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2023/06/10

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  • 撮影所ゆかりの商店街と住宅街に残る巨石遺構・京都市太秦

    京都市右京区にある、京福電鉄帷子ノ辻駅に来ました。 通称嵐電(らんでん)の嵐山本線と北野線の接続駅ですが、「帷子ノ辻」は京都難読地名の代表格の一つ。 「かたびらのつじ」と読みますが、地名の由来は興味深いけれどもちょっと怖いので、他で調べてください。 ja.wikipedia.org 駅を出ると、すぐ南側に嵐山へと通じる三条通。 角のスマート珈琲店太秦店の前からは、通りの向こうに現役である松竹撮影所の建物が見えます。 ここは、かつて栄えた映画撮影所の街。 店内に入ると、珈琲豆の焙煎機越しに見えるのは、商店街のゲート。 大映通り商店街は、1986(昭和61)年に閉鎖された大映京都撮影所の名を留める…

  • 日本初の田園都市と即位礼饗宴場を遺す真宗寺院・吹田市千里山

    大阪府吹田市にある阪急千里山駅で降り、西側の丘陵を少し登ると、千里山第一噴水があります。 丸い噴水の真ん中には美しい彫刻があり、てっぺんには勢いよく水を放つ小便小僧。 このロータリーを中心として、千里山の丘陵上には放射状に道が整備され、ゆったりとした住宅地が広がっています。 噴水横には、「千里山開設記念碑」。 1920(大正9)年に住宅地を開発した「大阪住宅經營株式會社」が、会社を解散するにあたって建てた石碑です。 千里山住宅地は、産業革命後のイギリスで生まれた田園都市の構想を、日本に初めて持ち込んだものらしい。 少し北に歩くと、千里山キリスト教会が小高い丘の上に建っています。 1948(昭和…

  • 幕末に由来する家具の街と八端十字架の教会堂・京都夷川通

    鴨川の二条大橋上流に、夷川(えびすがわ)飛び石があります。 ここには、昭和初期の洪水で流されるまでは、夷川橋が架かっていました。 少し大股で跳びながら、石伝いに鴨川を渡ります。 鴨川を越えると、今度はすぐに狭いみそそぎ川。 この下流にある木屋町・先斗町で、夏の風物詩である納涼床の下から冷気を送り込んでくれる、ささやかな流れです。 川を渡って階段を登ると、ここからが夷川通。 西を目指して歩き始めると、銅駝(どうだ)会館の前には、銅駝水の蛇口。 防火用水でもある美味しい地下水の前には、いつも水汲みをする地元民の姿が絶えません。 同じ敷地内には、「舎密(せいみ)局跡」の駒札。 ここには、明治初年にお…

  • 海と山に挟まれた斜面の街で洋館を巡る・垂水区塩屋

    JR塩屋駅は、海と山に挟まれた神戸の街でも、とりわけ山が迫る場所にあります。 後ろに見えているのは、須磨浦ロープウェイがある鉢伏山。 塩屋は、紀淡灘に面した斜面の街であるため、美しい眺望を楽しめる街でもあるようです。 駅を山側に出ると、いきなり狭い商店街。 こんなに狭い駅前通りは、あまり見たことがありません。 商店会のコミュニティースペース前に貼られているポスターには、「こそだては しょうてんがいで はなしがい」の標語。 クスッと笑ってしまいますが、これは町全体で子どもたちを育てますという宣言ですよね。 掲示板に貼られた塩屋まちづくり推進会の日程案内を見ると、ひと月に6回もの行事。 自分たちの…

  • 「大大阪時代」を垣間見る街歩き・中央公会堂から府庁舎本館へ

    大阪市中心部にある、美しい中州の中之島。 土佐堀川の向こうに、1918(大正7)年に建てられた大阪市中央公会堂が見えます。 赤煉瓦に白い石の帯を配した外観は、いわゆる辰野式。 実施設計の段階で、東京駅も設計した辰野金吾の手が入っています。 正面アーチの上から小さく覗いているのは、知恵の女神・ミネルバと商業の守護神・メルキュール。 大阪に相応しい神々ですね。 「定礎」の揮毫は、今や1万円札の顔となった経済人・渋沢栄一。 腰壁部分に黒っぽい大理石を用いた、重厚なエントランスホール。 階段の木製親柱にも、美しく彫刻が施されていました。 地下の展示室では、大阪が「大大阪(だいおおさか)」とよばれた時代…

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