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2023/06/10

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  • 大阪城に残る陸軍の遺構と上町台地・大阪市中央区

    大阪環状線の森ノ宮駅から、大阪城公園に来ました。 あいにくの曇り空ですが、大阪城の周辺を歩きます。 歩き出す前に、森の中のオープンカフェでパンをいただこうと思ったら、なんとも人慣れしたスズメさん。 一羽と仲良くしていると、どんどん仲間が寄ってきます。 ちょっと楽しい、1日のスタートです。 公園を北西に進むと、すぐに大阪城の石垣が見えてきます。 まず出会うのが、南無阿弥陀仏と彫られた石塔と、蓮如上人碑。 豊臣秀吉が最初に大坂城を築く前、ここには織田信長と全面対決した石山本願寺がありました。 秀吉は、蓮如が開いた一向一揆の総本山を破却した跡に、築城したことになります。 城内には、石山本願寺推定地の…

  • 道頓堀芝居小屋の名残と心斎橋のヴォーリズ建築・大阪市中央区

    大阪市中央区の道頓堀に来ました。 道頓堀川は、江戸初期に安井道頓・道卜(どうぼく)らによって開かれた運河。 開削後から、右手の南岸には、大坂中の芝居小屋が集められました。 その多くの姿を今見ることはできませんが、浪花五座といわれた代表的な芝居小屋のうち、人形浄瑠璃の竹本座(浪花座)の跡には石柱が建てられています。 こちらは、1923(大正12)年に竣工した、正面のアーチが特徴的な大阪松竹座。 イタリア・ミラノのスカラ座をモデルにして、木村得三郎が設計しています。 木村といえば、京都にある泰山タイルで覆われた先斗町歌舞練場や、弥栄会館を設計した人でもありますよね。 保存されている外観には、テラコ…

  • 天保山台場跡から天空のなみはや大橋を徒歩で渡る・大阪市

    大阪メトロで、港区にある大阪港駅に来ました。 ここは安治川の河口に位置し、江戸後期から明治にかけて生み出された、築港と呼ばれる人工の島。 大阪万博が開催される少し西の夢洲とは、大阪メトロで繋がっています。 駅から少し西へ行くと、レトロな旧商船三井築港ビル。 かつての大阪の玄関口に残る、数少ない近代建築の一つです。 1933(昭和8)年の竣工当時は3階建てでしたが、水没対策として街全体がかさ上げされたため、2階建てになってしまったらしい。 蔦がからまる壁面は、スクラッチタイルで覆われています。 かさ上げしたために、元2階に作られたエントランス。 昔ながらの丸い照明灯が並ぶ、板張りの廊下。 「消火…

  • くらわんか舟の宿場町と信長に焼かれた寺内町跡・枚方市

    京阪本線枚方市駅を出ると、すぐ前に文政九年と刻まれた道標が立っています。 表の面には「右 大坂みち」とあり、豊臣秀吉が整備した京街道の道標になります。 ここは、江戸幕府が設けた東海道五十三次の延長ルート、五十七次の「枚方宿」が置かれていた町。 街道沿いには、旧家が残ります。 街道脇の縁石をよく見ると、今の石の下から昔の石が覗いていたり、 味噌屋さんの前では、積み重ねた石臼の上に看板。 こちらは、本陣が置かれていた場所。 船番所跡もありました。 左手の土手は、現在の淀川の堤防。 江戸時代にこのような堤防はなく、枚方宿では、三十石船を利用した人や荷の往来が盛んだったようです。 近くには、宿の問屋役…

  • 楠葉台場跡と刻が止まったような京街道の町・橋本駅周辺

    京都府八幡市にある、京阪本線橋本駅に来ました。 小さな駅舎を出たところには、錆びついた鉄製の火の見櫓が建っています。 でも、駅改札の真ん前に屹立する火の見櫓なんて、これまで見たことがありません。 いきなり、ちょっと不思議な町に来たことを、実感させられます。 櫓の足元には、「橋本渡舟場三丁」の道標。 橋本は、桂川・宇治川・木津川の三川が合流して淀川となる地点に面していて、古代には行基によって日本三古橋の一つである山崎橋が架けられたところ。 橋本の地名は、山崎橋のたもとにある集落ということなのでしょう。 橋の流失後に、渡し舟が用いられていたようです。 道標の側面には、「湯澤山茶久蓮寺跡」。 豊臣秀…

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