元彼と会えない日が続くようになってから、最近の私は一人散歩にハマっている。個展やイベント等あれば別だが、基本は、今まで訪れたことのない土地を巡るのが私流。 まずgoogleマップを開き、周辺で古着の取り扱いがあるリサイクルショップを検索。歩ける範囲に複数店舗が構えてあれば◎。なければ1駅2駅までなら、公共交通機関での移動も可とする。 少し前までは、そこでランチに何を食べるか、どのカフェを訪れるか、お土産のスイーツをどこで買うか…等、諸々調べていたが、最近の私はそういうことはしない。1から100まで調べ尽くすことが、段々とストレスになってきたのだ。 プチ旅は、もっと気軽に行きたい。 リサイクルシ…
週末等に元彼と楽しい時間を過ごしてしまうと、次の日の夜、無性に彼の声が聞きたくなってしまう。 元彼と別れて友達という関係に戻ってから、彼から積極的に連絡はない。私から連絡をすれば、絶対に当日中に返してはくれるが、それだけだ。 もう、私への愛情は無くなってしまったのだろうか。 仕事で忙しい人だけど、会いたいと言えば時間を作ってくれる。男性は愛情表現が苦手だという。私よりも20歳も上の人だから、よりそういった傾向が顕著なのだろうか。そんな風に自分を慰めてみたりするけれど、それで納得出来るほど夢を見れる年齢でもない。 私も、もう30なのだ。 別れていた私達が友達に戻る時。彼は、まだ私のことが好きだと…
元彼から、やっぱり会えないかとの連絡があったのも束の間。了承の返事をして2日後。彼から「仕事の予定が入った」と追加のメッセージが届いた。 元彼からお誘いの連絡があった時のブログ↓ ahiru0301.hatenablog.com 別に「本当に仕事の予定なの?」と疑っているわけではない。了承の返事をした後に、連絡がなかなか返ってこなかった時点で、なんとなく予想はしていた。ただ、だからといってショックを受けなかったのかといえば、そういうわけではない。 「私ばっかりが会いたいのか…」そんな思いが、また強くなる。 いや、もう駄目だ。 これ以上は卑屈になってしまう。ひとまず今回のことは忘れよう。次、どう…
「今週末は実家へ帰省するから、君とは会えない」と返された木曜日。ちょっと不貞腐れていた私だが、彼から追加で連絡が来た。「月曜日の午後からだったら、時間を作れる」と。 …正直、会いたい。でも、ここで会ってしまったら負けなのだろうか。そもそも一緒に会って話をするという約束を取り付けるのに、勝ちとか負けとかあるのだろうか。 最近、よく分からなくなる。 私から連絡したら負け? 返事を早く返したらなめられる? いつも相手の要求を呑んでいたら、調子良く使われる? 男女の恋愛の駆け引きというものに、今の私は惑わされすぎているのだろうか。こうした、本音を隠して「恋愛を上手く攻略するためのルール」というものに従…
私は昔から「何か1つ新調する」と「何か1つ捨てる」というのを、無意識に実施している。特に両親から注意を受けたわけでも、何か本で習ったわけでもないが、この作業は私の中のルーティンとなっている。 ある日、いつもの感覚で新しい服を購入したため、古い持ち物の中から何か捨てるものはないかと物色していた。先の習慣を徹底しているため、それほど古い服は持ち合わせていないが、その手持ちの中からも、比較的登場頻度が少なく、手放してよさそうなものを見繕ってゆく。 「まあ、これならいいだろう」 暫くして、手ごろなものを選び出し、ゴミ箱へ。先ほどまでに散らかした服を整理していると、ルームメイトから「え!?」の声が向けら…
元彼が実家に帰省するということで、週末の予定がなくなってしまった。 都内は本日、雨らしい。もともとインドアで節約にハマっている最近の私は、自分1人のためにどこかへ…という気も起きない。 久しぶりの外食は心躍るが、美味しさを誰と共有するでもなく、もくもくと食べる食事はどこか満足感に劣り、寂しく感じる。 元彼と付き合うまでは、むしろ自分のペースで、自分の好きなモノを食べられることこそ至極と思えていたのに。人の考え方は変わるものらしい。 日帰りのプチ旅行も、同じだ。誰かと、喜びや楽しさを共有したくなってしまう。 どうしても使ったお金や時間に足る、幸福感を得られる自信がなく、行動に制限がかかってしまっ…
昨日の真夜中に決意した朝食:「豚肉の生姜焼き」 昨日の真夜中に決意するブログ↓ ahiru0301.hatenablog.com 男の人は、こういうのが好きなんでしょう。茶色い系の料理。 元彼は仕事で忙しく、総菜や外食ばかりの生活だ。私と同棲すれば、こんな料理だって作ってあげるのに。結婚すれば「お疲れ様」「お帰りなさい」と温かい食事で出迎えて…そして… ありもしない妄想をして、暗くなる。 はたして彼はそんなこと生活を望んでいるのだろうか。総菜や外食ばかりの日々にも、それほど不満を抱いていないように感じる。ましてや、常に部屋に誰かがいて、結婚なんてしようものなら、責任や制限…その他諸々を考えると…
昨日は久しぶりに元彼と電話をした。 株にハマっている最近の私達は「直近の日経について考察」から始まり→「今後の流れの予測」→「仕事」に話が飛んで→「会わなかった間の近況を報告」し合うまでがトークの定番となっている。 話は盛り上がり、まるで学生時代のような感覚。 やっぱり何度話しても、彼との会話が一番楽しく、こんな時をずっと過ごしていたい。 今週末も、また一緒にカフェでご飯でもするのだろうか。それとなく彼の予定を聞いてみると、今週は実家に帰るから会えないとのことだった。そう。彼のご両親は現在体調を崩しており、去年から頻繁に実家へ帰省しているのだ。 なんとなく、予想出来ていたこと。 しかし、付き合…
元彼と別れてから、どれくらいだろうか。暫くぶりに会った彼は、少しやつれていた。もともと痩せている人だったけれど、より細く。話していても思考が上手くまわっていないような状態。頬の肉も少し落ちていた。 元彼と友人に戻った話↓ ahiru0301.hatenablog.com 私と別れてから、彼は鬱になっていたらしい。 原因が私だとは言わなかった。 歩いていてると眩暈が起きて、パソコンや携帯を見るのも気持ち悪い。会話や文章が頭に入ってこず、もう仕事が出来る状態じゃない。彼は長めの休暇を取り、それで駄目なら仕事を辞めようとしていた。 久しぶりに会った彼からの告白。 あんなに気丈に振る舞っていた彼の姿は…
直前に食べるもので、苦手な甘酒の味が変わる!甘酒ミルクの作り方
甘酒は体や美容に良いと、よく聞くが、どうもあの独特の甘いような苦いような味が苦手で、昔から倦厭していた。しかし体調を度々崩すようになってからは、そうも言ってられず、色々と健康に良いとされることを試さざるを得なくなる。 ということで最初は、本場の甘酒というものを知るために、甘味処へ。 もしかしたら今まで飲んでいたものが、たまたま私との相性が悪かっただけで、老舗のちゃんとしたところで嗜めば、口に合ったりするのかもしれない。早速、元彼を誘い都内の有名なお店へ向かう。 元彼について↓ ahiru0301.hatenablog.com 甘味処の店員さんから教えてもらったこと 甘酒ミルク 甘味処の店員さん…
自炊をするのがとっても面倒臭い。 今までは、好みのものが適量食べられるからと、あまり苦痛を感じることはなかったのに。最近は「朝と昼兼用でいいかな」「夜は抜いちゃっていいかな」とばかり考えてしまう。 結果、夜中に小腹が空いて、ポテチの袋を空けてしまうという良くないルーティーンが成り立ちつつある。 ひとまず、夜更かしが良くない。最近ずっと家にいるからと、睡眠に入る時間がどんどん遅くなっていた。結果、朝起きる時間も遅くなり、朝と昼の食事が兼用となり…と悪い方悪い方に進んでしまう。 今日は久しぶりに8時の起床。 もう冬も終わったようだ。この時間でも、こんなに暖かくなっている。 ずっと家にいると季節感が…
YouTubeをしている人は、ストックというものを作るらしい。確かにそういう考え方は大事だ。趣味だと割り切ると、どうしても、より楽しいことに意識がそれがちだ。何かと理由をつけて、投稿をサボってしまう。 私は今、ブログにハマっているが、派遣先が決まるまでの待機期間が終わって、仕事が始まってしまえば、きっとすぐに忙しさを理由に投稿が滞ってしまうだろう。 そして、自分と会社の往復の世界に閉じ籠り、また鬱々とした生活に巻き戻ってしまうのだ。 ブログを続ける理由 ストックを作ってみよう ブログを続ける理由 このブログは、私にとって1つの居場所になったら良いなと思っている。仕事が大変、人間関係が大変。そん…
誰からも目を向けられなかった自身の中の葛藤を、自分だけでも忘れないように
最近芸能人のYouTubeを、よく視聴している。 一人暮らしが続いてテレビの無い生活にも慣れてきたが、久しぶりに芸能人の喋りを見ていると、やはり上手だなと実感する。動画の流れも起承転結がしっかりとしていて、視聴後にメッセージ性の残るものが多い。 文章力の衰え ブログを書き始めて変わったこと 目指すところ 文章力の衰え 私は文章を書くのは好きだが、では文才に長けているのかというと、そうではない。社会人になってから定型文しか使わない日々を長く過ごしてから、久しぶりにこうして自身の頭で文章を起こして、まとめてみると、こんなにも自分の書く文章はちぐはぐなものかと、眉をしかめてしまう。 使わない技術は、…
古着屋さんへ行くようになって、「服を大事にしているお店」と「そうでないお店」が目につくようになった。 服をラックにぎゅうぎゅうに詰めている店舗は、商品を取りにくいし、戻しにくく好きじゃない。ニットなんかは、その過程で伸びてしまっている商品もあったりして、こんなになってしまって果たして購入する人はいるのだろうかと疑問に思ってしまう。 私は、よく本を読むので、似たような状況を古書店等で見かけることはあったが、古着が気になりだしてからは、似たような感覚をここでも覚えるようになってきた。 そんなことを感じるようになって、ふと家の洋服たちを思い出す。 はたして、私は彼らを大事にしているだろうか。 そんな…
くせ毛に悩む私だが、数年前から髪のうねりに付け加え、パサつきが気になってきた。くせ毛は仕方ないにしろ、櫛が通らないほどの毛先の引っ掛かりは、毎日が憂鬱に。 縮毛矯正をかけているから、痛んできているのかと悩みながら、ひとまず出来るケアとして、色々なものを試行錯誤する。 ある日、結構伸びてきたくせ毛を弄びながら、そろそろ切りに行くかと、癖毛専門の美容院を予約した。 さっそく自分の髪の状態について質問してみる。「最近毛先のひっかかりが凄くて、かなり痛んでるのでしょうか」すると以外にも、店員さんからの返答は「NO」。 では何が原因ですかと追撃してみると、どうやら私の今までの悩みは乾燥からくるものだった…
ブログのデザインを少し変更してみました。前回よりは、全体的に「ナチュラル」「可愛い」感じに。 それにしても、最近はフリーで色んなことが出来て便利な世の中になったなと実感します。登録さえすれば無料でブログサイトを持てて、ヘッダーやアイコンに使用する画像も無料。 私のように、ちょっとブログでも趣味にしてみようかなという時、それっぽい枠組みがすぐに出来るのは非常に有難いです。今月からブログを始めてみて半月ほど。記事数も少しずつ増えてきて、それっぽくなってきたのかなぁと思います。 コメントやブックマーク等もつくようになったら、もう少し賑やかな感じのデザインにしてみたいなと妄想してみたり。それまでは、も…
次の配属予定現場のリーダーが元彼と瓜二つで、気まずいことこの上ない②
私はITの派遣社員として働いている。昨日ブログに書いた、元彼そっくりのリーダーのいる現場が、派遣先として決まってしまった。 もう1つあった候補先も、先に進めたいと2次面接の話が出ていたはずなのに。営業の奴、絶対単価で選んで勝手に断ったな…。 次の配属先として決まってしまった所は、炎上している現場な気がする。でないと、私みたいな、ほぼほぼ未経験を雇う理由がない。誰か辞めるんだろうか。 せっかく仕事中心の生き方からの脱却を図ろうとしていたのに、結局こういう現場に決まってしまって、また社畜の生活に逆戻りしてしまう。 先方の話では「意欲次第で窓口業務も構築業務も」との話だったが。当初と話が違うじゃない…
次の配属予定現場のリーダーが元彼と瓜二つで、気まずいことこの上ない
私はITの派遣会社で働いている。 今は、次の現場先が決めるまで、束の間の自宅待機中。 そろそろ次回配属先の方向性も決まって来たし、勉強用の本でも新調しようかと本屋を物色していたところ、突如携帯の電話が鳴る。 「前回面談したところがOK出ました」 なんと。この何のしがらみもない小休止も終わってしまう時が来たようだ。それにしても、あの会社か。そう、ここの会社、現場リーダーが元彼にそっくりなのだ。顔や体型、喋り方や考え方までも。 だから面談の時は、このリーダーが求める社員像や受け答えが手に取るように分かった。 ああ、こういう返しを求めてるんだろうな。 ああ、こういう考え方を求めてるんだろうな。 彼は…
例のお友達に戻った元彼氏から、ホワイトデーにマカロンを貰った。 こうして、また手の平で弄ばれる。 だけど食べ物に罪はないですから、美味しくいただきます。 私はよく、男女関係なく人からモノを貰うことが多い。 お菓子やケーキ。カフェラテベースやコップ、マドラー等をまとめたコーヒーセット。高いものだとPC。受け取らなかったが熱海旅行。最近だと、ペットボトルの水を2ダース。 私は昔から、結婚するなら優しい人という理想を描いていた。しかし「優しい」の基準は難しい。だから友人たちには、よく「お菓子をくれる人」と言っていた。 本当に「お菓子をくれる人」=「優しい人」=「結婚したい人」という図式を描いていたわ…
変化のない日常を選んだ友人と、変化を選んだ私。どちらが幸せか
今日の都内は、久しぶりのしっかりした雨だ。 まるで昨日までの快晴が嘘のように。 通勤時やお出かけ時の悪天候は好きではないが、家の中から感じる雨は好きだ。眠る前の雨音等は、どこか心を落ち着けてくれる。 ぱちぱちと窓に当たる水滴。水の音をまといながら走る車の走行音。室内からでも感じ取れる少し重たい空気。 今日は朝から、敷きぶとんカバーを洗濯にかけた。こんなに酷い雨と湿気で、絶対今日中に乾くものでもないのに。今はお風呂場の除湿にかけている。 こんな天気の悪い日は、自分が部屋にこもって楽しんでも良いと許しを得ている気分になる。 だからちょっとだけ、しっかりとした朝ごはんを作って、ゆっくりと味わう。私は…
節約生活を行うにあたって、何にお金を使うべきか、控えるべきかという命題は、一生つきまとう事柄であろう。そこで今回は、私が実際に行っている節約内容について紹介してゆく。 食事 仕事終わりのご褒美 衣服 週末のカフェ まとめ 食事 外食は、自炊に比べてやはり随分とお金を使う。自身も少し前まで外食民であったため、時間や手間をお金で買うというのは、ある程度理解があるつもりだ。ただし、平日祝日問わず、全てを外食や総菜で賄うというのは、あまりにもお金を軽視しすぎである。 毎日のことであるから、少し意識するだけで大きく結果が出る食事という項目は、まず最初に見直しをかけた。 仕事終わりのご褒美 「今日も1日仕…
昨日は、とても嬉しいことがあった。 夜の21時頃、夜食のパンでもと近所のスーパーへ立ち寄った時のこと。安くなった、大根やレタスを、明日の朝食用にカゴの中へ入れてゆく。お目当てのチョコクロワッサンも手に入れ、最後に「お肉でも…」と商品を手にとったところ。 「それ、半額になりますよ」と店員さん。私の買う予定だったお肉のパッケージに、半額のシールを貼ってくれた。 こんなこと30年生きてきて、はじめてのこと。もちろんお肉が安く手に入ったことも嬉しいが、久々に人の優しさに触れた深夜のスーパーでの出来事に、ちょっぴりほっこり。 ランキング参加中雑談 ランキング参加中独身女性の生活
私は昔から、あまり男性アイドルや俳優にハマることがない。性格や考え方の分からない相手に、なかなか深くのめり込めない質なのだ。 そんな私の理想の男性像とは。 自分は顔や身長、体型について、特に理想がない。ただ、話の合う人、続く人が良いなというのはある。そんな時、なにかで「クレヨンしんちゃん」の『野原ひろし』ほど、良い男はいないというものを見た。 小さい頃の記憶を振り返ってみる。 確かに彼は、仕事に真面目で、子煩悩。子供が2人生まれた後も、みさえのことを愛し続けていることが感じとれる。豪華な暮らしではないものの、あの家庭には誰もが羨む家庭像がギュッと詰まっていた。 私は昔から、もし好きな人が出来て…
宝くじが当たったら何をしたいかという夢を描いたことは、誰しもあるだろう。そんな感覚で、株を始めた私は、将来どんな生活をしたいのかと、度々考えるようになった。 最初の頃は、大きなお家に住んで、綺麗な洋服に身を包み、日々贅沢な食事をとる…というようなもの。 しかし、色々と現実的に考えてみると「大きい家は掃除が大変そう」「特に欲しいブランドの服が無い」「美味しいものは好きだけど、別に自分が作る料理でもそれなりに満足できる」ということに気付き、今ではそんな夢も消えてしまった。 そんな今の自分の夢は、自然に囲まれた場所で長閑に暮らすというもの。 ゲームが好きなので、1年に1回、秋葉原まで社会人時代に気に…
会社が忙しくてピリピリしていた時、私は私生活での人との接触を最低限まで減らそうとしていた。職場での休憩時間、家での余暇時間。他人と一緒にいることがとにかくストレスで、機会さえあれば1人になりたかった。 そんな生活を続けること数ヵ月。 ある限界を迎えた日、私は派遣の現場を変更することを決め、退プロ申請を行う。それからは次第に、自分や会社というものを客観的に見れるようになり、心の余裕が生まれ、あれほどまでに人を避けていた生活が少し改善された。 余裕が生む効果 誰かを助けてあげられるのは、自分と相手に余裕がある時のみ 相手に余裕が無い場合 相手に余裕がある場合 余裕が生む効果 今でも、やはり自分の部…
あんなに望んでいたプロポーズが、過去に溶ける日。元恋人との復縁は失敗か
彼氏と別れた。 年齢差が20あった。 彼には離婚歴があるらしい。 一回失敗しているから、結婚する気はないと言われた。 同棲も、したくないんだろうなという雰囲気はあった。でも決めつけは良くない。一応質問してみると、俺達は、別々で暮らしている方が向いていると言われた。 このままの関係を続けたいとのことだった。 私達が進める階段は、登り切ったのだろう。今後、同棲する未来も、結婚する未来も、子供を作る未来もない。 私達の関係は、ここが最終地点なのだと感じた。 セフレみたいな関係を望んでいるんですかと訊いたら、そういうつもりじゃないと返ってきた。ただ「結果的に君からしたら、そういうことなんだろう」と続い…
節約の前に『書籍代』は無駄なのか?本を読むことで出世を勝ち取る方法
書籍代は無駄か否か。 私は昔から、漫画や雑誌、本をよく読む。 1冊の値段が、それほど高価なものでもないため、ついつい気軽に手に取りがちだ。 私の両親は、昔から本に関してお金をかけることを止めない人だった。文字から学ぶところは多いからという理由で、欲しいと思えば買ってくれたし、読みたい本が買えず困ったという経験はない。 しかし節約生活を続けるにあたって、月々の固定費とも言える書籍代について疑問に思うようになってきた。 そこからは、しばらく書籍にお金を使用することを控えるようになり、どうしても読みたくなった時は、満喫へ。幸い文字を読むのが早いタイプであったため、6時間程籠って気になっていた漫画を片…
2年程前に帯状疱疹になってから、度々体調を崩すようになってきた。 こういうのは癖になるんだろうか。 休職や転職、現場変更を重ねることで、自分の働き方について考え直す日々が続いている。 いや、理由はそれだけではないのかもしれない。 私は今年で32歳になる。 この年になると、周りで結婚してくる人間が増えてくる。働いていない人や、時短勤務をしている人、働き方を変更し始める人等様々だ。 大学生の頃は、どこかの会社に入って、バリバリに仕事をして、出世をして、定年まで働くんだと意気込んでいた。 ただ実際に社会人の環境に身を置くと、そんな気概で働いている人が、ほとんどいないことに気付く。会社は給料を貰うため…
節約ばかりの日々を送る私だが、最近、ルームメイトに誘われて武蔵小杉を散策してきた。 交通費がもったいないと、しばらく電車に乗ることも控えていた自分にとっては、久しぶりの遠出。車窓から眺める景色は、プチ旅行でも始まるような高揚感を沸き立たせてくれる。 通勤していた頃は、すし詰めで、どんよりとした空気が漂っていた車内も、平日はどこか落ち着いた、長閑な雰囲気。ラッシュ時間特有の焦燥感はなく、木漏れ日の心地よさに軽い欠伸が1つ。 クレープ 商店街 日本酒 クレープ そんな暖かな時間を楽しみつつ、駅に降り立った私達が、最初に向かうのはクレープ屋さん。 目に映る、赤いイチゴ。ふんわりホイップされた生クリー…
私は去年の秋頃から、株というものをやっている。 切欠は色々とあるが、在宅勤務で自由な時間が増えたという部分が大きい。 株は昔から興味があった。ただ、自身の日常とあまりにもかけ離れた存在で、何度か手を出すものの、上手くハマらず投げていたのだ。今回も、いつもの衝動のようなもので「飽きるまでの暇つぶし」くらいの感じで始めてみた。 株をすることによって学べることは幾つかある。1つは株という仕組みについて。1つは経済や社会について。 あれから半年もしないくらい経過した今、先に挙げたものについては、ある程度の知識がついたように思う。ただそれ以上に副次的に得たものが多い。 お金の価値 人生設計 お金の価値 …
私は社会人になってから、ニキビがよくできるようになったタイプだ。 学生の頃にも出来なかったわけではないが、悩みを抱えるというほどではなかった。学生時代と社会人時代を比べた時に、それほど食生活は変わらない。枕カバーを毎日変えるだとか、洗顔は泡立てて、睡眠をしっかり取る等、基本的なことは気を付けていたつもりだ。つまりは、別のところに原因があったのだろう。 私はITの派遣として働いている。 次の現場先が決まるまでの自宅待機中。ニキビは1つもない。しかし働いていた少し前までは、常に日々出来る赤いポツポツに悩んでいた。そんな私の、今までと今は、何が違うのだろう。 水分を摂る ストレスの軽減 良かれと思っ…
私はIT業界で働く派遣社員だ。 今日は次の現場を決める配属先面談だった。 今週は、同時並行で3つほど面接を行った。 1つの会社から合格の返事が来た。残り2つは結果待ち。 こうして色々な会社を見ていると、面接だけでも会社の風土だったり顔というのが見えてくる。しっかりしていそうな会社。緩そうな会社。今まで働いた現場と、似た雰囲気のところもあれば、ここは自分には合わないと、直感的に感じる場所もある。 ここでの選択で、私の人生は大きく変わるのだろうか…ふと、そんな風に思う。短い案件でも、少なく見積もって1年程は、その会社で働くこととなるだろう。 「会社員」=「安定」という幻想 知識が全て 自身の変化 …
私はIT業界で働いている。 以前、現場で体調を崩し「適応障害」の診断を受けた。 仕事自体は、それほど苦痛を伴っていたわけでは無い。 主な原因は人間関係だった。 私は、現場のある先輩に嫌われていたのか何なのか、とてもイビられていた。彼の専売特許である業務を、上長が彼を通さずに私へ振ったことが、多分、プライド的に許さなかったのだろう。 そんなことが続いて、だんだんと業務中に頭痛が起きるようになってきた。パソコンを見ていると、吐き気が起こる。体がグラグラ揺れている状態が常だった。 ある日、あまりにも耐えきれない頭痛に病院へ行くと「適応障害」の診断を受けた。 薬を飲むと、それまでの症状が嘘のように調子…
私はお菓子が大好きだ。 甘い、辛い、しょっぱい問わず、様々なものを好む。 東京に上京してからは、週末にデパ地下でスイーツを買うのが楽しみだった。ショーケースの中にはキラキラ輝く、ケーキ、チョコレート、クッキー達。お値段はそれなりにすけれど、それはお仕事を頑張った自分へのご褒美。綺麗に包装されたパッケージを紐解く瞬間が大好きだった。 しかし、節約に力を入れている今、それら高級品を手に取る機会は減っている。 切欠は在宅勤務になり、デパ地下へ行くまでの定期が無くなってしまったことが大きい。そして毎週の習慣が途絶えると、自然と冷静な頭が考える。何でもない日のご褒美に、それらはあまりに高級品なのではと。…
私は昔から、誰かにのめり込むのが怖い。 だから意図的に他人とは距離を置くし、自分の本心を見せないようにしていた。 自分に自信がない。本当の自分を見せると嫌われる、皆が私から離れてゆく。小さい頃から、なぜかそういう思い込みがある。 本当はそんなことないのかもしれない。 でも、そんなあるかもしれない現実を信じることが出来ない。 友人の告白 母の告白 友人の告白 学生の頃は、広く浅くの交友関係を築いていた。どこかのグループから仲間外れになった時のために、オタクも不良もない、全てのグループに属していた。その時その時、求められるグループを点々としてゆく日々。渡り鳥のような生活を送っていた。 高校の頃「貴…
数年ぶりにポテトチップスを食べた。 私は昔、バリバリと頭に響く食べ物があまり好きじゃなかった。 お煎餅等は、味自体は好きも嫌いもないのだが、あの音が苦手なのだ。 ただ、別に苦手なだけで食べれないわけではない、誰かから薦められれば笑顔で1枚貰うくらいは造作でもなかった。 そんな自分もいつからか、甘い物より塩辛いものを好むようになり、ふと目に入ったお煎餅がとても美味しそうに見えた日がある。1袋購入し、口にする。久々に食べたそれは非常に美味しかった。あのバリバリと響く音も気にならない。いつの間にか、よく分からない苦手を私は克服していたようだった。 この事件以降、それまで進んで口にしなかったもの達を、…
私は趣味が頻繁に変わりやすい。 「とことんのめり込む」 →「ある程度まで突き詰めると飽きる」 →「別の趣味を見つける」 私は生まれてから今まで、ずっとこのサイクルを続けている。結果として、自分の中で過集中を紛らわせるのに、試してよかった趣味というものが幾つかあるため、ここではそれらを紹介してゆきたい。 趣味を複数持つ 自分の意思で左右されない趣味作り 他人との接触を増やす まとめ 趣味を複数持つ 私は趣味を1つに絞ると、それにとことんのめり込んでしまう。これは、そのジャンルを短期間で深堀り出来るというメリットはあるものの、あまり体に良いことではない。 そういった意味では、どういう趣味であれ、そ…
ここ数年、私の周りには過集中の特性を持つ人が増えた。 ルームメイトも、その内の1人。 過集中には「短期間で成果を出せる」といったメリットの反面、過集中が切れた時に起こる「異常な体力の消耗」がデメリットとしてあげられる。 私は今まで、この前者のメリットを重要視しており、デメリットの存在には気付きつつも意識しないようにしてきた。しかし年齢を重ねるにつれ、次第に体力も落ち、精神力が体力に追いつかなくなってくる。 仕事で過集中を発揮すると、仕事終わりの脱力感に耐え切れない。体調を崩すことも増え、帯状疱疹や適応障害、鬱の診断を受けるようになった。 このままでは体が持たない。 普通に会社へ行き、仕事をする…
私には確固とした自分というものがない。 ゆえに周りの人や環境に影響を受けやすい。普通であれば、他人と合わせるというのは苦痛を伴う行為なのかもしれない。ただ、私の感覚だと、どちらかというと他人に合わせるというよりは、他人に成り変わるという表現が適切なように思う。 接客時代は、同じ店舗にいる複数の社員の人格をコピーした。 売上があがらないという理由で困ることは無かった。 会社員時代 悩み 悩み→特技への昇華 会社員時代 私は当時からYouTubeをよく見ていた。 ハマっているYouTuberの人格が入ってくる。私の喋り方や笑い方、仕草等、自分を形成する要素が次々に塗り替えられてゆく。 「その笑い方…
社会人になってから気付いた特技がある。 私は、他人のコピーが得意だ。 私はもともと引っ込み思案で、あがり症、人と話すのも得意ではなかった。それもあり学生時代は専ら"聞き専"の人生を送ってきた。 しかしひょんなことから、私は接客業界に就職することとなる。 ノルマはそれほど厳しい会社ではなかった。一応月目標は存在するが、達成出来なかったからといって、叱咤激励されたり、給料に変化があったりということもない。そういう意味では自由なものだった。 ただ、出世を目指す社員にとっては、そういうわけにもいかない。 私の周りには、喋りに特化した人、懐に入るのが得意な人、視覚的な演出が得意な人等、様々な社員がいた。…
東京の人は持ち物がお洒落だと思う。 鞄1つとっても、ポーチ1つとっても、どこかのブランドものを使用している人を度々目にする。いや、割合としては、東京も田舎も変わらないのかもしれない。何しろ、人口の総数が多いから、否が応にも目につくのだろうか。 そんな環境に身を置くと、自然と手に取るものもワンランク上のものになってゆく。 節約に目覚めた今、ふと我に返ると、今までの10倍もの値段をリップクリームに使っていた。 改めて自分の周りを見渡すと、そういったことが多い。 日用品 詰め替え 割引 日用品 シャンプー、コンディショナー、トリートメント。化粧水、乳液、保湿クリーム。歯磨き粉に至るまで、身の回りのも…
ストレスと食欲の関係性。お金で縛られた会社との関係性を脱却するには
私は、ITの派遣社員だ。 前回の現場は在宅勤務だった。 通勤時間等、仕事のためにかける時間は無くなり、残業もほとんどない。 忙しくもない現場だったから、自身の生活の中で占める仕事の割合は、今までに比べて、かなり減少していた。 しかし、だからといってストレスがないのかといえば、そういうものでもない。 家が仕事をする場所になると、ON・OFFのスイッチが曖昧になり、動かなくなれば、体はどんどん鈍ってくる。 常に眠いような、ぼーっとするような倦怠感が体を巡る。 日々の苛々を相談する場所もない。 目に見えない疲れが、静かに蓄積してゆく。 朝はギリギリまで寝ていたいから朝食を抜くようになり、夜は爆食いす…
以前までの私は古着に対して、あまり良いイメージを持ってなかった。 汚そう、古そう。 時代遅れのデザイン。 中古なのに高い。 そんな感じだ。 友人とのウィンドウショッピングで中古屋を巡ることもなかったし、そんなイメージを持つ自身が1人でそういった場所へ足を運ぶことも無かった。 しかし、東京には古着屋やヴィンテージショップと名のつく店が多い。ぱっと見、外観からでは分からない店も多く、商品を見ても、新品と大差ないものも多い。次第に、古着に対する悪いイメージが払拭されていった。 それでは逆に、古着の良いところは何だろう。 私は、原色が好きだ。明るく、奇抜な色味を見つけると、自然と目で追ってしまう。 私…
最近節約にハマっている。 切欠は在宅勤務。 今まで朝・昼・晩、全て外食か総菜で済ませていた食事を、全て自炊へ切り替えた。 月6万を超えていた食事代が、2万まで抑えられた。 それほど食に興味の無かった私は、特に辛い節制生活を送っていたわけではない。メニューに偏りはあるが、それは自炊する前も一緒だ。むしろ以前は、唐揚げ、チキン南蛮、アジフライと揚げ物ばかりで野菜を取っていなかった身からすると、今の生活は逆に健康的な気さえする。肉や魚は高いのだ。 自分の給料でも、こんなに貯金が出来たのか。 この実感を切欠に、私は今までの生活を見つめ直すようになる。 外食 洋服 外食 自炊を始めたての頃は、週末に外食…
『酒寄さんのぼる塾生活』が発売された。 私は酒寄さんの書く文章のファンだ。 彼女は自分に自信が無いらしい。 書籍の中でも、度々そのことに触れられる。 私が酒寄さんという存在を知ったのは、YouTubeだった。とある回で、メンバーそれぞれが色々な視聴者さんの疑問に答えてゆくというもの。 その時に、メンバーがお勧めの本について回答する場面があった。 彼女は、よく本を読むらしい。「よいこの君主論」という本を紹介していた。彼女の推薦文句に惹かれた私は、数日後、電子書籍でその本を購入する。 それから、彼女は度々YouTube配信へ登場するようになる。正直なところ、もともと3人での動画を見ていた私は、ぼる…
お題「高校生に戻ったらしたいこと」 本来であれば帰宅部一択だった選択肢。 私の学校では、部活動への加入が強制だった。 そこで私は、活動頻度の少ない美術部への加入を決意する。我が校の美術部は、課題提出日までに作品を完成させれば、参加頻度は自由だった。 ほぼほぼ帰宅部の生活を実現し、家に帰ればゲームの日々を謳歌する。 当時は、これが最善の選択肢だと考えていたし、今も後悔まではしていない。 ただ、東京へ上京。会社へ就職し、地元や学校というコミュニティーから離れ、仕事場での「偽りの自分」という存在しか認められない世界で暮らしていると、ふと、素の自分が許されていた、あの頃がとても貴重だったように思える。…
世間一般ではどこからが浮気なのだろう。 私の感覚がおかしいのだろうか。 それとも彼の感覚も、世間とはズレたものなのだろうか。 いや、共通したルール等、そもそも存在しないのかもしれない。 彼は、私が会社でセクハラと称されるような行為を受けるのを酷く嫌がった。 一度、体調を崩して休職が必要となった時、職場の同僚と二人きりで飲みに行ったことがあった。私的には、送別会のようなつもりだった。ただ、相手はそんなつもりでなかったようで、無理やりホテルに連れて行かれそうになったことがあったのだ。 まだ、彼とは付き合っていなかった頃。 後日、実は前にこんなことがあったのだと、彼に伝えた。男の人は、皆そんなものな…
とある動画で「どこからが浮気か」というテーマで話し合いをしていた。 人と付き合うまでの私は、一緒に食事や手をつなぐ等、特に気にしなかった。体の関係も、お店なら特に問題視しない。全ての局面で、自分が相手を満足させる自信が無かったから、他所で色々な欲を発散させるのは仕方のないことだと考えていた。 ただ、心の浮気は嫌だった。 心が離れてしまったら、それが終わりの時だろうなと、感じていた。 後に彼氏となる人と、付き合う前、同じテーマで話し合ったことがある。 私は例に漏れず、先のようなことを伝えた。 「えー、そんな風に彼女に思われたら、逆に辛いけどな。 他所で発散しちゃっていいの? 自分では無理だから、…
3/1からブログを開始して、3日間が経過しました。 記事総数:20 読者さん:5 ブックマーク:1 普通の基準が分からないですが、 見てくださる方が1人でもいらっしゃるのは非常にありがたいことです。 今はとにかく ブログに来た皆さんが暇を潰せるようなコンテンツとなるべく、少しずつ記事を増やすことが目下の目標。 伝えたいことは多いのに、1つの記事として表現するのは難しい。 私は倫理観や思考が、他の人とは少しズレているようです。 自分では意識したことが無かったですが 知らず知らずの内に生きることにストレスを抱え、疲れてしまったのか、ここ数年は、自律神経を崩したり、帯状疱疹になる等…鬱や適応障害と診…
お題「大失恋をしたときどう立ち直りましたか?」 私は、30歳で初めて彼氏が出来た。 今、その人とはお別れしている。 彼は私より20上の人だった。 私自身は、あまり年齢差について気にしていなかった。 全く気にならなかったかと問われれば、そうではない。 ただ、今まで好きになった人に比べれば、まだ彼は若い方だったから、自分の中で落しどころがあったのだ。 彼は、なかなか年齢を教えてくれなかった。 彼なりに、事実を知られたら私が離れてゆくのではと不安だったらしい。 彼は離婚経験があった。 だからか、既婚者かどうかそういう話題を避けるような素振りが多かった。 最終的には、年齢も離婚歴も教えてくれた。 ただ…
私は倫理観がバグっているらしい。 これは、ルームメイトと暮らし初めて半年程経った頃に、投げられた言葉だ。 「会社の飲み会って嫌だよね」 そんな会話から始まった。 私は、お酌をしたり、先輩達をよいしょしたり、そういうことは苦痛に感じない。 コネを増やす意味では、都合が良いときもある。 ただ、メリットの無い人間ばかりが集まる飲み会が、とにかく嫌だった。 時間の無駄。面倒くさい。 そんな感じだ。 ルームメイトは、私とはまた違った理由から飲み会が嫌いなようだった。 彼女は私の考え方に疑問を抱く。 「え、お酌とか、おべっかとか嫌じゃないの?逆に、何が嫌なの?」 はて、飲み会の嫌な行為… そんなことは考え…
お題「「住んで最高だった」「住んで最悪だった」という場所」 大学卒業後、しばらくの社会人生活を過ごした私は、ふと、これから数十年続く労働人生活に恐怖し、仕事を辞めた。それまで趣味もなく、特に浪費もしてこなかった私の預金残高には、それなりのまとまったお金があったこともあり、短期留学を決意する。 ソウル 上海 東京 ソウル 最初に訪れたのは、韓国、ソウルだった。 日本のK-popブームを見越してか、日本語表記も多く、街で普通に買い物する分には、特に言語で困ることもない。教室には日本人が多く、住民達も外国人に慣れている空気感があった。 韓国といえば、辛い物ばかりがあるような印象だが、以外と日本人向け…
お題「最近ドキドキしたこと」 私は、IT業界で働く派遣社員だ。 前回の職場は、現場配属日1日目「まさかこんな時期に、新しい人が入ってくるとは思わなかった」と言われた。そう、どうやらこの現場、閑散期で仕事が全然無いらしい。 そんなこともあるのか。 皆で、少ない仕事を取り合う環境。 こんな職場は初めてだった。 良いのか悪いのか、先輩方は積極的に私へ仕事をまわしてくれた。 今思えば先輩は「もう、この現場ではサボろう!」と意思を強くしていたのだと思う。 ただ私は、IT業界1年目、見るもの触れるものが全てが新鮮で、それなりに楽しい1か月を過ごしていた。 3ヵ月経った頃。 チームの仕事を、ほぼ1人で回して…
お題「オタクグッズの処分方法を教えてください。金額を考えてふと我に返ってるところです。」 違う趣味を見つける。 この一択。 私の場合は、趣味の移り変わりが早いから、あまり意識してこれをすることはない。 新しい好きなモノを見つけると、今までハマっていたモノが途端に色あせる。 これは私特有の事象なのだろうか。 私は同時並行で 複数の好きを両立出来るほど器用ではないのだ。 私は漫画・小説問わず、よく本を読む。 ただ、だからといって部屋に書籍が所狭しと並んでいるわけではない。 私は「好き」のジャンルが光のスピードで移り変わる。 実用書→ファッション雑誌→占い→日本文学→お笑い→時事ネタ→株→経済 こん…
お題「自分にとっての「ライナスの毛布」」 私にはスペクトラムの友人がいる。 私は世間の人と 考え方や行動が少しズレているらしい。 去年、彼から指摘されるまでは、あまり意識したこともなかった。 ただ、そう言われて、いざ自分の人生を振り返ってみると、そんな気もする。 私は興味の移り変わりのスパンが早い。 東京で暮らすようになってから、2年と少し。 もともとはITの仕事がしたいと、30歳の時に一念発起で上京した。 お金が有り余っていた訳ではなかったので、その時既に東京で暮らしていた、大学時代の友人と連絡を取りルームシェアすることとなる。 修学旅行以来。 2度目の東京。 アニメ ゲーム スイーツ 読書…
お題「人生で一番古い記憶」 幼稚園に入園して 初めてのお昼ご飯。 その日のメニューはパンだった。 他にも牛乳とか何かあったのかもしれない ただ、思い出されるのは、机の上に用意された黄色いケース。 そこに様々な種類の袋が綺麗に陳列されている光景。 好きなものを1つ選らんでいいらしい。 私は、初めて見る様々なパンに目を輝かせた。 その中でも一際の輝きを見せていた 黄金の丸い塊を1つ選ぶ メロンパンなんてものと 私はこの時、人生で初めて相見える。 自分の席に着席し、 その袋をワクワクしながら開く 「ストップ!」 私はその手を止められる 何が起きたのか理解出来ない 何か間違えた? でも、食べ物は食べる…
お題「今までで一番楽しかった日」 私が仕事で自律神経を崩してしまった時、 友人が気分転換にと猿島への日帰り旅行へ誘ってくれた。 ----------------------------------- 東京に上京して間もなかった頃。 職場で出来た、初めての友人。 私は最近話題の、交友関係リセット人間だ。 狭い狭い交友関係の中 後にも先にも、上京して出来た友人はこの1人 少しミリオタを齧っている私。 そんな私に引くことなく、 こんな場所があるんだと教えてくれた友人。 ただ少し距離があるからと 当時すぐに一緒に行こうという雰囲気にはならなかった。 次第に体調を崩す私 休職すべきだろうかと悩んでいた …
私の休職を切欠に始まる 同僚と2人きりのサシ飲み 私が心療内科に通っていることは伝えた 薬を飲んでいることも そんな人間相手に欲情するものなのか? いやそもそも 会社の人間とそんなのって 面倒事になるのでは? わざわざそんな危険な橋を渡るもの? いや、そんな人間いないだろう 膝が触れ合う同僚との距離 私の服の裾を弄ぶ同僚に 頭で色々な理由を生み出しながら 毅然とした態度で振る舞う 変に意識した態度を取る方が失礼なのでは? もはや何が正解の行動なのか 分からないまま 気付いてないふりで その場をやり過ごす 私の二の腕を触りだす同僚 なんでこんなことをするんだろう 私をそんな目でみてるはずない 気…
「君はスペクトラムなんじゃないか。」 そんなことを彼氏から言われた。 初めて聞いた単語。 周りから変わっているとか、 行動が読めないと言われることは多々あった。 それは、 私がスペクトラムだからなのだろうか。 過集中 こだわりが強い 他人の気持ちがよく分からない 興味の有り・無しが激しい 倫理観が少しずれている 私の特徴は、こんな感じだ。 本やネットで調べてみると、当てはまるような。当てはまらないような。 今までの人生で生き辛さを感じてきたかと問われると、 そんなこともないではない。 でも、自分が感じる生き辛さなんてものは 世間の皆も感じていて 生きるということは、そういうものなんだろう、そう…
お題「もっと早くやっておけばよかったと思う事」 これはとにかく、節約。 私は今まで、お金に興味が無かった。 というより、全てのモノに興味が無かった。 だから特に何かを手に入れる喜びがあるわけでもなく ただただ求められるがままにお金を支払う生活をしていた。 そろそろ仕事用の服を新調するか。 そんな時も、特に商品を見比べるでもなく、目についたものを購入。 商品の値段を確認すらしない。 時間をお金で買うという生活を地で行く人生。 朝は総菜。 昼は会社近くのご飯屋さん。 夜は総菜とお酒。 特に贅沢をしているという自覚もなく かといって食べたいものを食べているわけでもない ただ、目についたものを購入し、…
お題「わたしは○○恐怖症」 私は男性恐怖症なのだろうか。 私は男性と話すのが、あまり得意ではない。 でもそれは年の近い人に限るという制限付きだ。 10以上離れていれば、年上年下限らず普通に会話出来る。 年上ならば平気で媚を売れるし、会話もスムーズ。いやらしい目線で見られることも、体を触られることも、コップの回し飲みも何も気にならない。 年下ならば、それは守る対象である。 感覚的には犬や猫と同じなのだ。 仕事で困っていれば助けなければ、上司にいびられているなら守ってあげなければ。 母性というよりは、義務感のようなものが生まれる。 ただ同世代だと、どうも上手くいかない。 赤面して話せないとか、そい…
「一緒に飲みに行かないか?」 人生で初めて 異性から飲みのお誘い これはもしかして、恋愛に発展してしまったりするのでは…? ドキドキしながら 了承の返事。 優しそうな人だったな もし付き合ったらランチデートとか… 甘いもの好きかな 動物は? どんどんと膨らむ妄想 昔から、妄想力は人一倍にある。 約束の日から一週間後。 私は居酒屋の前にいた。 真面目な私は、5分前には現地に到着 そこには、既に私を待っている彼がいた。 何か大きな紙袋を持っているが そんなに気にはならない。 まあ、そんなこともあるだろう。 声をかけると、嬉しそうな表情が返ってきた。 私の周りは遅刻をする人が多い。 この時点で彼への…
東京に上京して1か月。 接客業からIT業界へと転職を遂げた私は 1か月の研修が終わり 遅い歓迎会を過ごしていた そこには 同期や研修中にお世話になった講師 急遽の招集に集まった数人の先輩方 会社のお偉いさん 私は昔からおじさん受けが良い その日も例にもれず 会社の役職持ちに囲まれていた 遠巻きに見ている同僚達 そこにはおじさん達に囲まれる私への 羨望や羨ましさは感じられない。 ただただ、こっちに来るなという圧を感じる 今までお世話になっていたはずの講師勢は 頑なに目を合わせようとしない そんな状況に置かれている私だが あまり辛さや居心地の悪さは感じない 昔からこうだからだ 何も感じない ただ、…
お題「他の人のお金を使ったエピソードを聞くのが好きです。最近の散財エピソードを教えてください。」 私はITの会社で在宅勤務をしている 出社をしていれば 片道1時間かかる通勤時間が0になる 最初の1週間は なんだかそわそわ 無駄に早く起きて やることもなく youtubeやtwitterの巡回 今まで昼食のために並んでいた時間 食事が提供されるまで待っていた時間 そんな時間が自由に使えるようになる ここもまた youtubeやtwitterの巡回にまわす しかし、そんな生活にも段々飽きてくる 朝、起きる時間が遅くなる お昼も昼寝 だらだら過ごす毎日。 読書が好きな私は 次第に本を買い漁りだす 今…
お題「思い切ってやめてみた事」 都会には本当に色々なお店がある 今まで雑誌やテレビで見ていた憧れのお店 youtuberが食べ歩きに使っていた道 少し電車で羽を伸ばせば 何でもあるのが都会の良いところ 田舎から上京してきてからは そんな憧れの場所でキラキラした生活を謳歌していた お金にあまり興味が無い私は 通帳を見ることもしない 東京の地で転職して1年 ふと、通帳を記帳してみると 1円も増えていない預金残高 田舎生活時代に貯めていた貯金があったため 赤字にこそなっていないものの そこには今まで1年働いた成果が一切残っていなかった 「あれ、そんなに贅沢な生活していたっけ」 思い返してみても あま…
花粉症という存在を知らなかった小学生時代 ただただ目が痒いなーと日々を過ごしていた そんな日々も遠い昔。 今では目薬が手放せない人生。 ああ、世の中には花粉症でない人もいるのだとか いったい前世で どれだけの特を積めば そのカテゴリーで生を謳歌できたのか まったく羨ましい限りです。 それにしても 田舎と都会では花粉の種類が違うのか 田舎にいた頃は 目の痒み、鼻水に長年悩まされていましたが 都会に出てからは 症状は目の痒みのみ 鼻水とは無縁の生活を送っていました。 ところが今年から 少々鼻の様子がおかしい… そんなことを思っていると、 今度は目薬では抑えられないレベルの目の痒み え これは年のせ…
:私がとらわれていた「しなきゃ」 私は昔から 正しく生きるということに固執している ポイ捨てをしてはいけない 嘘をついてはいけない 約束は守らないといけない 仕事をサボってはいけない 体調管理は社会人の義務 上長が帰るまで帰宅してはいけない グラスを空けてはいけない いつも笑顔で 理不尽にも愚痴は言わず 清く・正しく・美しく 年齢を重ねるほどに 増え続ける縛り どんどんと生きづらくなる人生 そして 段々と乖離してゆく自己 周りは仕事をさぼってる 適当に生きている そんな人達に対して ズルいとは感じない。 ただ、正しくないと感じる。 ずっと模範となる社員を演じてきた。 ある日、 帯状疱疹になった…
私は理想が高いのか低いのか 自分では判断がつかない。 世間の皆、そんなものなのだろうか 今まで好きな人が出来たことがなかったわけではない。 ただ、今まで良いなと思った人を 横一列に並べてみた時。 全くと言っていいほど統一性がないのだ。 初めて良いなと思った人は 積極的な人だった。 接客業をしていた私のもとへ よく話しに来ていた。 何か特別なことを話すでもない。 話す内容に中身が無さ過ぎて 今、思い出そうとしても思い出せない。 でも、多分、 「仕事どう?」 「疲れてない?」 そんな労いなのか何なのか よく分からない言葉から始まり 店舗の前を行き交う人々について話しをして そんなだったように思う。…
30歳の節目で、東京へ上京した。 今までの人生で恋人など1度も出来たことのない私。 学生の頃から 付き合うということに 淡い憧れはあったけれど それが自身に起きるものだとは、どうしても思えず だがしかし… 自分の人生に絶望するでもなく 季節毎のイベントに寂しさを感じるでもなく ただ淡々と 過ぎる日々を過ごしていた。 東京に来た理由は、 今思えば そんな大層な野望を抱いてのことではない。 ただなんとなく 自分の人生にアクションを起こしたかった。 想像の出来る人生を ただ生きるだけでなく 想像の出来ない未来を見たかった。 「東京は人が多いから もしかしたら、自分に合う人がいるかも?」 「人生で初め…
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