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2022/05/14

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  • 【コンサル物語】なぜできた?会計事務所のコンサルティング再参入 1940年代アメリカ

    1940年にはアメリカのコンサルティング会社は400社にもなっていました。マッキンゼーやブーズ・アレン・ハミルトンなどのコンサルティング専門会社が市場を拡大していた時代です。一方、会計事務所各社は本業の会計監査制度を確立しながら、会社規模を拡大していました。 1930年代の連邦法によってコンサルティングサービスを禁じられた会計事務所ですが、1940年代から少しづつ新たな形でコンサルティングを再開していきました。企業への監査制度の確立で本業を拡大し、顔見知りになった顧客からコンサルティングの相談を受けるということもありました。そこからは後に世界最大のコンサルティング会社にまで巨大化す

  • 【コンサル物語】コンサルティングサービスを禁じられた会計事務所 1930年代アメリカ

    世界恐慌をきっかけにアメリカで制定された銀行法(1933年)、連邦証券法(1933年)、証券取引所法(1934年)といった法律は、コンサルティング業界を大きく転換させるきっかけになりました。それまでコンサルティングサービスを提供してきた銀行や会計事務所がコンサルティングサービスの提供を禁止され、代わりにマッキンゼー社を始めとするコンサルティング専門会社が参入し、1930年に100社程度あった経営コンサルティング会社は、1940年には400社にまで増える結果になりました。これが1930年代のアメリカのコンサルティング業界の一面と言うことができます。 歴史的には、後年、会計事務所はコンサ

  • 【コンサル物語】400社に上るコンサルティング会社が誕生した1930年代アメリカ

    世界恐慌をきっかけにアメリカで制定された銀行法(1933年)、連邦証券法(1933年)、証券取引所法(1934年)といった法律は、コンサルティング業界を大きく転換させるきっかけになりました。20世紀初頭から財務調査や会計システムといったコンサルティングサービスを提供してきた銀行や会計事務所は、これらの法律によりコンサルティング・サービスの提供を禁止され、その空席をマッキンゼー社を始めとするコンサルティング専門会社が奪い合うという構図になっていきました。これが1930年代のコンサルティング業界の一面と言うことができます。 一方歴史的には会計事務所が後年再びコンサルティングに参入をする訳

  • 【コンサル物語】世界恐慌とコンサルティング業界の意外な関係

    未曾有の好景気、狂騒の時代。アメリカの歴史上、1920年代はそのように形容されることが多いと思います。そして、その結末は1929年から始まる世界恐慌です。株価の大暴落、数千行に上る銀行の倒産、25%以上の失業率といったことが起きた時代でした。 1933年にアメリカ合衆国第32代大統領に就任した、フランクリン・ローズヴェルト大統領の元、矢継ぎ早に打たれたニューディール政策。政策の一環として施行されたいくつかの法律や規制により、当時のコンサルティング業界は副次的に大きな影響を受けました。そして、コンサルティング会社の勢力図が大きく変わるきっかけにもなりました。今回は、世界恐慌をきっかけに

  • 【コンサル物語】小説『華麗なるギャツビー』(フィツジェラルド)〜20世紀初頭のアメリカを描いた文学作品〜

    20世紀初頭のアメリカではシカゴやニューヨークを中心に、後に巨大コンサルティング会社となる会計事務所や経営エンジニアリング会社が誕生しました。第一次世界大戦とその後の好景気に象徴される時代でした。前2回に続きそのような時代のアメリカやアメリカ人を描いた文学作品を見ていきたいと思います。 今回は1920年代のアメリカを代表する作品『華麗なるギャツビー』を取り上げたいと思います。原作の『The Great Gatsby』は日本でも多くの翻訳版が出ておりますが、今回は大貫三郎氏の翻訳版(角川文庫)をもとに書いています。 狂騒の20年代を文学作品として描いたこの作品の名は、文学の世界に留ま

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