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2022/05/14

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  • 【コンサル物語】1920年代 経営コンサルティングのルーツはシカゴに

    第一次世界大戦後、1920年代のアメリカは未曾有の好景気に湧きました。 第一次世界大戦後のアメリカは、共和党政権の下で経済的繁栄に向けて企業活動を発展させるさまざまな政策を展開した。企業の利益を第一に優先した政策の影響もあり、1920年代のアメリカは空前の好景気を享受することになった。 1929年中頃まで全体として景気の拡大は続き、1921年〜1929年にかけて国民所得は1.6倍になった。このような好景気を支えたのは自動車や家電製品といった新しい耐久消費財の普及であった。 国民の消費社会が頂点に達した背後では提供する企業側にも大きな変化が見られた。1920年代には企業統合の動き

  • 【コンサル物語】シカゴから生まれた巨大戦略コンサルの話〜マッキンゼー、ブーズ〜

    コンサル物語にとって20世紀前半のシカゴは非常に興味深い都市です。なぜなら当時のシカゴから発祥した会社の中には、アーサー・アンダーセン以外にも20世紀後半以降アメリカのコンサルティング業界で巨人となる会社があるからです。戦略コンサルティング・ファームと呼ばれるようになるマッキンゼー・アンド・カンパニー社やブーズ・アレン・ハミルトン社がその代表です。両社に関する歴史を見ていきたいと思います。 20世紀前半のシカゴで自身の名を冠した事務所を設立した、アーサー・アンダーセン、ジェームズ・オスカー・マッキンゼー、エドウィン・ジョージ・ブーズの3人が生まれたのは、アンダーセンが1885年、ブー

  • 【コンサル物語】第一次世界大戦

    アーサー・アンダーセンがシカゴのウェスト・モンロー・ストリートに会計事務所を開設したおよそ半年後、1914年7月、第一次世界大戦が始まりました。 この戦争は皮肉にもアメリカ社会でプライス・ウォーターハウスやアーサー・アンダーセンといった会計事務所の地位を向上させ、1920年代の発展へと繋がる足掛かりとなりました。今回はその歴史に迫りたいと思います。 アメリカが第一次世界大戦に関わっていく歴史はおよそ次のようなものです。 1914年7月に始まった戦争に対してアメリカは最初中立を保っていた。当時のアメリカには、イギリス系、ドイツ系、フランス系等の移民がいたため、ドイツ・オーストリア

  • 【コンサル物語】行く末は世界最大のコンサルティング会社〜アーサー・アンダーセン会計事務所誕生〜

    1913年12月1日、アーサー・アンダーセンは、自身の名を冠し、60年後の今日、世界中にその名を知られることになる会社を設立した。この会社の成功は、創業者のビジョン、勇気、誠実さ、リーダーシップ、そして創業当初から会社の方針を決定するために設定した高い基準によるところが大きい。 『THE FIRST SIXTY YEARS 1913-1973』(ARTHUR ANDERSEN & CO.) これは1973年に発行されたアーサー・アンダーセン会計事務所の社史の冒頭部分です。 60年後の今日、つまり1970年代前半には世界中で事業を行い、コンサルティング分野では世界最大の会社に

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