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  • 2月(1)の散歩

    寒くて家に閉じこもりがちで、しかも花の少ないこの季節、花だよりのネタが少ない。珍しく鮮やかな黄色を見かけた。近づいて見れば、ロウバイだ。何の木だろうか、それにしても赤い実をつける木は多い。鈴なりなのはレモン?これだけあっても自分の家だけでは使いきれないのではと余計な心配をする。オーストラリアのパースで、塀から飛び出したレモンに「ご自由にお持ち帰りください」との札がぶら下がっていたのを思いだした。ちょっと来るのが遅すぎた。天にも伸びる木を空師(そらし)がほぼ切り落としたところだった。空師は、切り落とした枝が落ちて危険を与えないようにしたり、切り取った幹が売れるようにカットしてそれを収入源にするとTVで聞いたのだが?何回か訪れた井の頭通り宮前5丁目の交差点にある「CAFECITRON」のシャッターが閉まってい...2月(1)の散歩

  • 子供時代を訪ねて

    今日は、年寄りの昔昔、超ローカル、個人的な思い出話。もうはるか彼方となった昔の我家は東京渋谷区西原町にあり、結局そこに30年近く住み続けた。西原町と上原町の境目近くにあり、途中から上原町から西原町へ町名変更になったのだが。我が子ども時代、朝鮮戦争が始まった頃、1950年代の西原には、空地も多く、ちょっと歩けば畑もあった。丘の上の大山公園を、年寄達は「あそこは狼谷だよ」と言っていた。家の向かいの空地にバラックを建てて住み着いたおじさんは蛇を捕まえてコンロで焼いて食べていた。私も毎日もちあみを振り回してトンボを追いかけ、川に入ってザリガニ釣りをした。夏の夕方は、家から道路に出て来て、大人は夕涼み、子供たちは駆け回っていた。東京の山の手はそんな田舎だった。小学生のときはもっぱら近所の子供と車の通らない裏道で三角...子供時代を訪ねて

  • 井之頭公園散歩から「Soup Stoch Tokyoへ」

    2月中旬、朝9時、井の頭公園へ散歩開始。途中の児童公園で体操する人を見かけた。スクワットよりきついブルガリアン・スクワットをしている。ただし、正式には、両手は胸の前か、頭に後ろに組み、足の甲をベンチに乗せて、胸を張って背筋を伸ばし、右ひざが直角に曲がるまで沈み込むのだが。とか言って、私にはきつすぎて、まともにはできないのだが。三角公園に入り、枝垂桜?品種改良が進んで、サザンカとツバキの区別は難しくなっているが、花ごと落ちているのでツバキだろう。こちらも、満開のツバキ。超高級マンションの広い庭には早やサクラ?枝も花もサクラだろう。定点観測地点をちょっと離れたところからパチリ。井の頭公園で一番高い樹木は、ひょうたん橋北側にあるケヤキで、高さは35.0メートルだというが、どの木なのか下からでは簡単にわからない。...井之頭公園散歩から「SoupStochTokyoへ」

  • Bo-peepで一休み

    吉祥寺で買物の帰りにカフェ「カフェBo-peep(ボーピープ)」に寄った。3か月ぶりで前回が7回目。こんなに客が少なくて大丈夫かしらとこちらが心配になるほどなのに、しぶとく営業を続けている。小さな店で、いつもきれいに、心地よく整えていて、いつ行っても同じ中年の女性2人で切り回している。余計なお世話だが、半分趣味で、固定費が少ない状態で経営しているのではないだろうか。私の注文は、野菜と鶏肉の巻物(?)。これでも腹八分目にはなる。相方はサンドウィッチ。こちらもそれなりにボリュームがある。サンドと野菜の半分が私に下された。私はブレンドコーヒー。好みを聞かれて、いつものメニューにある「深め」「浅め」などから選ぶのだが、口頭で聞かれて困り、適当に苦みより酸味で、まろやかよりスッキリ味と言ったような気がする。私のため...Bo-peepで一休み

  • 「育業」川柳、受賞作

    東京都は育児休業の「休む」というイメージを一新するため、育児休業の愛称として「育業」の理念を浸透させようとしている。第一生命保険株式会社の「サラ川」のスピンオフ企画として「育業」川柳コンクールを実施し、1,375件の応募の中から受賞作が発表された。大賞「押してくれパパの背中とベビーカー(息子の独り言)」優秀賞「育業は妻が上司で私部下(アカエタカ)」「人不足深刻なのは家のほう(2児のパパ予備軍)」他2句佳作「育業で育てられるの子より親(しげ三)」「育児せず休むだけならいくじなし(瑠珂(るか))」「パパ挑戦両手震える子のお風呂(けんちゃん)」他20句「サラ川」に比べ、まだ応募作が少ないためでしょう、ひねりが少なく、表現の工夫がたりない作品が多いという、上から目線の私の感想でした。心に応える現実の深刻度がまだ少...「育業」川柳、受賞作

  • 窪美澄『夜に星を放つ』を読む

    窪美澄著『夜に星を放つ』(2022年5月30日文藝春秋発行)を読んだ。文藝春秋BOOKSの作品紹介かけがえのない人間関係を失い傷ついた者たちが、再び誰かと心を通わせることができるのかを問いかける短編集。コロナ禍のさなか、婚活アプリで出会った恋人との関係、30歳を前に早世した双子の妹の彼氏との交流を通して、人が人と別れることの哀しみを描く「真夜中のアボカド」。学校でいじめを受けている女子中学生と亡くなった母親の幽霊との奇妙な同居生活を描く「真珠星スピカ」、父の再婚相手との微妙な溝を埋められない小学生の寄る辺なさを描く「星の随に」など、人の心の揺らぎが輝きを放つ五編。第167回直木賞受賞作。224ページと薄い単行本に5編の短編。「真夜中のアボカド」コロナ自粛期間、アボカドの種から芽が出るのを期待している32歳...窪美澄『夜に星を放つ』を読む

  • 2月(1)の花

    2月6日に届いた花2日後、早やほぼ満開?紫、ピンクのバラはほぼ開き、黄色は開きかけく。薄桃色、薄紫のスイートピーは淡い色で満開。薄紫のリュ―ココリーネ、薄い花びらがか弱そう。3日後、良く見ると、左側の3つほどの花が枯れかかっている。しかし、真ん中に蕾が3つほど「次は私よ」と満を持している。名前だけはけっこうなただの葉っぱ、サンデリーホワイト。1月16日に届いた花の中で未だ千日紅だけが一輪挿しの中で余命を過ごしている。2022年6月の花にあった千日紅をドライフラワーにしたが、赤色がピンクに、そして幾分赤味がかった程度になったが健在だ。それにしても、黄色い玉のゴールドスティックは色艶も変わらず、どうなってるの?2月(1)の花

  • 「浅草 茶寮 一松」でランチ

    知人のご招待で浅草雷門の「浅草茶寮一松」でランチした。市街地にいきなり料亭風の門。門を入ってすぐ右手に大きな鯉が泳ぐ池。江戸情緒たっぷりの庭を通り、伝統和風建築の玄関で靴を脱ぎ、廊下を歩き、中庭風の石畳を渡って一間に案内された。テーブル席なので一安心。障子をあけると、屋根のある坪庭。二階に大広間があるようだが、混みあった市街地に狭いながらよく別空間が構築できたものだ。本格会席料理の始まり、始まり!前菜筍と芹のお浸し、手巻サーモン・花蓮根、厚焼き玉子、巻海老、黒豆松葉さしお椀蛤の酒蒸しお造りマグロとひらめの2種盛り焼物蕗の薹(とう)、鰆味噌焼き、焼筍、炭ゴボウ、ミョウガ蓋物海老芋饅頭、アナゴ甘煮、菜の花、野菜あん温物茶碗蒸し揚げ物そばと白魚磯辺焼き、海老、きのこ東寺揚げ、青唐、スダチ御食事鯛ご飯、汁、香の物...「浅草茶寮一松」でランチ

  • 垣谷美雨『もうわかれてもいいですか』を読む

    垣谷美雨著『もうわかれてもいいですか』(2022年1月10日中央公論新社発行)を読んだ。58歳の主婦・澄子は、横暴な夫・孝男との生活に苦しんでいた。田舎の狭いコミュニティ、ギスギスした友人グループ、モラハラ夫に従うしかない澄子を変えたのは、離婚して自分らしく生きる元同級生との再会だった。勇気を振り絞って離婚を決意するも、財産分与の難航、経済力の不安、娘夫婦の不和など、困難が山積。澄子は人生を取り戻せるのか?平凡な主婦による不屈の離婚達成物語澄子は忌中の葉書を受け取った。高校の同級生の雅代からで58歳の夫が亡くなったのだった。羨ましいと思った。我慢ばかりのつまらない人生。一日も早く自由になりたい。離婚しかないが、自分の稼ぎだけでは暮らせそうにない。原田澄子:58歳。田園に囲まれた端から端まで15分で歩ける城...垣谷美雨『もうわかれてもいいですか』を読む

  • リストランテ・イマイでランチ

    近くに来たからと寄ってみたが、満員で何回か断られていた「リストランテ・イマイ」。どなたかの誕生祝いでランチを予約して、今回は堂々と訪れた。中道通りから、既に閉店の「一圓ラーメン」の十字路、「ふらわーしょっぷ・はなゆき」の手前を左折する。井の頭通りからは、左手にローソンを見て、右手のお茶の水ゼミナールのある路地を右折すると、イタリア国旗が見える。民家の間の路地を恐る恐る入るようにして、入口に至る。ごく狭い店内は1室のみで、テーブルが5つ、斜めに向かい合って座るなど12人で満席。サーブする方は2人で、中年と若者の男性で、プロフェッショナルという感じ、差別?「シェフお任せのDÉGUSTATION(デギスタシオン、小皿料理)」と、スタンダードコースがあるが、我々が頼んだのは当然後者。私の前菜はオーストリア産モルタ...リストランテ・イマイでランチ

  • 雪の日の後の富士山

    2月11日朝8時、前日の降雪で塵芥がなくなって富士山がくっきり見えた。肉眼では。雪の日の後の富士山

  • 武蔵野八幡宮へ

    一月上旬は混雑するだろうと避けていた武蔵野八幡宮へ1月中旬にお参りした。武蔵野八幡宮は、四代徳川家綱の頃の小石川水道橋外吉祥寺火事の後、現在の地に移住させられて以来、吉祥寺村村民の氏神様として尊崇されてきた。御祭神は、誉田別尊(ほんだわけのみこと)=応神天皇、比賣大神(ひめかみ)、大帯比賣命(おおたらしひめのみこと)。境内には一人二人の人影しか見えない。入ってすぐ左に「神田上水井之頭弁財天への道標」がある。案内板。五日市街道から井之頭弁財天(井の頭公園)への道しるべで、1785年に建てられた。五日市街道は昔からの街道だが、ほぼこれと平行する井の頭通りは、境浄水場から和田掘給水場までの間の水道管敷設用地を道路へ転用したものだ。したがって、大半の区間が直線的な道路で、周辺より少しだけ高くなっているところが多い...武蔵野八幡宮へ

  • 櫻木みわ『コークスが燃えている』を読む

    櫻木みわ著『コークスが燃えている』(2022年6月10日集英社発行)を読んだ。集英社文芸ステーションのインタビュー冒頭にはこうある。非正規で新聞社の校閲の仕事をしている主人公・ひの子は、思わぬ妊娠を経て、ひとり親として育てる決意をするが、年下の恋人とは別れており、40歳を目前に戸惑う。さらにコロナ禍で対峙する様々な困難――その日々をかつて育った炭鉱町で労働を担った女たちに心を寄せつつ、周囲の女性たちと連帯し乗り越えた先にまた絆が生まれる。静かだが、苛烈な炎を熾(おこ)すがごとき物語が生まれた背景を著者に伺った。上記インタビューで、著者は、40歳の頃に妊娠して一人で産もうとして流産した経験が本書に投影されていると語っている。ひの子:39歳。契約社員。小説を1冊出版。弟は医師の立央(たお)。春生:ひの子の13...櫻木みわ『コークスが燃えている』を読む

  • 1月(2)の花

    1月16日に届いた花ガーベラ5本、チューリップ3本、センニチコウ(千日紅)4本、菜の花1本。薄紫のチューリップは届いた時は閉じていたのに、すぐに開いて、あけっぴろげ。右下のピンクは縮こまったまま。ガーベラは、淡いピンクが2本、ピンクと濃いピンクが1本づつ、黄色が2本。菜の花はてっぺんに固まっているだけ。センニチコウは、3本。当初から1本は小さな蕾で、茎を短くして一本刺しへ。でもそのまま。2日後、早や花の盛りは過ぎて……。チューリップはだらしなくなって、当家でなければごみ箱入りだぞ!10日後、本人達の希望は無視されて、老残の身を晒される花達。1月(2)の花

  • 新川帆立『剣持麗子のワンナイト推理』を読む

    新川帆立著『剣持麗子のワンナイト推理』(2022年4月22日宝島社発行)を読んだ。宝島社の宣伝連続ドラマ化決定!『このミステリーがすごい!』大賞受賞作『元彼の遺言状』のヒロイン再び!弁護士・剣持麗子は今夜も徹夜で謎解き――寝不足必至のミステリー短編集亡くなった町弁のクライアントを引き継ぐことになってしまった剣持麗子。都内の大手法律事務所で忙しく働くかたわら、業務の合間(主に深夜)に一般民事の相談にも乗る羽目になり……。次々に舞い込む難題を、麗子は朝までに解決できるのか!?法律相談に運動会(?)に、剣持麗子は今日も眠れない!第一話家守の理由不動産屋の主人が何者かに殺害された。麗子は「武田信玄」と名乗る第一発見者の男に呼び出されるが、男は本名も住所も明かそうとせず……。第二話手練手管を使う者はバーでホストの「...新川帆立『剣持麗子のワンナイト推理』を読む

  • 真保裕一『英雄』を読む

    真保裕一著『英雄』(2022年9月30日、朝日新聞社出版発行)好書好日による内容紹介……主人公となる植松英美は中学に入る頃、自分だけ弟妹とは父親が違うと教えられた。しかしその名前も聞かされぬまま、母の秋子は七年前に他界。ところが三十歳近くなったある夜、突然ふたりの刑事が実家を訪ねてきたことを機に、実父の素性を知らされる。一年半ほど前、東京・足立区の河川敷で胸を二発の弾丸で撃ち抜かれ死亡した男性が、その人だった。南郷英雄、享年八十七。南郷は北関東を拠点に運輸、建設、小売業を幅広く展開するグループ企業の創業者であり、亡くなった当時も主要三社を運営管理していく山藤ホールディングスの相談役を務めていた。実父が大手企業の創業者だった驚き。射殺されたという衝撃。いくつかの事情が重なり、英美は実父の人となりや、誰に、な...真保裕一『英雄』を読む

  • 「吉祥吉祥寺」で知人とランチ

    「吉祥吉祥寺KisshoKICHIJOJI」でお世話になった知人を招いてランチした。ここは今回で9回目だと思う。私が頼んだのは「井の頭昼会席」ここの良いのは器も楽しめること。まずは、まぐろ、タイとひらまさ?の刺身。焼き魚と煮物お正月らしい品々鯛めしデザ―トは栗ようかんコーヒーでおしまい。相方は「昼の小会席」刺身、煮物、鯛めし、デザート、コーヒーは私と同じ。話が弾んでいて、何を食べたのかは記憶が定かでなく、「美味しかった」だけ。知人は二人とも「和牛ステーキランチ」だったが、まさか乗り出して相手側の写真を撮るわけにはいかず、ご満足いただいたとの言葉を記すのみ。個室を予約したので、12時に入店し、昼の閉店の15時まで、久しぶりのたっぷり楽しい時間を過ごした。「吉祥吉祥寺」で知人とランチ

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