chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
tekedon638
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2022/02/27

arrow_drop_down
  • 人間らしい気持

    私たちは皆、人間らしい気持を保って日々を楽しく暮らしたい。美しいものを見たとき、美しい旋律や詩に触れたとき、美味しいものを食べたとき、知り合いと楽しい会話をしたとき、愛する者の傍らにいるとき、私たちは人間らしい気持に浸り安らぎを感じる。愛する者とは人に限らない。命あるもの全てが対象になるだろう。恋している相手と居るときはどうか?というと、恋そのものが誤認や錯覚を伴う、直感的印象と本能的情熱の産物であるから、初期はときめいて幸福感に包まれても、長く人間らしい穏やかな気持になることは難しい。恋人同士は、互いに苛立つことが多々あるものである。人が恋をすると不幸になるのは、恋が動物的エゴイズムに根拠をもつからで、これが人間らしさを失わせる主因である。とはいうものの、齢をとればとるほど、80歳だろうが90歳だろうが...人間らしい気持

  • おすんばあ

    静岡県西部地域(遠州)には、「おすんばあ」という方言があったらしい。私は知らなかったが、家内はよく耳にしたという。常にそう呼ばれていたと云う。「おすんばあ」とは、澄ました女の子の謂で、「お澄婆」とでも書くのだろうか?「お転婆」の対語としての「おすんばあ」・・・私の思いつきだが、初めて聴く人には納得してもらえそうだ。恥ずかしがり屋、引っ込み思案、要するに内向的な女の子のことを指す言葉であるようだ。家内は「おすんばあ」そのものだったらしく、あまり嬉しい言葉ではなかったらしい。前に当ブログ【「おきゃん」すぎる花-道々の枝折】で、幼い頃はお転婆が苦手(と言うより嫌い)だったことを書いたが、今この語を知ってみると、もっぱら「おすんばあ」に惹かれていたことが多かったように思う。男性は一般に、「お転婆」より「お澄婆」の...おすんばあ

  • 冬の叢雲

    寒中の遠州「静岡県西部」地方は、晴れて陽が照っていても、終日遠州灘の沖合に積層した叢雲が立ち昇り、帯となって西から東に流れ、平野には冷たい北西風が吹き募る。長年見慣れた遠州の冬の光景、まさに冬の風物詩である。山陰から北陸・東北の日本海沿岸に大雪を降らせる西高東低の気圧配置が、寒気を琵琶湖北岸から関ヶ原を経て伊勢湾に送り出し、暖かく湿った海洋の空気に触れ発生した叢雲が、遠州灘の沖合を通過する。寒の間の一ヶ月、この雲を断続的に見ることになる。沖合10数キロ前後の叢雲の下の海面には、霙か雪が降っているはずだが、それを確かめた画像はネットでも見たことがない。この雲を見なくなると、海から春が上陸して来る。冬の叢雲

  • 消費社会の末期的現象

    中国では、春節の大移動が始まったらしい。先進国の国民からは盲目的に見える集団行動の根底に、古くから保ち続けて来た祖先崇拝と血縁尊重、物質重視と享楽耽溺の民族的習性が発現しているように見える。皮相的で刹那的な幸福感に酔う人々の数の多さは、日常と現状に人々が安寧と満足を見出していないことの裏返しと見える。スケールは違うものの儒教の影響を受けた韓・日両国にも共通して見られる習性かと思う。私たちの、盆と正月の集団行動も、規模こそ違え本質的には、同根のものを感じる。ただ本家本元は規模が大きい。コロナ禍で疲弊している観光産業を援けるには、海外からのインバウンドに期待が集中するところだが、コロナ感染対策の杜撰な中国からの観光客への防疫対策に手抜かりがあってはならず、政府の舵取りは難しそうだ。観光立国という言葉が、海外か...消費社会の末期的現象

  • 腰痛対策

    私にはどうも常識を疑う悪い癖があるようだ。例えば腰痛に対する対処法。人は突然腰痛を発すると、先ず整体院とか整形外科で診てもらう。それが普通、常識的な対処だと思う。しかし私は、ギックリ腰というものは、人類が二足歩行を始めたときに受忍を定められた、器質的脆弱性に由来していると盲信しているので、よほどでないと医療機関を受診しない。2、3日痛みに耐え安静を保ち、回復を待つ。何回もギックリ腰を体験した結果、私の場合は、腰周りの筋肉の衰弱に原因があったと理解している。脆弱性をカバーするには、常日頃腰周りの筋肉を鍛える生活をするしかないと思った。そこで、日常生活で腰の筋肉を衰えさせない工夫?を編み出した。具体的には、腰を楽にするアームチェアとかカウチソファなど、安楽椅子の類を、身辺から一掃してしまった。思い立ったら、実...腰痛対策

  • 1回だけのソロキャンプ

    日頃メディアのフィクションに取り囲まれて生きていると、人はフィクションのない世界に行って、リフレッシュしたくなるものらしい。冬もキャンプをする人が増えているようだ。YouTubeを見ていると、ソロキャンプやブッシュクラフト、中には好んで氷点下の雪中でのテント泊や車中泊など、マニアックなアウトドアライフを愉しむ愛好者も増えているらしい。インスタネタにもなるのだろう。老生にも、ふた昔前のことだが一度だけ、ソロキャンプの体験がある。単独泊は、後にも先にもその時だけだった。〈南アルプス深南部〉と言われる北遠地域の山塊の、黒法師岳(2068m)西方に、たまたま標高がジャスト2000mの山がある。古くから土地の営林職員や猟師たちから「バラ谷の頭」と呼ばれて来た山稜だが、登山者が増え誰が云い始めたのか「バラ谷山」。国土...1回だけのソロキャンプ

  • 果てしなき好奇心

    今年はアルコールゼロ元年になりそうである。SoberCuriousを実践して5ヶ月になろうとしている。お酒の無い日常の食事は、高校生の頃に立ち返ったかのようである。去年までの60回の年越しは、毎回お酒にどっぷり浸かっていた。お酒の無い年越しなど、異文化の最たるものと捉え、自分に最も相応しくないと考えていた。SoberCurious(ソバーキュリアス)という言葉は、ルビー・ウォリントンというイギリス人の記者が造った言葉だそうである。『飲まない生き方』と邦語訳され、本も出版されているが、この書名ではcuriousをつかった造語の真意は伝わらない。禁酒や断酒との根本的な相違を直截に示していない。顧みると、老生の飲酒習癖の長さには、ただ慨歎のほかはない。ビール・日本酒・ワイン・ウイスキー・ジン・ウォッカ・焼酎など...果てしなき好奇心

  • おめでとうございます

    新しい年を迎えました。日々の暮らしを希望に繋いでゆきたいと念じました。今年もよろしくお願いします。昨年の暮れには「体熱の倹約」の記事で、免疫力と体熱の関係に関心が向かった。免疫力を落とさないということは、体熱を浪費しないということに尽きる。①汗をかかないないで体熱を産生する②寒気に皮膚を直接晒さない③睡眠中の保温に留意するこの3つが要諦と考えた。①筋肉を動かして熱を産生しても汗をかくほどにはしないこと。高齢者はスロー筋トレとスロー歩行に限る。②下着に吸収されている凝固水の蒸散に因る体熱低下を防ぐこと。適切な防風・防寒・保温衣料を活用したい。③は以下に説明を加えさせていただく。誰でも暖かいベッドで就寝しているはずだが、熱の移動には対流・伝導・輻射があるのはご存知のとおり。これらのうち、私たちは輻射に因る体熱...おめでとうございます

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、tekedon638さんをフォローしませんか?

ハンドル名
tekedon638さん
ブログタイトル
道々の枝折
フォロー
道々の枝折

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用