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  • 2023年、新年の抱負〜研究者として〜

    新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。以下、一研究者としての発言である。今年の抱負は自分の信念を貫くための基盤を作る事です。私の信念とは、おこがましいことであるが、困っている世界中の人々の助けになる研究を行い、拡め、実際に助けることです。研究費がどうのこうの。身分がどうのこうの。言っている場合ではない。まず、自分が動く。いろいろなところで熱意を語り、人の心を動かす。同じ目標を持つ同志を見つけ立ち上がる。昨年から続けてきて、数人の志ある人たちと繋がることができました。昨年は本当に感謝の年となりました。これからが本番、基礎を固め、ゆっくり、しかし確実に一歩ずつ前進する。今年の指針は下記である。1、信州の自然の素晴らしさを研究者として発信する。2、他者を大事にするために、自分も大...2023年、新年の抱負〜研究者として〜

  • 自分を見つめ直す。

    前回の授業の最後に一言だけ私の思いを学生さんに伝えました。自分と向き合って、自分をしっかりと見てあげてください。そして自分を大切にしてください。私は自分の顔を鏡で見るのも嫌なほど、自分が嫌いであった。それもあるためか、自分の体調についても鈍感で、「我慢」と「忍耐」が私のモットーであった。頭の中で響く言葉は常に「我慢」と「忍耐」。何があろうとも「我慢」と「忍耐」。体調が悪かろうが、しんどかろうが「我慢」と「忍耐」。幼少期から「我慢」と「忍耐」。そして、2年前、私のコップは溢れ出した。私が自分のコップの大きさをしっかりと見つめてこなかったためである。「我慢」と「忍耐」。自分を管理していると思い込み、自分を理解した気になっていた。休職をして、塞ぎ込み、落ち込み、途方に暮れた。灰色の世界で、時が止まったようであっ...自分を見つめ直す。

  • 仕事と。体調と。

    以下、1人の人間としての私の一意見・発言であることをご了解いただきたい。うつからの復職をはたしたものの、仕事量を調節しながらの復職であるため周りの先生方には大変に迷惑をおかけしている。今、勤務時間は主治医から6時間以内と制限されている。そんな中、先日、約2年ぶりの対面授業を行った。約2年前、コロナの緊急事態宣言が出た頃、授業がオンラインになった。その時以来である。授業前、猛烈な頭痛と倦怠感。どうしよう?一度落ち着こう。そして素の自分、飾らない自分で講義に挑んで、なんとかやりきった。評価はいろいろとあるだろうが、私にとっては仕事復帰の大きな一歩となった。と、ここからは体調の話しである。この倦怠感、周りの人にはなかなか理解していただけない(当たり前だが)。復職前のリハビリ出勤を行なっていた頃の行動を以下、書い...仕事と。体調と。

  • 糞を調べる。ということ。

    私は、『生物進化に共生細菌はどのように、どの程度関わっているのか?』とういう疑問を探る大きな研究テーマを一つ掲げている。全体像がわからないため、あらゆる生物の糞を採取し、調べる必要がある。周りからは「そんなの意味あるの?」と言われることがよくあるが、私自身、着地点はわかっているので特に気にしてはいない。人間が今現在、有益と考えられない研究が全て無益な研究になるのか?そんなことは未来にならないとわからない。すぐに社会実装されるような研究を進めることも大事であるが、研究テーマに生命の謎に迫る基礎研究があってもいいのではないかと私は思い、取り組んでいる。糞の採取は忙しい。野山を這い回り、昆虫を捕まえては糞を回収。漁師さんの採取した深海魚を解剖して腸内容物を採取、魚は標本に。その他にも動物の糞を回収。もちろん自分...糞を調べる。ということ。

  • 研究紹介〜変形菌との出会いから〜

    (1)ヒトと腸細菌の共生関係はどのように成り立っているのか?「共に生きること」。私たちの腸内にはたくさんの細菌が共生しています。共生のために必要な条件とは何であるのか?あなたならどのように考えるでしょうか?私たちはその疑問をある生物を使って解明しようとしています。(2)真正粘菌(変形菌)との出会いある生物とはズバリ、「変形菌」です。最近ではその美しさから写真集などが発刊され、SNSでも多くの方が写真を掲載しています。私も最初はその美しさに魅了され変形菌の追っかけをやっておりました。ですがある時、ふと思いついたのでした。変形菌の変形体は「単細胞で多核」。ヒトは多細胞で単核だけどその概念を崩して単細胞で多核であると仮定すれば……。共生細菌と宿主生物の共生メカニズムを研究できるのではないか?と。(3)変形菌の変...研究紹介〜変形菌との出会いから〜

  • 研究室の成り立ち。

    初めまして荻田佑(オギタタスク)と申します。研究が大好きな農学系研究者です。この度『動物糞便学研究室』を立ち上げ、再出発することとなりました。様々な研究分野に興味はありますが、一貫して『糞』に着目して研究を進めています。様々な生物の糞中微生物を調べることで、生物と微生物の共生メカニズムや生物進化との関係などを解明していきたいと思っています。なぜ糞なのか?実はある出来事がきっかけで糞に魅了され、糞一筋に研究することを決意しました。私は2020年1月に「うつ」と診断を受け長らく休職していました。思うように身体が動かない中、何かできないかと思考能力の低下した頭を使い出てきた答えは……いろいろな生物の糞を集めることでした。無論、病状と糞中微生物の変化を調べたかった私は自分の糞も定期的に採取していました。糞と一文字...研究室の成り立ち。

  • ようこそ!! 信州大学 学術研究農学系 動物糞便学研究室へ!

    初めまして。信州大学学術研究農学系動物糞便学研究室の荻田佑(オギタタスク)です。研究室のHPが完成するまでの間、こちらで研究室の様子、研究内容を発信していきます!!本研究室は2021年11月に立ち上がりました。立ち上げ当初はどうなるものかと思いましたが、いろいろな方々の支援を受け、今は学部3年生2人と研究を進めています。研究内容が幅広いため、2人の学生は大変そうですが、充実しているらしく、毎日笑の絶えない研究室です。これから始まる研究室員たちの珍道中をお伝えしていきます!よろしくお願いいたします。 研究室長荻田佑ようこそ!!信州大学学術研究農学系動物糞便学研究室へ!

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荻田佑さん
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信州大学学術研究院農学系 動物糞便学研究室
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