月曜日。 昨日は接待で遅めの帰宅となった。一次会で終わってくれたのがせめてもの救いだろうか。年令を重ねるごとに接待が楽になるのは、私の接待スキルが上がっているわけではなくて、年下の取引先が増えているだけなんだろうな、と、いつものにように斜に構える自分の思考回路が憎たらしくなる。いっそのこと、「年齢を重ねるごとに接待がうまくなるのが悲しい」とか思えたら営業として楽なのにね。そして人脈づくりとはしゃいで接待の予定をバンバコ入れていくっていう感じでね。 家に帰ると、荒れ果てた様子のリビング。アレクサ越しに2階で眠る息子たちと、疲れ切ったように眠る妻を確認する。きっと妻は大変な1日だったことだろう。接…