こんにちは。中学受験の家庭教師 鳥山と申します。「サピックスに通っているけれど、ついていけていない気がする」「今の塾では伸びないのでは? サピックスに転塾したいが迷っている」こうした相談を受けることが増えています。サピックスの国語・社会は、...
『四科のまとめ』が進まない子に。国語と社会の効果的な使い方と対策を解説【2025年最新版】
こんにちは。中学受験の家庭教師 鳥山と申します。四谷大塚『四科のまとめ』は、情報量が非常に多く、完成度の高い教材として多くの塾で採用されています。しかし、こんな声もよく聞きます。親御様「『四科のまとめ』をやらせても、全然進まないんです」子ど...
2025年度 & 2026年度 家庭教師の生徒募集について【5/29 更新】
こんにちは。ブログ『中学受験の解体新書』の筆者、鳥山と申します。家庭教師の生徒募集に関するお知らせです。本年度の家庭教師の生徒授業について【2025/2/28更新】2025年度のレギュラー授業については、募集を終了いたしました。【2025/...
ドルトン東京学園「思考・表現型入試」の実例と対策法【中学受験 総合型選抜】
中学受験の家庭教師 鳥山と申します。以前、教え子がドルトン東京学園の思考・表現型入試で合格をしました。俗に言う「総合型選抜」、一昔前の言い方をすると、「AO入試」「一芸入試」です。指導当時は、ネット上にほとんど情報はなく、手探りの指導となり...
【中学受験 国語】選択肢問題を二択で外すのはなぜ? 考え方を解説
こんにちは。中学受験の家庭教師 鳥山と申します。「国語が苦手で、選択肢問題になるといつも二択で外してしまう」、そんな経験はありませんか?これは、設問に対する「思考の足場」が不安定なことに起因する、よくあるつまずきです。「あと一歩」のつもりで...
【中学受験】抽象的な説明文・論説文を読むには、「常識力」「イメージする力」が大事
こんにちは。中学受験の家庭教師 鳥山です。小学校高学年になるにつれて、国語の文章はぐっと難しくなります。特に説明文や論説文は、文章内容や、使われている語彙が抽象的です。低学年の頃はスラスラ読めていたのに、今は「話の内容が入ってこない」「何が...
二月の勝者 黒木の入試期間の対応は、「親ウケ」の切り札。元塾講師が語る
中学受験の家庭教師 鳥山と申します。この作品は、業界人から見てもすごくリアルです。特に序盤〜中盤にかけては、「あるある」と思わされる場面の連続で、興味深く読んでいました。しかし、物語が終盤に向かうにつれ、子どもの視点が少なくなり、強く「保護...
【中学受験】うちの家庭、鳥山の指導に向いている? チェックリスト
こんにちは。中学受験の家庭教師 鳥山と申します。このページでは、私の家庭教師指導と相性が良いかどうかを、ご確認いただくためのチェックリストをご用意しました。家庭教師をご依頼いただく前に、私の指導に対する考え方を、少しでも知っていただけると、
【中学受験 国語】記述問題は〇〇だけ書ければOK! 家庭での添削のポイント
中学受験の家庭教師 鳥山と申します。塾の宿題で記述問題が出された際、「この答案は、△なのか? ×なのか?」あるいは、「子どもに何を指摘してあげればいいのだろう」の迷ったことのある親御様は多いと思います。そこで、この記事では、記述問題の考え方
二月の勝者に見るメンタルの重要性。花恋の不安は超リアル。元塾講師が語る
中学受験の家庭教師 鳥山と申します。昨年完結して久しい、中学受験マンガ『二月の勝者』。15巻(1月入試開始くらい)で読むのを放置していたのですが、この間、最後まで読みとおしたので、元 集団塾講師の視点から、2回に分けて、感想を語ります。漫画
【中学受験】国語の入試によく出る本や、出典予想の本を読むメリットとリスク
中学受験の家庭教師、鳥山と申します。入試が終わると、大手塾の入試報告会では、「今年の入試で出た本」を発表しますね。また、「来年の入試で出そうな本の予測」をする塾や先生方もいて、熱心に情報を集めている親御様もいると思います。考えてみていただき
『中学受験生を見守る最強メンタル!』おおたとしまさ(著)中学受験界隈ではおなじみ、教育系ライターおおたとしまさ氏の本です。現 家庭教師、元 塾講師の視点から、この本の感想を書きます。著者:おおたとしまさ氏について以前、当ブログでは、同著者の
「ブログリーダー」を活用して、鳥山さんをフォローしませんか?
こんにちは。中学受験の家庭教師 鳥山と申します。「サピックスに通っているけれど、ついていけていない気がする」「今の塾では伸びないのでは? サピックスに転塾したいが迷っている」こうした相談を受けることが増えています。サピックスの国語・社会は、...
こんにちは。中学受験の家庭教師 鳥山と申します。インターネットで中学受験界隈を覗いていると、親御様たちの間でよく飛び交っているのが「地頭」という言葉。「うちの子は、地頭が悪い(だから、成績が伸びないのは仕方がない)」「あの子は、地頭が良い(...
こんにちは。中学受験の家庭教師 鳥山と申します。2025年6月、関西の大手進学塾「浜学園」と、読書支援アプリ「ヨンデミー」が、中学受験に必要な「読む力」を分析し、その結果を発表しました。その中で注目を集めたのが、次の指摘です。「小4で『ヨン...
こんにちは。中学受験の家庭教師 鳥山と申します。「うちの子、ちゃんと本文を読んでいるんです。でも、なぜか問題が解けなくて・・・」、そう感じたことはありませんか?もしかすると、それは「内容を読んでいる」のではなく、「文字を追っているだけ」なの...
こんにちは。中学受験の家庭教師 鳥山と申します。前回の記事では、「読解の方法論を教えているのに、なぜか子どもが使いこなせない」という問題について、その背景にある「言語体験の不足」や「小学生特有の思考特性」を分析しました。今回は、その前提を踏...
こんにちは。中学受験の家庭教師 鳥山です。小学生の国語においては、「正しい読み方を知ること」と「その読み方を実践すること」の間に、大きな隔たりがあります。つまり、読解の方法論を教えられた = 自力ですぐに使えるようになるわけではないのです。...
こんにちは。ブログ『中学受験の解体新書』の筆者、鳥山と申します。「家庭教師の生徒募集」と「次回の記事更新予定」に関するお知らせです。現在の受付状況◆ 2025年度 レギュラー授業:満席につき、募集終了 → キャンセル待ち受付中(対象:現小...
こんにちは。中学受験の家庭教師 鳥山と申します。中学受験生やその親御様に向けて、読書におすすめの本を紹介する企画。第8弾は、『びりっかすの神様』岡田 淳(著) です。『びりっかすの神様』概要どんな小学生におすすめか?・ 出版社が推奨する対象...
こんにちは。中学受験の家庭教師 鳥山と申します。家庭教師を探すとき、選択肢は主に3つあります。「(1) 知人からの紹介」、「(2) ネットで探しての個人契約」、「(3) 家庭教師センター」。家庭教師の探し方や選び方に「正解」はありません。「...
こんにちは。中学受験の家庭教師 鳥山と申します。小6の受験生は、夏休み前のサピックスオープン、合不合判定テスト、首都圏模試の結果が出たことで、志望校について、現実的な落としどころを考え始めた方が多いのはないでしょうか。個人的な意見として、ま...
こんにちは。ブログ『中学受験の解体新書』の筆者、家庭教師の鳥山と申します。この度、「カウンセリング授業(単発授業)」のご案内をさせていただきます。※ 募集学年について、追記いたしました。【2025/06/01】カウンセリング授業の募集につい...
こんにちは。中学受験の家庭教師 鳥山と申します。夏休み──それは中学受験の天王山。「塾の宿題が多すぎて、家庭学習まで手が回らない」、「この成績で志望校に届くのか不安」など、親御様の悩みは尽きないものです。本記事では、過去に書いた夏休み関連の...
こんにちは。中学受験の家庭教師 鳥山と申します。以前、あるご家庭から「夏休みに塾の宿題を全てやらせれば、力は伸びますよね?」とご相談を受けました。そう考えるお気持ちはよくわかります。しかし実は、それだけでは成績は伸びにくいというのが、私の実...
こんにちは。中学受験の家庭教師 鳥山と申します。合不合判定テストが近づくと、「国語が最後まで解けなかった」「結果が芳しくなかった」そんな声とともに、当ブログの特定の記事へのアクセスが増えます。今回は、そうしたお悩みにおこたえすべく、今まで書...
こんにちは。中学受験の家庭教師 鳥山と申します。「子どもがなかなか自走しない」というお悩みを、私はこれまで数多く聞いてきました。そして、「自走させたい」と願う親御様ほど、学習への関与に疲れていたり、成績が伸びない現状に焦りを感じていたりする...
こんにちは。中学受験の家庭教師 鳥山と申します。合不合判定テストの結果を受けて、お子様が「問題を全て解き切れなかった」ことにお悩みの方は多いことでしょう。以前に書いた『令和の中学受験国語は激ムズ。「テストで時間が足りない」悩みの解決策とは?...
こんにちは。ブログ『中学受験の解体新書』の筆者、鳥山と申します。家庭教師の生徒募集に関するお知らせです。現在の受付状況◆ 2025年度 レギュラー授業:満席につき、募集終了 → キャンセル待ち受付中(対象:現小3~小5)◆ 2026年度 ...
こんにちは。中学受験の家庭教師 鳥山と申します。中学受験生やその親御様に向けて、読書におすすめの本を紹介する企画。第7弾は、『夏を待つぼくらと、宇宙飛行士の白骨死体』篠谷 巧(著) です。『夏を待つぼくらと、宇宙飛行士の白骨死体』概要どんな...
こんにちは。中学受験の家庭教師 鳥山と申します。「抜き出し問題(書き抜き問題)って、探せばいいだけだからカンタンでしょ?」そう思っている方も多いかもしれません。しかし、実際に子どもがやってみると、意外と正解できないのがこの問題です。筆者とし...
こんにちは。中学受験の家庭教師 鳥山と申します。先日、中学受験マンガ『二月の勝者』の感想をきっかけに、「塾業界の裏話」について書いたところ、想像以上に反響がありました。今回はその続編として、こんな疑問に正面から向き合ってみたいと思います。「...
中学受験生やその親御様に向けて、読書におすすめの本を紹介する企画、第5弾は、『杯(カップ)-緑の海へ-』沢木耕太郎(著)です。『杯(カップ)-緑の海へ-』概要どんな小学生におすすめか?・ サッカーが好きな子・ 「FIFAワールドカップカター
当ブログでは、中学受験生に「読書」を推奨してきました。まだ言語体験が少なく、幼児の延長線上にある小学生は、当人の成長の度合いによって、文章の理解力や処理スピードが大きく違ってきます。そして、それらをブーストさせるには、(1) 家庭での会話習
国語偏差値 30台~40台前半の子の成績を上げるには、親御様の「読み聞かせ」が鍵です。この偏差値帯の場合、概ね「語彙力がない」という大きな課題点があります。塾の授業を受けることで、多少は語彙力がついてきているはずなのですが、中学受験のテスト
当方は、2024年度の家庭教師募集は締め切っているのですが、未だにお問い合わせをいただいております。大変光栄なことです。本当にありがとうございます。メールで、個別指導塾や家庭教師に関する相談をいただくことがあります。そこで、私の考える「マン
わが子のテストが返却されるたびに、ため息をついてしまう、という読者様もいるでしょう。今回の記事では、悪いテストの受け止め方について書きます。テストは、「課題を見つけるもの」として受け止めるまず、かなり基本的なことからお話をしますと、塾のテス
中学受験生やその親御様に向けて、読書におすすめの本を紹介する企画、第4弾は、『バッタを倒しにアフリカへ』前野 ウルド 浩太郎 (著)です。『バッタを倒しにアフリカへ』概要どんな小学生におすすめか?・ 昆虫が好きな子・ 将来、研究者になりたい
中学受験生で、「漢字が苦手」という子は年々増えているように感じます。親御様世代の場合、漢字=反復学習で何とかなる、という認識の方も多いことでしょう。もちろん、今の子の中でも、練習量を多くこなす中で、漢字を覚えるコツを自分で習得できる子もいま
以前、以下の記事で、「国語の文章を読むには、『常識的知識(俗に言う「スキーマ」)』が必要。大人と違って、人生経験・読書経験が少ない子どもは、常識的知識がないがゆえに、読解が困難になっている場合も多い」と書きました。常識的知識を身に着ける方法
『中学受験 奇跡を引き出す合格法則 予約殺到の東大卒スーパー家庭教師が教える』長谷川 智也 (著)ブログ『お受験ブルーズ』で知られる、家庭教師・長谷川智也先生のご著書 第三弾。タイトル通り、「(現状の成績が良くなかったとしても、)『奇跡』を
中学受験生やその親御様に向けて、読書におすすめの本を紹介する企画、第3弾は、『Occult-オカルト-闇とつながるSNS』むくろ幽介 (著)です。『Occult-オカルト-闇とつながるSNS』概要どんな小学生におすすめか?・ 怖い話が好きな
中学受験生やその親御様に向けて、読書におすすめの本を紹介する企画、第2弾は、『推し、燃ゆ』 宇佐見りん(著)です。『推し、燃ゆ』概要どんな小学生におすすめか?・ 「推し」がいる子・ 感受性の高い子・ 大人向けの本を読みたい読書家の子・
こんにちは。ブログ『中学受験の解体新書』の筆者、鳥山と申します。大手集団塾(中学受験 4大塾のうちの1つ)で5年間、大手個別指導塾で3年間の指導経験を経て、現在は首都圏にて家庭教師をしております。こちらは、「鳥山の家庭教師指導の詳細ページ」
「社会=暗記教科」というイメージがありますが、近年の中学受験においては、「思考力」を試す問題が増えています。・・・こう書くと、情報感度の高い親御様は「既に知っていますよ」と感じられるかもしれません。ただ、そこから一歩踏み込んで、「今の入試問
国語という科目は、一度解いたものと同じ問題は二度と出ません。ですので、国語力を高めることとは、すなわち、「長文を、初読でどれだけ頭に入れられるか?」「一回目に問題を解くときに、どこまで解けるか?」という初見の判断力を磨く、ことと同一となりま
こんにちは。ブログ『中学受験の解体新書』の筆者、鳥山と申します。このブログでは、家庭教師の生徒さんを募集しております。この記事では、国語の家庭教師の指導をお申込みいただく前に、「これは読んでおいていただきたいな」という記事を紹介いたします。
2024年の中学入試を通して、感じたことを書いていく記事の第二弾です。今回は、「小学生は、入試直前まで伸びる」という一般論について語ります。この言説はよく耳にしますが、そもそもたった1ヶ月程度で伸びるのか? と疑問を持つ読者様もいるでしょう
昨日、担当する生徒の受験が全て終わりました。2024年の入試を通して、感じたことを書いていきます。まず今回、第一弾の記事では「入試に向かう際のメンタル」について語ります。生徒の個人情報保護のため、ところどころをボカして書いているので、抽象的