chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
乳がんサバイバー てとるんのひとりごと https://blog.goo.ne.jp/manafy_e_libero

2020年9月までがレビー小体型認知症だった母の介護の記録、2023年6月からが自身の乳がんの記録を綴っています。

てとるん
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2023/06/17

arrow_drop_down
  • 半年後の検診(血液検査)と再建手術の予約

    術後半年後の検査は血液検査。きっと、腫瘍マーカーやるんだろうなとウキウキ。わたしは会社で健康診断関連の仕事をしているので、色んな検査項目にソコソコ詳しい。一般的な腫瘍マーカーはCEAとCA125なので、多分それだろうなと思ったらCEAとCA15-3だった。CA15-3って初めて見るので、何だ?と思ったら乳がんに特化した検査だった。へーこんなのあるんだ。数値は予想通り、標準範囲内で問題なし。エキスパンダーの入替手術は8月を予定。また一週間入院だ、面倒ー半年後の検診(血液検査)と再建手術の予約

  • 母の一周忌&納骨

    早いものでもう一周忌。めちゃくちゃ寒い日で、遠方から来てくれる親戚に感謝でした。妹の結婚式以来に会う、父方の従兄、前回はいつ会ったか思い出せない伯母(父の姉)、会えて嬉しかった。伯母は御年89歳。腰も真っすぐで杖もついていなくて、とても元気。納骨の時すごく寒くて、最後にお坊さんに言われて皆でお墓に水をかけたのだけど(水を飲ませてあげる、という意味があるらしい)母の性格をしっている面々は「寒いのにやめて」「熱々のコーヒー持ってきてよ」と言いそう、と語り合っていた。(その後、優しい妹が缶コーヒーをお供えしていた)その後、皆で食事をして解散。三周忌は、本当の内輪だけでいいよね、と父と話す。母の一周忌&納骨

  • 父の日常

    母がグループホームに入ってから、ずっと一人暮らしの父。86歳で足腰は元気。薬は白内障ケアの目薬と、リウマチ予防、頻尿。前立腺がんの治療でホルモン剤を服用中に、食欲が増して少し太ったのを機に、毎朝ウォーキングを始め、その後ジョギングに進化。ジョギング中に偶然見つけた、公園ラジオ体操老人グループに入り込み、ほぼ皆勤賞で参加しているらしい。昼間は撮りだめた映画やテレビ番組を鑑賞したり、本を読んだり。車は気を付けながら、近所への買い物をこなしている。理想の老後といえるのかも。父の日常

  • 左肩痛い・・・ホルモン剤の副作用?

    夏の終わりくらいから、左肩の付け根に違和感を感じ、段々後ろ手にして上げることができなくなってきて。ストレッチしても全然良くならない。飲んでいるホルモン剤の副作用に骨粗鬆症があるって聞いていたのでネットで調べてみると・・・やっぱりあった、副作用に関節炎。主治医に聞いてみると、肩や膝に関節痛が出ることはよくあることらしい。我慢するしかないのだけど、ここ数週間で益々痛む範囲が広がり可動域が狭まってくる。腕を上に上げることはできるけど、ジャケット着たりする時はそおっとやらないとズキンと痛い。でも、これしきのこと、負けないよ。左肩痛い・・・ホルモン剤の副作用?

  • 推しの活躍

    フィギュアスケートのシーズンが到来。娘の推しは山本草太。あれはかなり昔、ソチの代表争いの全日本を見に行った時、前半組の中でひときわスケートのきれいなジュニアがいて、それが草太くん。以来ずっと期待していたのに、怪我が続き・・・ここへきて奇跡のように表舞台へ出てきてくれた。ネイサン・チェンくんお休み中の今、てとるんの推しはアダム・シャオ・イムファ。北京オリンピックのSPで、すごくかっこいいスターウォーズに魅せられた。表現力の選手と思っていたら、いつの間にか4回転ルッツを跳んでいてびっくりだ。グランプリシリーズの前半戦、二人が活躍していて嬉しい気持ちでいっぱい。推しの活躍

  • がんの再発を防ぐ食べ物

    「がんに効く」的な広告は、サプリも含め聞き流すようにしている。でも、お医者さんが学術的研究に基づいてお勧めしているものは、少し気にして取り入れるようにしようかなと。幸い好きなものが多いし。・オリーブオイル・玉ねぎ・ブロッコリー・りんご・柑橘類・大豆・緑茶おやつ系は・ナッツ・チョコレート・ヨーグルトがんの再発を防ぐ食べ物

  • 全員でコロナ

    2022年の夏、コロナの第7波の時のこと。息子、大学3年生の夏、一週間のインターンが終わった翌日「頭が痛い」と部屋から出てこない。インターンの疲れかな、熱中症かな、と思って放っておいたら翌日発熱。コロナだった。一応家庭内感染対策ぽいことはしたけど、全然無理で、あっという間に私も娘も感染してしまった。症状は大したことなかったけど、食料とかどうするんだい、父は「買い物とかあれば行くよ」と言ってくれたけどまさか86歳の父に大人3人分の買い出しに行かせるわけにも。というわけで、ネットスーパーをフル活用。ちょっと困ったのが、カフェかコンビニのコーヒー飲みたいてなったこと。これはマックデリで何とかごまかす。全員でコロナ

  • ゆっくりと進む娘の、一歩前進

    大学を中退し、2年8か月ニート、大苦戦の就活の末、やっとやっと、時給1000円ちょっとのパートにありつけた娘。仕事内容も人間関係も本人に合っているようで、このままドラックストアでの正社員を目指したいとのこと。そのためには、まず「登録販売者」の資格を取らねばならない。ということで、大の苦手のお勉強をやらなければならない娘。何といっても、頑張れないタチなのは、母親のわたしが一番よく知っている。娘としては精いっぱいの頑張りで、お休みの日は通信教育をしたりはしていた。そして、直前になればわたしの出番だ。試験攻略の鍵は何といっても過去問。過去5年分の過去問を印刷し(すげー枚数)過去問に乗り気でない娘を焚き付け、ひたすらやらせる。試験後の自己採点ではギリギリ合格だったのでドキドキしていたが、昨日発表があり、合格。合格...ゆっくりと進む娘の、一歩前進

  • 久しぶりの病院

    3か月ぶりです。色々気になることがあったので、質問タイム。<外科>左肩が痛いのですが、薬の副作用?➡副作用の可能性あります。肩や膝に関節炎が出やすいです。(骨シンチグラフィの結果をみて)骨には問題なさそうですね。ストレッチとかしてみてください。我慢するしかないのかあ。<形成外科>エキスパンダーの下側が、肋骨の辺に食い込んで痛い時あります。➡そうですね、よくある症状です。うつ伏せはまだダメ?➡お勧めはしません。寝ている時になってしまうのはしょうがないです。腕立て伏せは?➡大丈夫です。バッグを右肩にかけてもよい?➡ものすごく重い物でなければ大丈夫。インプラント入替時の入院期間は?➡一週間くらいです。また一週間かあ。2月以降、どのタイミングで休みを取るか、悩む。早く済ませちゃいたいんだけど、2月からしばらく忙し...久しぶりの病院

  • 息子の就活 あっさり決まる

    3年の3月から就活を開始。説明会参加、ES提出と進んでいくようだ。情報系の学部で、就職先も情報系に絞ってエントリーしたとのこと。男の子なので、あまり色々相談はしてくれないがESは無事通過できたようで、一次面接やら試験やらを受けている。ピリピリしている様子で、こちらも気を遣う日々・・・3月末には最終に進めたところもあった。で、4月の上旬「内々定出た」との連絡を皮切りに続けて2社、計3社の内定をいただけるというあっさりぶり。最終的に5月にもう1社内定が出て、受けた6社中4社で内定をいただくことができた。大学受験より、娘のパート決めよりも楽だったという。時期もよかったし、情報系は人手不足だし。志望する職種と大学で学んだ内容が合っているのもよかったのかも。理系男子、強いわ。これでまた一つ、肩の荷をおろせました。息子の就活あっさり決まる

  • 息子の就活 母の不安

    コロナ真っ盛りに大学進学し、最初の半年はオンライン授業。時節柄、親も課外活動(サークルやバイト)を積極的に勧められない中、本来のオタク気質を発揮し、家に引きこもる息子。そのままコロナがおさまっても、課外活動はせずに就活シーズンへ突入。採用もしていたこともある母は不安。バイトなし、サークルなし、つまりはガクチカなし。大学時代やったことといえば、真面目に授業を受ける、車の免許、ゲーム実況の配信(登録者数数人)。陰キャでコミュ障のゲームオタク、友達も少ない。こんな彼、面接をちゃんとクリアできるのか???息子の就活母の不安

  • 娘の仕事が決まるまで 母の頑張り

    コロナも少しおさまり始めた2021年年末、年が明けるとアルバイトやパートの募集が活発になってくる。頑張ってみる?お母さんが手伝う?と確認してみたら、両方ともYesの回答。よおーし、と、張り切って、年明け早々Webで色々探してみる。10か所くらい候補を挙げたところ、そのうちの2つを娘は選択。Web応募、面接と流れ・・・何と2つ目であっさり採用が決定。ドラックストアの新規開店スタッフで、週4日午後のパートタイム。娘の体力精神力的にちょうどよい。今までの苦労が何だったんだ?というくらいのあっさりさだけど、就労支援での面接練習などがよかったのかも。とにかく、ほっとした。一つ大きな肩の荷をおろした気分。娘の仕事が決まるまで母の頑張り

  • 娘の仕事が決まるまで 就労支援のお世話になる

    2019年秋から、定期的に就労支援センターへ通うようになった娘。幸い、相談員さんは娘の難しい性格に寄り添ってくれる方で、嫌がらずに行っている。途中コロナでWeb面談になったけど、それも受けられているようだ。最初のうちは、ドリーミングな「なりたい自分」を描いていた娘だったけど、段々と自分の体力・精神力でどこまでやれるのか、現実がわかってきたようだ。サポートを受けて1年ちょっと、コロナ真っ盛りの2021年2月には、自分でバイト先をWebで探し、エントリーし、面接を受け始めた。でも時期も悪かったんだと思う、この時の就活はうまくいかなかった。また闇落ちしそうな娘を励まし、就労支援と二人三脚で頑張る決意。娘の仕事が決まるまで就労支援のお世話になる

  • 【母を送る7】そしてもうすぐ一周忌

    お墓ができていないので納骨もできないし、四十九日は省略。お墓ができた後、一周忌と納骨を一緒にやることにした。家の位牌が4つあり(両祖父母)、母のも入れると仏壇に入りきらない。母の本位牌と、祖父母の位牌を夫婦でまとめることにして、葬儀社に発注。(全部半額ですって!得した気分)魂入れも一緒にやってもらうことにした。日にちを決め、霊園の会場を予約し、特に菩提寺もないので、霊園の契約のあるお寺さんに頼み、お食事処を手配し、親戚に声をかける。またまた父と一緒に段取りよく進める。母を送るの振り返りは今回で終了。結局一度も泣かなかったなあ。【母を送る7】そしてもうすぐ一周忌

  • 【母を送る6】お通夜とお葬式

    時間がたっぷりあったので、声をかけた母の親戚は結構集まってくれた。土日だったのもよかったのかもしれない。声かけは父に一任。がっくりこないように、忙しくさせていたい、という狙いもあった。お花が綺麗で、美人だった母の顔も綺麗。(薄くお化粧している)従姉妹がいつの間にか赤ちゃん産んでて、小さい子も参列してくれたので、子供好きな母は喜んでいただろう。お通夜、お葬式のイベントって、何というか残された遺族の心の整理に必要なんだなって思った。体を骨にしてしまう、もう姿を見ることができないということに、耐えられるように。お経、お焼香、棺にお花を入れる。火葬場で窯みたいのに入れる時、しっかりとお経と鉦の音があったから落ち着いて見送れたのだと思う。(それでも窯に入る瞬間は直視できなかったが)【母を送る6】お通夜とお葬式

  • 【母を送る5】お墓を買う

    認知症を発症する前、母は結構お墓にこだわりがあった。父の地元は嫌だの、樹木葬がよいだの。一時期あまりにうるさいので、一緒に探しに行こうかとパンフを取り寄せたこともあったくらい。父は母に調子を合わせてるのか、樹木葬と言っていた時期もあったけど父には父のこだわりがあったみたい。いわゆる土地と墓石付きの、普通のお墓がよかったようだ。葬儀は土日だけど、会社に行くわけにもいかないのでこの週はずっと休み。月曜は葬儀社と打ち合わせをし、火曜日はお墓を買いに行く。(一週間の歌みたい)前々から、父がここがいい、と決めていた家の近くの新しい霊園。まだ場所もたくさん空いていて選び放題。両親二人だし、あんまり大きくなくてもいいんでない?と思ったけど父が「てとるんも入っていいから」と言ってくれたので、そうか、その手があったかと。両...【母を送る5】お墓を買う

  • 【母を送る4】葬儀の段取りは結婚式みたい

    朝一に上司に連絡し、しばらくお休みをすることを伝えるも、急なことなので仕事の引継ぎをしておらず、午後にWebで打ち合わせをすることに。葬儀社との打ち合わせは落ち着いた担当者さんの主導で粛々と進む。亡くなったのは月曜日の早朝だったけど、焼き場の予約が取れないことからお通夜は土曜日、お葬式は日曜日に決まる。実はてとるん、副業で今年の5月まで結婚式の司会者をしていたのだけど、お葬式と結婚式の段取りがよく似ているなあと感じた。場所と日にちを決める。式の様式を決める。(人前、神前、仏前、キリスト)衣装を決める。花を決める。参列者を決める。参列者に渡す物を決める。食事を決める。オプションで好きな音楽をかける、会場に小物を置くなど。同じ冠婚葬祭というカテゴリーなら、わたしも一応プロだ。父はせっかちで即断即決タイプ。なの...【母を送る4】葬儀の段取りは結婚式みたい

  • 【母を送る3】葬儀社へ連絡

    呼び出されたのが朝方4時頃。グループホームへ行き、お医者さんが死亡診断書を出し、ホームの職員さんがあれこれと母の身なりを綺麗にしてくれる。一段落し、ぼうっとしている父と私に、職員さんが、それとなく葬儀社への連絡を促す。何となく営業時間になってからなのか?と思っていたが24時間受け付けているとのこと。父が決めていた葬儀屋さんに電話し、遺体を引き取りに来てもらう。電話した時「お経はあげますか?」と聞かれて意味がわからず、「ん?」となってしまったてとるん。一応父に聞いたら「お経は・・・いるなあ」という返事だった。そうか、結婚式だって人前式があるのだから、お葬式だってお坊さんの有無が選べるのか。(お坊さんは何となく必須と思っていた)5時頃に迎えにきてもらい、その後改めて営業時間後に打ち合わせに行くことに。妹にも来...【母を送る3】葬儀社へ連絡

  • 【母を送る2】苦しまずに眠るように

    大分涼しくなってきた秋口、残業をしていた金曜日の夜に、父からメールが。喉に腫れ物ができて、外科の処置で取ることはできない。食事が摂れない状況。土曜日に行くと、かろうじて意識はあり飲み物は摂れている状況。喉の腫れ物用には抗生物質を処方されていて何とか効いてくれれば、と思う。ちょうどサッカーW杯の時期だったので(母はサッカー好き)日韓の時、試合を見に行った思い出話などをしてみる。父が手を握ったら、安心したように眠ってしまった。翌日曜日、意識がなくなったと連絡があり、もう一度面会に。妹にはまだ連絡していなかったので、会っておくなら今のうち、と伝えたら、月曜日に時間を見つけて行く、と。でも妹は間に合わなかった。月曜日の未明、連絡があり、母は静かに旅立った。【母を送る2】苦しまずに眠るように

  • 【母を送る1】延命治療はしない、看取りの方針

    母が亡くなって間もなく一年。亡くなる前はコロナ禍で面会できたりできなかったり。穏やかに過ごしているようだけど、しばらく会わないと確実に弱ってきている。そんな中、意識を失くして救急車で搬送され、入院することが二回続いた。二回目の後、グループホーム側から「看取り」について相談があり、父とわたしで出した結論が・延命治療しない・意識が亡くなり、食事が摂れなくなったらそのまま看取っていただくという方針に。その後、また意識が失くなった時は、妹が慌てて姪っ子甥っ子を連れて面会に来たけど妹が来た時は回復していて、元気にしゃべっていた。そしてまた、夏の暑い時にも意識を失くし、この時は父がクーラーが効いてるせいではないか・・・と提言し、その後は部屋で温度を上げて過ごさせてもらうようにしたら回復した。何となく、このまましばらく...【母を送る1】延命治療はしない、看取りの方針

  • 父の前立腺がんを振り返る

    母をグループホームに入居させ、ほっと一息ついた頃。夜中のトイレの回数が多いということで、父が泌尿器科を受診。頻尿の原因は前立腺肥大だったけど、念のため、血液検査からの念のため、CT検査からの念のため、組織検査での前立腺がんの判定。CT検査からは、がんの専門病院に回されていたにも関わらず、わたしと同じく健康を過信している父は(そしてもちろんわたしも)「まっ、念のためってことで」と一瞬たりともがんを疑っていなかった。前立腺がんは進行が遅いということ。他臓器への転移はなかった。手術はせず、放射線治療と2年間のホルモン療法と決まった。お医者さんが言うには、「がんが悪化するより先に、寿命がきますよ」とのこと。ホルモン療法でホットフラッシュが出たのはちょっとしんどそうだった。あと、食欲が出て甘いものを食べるようになり...父の前立腺がんを振り返る

  • 大腸内視鏡検査・・・ポリープあるも、ギリギリセーフ

    父の前立腺がんを振り返る前に、最近受けた大腸内視鏡検査の話。昨年受けた人間ドックでは、マンモもひっかかっていたけど、もう一つ気になることが。メニューには大腸内視鏡検査があったのだけど、どーしても受けるのが嫌で(以前受けた時めっちゃ辛かった)別メニューの「大腸がんリスク検査」という血液を採るだけの検査に変えたのです。で、これがリスクなしだったら、これでいいや!と思っていたのだけど、結果はリスク中程度。140人に1人が大腸がんという微妙な位置。しかしこっちも忙しさにかまけ、石灰化同様何もせず・・・だったのだけど、乳がんが見つかったことでこっちも不安になり、勇気を出して検査することに。12月まで待てばドックメニューで無料で受けられるんだけどドックだと鎮静剤なしだから絶対嫌。近所でよさそうな病院を見つけて予約した...大腸内視鏡検査・・・ポリープあるも、ギリギリセーフ

  • 【乳がん29】そして現在

    術後、3か月とちょっと経ちました。しんどかったのは術後1か月まで。右胸周辺がピリピリと痛み、痛みをこらえながらの仕事。夕方にはヘトヘトに疲れてしまうという状況。歳も歳だし、このまま頑張りのきかない体になっていくのか・・・胸のエキスパンダーはこのまま一生違和感ありまくりなのか・・・という不安と焦り。が、しかし、1か月を過ぎた頃から少しずつ元気になり、エキスパンダーの違和感もなくなり、自分の胸と同じ感覚。頑張りもきくようになり、通勤も残業も術前と同じようにこなせるように。自分の体を腫れ物に触るように扱わなくていいのは嬉しいこと。でも、頑張りすぎた結果が癌になったのかもしれないのだから、今後はほどほどに・・・と言い聞かせる。乳がんの振り返りはこれでいったん終了。次回は、父の前立腺がんを振り返ってみたいと思います...【乳がん29】そして現在

  • 【乳がん28】エキスパンダーに水を注入

    退院後、形成外科には2週間おきに4回通って水(生理食塩水)を注入。もっと時間かかるかもって思っていたので意外と早く終わってよかった。水を入れた日と翌日は、皮膚が引っ張られるのかチクチクとする痛みがあるけど、すぐ治まる。少しずつ膨らんでいく胸を見るのは嬉しい気持ち。綿を入れるタイプのパットを使っていたのだけど、少しずつ綿の量を減らして、今は使っていない。サイズは左右ほとんど同じ。健側の左は下垂しているけど、ブラを付けると左右の違いはギリわからない。新しい胸は下垂していないので形がよく、ちょっと気に入っています。【乳がん28】エキスパンダーに水を注入

  • 【乳がん27】さあ、出勤だ

    術後2週間、片道1時間半の通勤をスタート。いやいや、なめてかかってましたが、きちー。家で部屋着で仕事している時と違って、オフィスカジュアル服が右胸周辺を締め付ける。右胸の周辺全体がピリピリと熱を持ったように痛み、痛みをこらえながらのお仕事。(しかし痛みに強いので、我慢できる)何がこんなに痛いんだ?傷口?全体が痛むので分析できなかったけど、リンパ節を取ったところの傷口か服に当たってるのが地味に響いていたようで、ここに傷口用テープを貼ったら翌日から少し楽になった。あと、エキスパンダーが入っているのがものすごい違和感で、胸の中で動くのも違和感+痛みの原因ぽい。再建するって、この違和感がずーっと続くってこと?だとすると嫌だなあと不安になる。不思議と胸の傷は痛まない。頑張っていたんだけど、遂にギブアップして復帰1週...【乳がん27】さあ、出勤だ

  • 【乳がん26】退院後初診察

    退院したのが火曜日、4日後の土曜日が初診察。外科エコーで見てもらう。少し水が溜まっているけど、エキスパンダーに水を入れていけばなくなるでしょうとのこと。次回、1か月後に病理検査の結果を聞くことに。形成外科エキスパンダーに水を注入。「チクっとしますよー」と言われたけど、感触は全然なかった。次回、2週間後にまた水を注入することに。入院・手術頑張ったご褒美に、帰りに一人でちょっと豪華なランチ。【乳がん26】退院後初診察

  • 【乳がん25】お仕事復帰・・・自分を過信

    退院したのが火曜日。水曜日は休ませてもらい、木曜日は在宅勤務、金曜日から出社と自分を過信した予定を立ててみる。在宅勤務だから余裕だろうと思っていたけど手術・入院で体力を削られてしまったのか、夕方くらいにはもうヘトヘト。上司に連絡して、夕方であがらせてもらい、翌日も在宅にさせてもらった。もともと、二週間まるっと休むつもりで仕事の段取りを組んでいたので突発の依頼などもこなくて、金曜日はのんびりやらせてもらう。体は大分楽。土日はしっかり休んで、月曜から出勤することを宣言!【乳がん25】お仕事復帰・・・自分を過信

  • 【乳がん24】退院の日

    朝からウキウキで退院の荷物準備。なぜか入院した時より荷物が多い?(迎えに来てもらうことにしてよかった)退院オリエン、会計などを済ませて父と合流。ああ、太陽が眩しい。空気がおいしい。家に着き、息子は学校だけど、パートに行く前の娘と久々の対面。家の中が思ったよりきれいでほっとした。(子供たちやるなあ)すぐにでも布団に倒れこみたいけど、頑張って荷物の片づけや洗濯機を回す。片づけを終えてお布団へGO。ああ、お家はいいなあ。普段は私が寝ているとそっとしておいてくれる息子が、帰ってきたらそっと覗きに来た。かわいい。【乳がん24】退院の日

  • 【乳がん23】退院前日

    入院7日目、術後6日目。朝一に外科の先生が来てくれて、手術創とドレーンをチェック。「外しましょう。明日退院」と宣言。やったあ。ドレーンを外す時はちょっと引っ張られるような痛みがあったけど、外した後の解放感といったら。すぐウキウキで父に電話をして、迎えに来てもらう約束を取り付ける。で、各所に連絡。【乳がん23】退院前日

  • 【乳がん22】術後2~5日目

    術後2日目からは熱も下がり、食事もとれるようになり、痛みも少なく、院内を普通に歩いたり。コーヒーも飲めた。入院前から予定してた、資格試験の勉強を午前午後2時間ずつ頑張る。今回窓際の場所だったので、コーヒー飲みながら外の景色見ながら音楽聴きながら、優雅な感じ。集中できた。妹、ヨガの先生、父がお見舞いに来てくれる。私が元気になったので、父が安心してくれた。(この歳になっても親を心配させるとは、とほほ)子供らは一回も見舞いに来てくれず笑ラインをすると返事はくれるけどという冷たさよ。でも家事はしっかりやってくれてるようで「マスクの洗い方は?」「ゴミ捨て場ってどこ?」とか連絡がくる。邪魔くさいのが体液を出すために脇から出ている管(ドレーン)でドレーンの先に液を貯める入れ物がつながっていて、移動するときはそのパックを...【乳がん22】術後2~5日目

  • 【乳がん21】手術の翌日

    吐き気が続き、昨日よりも体がだるい。痛みは引き続き我慢できるレベル。痛みに強く、吐き気に弱いタイプのてとるんである。朝計ってもらったら微熱(37度台)。起き上がってトイレに行けるかトライしたけど立ち上がった時点で「だめだこりゃ」となりリタイア。なので、まだ尿道カテーテルが抜けない。朝食から普通食なのだけど、吐き気もあってパス。なので、引き続き点滴。カテーテルと点滴と、ドレーンが2本体につながっていて邪魔だけど、どうせ動く元気がないので、あまり気にはならない。点滴に吐き気止めを入れてもらう。微熱は一日中続いたけど、麻酔の影響のフラフラは昼頃に収まり昼にカテーテルが外れ、昼食がちょっとだけ食べられ(うどん5本)体を拭いてもらって着替えることもでき、点滴も外れた。父がお見舞いに来て、調子悪そうだと心配そうな顔を...【乳がん21】手術の翌日

  • 【乳がん20】手術の後

    体は自由に動かしてよい、と言われたけど胸の周辺がガッチリと固められていて麻酔の影響か頭もぼうっとしていてじっとしている。痛みはあまりない感じ。(我慢できるレベル)夕方くらいに、調子がよさそうなのでと飲み物摂取がOKとなる。ベッドのリクライニングを起こしてもらったので、飲み物を飲みつつ、スマホで各所に「手術終わった」と連絡。でも調子よかったのはここまで。夜になって吐き気に襲われ、ベッドをもとに戻してもらう。寝ていれば大丈夫というレベルだったのだけど、消灯後に2度吐いてしまい、吐き気止めを処方してもらう。つくづく、麻酔に弱いんだなと実感。体を動かすと傷は痛いし、気持ちは悪いしで、寝たり起きたりの夜を過ごす。【乳がん20】手術の後

  • 【乳がん19】手術の日

    手術は9時から。朝早目に、点滴の針だけ刺してもらう。(今回ももちろん、楽勝&一発命中)時間までに手術着に着替え、着圧ソックス(エコノミー症候群予防)をはき、点滴を付けてもらい、T字帯というパンツ代わりの下ばきをはく。看護師さんが迎えに来てくれて、さあ出発だ。慣れ親しんだ?手術室。手術の看護師さんの数が多かったのが、前の2回との違いか。手術室はクラシックの音楽がかかっていて、(そういえば前回の時もかかっていたな)と思い出す。血圧とか酸素マスクとか色んな機器が体に装着されて「麻酔入ります」と声がかかり天井がユラユラしてきたなと思ってたのが最後の記憶。呼ばれて目覚め、最初に外科の先生が「リンパの転移はありませんでした」とその場で教えてくれてほっとした。ガラガラと病室に戻り、終わった。。。とほっとする。これから回...【乳がん19】手術の日

  • 温泉、大浴場に入れた!

    高齢(86歳)の父、いつ何があってもおかしくない。アンド、息子は来年から社会人、姪っ子は来年は高校生で全員勢揃いでどこかへ行けるのは今年がラストチャンス、ということで、妹ファミリーも一緒に一泊二日の温泉旅行へ。予約した時は手術の前だったので、正直自分の胸がどうなっているかわからず。大浴場に行けない状態であることも想定して、部屋にもお風呂がある(お高めの)部屋を予約。でも実際は、エキスパンダーへの注水も終わってサイズは左右同じになった。傷口もきれいで、テープ貼っておけば目立たない。乳頭乳輪がないけど、タオルと腕で隠せば何とかなるだろう。(温泉でオバチャンの胸をジロジロ見る人もいないだろうし)というわけで、みんなで大浴場へGO。ガッチリ右胸を隠しながらだったのでちょっと腕が疲れたけど気持ちよかった。予約した時...温泉、大浴場に入れた!

  • 【乳がん18】入院(手術前日)

    一週間以上の入院、結構な荷物になった。父が送ることを申し出てくれて、ありがたく甘えることに。高齢(86歳)の親に、まだ世話になってしまっているという。到着して、麻酔医の診察。(アレルギーありますか、とかそういうの)この日はそれだけかと思っていたら、脇リンパ節の場所を確認する検査があると。やはり乳がん様は、脂肪腫やガングリオンとは違う。入院手続きをして午前中はのんびり。午後は検査。骨の検査をしたところと同じ場所で、まずは撮影でリンパがちゃんと映るように注射をする。技師さんに「始めに言っておきますが、痛い注射です」と言われ。しかしてとるんは、痛みに強い体質なのだ。筋肉注射とかも楽勝。案の定、チクっとする程度だった。1時間ほどおいて、骨の検査と同じ機械で撮影。後は、資格試験の勉強をしたり、動画を見たり、ゲームを...【乳がん18】入院(手術前日)

  • 【乳がん17】入院直前、襲い来る喪失感

    4月5月は一年で一番忙しく、手術前に体調を整えておきたいという願いも空しく毎日9時10時まで仕事に追われる。入院は2023年5月29日(月)手術は2023年5月30日(火)5/26(金)なんとか引継ぎを終え、帰宅。週末は家事の最終引継ぎと料理の作り置き。色々段取りつけられて、後は入院して手術するだけ・・・でなぜかほっとするてとるん。ほっとすると同時に、今まで忙しさで忘れていた「乳がんで右の胸が全部なくなる」という現実が突然襲ってきた。それは「喪失感」という言葉がぴったりの感情で、自分にそんなセンチメンタルな感情があったとは・・・こういう気持ちが襲ってきた時は、抗わず、自分の気持ちを受け止めてあげるだけ。それでも泣けないてとるん。「胸なんて飾りです!」とちょっと強がってみる。【乳がん17】入院直前、襲い来る喪失感

  • 【乳がん16】ガングリオン切除を振り返る

    右手の甲にずーっと長いことあった両性腫瘍のガングリオン。こちらもすくすくと、長年かけて成長。数度、注射で液を抜いてもらうもすぐに液が溜まってしまい、結構目立つように。周囲の人に「取るべき」と強く勧められて切除を決心した。脂肪腫同様、入院はやむを得ずとしても、当然局所麻酔をイメージしてたのに全身麻酔で取るとのこと。えっと思ったけど、しょうがない。この時は母が認知症を発症していて、父が自宅介護。入退院も一人、手術の付き添いもなし。(父が母を連れて一度お見舞いに来てくれたが)局所麻酔と違い、当日は朝から絶食。手術室に入るのに、今回は前回程緊張しなかった。手術は多分さっと終わったのだろう。軽い手術だから、夕飯から食べられることになっていたのだけど、麻酔の影響なのか、起き上がるとフラフラしてしまい、結局食べられなか...【乳がん16】ガングリオン切除を振り返る

  • 【乳がん15】脂肪種切除を振り返る

    この病院での手術は今度が3回目。1回目はもう10年以上前になる、脂肪種の切除。いつできたのかわからない、背中の真ん中にポコっとできた脂肪種。痛みもないので、ずっと放置していたら、数年後直径5センチくらいに成長してしまった。さすがに家族に「取りなさい」と言われ、病院へ。こんなの、局所麻酔で日帰りレベルだろうと軽く見ていたら入院になってしまった。お医者さんが言うには、筋肉にひっついていなければ日帰りも可能だけど、ひっついているかどうかは、事前にCT取らないとわからないと。CT取って、結果入院コースだったら一日無駄になるし、と入院を決意。この時は、まだ母が元気だったので、病院の送り迎え、手術の立ち会い、子供たちの世話と、全部全部、両親に甘えてしまった。入院前日は入院するだけ。(暇)入院当日は、午後からの手術なの...【乳がん15】脂肪種切除を振り返る

  • 【乳がん14】入院期間でマウンティング(未遂)

    仕事復帰が気になり、入院期間はどのくらいになるか、先生に聞いてみた。「早くて1週間、長くて10日。2週間はかからないと思います。ドレーンという管を付けて、そこから液が出なくなると退院です。」(チラっとわたしの胸を見て)「大きいので、時間がかかります。」・・・ちなみに、サイズはE70、確かに大きいのだが。その話を娘にしたら「おかあさん、それ、マウント取ってる」(誰にだ?)妹とライン妹「それ、ひとに言うと自慢って思われるヤツ・・・」て「それな。肩が凝るのよー的な」妹「かわいいブラがなくて・・・とかね」【乳がん14】入院期間でマウンティング(未遂)

  • 【乳がん13】入院段取り・・・爆買い

    てとるんは、普段財布の紐が固いです。バーゲンの時も「買わなければ0円」をモットーに、基本買いません。でも、「使いたい!」と思った時はケチらずに使うタイプ。(おいしいもの、旅行、プレゼントなど)そんなてとるん、入院期間が長いため、気分良く過ごしたく入院グッズはケチらない!のカテゴリーにすることに。ショッピングサイトを「入院」で検索すると、色々な物が出てきてびっくり。以下、金に糸目をつけず?買っちゃったもの。◆入院着2着病院で1日200円でレンタルできるけど、気に入った服で過ごしたいのだ◆病院内履物1足かかと付きのスリッパもしくはスニーカーなら持っているけど、かわいいものが欲しくて購入◆使い捨て紙パンツ14枚10日分のパンツを買って洗わずに溜めておくのも、入院中に洗濯するのも嫌◆乳がん術後用前開きブラ3着◆乳...【乳がん13】入院段取り・・・爆買い

  • 【乳がん12】入院段取り・・・家事タスク

    入院期間は、手術後1週間~10日と言われている。月曜入院、火曜手術なので、長く見積もって月曜~翌週金曜日まで入院とする。うちのこ達はもう成人だし、一通り最低限の家事はできるが・・・結構細かい、いわゆる「名もなき家事」までは仕込んでいない。なので、家事を細かくタスク分けし、娘息子のどっちがやるか予め紙に書いて引継ぎをする。(例、飲み終わった牛乳パックは洗って乾かした後、紙ゴミ入れに捨てる、食器を洗った後、シンクは洗剤でぬめり取りをする、等)食事も、2週間分のメニューを決め、(作り置き、冷凍、レトルト活用)その日は娘と息子のどっちが担当するか、まで決めておいた。以下は、やらないで諦めた(2週間放置)こと。掃除全般、紙ゴミ&プラスチックゴミ&ペットボトル捨てうちはそれでも、子供二人が成人しているから(まっ一人暮...【乳がん12】入院段取り・・・家事タスク

  • 資格試験に合格!

    どうせ入院して会社に迷惑をかけるのだから・・・と、入院中に会社の奨励する資格取得の勉強をすることを決意。実際、手術日とその翌日以外は元気で暇で・・・だったので、作戦は大当たり。午前中2時間、午後2時間を勉強時間にあて、2種類の資格勉強を6日間頑張った。そのうちの1つをしばらく前に受けたのだけど、ここ、試験会場がとても遠くて、片道2時間半。試験は思ったよりも難しく、終わった瞬間別の意味で「終わった・・・」と思うてとるん。再チャレンジはいいし、また勉強するけど・・・またこの会場まで来るのがうんざりだ・・・。でもでも、アテカンで選んだやつがうまく正解だったのか無事試験は受かっていたのでした。やっと運が上向いてきた?資格試験に合格!

  • 【乳がん11】病院の決め手?

    告知された時、即答でこの病院で切ることを決めた。でも実は、もっと家から近い場所に、がん専門の大きい病院があり、そこは結構遠いところからもわざわざ通ってくる人がいるくらいの権威ある病院。普通、これだけ近くにがん専門病院があったら、こっち選ぶっしょ、と思うのだけど・・・このがん専門病院、二度ほど行ったことがあり、一度目はすごく昔、母にがんの疑いがあり、検査結果を聞きに行った時。(結果、がんではなかった。)二度目は最近、父の検査入院に送って行った時。(結果、がんであった。)で、どの時にも感じてしまったのが、「周りにいる人がみんな癌(もしくは疑い)って・・・なんか怖い」と。入院した部屋の人が全員癌って怖くね?加えて、今の病院は自身も形成で2度手術、別居中旦那と娘の骨折、息子の怪我でもお世話になっていて自販機やトイ...【乳がん11】病院の決め手?

  • 【乳がん10】主治医二人がイケメンだった件

    突然だけど、乳腺外科の先生はかっこいい。チョイ悪風。そして、形成外科の先生もかっこいい。こちらは、正統派。二人とも優しくて、笑顔も素敵。入院中のとある看護師さんとの会話看「O先生(乳腺外科)ってマメでしょ。よく病室に来てくれますよね」て「そうですね、それにちょっとかっこいい」看「(笑)H先生(形成外科)もかっこいいですよね」て「そうなんですー」娘の反応「そーお、お母さん、イケメンの医者二人に胸を触られるの(ニヤニヤ)」(なんかイヤらしい言い方だな・・・)息子の反応「大丈夫?お母さん、その病院、乙女ゲーの舞台じゃない?病院の御曹司とか、突然出てこない?」だ、だいじょうぶだよう、かわいい年下の介護士とか出てこないから。実は今でも、病院に行くのは楽しみだったりする。【乳がん10】主治医二人がイケメンだった件

  • 【乳がん9】乳房再建・・・インプラント、君に決めた!

    再建はするもの・・・と、何となく思っていた。主な理由は、温泉に行った時に隠しまくりたくない、あとは、ペッタンコはやだなー、くらい。形成外科の診療までに、自分でも色々ネットで調べ、選択肢は3つ。1)インプラント(シリコンを入れる)2)自分の背中やお腹の肉を使う3)再建しないで人口乳房を購入3)は早々に却下。ペッタンコやだし、面倒くさがりだから、都度パットや人口乳房を付けたり外したり、面倒。2)は、へーそんなやり方あるんだ、とはじめて知った感じ。それまではシリコン以外の方法があるってことを知らなかった。ちょっと心惹かれたけど、なんか大がかりな手術になりそう。結局、形成外科の先生からも詳しく話を聞き、インプラントに決めた。85%の人が選ぶということ、手術は2回になってしまうけど背中やお腹に傷が付くのが嫌だったこ...【乳がん9】乳房再建・・・インプラント、君に決めた!

  • 【乳がん8】検査結果、治療方針、再建方式、入院説明を一気に

    検査結果を聞きに行く日。この日も仕事忙しいので、結果聞いてダッシュで会社に行くつもり。CTの結果。転移なし。MRIの結果。がんがいるところがキラキラ光っていると説明。「範囲が広いので、全摘になります」とチラッとわたしの表情を伺う先生。(ここで泣き崩れる人や、ごねる人がいるんだろうか)骨シンチグラフィの結果。転移なし。全身の骨がキレイに映っている。O脚のてとるん、骨がしっかりO脚で笑えた。で、気の利く主治医が、この日形成外科の予約も取っておいてくれたのと入院の説明も今日聞いていきますか?と聞いてくれたので一気に済ますことに。形成外科で再建の説明を受け、方式を決め、入院の説明も受けて。本当は午前中には会社に行ける予定だったけど、何とか午後一までには会社に到着できたのでした。【乳がん8】検査結果、治療方針、再建方式、入院説明を一気に

  • 【乳がん7】MRIと骨シンチグラフィ

    言われるがままに、予約をしてもらった検査へgo。(なんの検査かよくわかっていない、深く考えないタイプのてとるん)地下の奥まった場所が検査室。ちょっと不安。まず骨シンチグラフィ撮影用の注射を打って、2時間後でないと検査できないのでウェイト。その間にMRIの撮影をしてもらう。MRIはなんとうつぶせで、穴みたいな中に乳房を落とし込む。大きい音がするということで、ヘッドフォンを装着され、クラシック音楽が流れる。一曲目は知らない曲だったけど、二曲目がボレロ。好きな曲だけど、改まって聴いたことないし、最初静かに、徐々に盛り上がり・・・をゆっくり聴けるのもいいなあとワクワク。ところが、中盤あたりから検査の音が音楽を凌駕してよく聴こえず・・・検査の音が収まった頃は、ボレロの盛り上がりは最高潮だったので目的?は果たせません...【乳がん7】MRIと骨シンチグラフィ

  • 【乳がん速報2】新しい治療とカミングアウトしないことを決意

    ホルモン療法は、アナストロゾールという、閉経後の人向けの薬。閉経後でもホルモン療法あるんだ、とちょっと不思議に思った。ホルモン療法はきつい、と聞いていたけど、それは多分閉経前の人の場合、強制的に更年期状態になり、更年期障害が出てしまうからなんだろうなあと、漠然と思っていた。更年期障害ゼロで閉経を迎えたてとるん、きっとホルモン療法も副作用など出ずに大丈夫だろうと気楽に構えていたら、本当に何もなかった・・・余談だけど、生理痛なし、超安産、更年期障害なしこれだけで人生大分得していると思う。さて、乳がん発覚時はその日のうちに、会社、子供たち、父、妹に伝えたけど、今回のステージ変と治療追加はどうしよう。迷った末にカミングアウトしないことに。抗がん剤みたいに副作用が強く出るわけではないので仕事にも家事にも影響はない。...【乳がん速報2】新しい治療とカミングアウトしないことを決意

  • 【乳がん6】CTと血管の話

    さあ、気を取り直して、時系列での振り返りを再開。全身CTの検査は、多分生まれて初めて。全身を輪切りにして撮影するってことは知ってる。点滴みたいのを刺されて、びっくり。右胸のところを撮影する時、なんか薬が注入されて、その時体が熱くなるからーと説明された。へーそうなんだ。ところで、てとるんには自慢することが一つある。それは、めっちゃ刺しやすい血管だということ。血液検査で腕を差し出すと、看護師さんの表情がいつも和らぐレベル。もちろん、刺しなおされたことなどなく、新人の看護師さんでも一発命中。以前入院した時、点滴のタイミングで看護師さんに「刺しやすい血管だと思うんですが」と言ったら「あーそうですね」と同意されたし、娘の友人が看護師学校に通っている時に見てもらったら「あ、ほんとだ、刺しやすそう」と言われた。この日も...【乳がん6】CTと血管の話

  • 【乳がん速報】病理検査結果、ステージは1だった。。。

    時系列で乳がんの話をしてきたけど、今日病理検査の結果を聞いたので速報。事前の見立てでは、非浸潤癌でステージ0だったのだけど、病理検査の結果小さいけど、浸潤癌が3個あったと。一番大きくても0.5センチ、癌のタイプは大人しいとの見立ては変わらず。浸潤癌があったことで、ステージが1に代わり、治療も追加。女性ホルモンに反応する乳がんなので、これから5年間、ホルモン療法をすることに。あーあ、地味にショック。今日で全部終わり!治療終了!経過観察!・・・をイメージしてたのになあ。でもでも、非浸潤癌なのに全摘する意味あるのかな、と思ったことものあるので結果、全摘してよかったんだ・・・って。0.5センチなんて、しこりにもならない段階で見つかってよかったんだって、そう思おう。【乳がん速報】病理検査結果、ステージは1だった。。。

  • 【乳がん5】検査がいっぱい

    実はこの病院で、過去2度、形成外科の手術を受けたことのあるてとるん。一度目は、背中に直径5センチ程の脂肪種ができて切除。二度目は、手の甲にガングリオンという良性の腫瘍ができて切除。どちらも二泊三日の入院でした。この時も術前に検査をしたのだけど、やはり乳がん様はレベルが違う。術前検査がいっぱいあってびっくりです。【告知した日】血液検査、尿検査、レントゲン、心電図、全身CT【別日】乳房のMRI、骨シンチグラフィ(骨の写真を撮る)【検査結果説明日】血液検査、尿検査、肺機能検査【手術前日】リンパ節の場所を確認する撮影脂肪種とガングリオンの時は、血液検査くらいだったような気が。【乳がん5】検査がいっぱい

  • 【乳がん4】判断が早い!(鬼滅風)

    癌の告知・・・多分、ほとんどの人は大ショックで、泣き崩れる人もいるんだろう、と思っています。でも、告知に続いて、次々と治療方針を決めることを求められるんです。これ、ステージ進んでいる人や、メンタル弱い人だったら無理なんじゃ、と思いますが、幸いわたしはステージもゼロだし、肝も据わっていたので、即断即決。医「ここの病院で手術しますか?他がよければ紹介状を・・・」て「ここで手術します」(即答)医「再建しますか?」(豊胸手術をするかってコト)て「再建・・・します」(即答)医「ではここの病院で手術できるので、形成外科と連携します」「手術は早くて5月●日ですが」て「その日はちょっと仕事の都合が」(ちょっと大きなイベント事がある日)医「では・・・▲日か■日は」て「■日でお願いします」(即答)という感じ。繰り返すけど、こ...【乳がん4】判断が早い!(鬼滅風)

  • 【乳がん3】告知。目の前が真っ暗に・・・ならなかった

    結果を聞く日、仕事が忙しいこともあって、朝一の予約時間に行って結果聞いてダッシュで会社に行く心づもり。ところが、予約時間をしばらく過ぎても呼ばれない。ようやく呼ばれて入ると、いつもの若い女の先生でなくベテランぽい男の先生。そして数人の看護師さんが後ろに並んでる。・・・なんか様子、変。そして言いにくそうに先生が、「生検の結果ですが、ステージゼロの癌が見つかりました。非浸潤性で、転移しません。治療が必要で、手術になります」と。よく言われるように、目の前が真っ暗には・・・ならなかった。聞いてすぐ心に浮かんだのは「癌にステージゼロってあるんだ」でした。自分で言うのもアレだけど、肝が据わってる???【乳がん3】告知。目の前が真っ暗に・・・ならなかった

  • 【乳がん2】生検のイメージと実態

    生検については、以前知人から聞いていただけで、あんまり詳しいことは知らないてとるん。知人の話「しこりがあるので、定期的に針で刺して細胞を取る検査をしているのだけど痛くて怖くて嫌だなあ」で、この話でイメージしたのが・・・椅子に座って、お医者さんが大きい注射針で胸をぶすっと刺して、細胞を吸引する・・・今から思うとそんな訳あるかい!ですね・・・で、実際は、手術台のようなのに横たわり、機械で胸を固定され、細胞を取りたい位置をお医者さんが狙いすまし、胸に局所麻酔を打ち、機械から針みたいのが胸にぶすっと刺さり、細胞を採取するって感じでした。看護師さんが数人で体をがっちり固定したり、針が刺さる時に「バチーン」と凄い音がしたり。痛みや怖さはあまりなかったけど、やってる最中も「どうせ何でもないのに、大げさな検査にしちゃって...【乳がん2】生検のイメージと実態

  • 【乳がん1】石灰化って何のことだろう?

    ここ数年、人間ドックの度にマンモグラフィーで「右乳房石灰化要精密検査」が出ていたのは意識してた。でもしこりとか全然ないし、エコー検査ではひっかからない。そもそも、「石灰化」ってキーワードに危機感を感じられず、放置していたわたし。健康診断あるあるの、「ちょっと疑わしいヤツは陽性にしとけ」ってレベルかなあと。そしたらある日突然、会社の保健師さんから連絡があり「2年連続でというのが気になります。絶対に、近いうちに、検査に行くように。」と強めに言われ・・・重い腰を上げて検査に行くことにしたのです。マンモして、エコーして、触診して・・・てっきり「様子見ですね」と言われるかと思いきや・・・「何もない、とよくない、の中間くらいの状況です。完全にセーフとは言い切れません。様子見しますか?生検しますか?」と。この時点でも「...【乳がん1】石灰化って何のことだろう?

  • 休止中のできごと

    こんにちは、てとるんです。2020年9月まで、主にレビー小体型認知症の母の介護記録を綴っていました。バタバタの介護が、母のグループホーム入居で一段落し、トピックがあまりなくなったこと、わたしが激務の職場に異動したことなどから、すっかりブログから遠ざかっていました。その後母も亡くなり約半年・・・今度は自分にステージ0の乳がんがみつかったことから、今度は乳がん記録を綴ってみようかな、とブログを再開することにしました。どうぞよろしくお願いいたします。休止中の主な出来事・・・★2021.5てとるん、激務の職場に異動★2021.6父に前立腺がんがみつかる★2022.2ニートだった娘が、パートタイムで社会復帰★2022.8家族3人同時にコロナ罹患★2022.11母が亡くなる★2023.3てとるんにステージ0の乳がんが...休止中のできごと

  • ベッドの下の小人さん

    最近の流行りは、ベッドの下に現れる小人さん。父の説によると、幻覚を見えづらくする薬を飲んでるから、幻覚も小さくなるのではないかとw小人さんも母の精神を脅かす。これまで夜中に2回、転んで顔に怪我をしてるけど、転んだんじゃなくて下を除き込んだ時にベッドの柵に顔をぶつけてるんじゃないかと。まあ面会禁止が再開したので、病院に連れて行けるだけでも気晴らしになっていいかな。ベッドの下の小人さん

  • 救急車でドヤア

    娘が体調を崩し、突然ガタガタ震え出しパニックに。わたしもびびってしまい、救急車のお世話に。腸炎と診断され、薬をもらってお大事に~さてどうやって帰るんだ?仕方ないのでタクシー呼んで帰宅。3000円。翌週、母が転んで口を切り、また救急車。わたしには要請がかからず父が対応したのだが、いつも冷静な父は、救急隊員にお願いして、救急車に乗らず後ろから車で付いて行ったと。帰りがあるからねえ、となぜかわたしにドヤ顔。救急車でドヤア

  • おいしいものが食べたいわね

    会話が絶望的にかみ合わないを通り超して、最近は話しかけても視線も合わず、一人でぶつぶつしゃべっていることも多い。そんな中、仕事が長引き、面会時間ぎりぎりに飛び込んだ時のこと。面会時には父もわたしも、食べ物や飲み物を差し入れる。が、この時は時間がなくて手ぶらで行ってしまった。いつものようにかみ合わない話をしてたら母が急においしいものが食べたいわねと言い出した!なんだ、いつも嬉しそうな顔もしないけど、実は差し入れ楽しみにしてたんだ。母がまだ現実世界とつながってることがわかった出来事。おいしいものが食べたいわね

  • 面会と症状

    コロナで面会できなくなって、入院して退院して、今は短い時間だけど面会ができる。最初の入院からの一年を振り返ると、ずっと緩やかに進んでいた症状が、面会禁止から急に進んだとは言える。でも発症の時も、自宅介護の時も、進む時は突然だったから面会禁止との相関関係はわからない。この数ヶ月で、薬は増え、話はさらにかみ合わなくなり、痩せて、幻覚さんはまたしょっちゅう登場し、という状態。面会と症状

  • 大人では老人を癒やせない

    県をまたいでの移動を自粛していた妹ファミリーが久しぶりに来てくれた。父がニコニコで笑えた。わたしは週一で顔出していたし、うちの子達も時々行ってたけど、やはり姪っ子甥っ子にはかなわない。子供でないと老人を癒やせない。優しくて癒し系の妹を、何となく可愛がりがちな母になんだかなあって思ってた時もあるけど、そんなこと言ってる場合じゃないので、妹よ、これからもよろしく頼むぜ。大人では老人を癒やせない

  • 母の退院

    入院直後に、病院でコロナの院内感染が発生。まさかわたしが感染源では?と焦ったが、そうではないらしい。一時は母が骨になって帰って来ることも覚悟したけど、フロアが違ったらしい。入院長引くかと思ったけど、ほぼ予定通りの1ヶ月で退院できた。1年前は、入院することに大抵抗する元気のあった母。半年前は老健への入所を拒んだ母。今ではすっかり大人しく、どこへ行くにも言いなり。母の退院

  • 母の再入院

    面会禁止後、穏やかに過ごしていると聞いていたが、不穏になる回数が多くなっていたようで、夜中に暴れることが続き、また入院になってしまった。1ヶ月程で戻れるだろうとのことだけど。妹と娘は、面会禁止で症状が進んじゃったな、と。入院の移動は家族がするってことで、短い時間だけど面会ができた。わたしをわかってるかは不明。でも言うことは聞いてくれた。会話は以前にもまして絶望的にかみ合わない。でも一生懸命話してはくれた。もう時間だから、と急かす父を止めて、途中のコンビニでコーヒーを買って飲ませてあげた。わたしの老後にも誰かがコーヒーを飲ませてくれるといいな。コロナの犠牲と言えばそうかもしれないけど、しょうがない。辛いのかどうなのか、自分の気持ちもわからない。人生に辛いことが多くて、感覚が麻痺してるのかもしれない。母の再入院

  • 大学受験とコロナ 大きい声では言えない

    国語を付け焼き刃で望んだ最後の一校も合格。正直、コロナの影響はあったと思う。前期全落ち、これだけでもメンタルきつい。加えてこのコロナ騒動で、繊細な親子だったらひとたまりもないだろう。男の子で理系で伸びしろが期待できるし、こんな時に無理に頑張るより、来年安心安全な状態で、心おきなくキャンパスライフをスタートさせた方がよい、と判断する親子も一定数いたのでは。何にせよ、終わった。すっぱいブドウはおいしかった。大学受験とコロナ大きい声では言えない

  • 大学受験とコロナ 補欠合格

    後期の二校目は補欠。繰り上げの場合、〇日までにWeb上でお知らせすると。毎日10:00に確認するけど表示は変わらない。〇日10:00も補欠のステータスは変わらなかった。もうこりゃだめだな。明日の朝、残念でしたの表示を確認して終わりだな。夕方ふと、だめならだめで、早く知りたい。と17:00過ぎに確認したら、ステータスが合否発表待に変わっていて、合格、不合格、補欠のいずれも表示されない。何だろこれ。繰り上がりない人を一斉に不合格に書き変えてるのかな。夜寝る直前に布団の中でまたふと、だめならだめで、早く知りたい。と確認したら、ステータスが入学手続き待ちになってて。。。何これー!入学していいってこと?と焦って次の画面を見ると補欠合格の文字が。よかった。本当によかった。大学受験とコロナ補欠合格

  • 大学受験とコロナ すっぱいブドウ

    後期の一校目が不合格。そろそろ浪人が現実的になる。コロナは大騒ぎ。だめだった時のことを考え、ポジティブシンキング。合格しても、きっと入学式も新歓コンパもないし、それよりは来年安心安全で楽しく大学デビューした方がいいよ!ん?これってイソップ物語でブドウが取れなかったキツネの発言?ちえっ、あのブドウはすっぱいに違いない!今まであの童話にどんな教訓があるのかわからなかったけど、頑張っても手に入らなかったものをいつまでもクヨクヨ考えるより、とっとと切り替える方がよい、ということなのか?大学受験とコロナすっぱいブドウ

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、てとるんさんをフォローしませんか?

ハンドル名
てとるんさん
ブログタイトル
乳がんサバイバー てとるんのひとりごと
フォロー
乳がんサバイバー てとるんのひとりごと

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用