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エホバの証人ブログ-JW一般信者タピコの視点から https://tapiko0041.hatenablog.com/

宗教について、聖書の教えの実践の中で気づいたことについて、エホバの証人社会の文化や風土について、一人の一般信者の感想や観察を綴っていきます。

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2023/02/05

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  • JW Broadcastingができて変わったこと

    エホバの証人のインターネット放送「JW Broadcasting」は、2014年10月に英語での試験放送が始まり、2015年5月から日本語を含む数十の言語で提供が開始され、今ではエホバの証人の機関誌である「目ざめよ!」の発行言語数を上回る言語で提供されています。 この記事を書いている時点で、2022年12月のマンスリープログラムは、240以上の言語で提供されています。 (言語を選ぶセレクトボックスを見ると、選択肢の数は260あります。北京語簡体字と北京語繁体字など、いくらか似通ったものも複数あるので、言語数のカウントの仕方は難しいですが、240以上はあると言って差支えないと思います。「jw.o…

  • あれから29年´ホテルニュージャパン火災の最高裁判決は日本社会をどう変えたか

    ※ この記事は、ホテルニュージャパン火災の刑事裁判で経営幹部が有罪になった判決の社会的・文化的影響を中心に書いています。法律論的な解説はしておらず、筆者は法律の専門家でもありません。 1982年に発生したホテルニュージャパンの火災では、30人以上の人が亡くなりました。 火災の直接の原因は宿泊客のタバコの不始末でしたが、ホテル側の対応に問題があったことから、経営幹部の責任が問われ、1993年に有罪判決が下りました。 消防当局による査察を拒否したり、配管と繋がっていない見せかけだけのスプリンクラーを設置していたり、火災発生時の対応についての従業員教育を行っていなかったり、火災発生後も人命救助より高…

  • 宗教活動とネグレクト´自己犠牲とは他の人を犠牲にすることではない

    宗教二世問題が注目される中、親が幼い子供を置き去りにして外国に何か月も宣教旅行に行く、といったことが、ネグレクトに相当するとして批判を受けています。 無宗教の方にとっては理解しにくいことかと思いますが、宗教とは、人の心に強く作用して、強い信念や情熱を抱かせるものですから、そういった熱い思いに駆り立てられた人が、自分の持っているもの(時間・資産・体力など)を差し出したいと思うのは当然のことです。 キリスト教の場合、聖典である聖書の中では、自分の全てを神に差し出すことが求められています。 例えばこのような言葉があります。*1 「あなたの財産と、すべての産物の初なりをもって主をあがめよ。」´箴言 3…

  • 幹細胞移植に対する聖書的な見方を説明できますか

    先日、会衆内のある姉妹と話していて、幹細胞移植の話になりました。 そこで、幹細胞移植について、必ずしも正しく理解されていないようだと思い、この記事を書くことにしました。 これを読んでおられる兄弟姉妹の皆さんは、幹細胞移植についての聖書の見方を説明できるでしょうか。 幹細胞とは何か まず、幹細胞(かんさいぼう)とは何かから簡単に説明します。 幹細胞とは、「細胞を造る細胞」で、血液細胞を造る造血幹細胞、神経系の細胞を造る神経幹細胞などがあります。 これらは、同じ種類の細胞を造り続ける幹細胞(組織幹細胞)ですが、「どんな細胞でも造れる幹細胞」もあります。 それが、多能性幹細胞と呼ばれるもので、血液で…

  • エホバの証人が使う「組織」や「教師」にはいくつかの意味がある

    エホバの証人には独特の表現がいろいろあります。 「事物の体制」のような聖書の原語の意味を厳密に表そうとした結果として出てきた専門用語もありますが、一般的な語が、一般社会とは異なる意味で使われている表現もいろいろとあります。 この記事では、「組織」と「教師」という語を取り上げます。 これらには複数の意味があり、文脈によって半ば無意識的に使い分けられています。 エホバの証人同士で会話していても、相手がどの意味で話しているかがよく分からないということもあります。 「組織」にはどんな意味があるか どこかにはっきりと定義が書かれているわけではないのですが、用例を観察する限り、「組織」には次のような意味が…

  • 入信と脱会の手続きについて

    どうすればエホバの証人になれるのか、どうすればエホバの証人を辞められるのか、という手続きについて説明します。 エホバの証人になる手続きは、そんなに難しいものではありません。 まずは、聖書レッスンを受講し、聖書の教えを一通り学びます。 そして、集会に出席し、伝道に参加し、私的な祈りの中でエホバに献身し、献身したことを聖書レッスンの司会者に伝えます。 その後、長老と面談し、基本的な教理が理解できているかどうかを確認する60の質問に答えます。 そこでバプテスマが認められれば、バプテスマを受けることができます。 脱会の手続きは、エホバの証人を辞めたい旨、書面にして長老に提出するだけです。 特に決まった…

  • 日本のエホバの証人コミュニティで、体罰が常態化してしまった背景

    今、日本のエホバの証人社会は、かつての体罰問題のことで、外部から厳しい指摘を受けています。 「長文: エホバの証人の体罰問題について(その2)」という記事にも書いた通り、世界本部が機関誌などを通じて激しい体罰を奨励したことはなく、むしろ行き過ぎた体罰に対する警告を繰り返し与えてきました。 行き過ぎた体罰というのは世界的な問題だったわけではなく、日本特有の問題でした。(日本以外のアジアのある国でも少しそういうことはあったようだ、という話を聞いたことはありますが、日本ほどではなかったようです。) それで、私としては、この、体罰の問題は、教義ではなく風土の問題であると申し上げました。 それではなぜ、…

  • 半世紀以上前の日本で、エホバの証人の宣教者が死刑執行に立ち会った話

    現在、死刑の執行は、死刑囚に対して当日に告知されています。この運用には問題があるとして、今、裁判が起こされているそうです。 「死刑囚の肉声から考える 死刑告知は当日か事前か」というNHKの記事によると、昭和50年ごろまで事前の告知が行われていたものの、告知を受けた死刑囚が自殺したことがあり、その後、当日の告知に切り替えられたそうです。 死刑制度に関しては、いろいろなところで議論になっていることは承知しています。 エホバの証人には政治的中立の信条があるので、そういった議論には参加しませんが、創世記9章5〜6節やローマ13章1~4節といった聖書的根拠があるので、死刑制度自体は聖書が容認しているもの…

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