Mercury'sでは、平日の毎朝7:30にお届けするニュースレターを中心に、グローバルマクロ戦略等の資産運用に関するインサイトを発信しています。
ドル安が米株高を相殺:S&P500最高値更新でもリターンは伸び悩み
written by @mercurys_assets 今回のポイント * 米国株は上昇しているが、日本の個人投資家にとってはドル安(円高)によって相殺されている。 * FRBの利下げ予測と景気後退リスクが米国株への投資魅力を低下させている。 * 為替リスクを考慮した新たな投資戦略が必要とされている。 ニュースレターに登録 為替と米国株のパフォーマンス 米国株式市場は、ダウ平均株価やS&P500指数が最高値に迫るなど、堅調な動きを見せている。しかし、日本の個人投資家にとっては、これらの株高がそのまま利益につながっているわけではない。主な理由として、円高の進行が挙げられる。特に、S&P500が歴史的な高値に達しそうな局面でも、日本の個人投資家がその恩恵を受けにくい現状がある。 かつて、米国株への投資は為替リスクをそれほど心配する必要がなかった。2022年3月以降、米連邦準備制度理事会(FRB)が急速に利上げを進めたことで、ドル高が進行し、米国株への投資の魅力が高まっていたからだ。 しかし、現在の状況は変わりつつある。債券先物市場の予測では、FRBが今後0.25%ずつ
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