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  • ブロムシュテット指揮バンベルク交響楽団のブルックナー9番

    ブロムシュテット指揮バンベルク交響楽団のブルックナー交響曲9番(2024・7・11)の演奏である。何と言っても遅いテンポにアゴギーク(伸縮)が加わると荘厳さが出て、第一楽章が名演であったろう。 68小節の管楽器の3つの4分音符がリテヌートが掛けられてテンポが落とされていた。...

  • プフィツナー指揮ベルリン・フィルのベートーベン8番(5)

    プフィツナー指揮ベルリン・フィルのベートーベン8番(1933年)ドレスデン・エディションの第四楽章です。 第四楽章にも、わずかながらドレスデン・エディションがある。47-59小節である。 興味深いのはドレスデン・エディションの運弓法とワインガルトナーの演奏のアゴギーク(伸縮...

  • プフィツナー指揮ベルリン・フィルのベートーベン8番(4)

    プフィツナー指揮ベルリン・フィルのベートーベン8番(1933年)ドレスデン・エディションの第三楽章です。 第三楽章。 第一バイオリンの4-6小節、楽譜は一弓の長いスラーが掛っている。 ドレスデン・エディションでは細かく分断する。 4小節は下弓で弾かせ、5小節で上弓に点じてc...

  • プフィツナー指揮ベルリン・フィルのベートーベン8番

    プフィツナー指揮ベルリン・フィル(1933年)のドレスデン・エディションのベートーベン8番です。第二楽章です。 第二楽章、プフィッツナーは10-15小節の第一バイオリンとチェロ・コントラバスに独特な運弓法をしている。 わざと難しい運弓法で弾かせている。 勝手に言わせてもらえ...

  • プフィツナー指揮ベルリン・フィルのベト8番(2)

    プフィツナー指揮ベルリン・フィル(1933年)のベートーベン交響曲8番第一楽章の続きです。 プフィツナーはドレスデン国立歌劇場管弦楽団に継承された独特の運弓法(ボーイング)で演奏しています。その続きは209-217小節の第一バイオリンです。 209小節は下弓で一小節を弾くの...

  • プフィッツナー指揮ベルリン・フィルのベートーベン8番ドレスデン・エディション版

    ナクソス盤のハンス・プフィツナー指揮ベルリン・フィル(1933年)のベートーベン3番&8番が現在現役盤。8番はプフィツナーの名演です。 プフィッツナー指揮ベルリン・フィル(1933年)の最大の魅力はドレスデン国立歌劇場管弦楽団のみに受け継がれた伝統奏法があり、プフィッツナー...

  • プフィッツナーと大町陽一郎のベートーベンの8番は最高峰

    プフィッツナー指揮ベルリン・フィルによるベートーベン3番のCD。(1933年録音)ここにベートーベン8番が組み合わせものがある。ベト8番のCDは組物しか復刻されていないので貴重盤である。すべて廃盤。 ここで大町陽一郎の最高傑作はーーと問われれば、ブラームスのハンガリー舞曲5...

  • クラシック音楽館のルイージ

    Eテレの『クラシック音楽館』は、ルイージの初稿版ブルックナー8番でした。音源は紹介済みだが、映像あり。 ルイージの初稿版8番はオーケストラの質が下がり、落ち目という感じ。人気も下降線か。 そういうことでは、ドレスデン・シュターツカペルレの音楽監督コーリン・デイビスの耳打ちな...

  • テイーレマン指揮ベルリン国立歌劇場管弦楽団音楽監督就任演奏会(2024・10・7)

    2024・9からテイーレマンはバレンボイムの後任として、ベルリン国立歌劇場管弦楽団の音楽監督に就任した。ということは、ベルリン・フィルの常任指揮者への就任の可能性は限りなく無に近くなった。現在のベルリン・フィルの常任指揮者の後任の芽が断たれたことになった。 バレンボイムも...

  • キム・ウンソン指揮サンフランシスコ・オペラの『ローエングリン』

    サンフランシスコ・オペラの音楽監督キム・ウンソンは『ローエングリン』の楽譜を持ちながら歌手に入りの確認をします。2023・10にキム・ウンソンが『ローエングリン』を上演した。そのドキュメントが出来た。(ユーチューブ公開) 実に能弁な英語でやり取りして、日本人はかなわない感が...

  • 吉田修一原作『国宝』とモデル歌舞伎役者

    映画『国宝』には出演者の相関図が出ている。原作の吉田修一『国宝』を理解するうえでこの上ない。 映画『国宝』の主人公花井喜久雄(吉沢亮)とライバル大垣俊介(横浜流星)だが、モデルは二代目坂田藤十郎だとすれば歌舞伎の名門の御曹司ということではなくて、坂田藤十郎の妻で宝塚歌劇の...

  • ゲルゲイ・マダラシュ指揮ノルウェー放送管弦楽団のチャイコ4番

    実は今夜はNHK交響楽団の定期演奏会でブロムシュテットが指揮しているのだが、高齢で事故もあり不測の事態に備えた代演指揮者がマダラシュで、今現在日本にいてブロムシュテットの指揮を見守っているのだという。 というわけで、マダラシュ(1984-)は今夜東京にいるのだが、自分の演奏...

  • アダム・フィッシャー指揮デンマーク室内管弦楽団のモーツアルト36番

    アダム・フィッシャーのアムステルダム・ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団時代は平凡な演奏だったが、今回の演奏は奇才だった。この演奏を披歴したら契約延期と一時代を確立したのだろう。 ①ラルフ・フォークト指揮ニュージランド交響楽団(1918・10・26) ②アダム・フィッシャー...

  • マケラ指揮オスロ・フィルのメンデルスゾーン3番

    マケラは秀才で良い所は漏らさず吸収した演奏であった。もはやこんな田舎のオーケストラで指揮するような存在ではなくなっている。ドダメルのニューヨーク・フィル、マケラのシカゴ交響楽団で、今後10年の黄金時代を構築することになるのだろう。とりわけ現在ピンチャー指揮ドイツ・カンマー・...

  • 江藤淳『閉ざされた言語空間』と川口クルド

    川口市内を走るトラックです。積載制限もクルド人にはおかまいなし。警察も取り締まらない。日本人だけが守れ。これが江藤淳『閉ざされた言語空間』のテーマです。 オキパイトジャパン(占領下の日本)はGHQの占領政策で、民主主義どころか共産主義のオブラートに包まれた政策で、様々な制限...

  • ルイージ指揮NHK交響楽団のベートーベン7番

    大変驚いたのはルイージのアプローチがズッカーマンの演奏と重なったことだ。東京フィルの演奏を聞いたわけでもなかろうが、驚きであった。いずれにしても名演でした。 ①ズッカーマン指揮東京フィルハーモニー(2023・5・7) ②ユロフスキ指揮ベルリン放送交響楽団(2019・3・26...

  • ルイージ指揮NHK交響楽団のブルックナー8番初稿版(1887)

    ルイージ指揮NHK交響楽団のブルックナー8番初稿版の演奏は、アゴギーク(伸縮)を抑えてダイナミクス(強弱)を志向したものだった。 ①ルイージ指揮ウィーン・トーンキュストラ管弦楽団(2022・8・19) ②ルイージ指揮NHK交響楽団(2024・9・15) 第三楽章のシンバル3...

  • ブルックナー交響曲8番初稿版と第二稿の決定的な違い

    今年はブルックナー生誕200年記念年、色々な趣向が見えますね。いよいよブルックナーの8番の初稿版がルイージ指揮N響でやった演奏が聞ける。 さて、一番気になるのが異稿問題です。手練手管の名匠が腐心して聞かせる名場面がそれでもあります。一般的な第二稿ノバーク版を使用しつつも、初...

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パスカルの葦笛さん
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