演奏会デビュー!
(11月25日・NHKホール)ウラディーミル・フェドセーエフが、体調不良のため医師のアドバイスに従い、来日中止となり、代役としてN響指揮研究員の二人が分担して…
アンドリス・ネルソンス指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団(11月22日・サントリーホール
ブルックナー「交響曲第9番」は、今まで聴いた同曲の最高峰の演奏だった。ここまで高く堂々とそびえたつようなブルックナーを聴いたことがない。ライプツィヒ・ゲヴァン…
キリル・ペトレンコ指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(11月21日・ミューザ川崎)
ヴィルトゥオーゾが集まったすべてに余裕のあるオーケストラ。それが今日のベルリン・フィルの印象だった。モーツァルト「交響曲第29番」は、35年前カラヤンの最後の…
バッティストーニ指揮東京フィル 佐藤晴真(チェロ) 没後130年 チャイコフスキー・プログラム
(11月10日・サントリーホール)バッティストーニ指揮による没後130年チャイコフスキー・プログラム。「ロココの主題による変奏曲」以外は全てシェイクスピアの作…
スピノジ指揮新日本フィル HIMARI (11月10日・すみだトリフォニーホール)
ウィーン・フィル、ベルリン・フィルなど世界中のオーケストラから招聘され、自ら主宰するアンサンブル・マテウスとのヴィヴァルディの演奏でル・モンドから絶賛されたフ…
井上道義 読響 マーラー「交響曲第2番《復活》」 (11月18日・東京芸術劇場)
体調不良で夏に2か月の入院を余儀なくされ、退院後の10月末群響とのショスタコーヴィチ「交響曲第4番」で名演を披露(残念ながら聴けず)した井上道義は、体調は以前…
サラステ指揮N響のシベリウス、クーシストのストラヴィンスキー(11月15日・サントリーホール)
久しぶりにシベリウスらしい音を聴いた。ユッカ・ペッカ・サラステN響による交響詩《タピオラ》、交響曲第1番は、冒頭から北欧の音に惹きこまれた。フィンランドの森や…
ジェラール・プーレ 川島余里 R.シュトラウス「ヴァイオリンとピアノのためのソナタ」
(11月16日・昭和音楽大学ユリホール)ヴァイオリン界の至宝ジェラール・プーレと、プーレから最も信頼されるピアニスト川島余里による素晴らしいR.シュトラウス「…
ジョン・アクセルロッド アレクサンドラ・コヌヴァ(ヴァイオリン) 都響
(11月12日・東京芸術劇場)ショスタコーヴィチ「交響曲第5番」でジョン・アクセルロッドが大化けした。都響も完全燃焼した。彼の指揮はこれまで都響で二度、読響で…
チャイコフスキー3大協奏曲の響宴— 130年目の命日に捧ぐ — (11月6日・サントリーホール)
スペインの天才チェリストのパブロ・フェランデス、チェコ・フィルのコンサートマスターのヤン・ムラチェク、ロシア生まれで巨匠の道を歩むキリル・ゲルシュタインという…
ファビオ・ルイージ ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 イェフィム・ブロンフマン(ピアノ)
(11月7日・サントリーホール)11月3日のミューザ川崎公演で圧倒されたロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(RCO)。今日はサントリーホールの別プログラム。 …
チェコ・フィルハーモニー弦楽アンサンブル (11月5日・サントリーホール)
昨日聴いたチェコ・フィルハーモニー管弦楽団の弦楽器奏者たちによるドヴォルザークとチャイコフスキーの弦楽セレナードをメインとするコンサート。8-7-6-4-3の…
ビシュコフ指揮チェコ・フィル ドヴォルザーク「交響曲第8番」「交響曲第9番《新世界より》」
(11月4日・横浜みなとみらいホール)昨日のロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団とはまるで響きの異なるチェコ・フィルハーモニー管弦楽団で聴くドヴォルザークの交響…
ルイージ指揮 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(11月3日・ミューザ川崎シンフォニーホール)
17歳のビゼーが作曲した「交響曲第1番」が第一級の交響曲へ生まれ変わり、ドヴォルザーク「交響曲第9番《新世界より》」は磨きに磨き抜かれて遥かな高みに駆け上がっ…
ボローニャ歌劇場 プッチーニ「歌劇《トスカ》」(11月2日・東京文化会館)
1978年ウクライナ、ブロディに生まれたオクサーナ・リーニフの日本初登場が話題のボローニャ歌劇場の公演初日。リーニフは2021年バイロイト音楽祭でワーグナー「…
驚愕のコンサート!汐澤安彦 パシフィックフィルハーモニア東京(11月1日・東京芸術劇場)
汐澤安彦の噂は以前から聞いていたが、その指揮に接する機会はこれまで一度だけ。それも協奏曲でのこと。 巨匠・汐澤安彦指揮 SIOフィルハーモニックオーケストラ~…
内田光子 with マーラー・チェンバー・オーケストラ(MCO)(10月31日・ミューザ川崎)
内田光子の弾くモーツァルトのピアノ協奏曲「第25番ハ長調 K.503」と「第27番変ロ長調 K.595」は、天国で聴く音楽はこういうものかもしれない、と思わせ…
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