「これまでに激しい苦悩も味わわず、自我の大きな劣敗を経験しなかった、いわゆるうちくだかれた事のない人間は何の役にも立たない」。これはスイスの哲学者カール・ヒルティ(CarlHilty、1833年2月28日-1909年10月12日)氏の名言。嘗てスイスの下院議員だった。Wikipediaによると「法学者、哲学者、著名な文筆家としても知られる。日本では『幸福論』、『眠られぬ夜のために』の著者として有名」とある。「人生、七転び八起き」と言うが、それも経験。後から物を言う。その辺が人格にも多少なりとも影響はあるものだ。さてそろそろと思うのが、写真や8ミリフィルムで残った家庭の記録映像を元にした映像作品の編集作業だ。もう第三部だが、七割方は編集済みだ。そこで仕上げ手前でスキャナーが不具合を起こした。フィルムスキャナ...激しい苦悩