インドに移住して20年。旧居を購入し、怒涛内装工事の果てに引っ越してから18年。「侘び寂び」よろしく、家の随所が傷んでいる。本来ならば、新居に完全移住したあとに旧居の内装工事にかかろうと思っていたが、当初の予定から5年遅れ。いつになるかわからない。そのうちにも、どんどん歳を取り、やがて自分のやる気が...
南インド🇮🇳バンガロール在住のライター、リサーチャー、セミナー講師など。MUSE CREATION (NGO) 主宰。Okaeri Ventures (Business)。
[Delhi 01] 南インドから北インドへ。何もかもが遠く懐かしく、人も、家も、古びゆき……。
日本の約9倍の国土に、約10倍の人々が暮らすインド。その多様性たるや、語るに難く。2001年7月、結婚式を挙げるためにニューヨークからニューデリーを訪れたのが、わたしにとっての初インドだった。夫となる人がインド人だというだけで、当時のわたしは、インドに対しての関心も知識も皆無に等しかった。 今のよう...
🇮🇳またしても「半年ぶり」のデリー。なぜか真冬→真夏→真冬の来訪ルーティンで辛い
過去19年にわたり、年中、呑気な気候のバンガロールに甘やかされてしまった我。氷点下も珍しくないニューヨークの極寒も、日本の「家の中が寒い」冬も、乗り越えられそうにない。 数時間前、デリーに到着した。気温は20℃あるようだが信じがたい。体感温度「5℃」くらいに感じる。 2020年1月、ロックダウンに入...
バンガロールを巡る午後③ ツアーの締めくくりは友人宅訪問。学生の感想を記載
ミューズ・クリエイションの活動は、未来に繋がるものであって欲しいと願う。慈善団体訪問では、毎回、参加者に感じたことを書き残してもらっている。それらの記録は、静かに、しかし確実に、関心を持つ誰かの目に触れ、何らかの示唆を与えてきた。 わたしは2006年以来、バンガロール、ムンバイ、デリー、チェンナイで...
🇮🇳バンガロールを巡る午後② 町歩きの途中に立ち寄った店舗の情報など
図らずも、ガイドブックの記事を書いているような塩梅になった。なにやってるんだか。せっかくなので、シェアする。以下、いくつかの記事は、かつて製作したミューズ・クリエイションオリジナルの「バンガロール・生活マップ」から転載した。この地図、5年も放置状態につき改訂したい。 ◉Noritake 正確には、日...
🇮🇳バンガロールを巡る午後① ミューズ・クリエイションACT MUZの学生5名を引率しての視察的観光ツアー
インド共和国記念日だった1月26日。毎年この日は好天のバンガロール。雲ひとつない青空、陽光が心地よい午後、ミューズ・クリエイションの学生メンバー5名とともに、「野外活動」を実施した。既述の通り、わたしは昨年10月より週に一度の割合で、日本からのインターン生に諸々を伝授している。しかし、せっかく同じ時...
🇮🇳1月26日。インド共和国記念日。インドの歴史と家族の歴史に思いを馳せる日。
インドの二大政党の一つであり、1947年のインド・パキスタン分離独立後、久しく政権を握ってきた「インド国民会議(コングレス)」。そのコングレスが誕生したのは、インドが英国統治されていた時代の1885年。英領インドのボンベイ(ムンバイ)で、第一回会議が開催されたのが端緒だ。その後、1930年1月26日...
🌏「健全な地球環境の維持」を目的とした学校のネットワーク発足、記念式典へ。
🌳昨日の最終目的地はBIC (Bangalore International Club)。ここで開催されたBhoomi主催の式典プログラムに参加するためだ。バンガロール郊外にある、オーガニック農法や環境問題に取り組むBhoomi Collage。わたしは2012年に訪れたオーガニックフェアでその存在...
🇯🇵女性の勉強会で「日本の食文化」について語る。久々、インディラナガールを歩く。
🍣ほぼ毎週火曜日の午前中に開催されている「女性の勉強会」。インド人、外国人のメンバー、約40名によって構成されているグループだ。さまざまにキャリアを持つ女性たちによって構成されているが、年齢層はかなり高く、わたしは「若手」の部類に入る。1年半前に入会したばかりにもかかわらず、今年度はアクティヴィティ...
「大切な友ら」を招いて、束の間、語り合う日曜の夜。伸縮自在に時間は、過去を引き戻して愉し。
わたしにとっての「大切な友」とは、どういう存在だろう。年を重ねる過程において、その定義は少しずつ、色合いを変えてきた。 新居で過ごした静かな週末。日曜の夜は、束の間、二人のゲストを迎えた。彼ら同士に面識はないのだが、普段、他都市を拠点に暮らしている彼らの予定が合う時間帯が、日曜日の夕方しかなかった。...
✏️慈善団体OBLFの定例報告会② インターンの入江真樺さんによるレポート
昨年10月下旬より、週に一度、坂田のもとで研修(修行)している「トビタテ!留学JAPAN」インターン生の入江真樺さんにも、OBLFの定例報告会に参加してもらった。わたしから、さまざまを学び取りたいと意欲を見せている彼女に対しては、(人の話を聞くときには)極力メモを取ること、ミューズ・クリエイションで...
✏️慈善団体OBLFの定例報告会① 十数年の歳月を経て、広がり続ける貧困層教育支援の森。創始者アナミカも4年半ぶりに参加。
◉フィランソロピーとは/何かにつけて記してきたこの言葉。その本質を伝えるのは簡単ではない。企業による社会貢献……という表現では大雑把だ。そこには、博愛、慈善、利他主義などが伴う。瞬間的に金銭を寄付するだけではない、地域社会の永続的な向上や、未来に連なる支援。感情論にとどまらぬ、運営やマネジメントが望...
🇮🇳ウッタル・プラデシュ州アヨーディヤーのヒンドゥー教寺院「ラーマ寺院」再建オープンを巡って
本日、アヨーディヤーのヒンドゥー教寺院の再建に関して、多くの情報が錯綜している。一概に「ヒンドゥー教が押し通している」わけでもなければ、「イスラム教徒が抑圧されている」というわけでもない、そこには長い紛争の歴史がある。2019年の判決を受けての、今回は結果なのだ。その点を知らずに表層で善し悪しを語る...
出会いのころを思い出し、既知の人々と再会。McKinsey のアラムナイ@MAPミュージアム
金曜日の午後は、記憶に残る催し2つに参加した。まずは夕方から開始したOBLF (One Billion Literates Foundation)のアニュアル・イヴェント。年に一度の活動報告会。2012年より、ミューズ・クリエイションが関わり、夫のArvindも役員として貢献している慈善団体だ。 こ...
🇺🇸MIT(マサチューセッツ工科大学)インターン生を囲んでの同窓会@4P’S
アーユルヴェーダの集中トリートメント(都合12日間)を受けていることもあり、外出は控えている昨今。極力、安静に……と言われても、それが結構、難しい。わたしは、アーユルヴェーダで定義されるところの「ヴァータ(風)」や「ピッタ(火)」の要素が強い体質でもあり、何かと熱く動きがち。敢えて意識せねば「安静」...
📚本の背中は、わたしの背中……。背表紙を眺めるだけで、魂は安らぎながら活性化し、遥かな心持ちにさせられるのだ。
今年は「読書をしよう」と決めたはずが、まだ1冊も読了していない。新居の「月光ライブラリ」は、我がブログの保存版「深海ライブラリ」と対をなす存在。天窓から降り注ぐ陽光、もしくは月光。たまたま見つけた「月面のようなカーペット」がお気に入りだ。 先週末は、夫と二人、久しぶりにのんびりと新居で過ごした。思い...
I gave up writing notes and went to bed early last night.
「身体」は神様から授かり預かった「魂」の乗り物。大切に手入れをして、長持ちさせたい。
五臓六腑に染み入る粗食。昨夜の残りが、むしろ豊か。 青梗菜とネギの炒め物。干し椎茸や高野豆腐入りの味噌汁。有明海の風味豊かな海苔。インド産の日本米「谷藤米」。放し飼い鶏の旨味ある卵……。 鍋で多めに炊いておいたご飯を、曲げわっぱに移しておくと、ほんのり檜のいい香りと、適度な潤い。 歳を重ねて、経験を...
書斎@旧居の大掃除 ②Macintoshの進化とともに歩んだ我がキャリア。
🇺🇸昨日アップロードした短い動画。書斎の大掃除中に収納から引っ張り出したiMacだ。これはワシントンD.C.に住んでいたころ、確か2002年に買った。ゆえに22年もの。5年ほど前に立ち上げたとき、起動したのに驚き、捨てずにおいた。 さすがに今回は、もうダメだろうと思いつつ……電源を繋いでスイッチを押...
有り難う。 ありがとうという言葉。これは、有ることが難しい、すなわち「滅多にないこと」に対する感謝を伝える言葉、「有り難い」からきている。仏教用語とも言われている。今となっては、手書きの手紙の存在自体が「有り難き」ものとなってしまった。 昨日から、超絶久しぶりに、旧居の書斎の掃除をはじめた。1日では...
☀️2024年1月11日。梅棹忠夫の『分類するな、配列せよ』の言葉を受けて。
新年早々、脳内がとっ散らかっているので、思うところをランダムに書き出してみよう。TO Do List だけでなく、思いもランダムに連ねて悪くはないだろう。 ◎2010年から毎年年末年始にアーユルヴェーダグラムで過ごし心身をデトックスしていたが、この2年は実施せず。昨年後半より軽めの腰痛が再発し始めた...
🎂友人50歳の誕生日パーティ。インドでは「主役」が感謝を分かち合う日でもあり🥂
昨夜は、親しい友人Mitaliの夫、Manavの50歳の誕生日を祝うパーティに参加した。それは、豪華ながらも家族愛にあふれた、温もりあるパーティだった。 インドでは一般に、誕生日を迎えた本人が、周囲の人々に感謝を伝えるべく、お菓子やケーキなどを準備する。オフィスなどでも、自分で準備したケーキを他の仲...
💪隗より始めよ! 若き人々と「希望の家」を訪れて、未来を思う2024年のはじまり。
「先づ隗(かい)より始めよ(先従隗始)」 ①遠大なことを望むのなら、まずは手近なところから始めよ。 ②物事は、言い出した者から、率先して挑戦、実践すべし。 バーベキュー新年会の翌日1月3日。ミューズ・クリエイションが最も頻度高く訪れている慈善団体「NEW ARK MISSION ~HOME OF H...
インドの友らと行く年を見送り、来る年を迎えた。そして2日の昨日は、正月気分が皆無のバンガロールで過ごすミューズ・クリエイションの関係者を誘ってのBBQ新年会を開催した。 多くの在留邦人が日本へ一時帰国をする年末年始。その一方で、仕事の現場を離れられず、単身でバンガロールに残る駐在員や学生たちも少なく...
👘🥻先日開催した「着物とサリーの比較展示会 〜旅するテキスタイル〜」の様子を伝える動画を作りました。Youtubeにもアップロードしています。 伝統的なインドのサリーと日本の着物の麗しき調和。手工芸の匠。テキスタイル以外にも、自宅にある漆器や陶磁器、雛人形、扇子、木製品など、日本の伝統を映す調度品な...
HAPPY NEW YEAR 2024 親しい友人たちと迎えた新年
親しい友人たちと共に、2024年、新たな年を迎えた。こんなに賑やかな年越しは、十数年ぶりのこと。ホテルとミュージアムが一体化したような、友人Ishaの情熱と知識とセンスとが具現化された豪邸は、圧倒的な豪奢さだ。 かつて、日本料理店で働いていたシェフを、自宅の専属に雇っており、日本料理も日常的に楽しん...
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インドに移住して20年。旧居を購入し、怒涛内装工事の果てに引っ越してから18年。「侘び寂び」よろしく、家の随所が傷んでいる。本来ならば、新居に完全移住したあとに旧居の内装工事にかかろうと思っていたが、当初の予定から5年遅れ。いつになるかわからない。そのうちにも、どんどん歳を取り、やがて自分のやる気が...
🏏インド移住前の米国在住時から、「クリケット」とは異様にインドの人々を盛り上げるスポーツだということは認識していた。普段は睡眠不足を嫌う夫が、4年に一度のクリケットのワールドカップ・シーズンには、開催されるその土地その土地の時間に合わせて、たとえそれが深夜でも、起きている。当時はインターネットで試合...
旅を減らしている今年はバンガロール滞在時間が長い。ゆえに、関心のあるイヴェントやお誘いいただいた催しには、極力、足を運んでいる。かつてなく、日本人コミュニティの集いにも参加していて、新鮮な気分だ。 先週の土曜日は、またしてもホワイトフィールドへ。同じ街とはいえ、これまで年に1、2回しか訪れていなかっ...
月に一度のミーティングのあと、麗しき我が友の誕生日を祝す。生花に彩られたケーキもまた、美しい。 インドでは、こうしてケーキを互いに食べさせ合うのがお決まりだ。だからって、口を開けすぎだ、自分。 誕生日の本人が、友人らをもてなすのもまた、インド。OberoiのWabi-Sabi(侘び寂び)にて、日本風...
モンスーンの到来が早い今年。このごろは、太陽が雲の向こうに隠れがち。そんな中、今週は外出が多かった。 火曜日の午前中は、恒例の女性の勉強会に参加した。この日の会場は、アーティストの友人、Jayaのお宅。彼女の描く情景は、我々の新居、旧居の随所を彩っている。勉強会(この日は作家のトークだった)が始まる...
2000年1月、父は末期の小細胞肺がんだと診断された。まだ62歳だった。民間医療も取り入れながら、抗がん剤治療を受け、一時期はかなり回復した。その後、再発、回復を繰り返し、2004年の今日、旅立った。 写真は2001年7月、わたしたちがニューデリーで結婚式を挙げたときのもの。一時的に回復していたころ...
わたしがホームページを立ち上げたのはニューヨーク在住時の2000年。メールマガジンを発行し、インターネット上にて発信をはじめた。そして、インド移住前の2005年にブログを開始した。以来、ほとんど毎日のように、何かしらの言葉を紡いでは、放ちてきた。 自分自身の在り方や関心や熱意の方向は、その時代時代に...
モンスーンにはまだ早い時節ながらも、大雨に見舞われているバンガロール。乾いた夏には水不足が叫ばれ、降れば降ったで道路が水没。街の随所が冠水し、いずれにしてもインフラストラクチャー不全の大都市だ。 仕方ない。なにしろ2001年の国勢調査では、約400万人だった人口が、25年後の現在は、東京都とほぼ同じ...
毎日が、目まぐるしく流れる。今年は旅も催しも減らしているのだが、このバンガロールを西へ東へ。 8月に大きなプロジェクトを控えている以外、今年は仕事を意識的に、思い切り、減らしている。その分、旧居の改築その他をやることになるので、結局は、あまりのんびりもしていられず。 ただ、本当に、ここ数年は体調管理...
数週間前、チェンナイにお住まいの日本人女性Aさんからご連絡があった。近々、ご帰任なさるとのことで、雛人形を引き取ってほしいという。わたしのブログをご覧になったうえで、活用してもらえるのではないかと思ったとのこと。 わたしの雛人形は、ガラスケース入りの小さなものだった。当時、若くて貧しかった両親が買っ...
バンガロールで二拠点生活を始めて、今月でちょうど3年になる。当初は1年以内に新居へ9割方、移る予定だったが、まだまだご近所さんの工事は現在進行形。4猫らは旧居で安住していることから、今だに新居はウィークエンドハウス状態だ。 「あの服はどっちの家?」「あの書類、ああ、忘れてきた!」「読みかけの本が……...
わたしが初めて「心理療法」という言葉に触れたのは、大学時代のことだ。わたしは文学部日本文学科を専攻していたが、中学や高校の授業では学ぶ機会のなかった「哲学」や「心理学」の世界を垣間見たいと、選択した。ユング心理学……中でも夢分析には強い関心を持ち、当時は毎日のように「夢日記」を記したものだ。そこには...
今週の月曜は、夕刻まで新居で過ごし、二組のゲストを迎えた。 午前中は、米国から旅行中の、夫のMIT(マサチューセッツ工科大学)アラムナイ(同窓生)の友人夫妻をお招きし、共にランチタイムを過ごす。インド系米国人のお二人は、インドにおけるMITアラムナイの活動にも尽力されている。 昨今の米国事情。トラン...
なぜ、インドとパキスタンは争っているのか。その背景を、5年前に制作したセミナー動画で説明しています。「パラレルワールドが共在するインドを紐解く」シリーズ全5本。本当は全部、見ていただきたいところですが、少なくとも②の 「広く浅く」インドの歴史(インド・パキスタン分離独立)の「6分30秒」あたりから3...
どういうことだろう。去年に比べると、旅も、仕事も、ミューズ・クリエイションの活動も、3割程度に抑えているはずなのに、気づけば5月も半ば。予定では、旧居の内装工事にかかっているころなのに。 ひとまずは、庭の柵の補強工事を終えた。向こう10年は安泰だろう。 翻って新居の広大な方の庭は、まだ、だだっ広いま...
わたしの夫は、北西インド、パンジャーブ州の出身だ。パンジャーブ州はパキスタンにもある。そもそもは、広大だった一つの州が、1947年のインド・パキスタン分離独立によって分断された。 1枚目の写真は、夫の母方の祖父母。夫の母方は、現在、パキスタン領となっているラホールの出自だ。祖母の両手首にあるバングル...
インドの伝統衣装であるサリーへの関心を端緒に、これまで20年余り、インドの伝統的なテキスタイルに親しんできた。あくまでも、「サリーが好き」だという嗜好の域だったテキスタイルへの関心。2年半前に「京友禅サリー」を通して日本の着物世界を垣間見、1年半前の一時帰国時に立ち寄った中古着物店で伝統的な着物のす...
先日、在ベンガルール日本国総領事館の中根総領事から晩餐のお招きを受けて、我々夫婦は総領事公邸へお伺いした。わたしは、先日の一時帰国時、自分のために購入し、「ナマステ福岡」でも着用した赤い京友禅サリーを選んだ。日本の色合いだな……と改めて思う。 昨年、わたしが急遽、コーディネートすることになったJWマ...
日曜の夜、バンガロール市街東部のホワイトフィールドへ赴いた。目的地は、和食レストラン「Hachi by Tenya」。新規開店前日の試食会に招かれたことから、浴衣姿で参上した。有松絞りのぶどう柄が気に入っている。 「Hachi by Tenya」というからには、日本の「天丼てんや」と関係があるのかし...
富士山によく似たムラピ山の西側に位置するボロブドゥール。思い出深き2泊の滞在を経て昨日の朝、車に乗り込む。目指すはムラピ山の南側に位置するプランバナン寺院にほど近い村。ジョグジャカルタを通過して、2時間あまりのドライヴだ。 インドネシアの古都と呼ばれるジョグジャカルタとその周辺。車窓からの情景は、の...
A dreamy morning. The magnificence of Mt. Merapi, a beautiful active volcano! The beauty of the Prambanan temples! 夢のような朝。 麗しき活火山、ムラピ山の雄壮。 プランバナン寺院群の麗...
旅の途中は、書きたいことが募る。しかし夫との旅は、ひとりになれる時間が限られている。すでに今朝、ボロブドゥールを離れ、今はジョグジャカルタの近郊、プランバナン寺院にほど近いホテルに滞在している。 今日の経験も色濃く豊か。しかしその前に、昨日の思い出を残しておきたい。 ボロブドゥールの仏教遺跡を訪れて...
インドネシアは、世界で最もムスリム(イスラム教徒)が多い国。信仰の自由がある国ながら、人口の87.2%、約2億人がムスリム、次いでキリスト教約9.8%、残る1.6%はヒンドゥー教ほか他の宗教とされている。そこにごくわずかの仏教徒も含まれているという。 インドで生まれた仏教は、マウリア王朝以降、4世紀...
17日の深夜、バンガロールを発ち、インドネシアのバリへ飛んだ。ベンガルール国際空港からデンパサール国際空港まで、インディゴ (IndiGo)の直行便が就航していることから利用。しかし、国内線と同じエコノミークラスのみの小さめ機材で、同じサーヴィスにての約7時間のフライトは、かなりタフであった。 18...
20代、東京。旅行誌の編集者兼ライターをしていたころ。 度重なる海外取材に飽き足らず、短い休暇もまた、取り憑かれたように、旅をした。 好奇心が爆走し、疲れ知らずだった。少々、体調を崩しても、たちまち回復した。 プライヴェートは、100%一人旅だった。取材では行けなかった土地を中心に。 中国、モンゴル...
Collectible toys in colorful capsules : a 19-year-old entrepreneur’s vision for the future that reflects India’s 5,000-year history. If you live in Ba...
[SOCIAL MUSE] An afternoon with young entrepreneur Kunzang バンガロールに住んでいる人ならば、目にしたことがあるであろうHAPPY TOPIAの「ガチャガチャ (Gacha- Gacha)」。土曜日は、そのHAPPY TOPIAの創業者Kun...
When I recently attended the Mysure Literature Festival, I wore an Indian bandhani (tie-dyed) saree on the first day and a Japanese Arimatsu Shibori y...
マイソールに行く前日、短期修行生のチネケさんと二人で、慈善団体を訪れた。わたしが彼女と行動できる時間は限られている。当初はバンガロール中心部を巡りつつ、この街の歴史や特徴などを説明しようと思っていた。しかし前日になり、急遽ニューアーク・ミッションへ連れていこうと閃いた。 💝New Ark Missi...
昨日は、正午にマイソールのホテルをチェックアウトして、バンガロールへと戻った。すでに記した通り、マイソール=バンガロール間のハイウェイが数年前に完備し、わたしが前回訪れた2021年とは道中の情景が大きく異なっていた。更にいえば、2003年の来訪時とは雲泥の差。別世界の情景だ。 マイソール=バンガロー...
昨日は7月7日「日曜日」だった。わたしと夫が、ニューヨークのリンカーンセンター前にあった大型書店、Barnes & Noble4階のスターバックスカフェで出会ったのも、1996年7月7日の「日曜日」だった。七夕の夜に書店でインド人男性と出会った日本人女性が、28年後の同じ日、インドの文学祭に招かれて...
これまで、この地を「マイソール(Mysore)」と記してきたが、正式名称は「マイスール(Mysuru)」だ。ボンベイ(ムンバイ)、カルカッタ(コルカタ)、マドラス(チェンナイ)……と、インドの都市名は英国統治時代に改称された。しかし、独立後は徐々に旧称が復活している。たとえばバンガロールの場合。「ベ...
北インドの大地を潤すは、聖なるガンジス川。一方のカーヴェリー川は、南インドの尊き水源、聖なる川だ。ここカルナータカ州のコダクにあるTalakaveriを源泉とするこの川は、インドの南端を潤しながら、東のベンガル湾へと流れ出る。 南インドに暮らす我々にとって、カーヴェリー川は命綱。この川が干上がれば、...
🇮🇳"The Alchemy of Crossing Over" ignites a fireside chat with extraordinary women. Join these phenomenal women who crossed over to discover themselves after breaking conventions, turning into a fitness legend, someone finding a purpose by turning author and chronicling epic senior journeys. A yoga practitioner and author with a new book unravelling the secrets of better sleep, a seasoned hypnotherapist sharing her journey, and a Japanese national taking to India with an amalgamation of cultures, thoughts and gestures. Together, they share their thoughts on crossing over and discovering the wellspring of joy that awaits on the other side.
明日より開催される文学祭に参加すべく、マイソールに来ている。バンガロールに次いで、カルナータカ州第2の都市。かつてここは、マイソール王国及びマイソール藩王国の首都であった。 わたしが初めてマイソールを訪れたのは2003年。インド移住前、ワシントンD.C.に暮らしていときだ。夫の家族とともにバンガロー...
JACKが、庭のテーブルの下で、丸くなっている。 日本から届く猛暑の知らせが遥か遠い。 今日から3泊4日でマイソールへ。 なかなか体調が「本調子」ではないお年ごろ。 自分の具合を監視しながら、食べるものも選ばねば。 身体を温め、滋養をつけるべく、今朝はご飯を炊き、味噌汁を作る。 ドライヴの旅。いつも...