風に吹かれて 舞い落ちて 舞い落ちたなら 何処へ行く 満開に咲き誇っていた 薄紅色の冬桜 季節を惜しみ 別れを告げるかのように ひらひら ひらひら ひらり 舞い上がり はらはら...

眩しいほどの 暖かな陽射しが キラキラ キラキラ 煌めいて 光りの屑やしぶきの珠 弾けて 飛んで まき散らしながら 運んでいるかのよう 待っていたのか 燃え立つ季節の始まりに 競い合いながら 芽吹いていく 新芽や若葉...

何となく目覚めた朝を宥めるように キラキラ キラキラ… 光が弾けて 波しぶきのように煌めく 窓辺を包み込む 朝焼けの眩しい空 何処までも広がって 心を騒がせる ...

何を描きたいのか 何を伝えたいのか 解らないまゝ 天に向かい 指でなどっている 窓辺の大空 何処までも 果てし...

              しとしと しとしと しんしん… いつの間にか 降り始めた雨 密やかに降って 天を染める どんより雲 何処までも 薄暗い灰色の空 ...

                 何を待っている 出窓に反射して 透けて輝く 柔らかな初春の陽射しだろうか 何を待っている まだ冷たい風が吹いて 軋む足音 ...

                    何かを描こう ペンも えんぴつも チョークも 絵具すらも… 何処へ 置いてあるのか見当たらないから 空を見上げ 薄青い台紙に ...

何かを語りかけ 何かを伝えるように 何処までも 広がる大空を包み込み 焦がしてしまう勢いで 燃え立つ夕陽 濃いオレンジ色の光で輝かせ 煌びやかに 魅せて 何処へ 行くのだろう まるで キャ...

何処まで続くのか 曇天の雨空 濃い灰色で 風も 陽も 山も 樹も 吐息さえも 隠してしまい それでも 誰かを呼んでいるような 窓辺の四角い空 何...

何かが違う いつもでない日常がある 何かが可笑しい いつもでない いま どうにかしたいと 叫んでみても どうにもできない このコロナ禍 どうしょう...

何処からか 風が吹いて 誰かが 呼んでいるようだから そっと 耳を澄ませて 聴いている...

            何を書こうか 何を描きたい 何を追いかけて 何を探し 何処へ行こうとしているのか わからない いま さ迷って…いる ここだけは 私の砦 こ...

        ひらり ひらひら ひらひら… 風に吹かれて 舞い散る花びら 薄桃色に染めて 鮮やかに 咲いて魅せる 満開の山桜 散らされたなら 何処まで ...

                                                                                                          何を書こう                      ...

                 何故だか ”不思議” 言葉だろうか                   空間だろうか                      空気感だろうか                         得体の知れない...

ゆらゆら ゆらり ゆら････ 秋風に吹かれ 野辺で咲いた 薄桃や白色のコスモスの花 仲間と一緒になって 辺り一面 埋め尽くすように 広が...