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2021/10/07

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  • 8月31日

     8月31日がやってきた。社会に出てからも、「7月21日から8月31日までは夏休み」という気分が心のどこかに残っていて、どういても今日が夏休みの最終日という気持ちになる。そのせいか、8月の終わりというのは何か寂しいものがある。小学校に行っていた頃は、この寂しさから逃れるために「席変えもあるし、一ヶ月したら運動会、そのあとに遠足がある。11月には誕生日と起業祭(八幡の祭り。学校は休みになった)、それから一ヶ月すると楽しいクリスマスと冬休みじゃないか」と無理矢理楽しいことばかりを考えて、自分を慰めようとしていた。しかし、いつも「一年の中で2学期というのが一番長いし、季節は刻々と大嫌いな冬に向かっている」と思うに至り、心を重くしていた。中学・高校の頃は、小学校と同じのイベントに加え文化祭が加わった。それに中高の...8月31日

  • ライク・ア・ローリングストーン

    WOWOWで見ていた番組が終わったため、いったんそこを解約し、Netflixに加入した。一昨日と昨日が連休で昨日は台風で早帰り。ということで、とりあえず話題になった「全裸監督」を見た。はい、地上波やBS放送では見られない過激なものでした。 ま、それはともかく、ぼくは最終話のエンディングテーマに興味を引かれた。 その曲は、ボブ・ディランの『ライク・ア・ローリングストーン』だった。なるほどという選曲だ。都合のいいことに、この間ボブ・ディランの『ブルームーン』を紹介したとき、「せっかくだから、この歌も上げたいな」と思った歌が、その『ライク・ア・ローリングストーン』だった。 ただ、ぼくが紹介したかったのは、多くの人が知っている1965年発表のオリジナルバージョンではなく、1974年に発売されたアルバム『偉大なる...ライク・ア・ローリングストーン

  • 緊急速報

    今、こういうのが来た。風が無茶苦茶酷く、仕事が2時までになった。緊急速報

  • 18年前の

    日曜日、仕事帰りに幹線を走っていると、1車線が封鎖されていた。工事でもやっているのかと見てみると、パトカーが数台止まっていた。事故かなとも思ったが、事故車などないので、事故でもなさそうだ。前方を見ると、前の車が次々と止められている。検問だ。ということは事件か。警察官がぼくの車の横に来た。「すいませーん。窓を開けてください」「何かあったんですか?」「はい。今日は18年前、海の中道飲酒運転事故があった日なんですよ」「ああ、あれから18年経つんですね」2006年8月25日、福岡市東区で飲酒運転による追突事故があった。追突された車は海に落ちてしまい、乗っていた3人の幼児が亡くなった。幼児3人死亡という悲惨さ。追突した男がそのまま逃げたこと。しかし、逃げ切れないとわかり、酔いをごまかそうとして大量の水を飲んでから現...18年前の

  • 運命の赤い糸

    1,ぼくと嫁さんの相性は、すこぶるいいのだそうだ。波長が合っているらしいのだ。しかし波長が合うというのは実に抽象的だ。いったい、どの時期のどの場面の波長が合っているというのだろうか。これまで何度も別れそうになったことがあるが、それでも別れなかったというのが『波長が合う』と言うのだろうか。さらに、それと“運命の赤い糸”は、どういう関係があるのだろうか。2,その“運命の赤い糸”に関しては、思い当たる節がないではない。あれは初めて嫁さんを見た時のことだった。昭和56年のこと、その年の4月下旬に創業する会社に、ぼくと嫁さんは入社した。その創業の2日前に、ぼくは初めて嫁さんに会ったのだった。その日ぼくは、所属している部署で、開業に向けての準備をしていた。仕事が一段落した頃だった。隣の部署の女の子が、じっとこちらを見...運命の赤い糸

  • 今日の一曲は「ブルームーン」

    ちょっと時期を外した感はありますが、今日の一曲は「ブルームーン」であります。歌っているのは、ボブ・ディランです。「歌っているのはボブ・ディランです」と言われると、多くの方が「え?」となると思います。 「風に吹かれて」や「時代は変わる」といった有名な曲は、どれも爺さんみたいなしわがれ声で歌っているのですから。実はディラン、9枚目のアルバム「ナッシュビル・スカライン」で、突然声を変えてしまったのです。ぼくは、そのレコードに初めて針を落とした時、「間違って違う人のレコードを買ったんじゃないか?」と思って、ジャケットを見直しました。しかし間違ってはなかった。ちゃんとボブ・ディランのアルバムになっていました。 本人はインタビューで「タバコをやめたら声が変わった」と答えています。が、普通タバコをやめたくらいで、声の質...今日の一曲は「ブルームーン」

  • 異邦人

    1977年3月、一浪後受験した大学に全部落ちた。編入を見据えて、短大を受けることにしたのだが、その学校は3月末に倒産した。4月、祖父が亡くなった。その後、何もしないわけにはいかないからと、とりあえずアルバイトの面接を受けたのだが、受けた面接26回すべて落とされた。全てに拒否され、それから外に出るのが恐ろしくなり、引き籠り生活が始まった。転機が訪れたのは、その年の8月だった。市が募集したアルバイトの採用が決まったのだ。8月末にアルバイトの説明会が行われ、配属が決まり、9月からの勤務先が決まった。これで短いようで長かった3ヶ月の引き籠り生活に終止符が打たれた。説明会が終わり、そこで知り合った人たちと、喫茶店に行くことにした。会場から外に出ると、空は真っ青に晴れ上がり、太陽がまぶしく感じた。毎日窓を通してしか空...異邦人

  • 国語

    「みんみんみんみん、せみがなくもくもくもくもく、くもがわくもうすぐたのしいなつやすみ」ぼくが小学校1年の夏休み前に、国語で習った文章だ。戦後に入ってからは国定教科書ではなくなったので、その教科書会社で掲載している文章が違うと思う。他に、この時期に習ったもので憶えているのは、「小さい白いニワトリ」くらいだ。「小さい白いニワトリ」というのは、ブタ、ネコ、イヌとニワトリの出てくる物語で、ある時パンを作ろうという話になった。ところが、「ブタはいやだと言いました。ネコもいやだと言いました。イヌもいやだと言いました」と誰も自分が作るとは言わない。しかたなくニワトリは、ひとりでパンを作った。さて、パンができた。で、ニワトリはみんなに聞いた。「このパン、誰がたべますか?」すると、「ブタは食べると言いました。ネコも食べると...国語

  • 部屋が散らかっている

    部屋が散らかっている。片付けようとは思っているのだが、どこから手を付けていいかがわからない。その大半が本で、あとCDだの楽器だのが部屋の中をゴロゴロしている。元々狭い部屋なのに、そのものたちがさらに部屋を狭くしている。こういう場合、まず大半を占めている本を片付けていけば、あとは自ずと片付くのかもしれない。だが、本を片付けようにも、書棚が目一杯詰まっているために、置き場がないのだ。現在ぼくの部屋には、大小の書棚が7つある。小さい書棚は、重ねたりクローゼットに押し込んだりして、なるべく邪魔にならないように配置しているのだが、それがもう限界なのだ。そのため、書棚を増やそうにも増やせない。こうなったら、読まなくなった本を処分するしかない。しかし、ただで処分するのももったいない。ということで、ブックオフなどの古書店...部屋が散らかっている

  • もうすぐ新学期

    1、もうすぐ新学期先日ラジオを聴いていたら、北九州市は来週の月曜日から、福岡市は来週の火曜日から、小中学校の新学期が始まると言っていました。もう夏休みは終わりなんですね。ぼくが今小中学生だったら、耐えきれないだろうな。第一、宿題が出来ないじゃないですか。ぼくは夏休みの宿題は8月21日から始めるものと決めていたので、26日から学校だと到底間に合わないです。9月1日、始業式の日に間に合わなかった時に「夏休みの宿題はできているんですが、持ってくるのを忘れました」とか、「夏休みの宿題は、授業が始まる日に持ってくるものと思っていました」などという言い訳をしたのだが、今の体制だと、そういった言い訳を一週間以上も続けなければならない。2、今日の一曲今日一曲は、ポール・マッカートニーの名盤『BandOnTheRun』から...もうすぐ新学期

  • 腹筋君

    高校時代、ある人から「飯を食わずに運動したら筋肉が付くよ」と聞いて、部活のある日には昼食をとらなかった。そのおかげで、脂肪が溜まらず、厚みのない皮膚の下にいる腹筋君が、しっかり顔を出していた。前に、そういう体に戻そうと、昼食を抜いて腹筋運動をやっていたのだが、厚みのある皮膚の下にいる腹筋くんは、なかなか顔を現さなかった。その後、16時間ファスティングを始めた。そのおかげで体重や体脂肪が極端に減り、一時は腹筋君も顔を出していた。ところがそれも1年は続かなかった。何をどれだけ食べていいと言われている8時間に、バカ食いしてしまったために、体重や体脂肪が徐々に増えていったのだ。腹筋君は再び顔を隠してしまった。それ以来、いろいろやっている。が、相変わらずだ。再来月に健康診断があるのだが、体重が少し増えただけで、メタ...腹筋君

  • もう一つの夏休み

    1,小学生の頃、夏休みを利用して、学期末の健康診断(身体測定)で見つかった虫歯、鼻炎、トラコーマなどの治療に行っていた。 虫歯の治療は嫌だった。病院は家の近くにあったので、暑い中を歩いて行かなければならなかったし、何よりも治療が痛かった。一方の鼻や目は、病院が駅前にしかなかったためバスに乗って行けるし、治療も歯に比べると痛くはなく、帰りに本屋に行くという楽しみもあった。 2, その頃、夏休みといえば海や山に行く楽しみもあったが、デパートに行って海をイメージしたディスプレイを見たり、BGMのハワイアンを聴いたり、通路に置かれた氷柱を触ったり、夏の演出を見聞きする楽しみもあった 。ぼくは、それだけでも十分夏だった。しかし、その演出もお盆までで、その後は氷柱もなくなり、ディスプレイも徐々に秋模様に変わっていき、...もう一つの夏休み

  • 魔法のブログ

    夜、実家に行ったら、「これ持って帰り」と言って、ビニール袋をくれた。中を見ると、カットパインが入っていた。昨日の記事のタイトルは『パイナップル』、まさか、ブログに載せたから手に入ったということではないよなあ。そうだとすると、このブログは『魔法のブログ』ということになってしまう。もし『魔法のブログ』ならば嬉しいが、ちょっと怖い。それがいいことであるのならいいのだが、例えば8月14日に書いた記事のものが、手に入ってしまうと大変なことになるからだ。 もう一つの家族-吹く風ネットぼくら家族が住むこの家にはもう一つの家族が住んでいる。彼らは老若や男女の区別なく酷く好戦的で無慈悲で野蛮でぼくらの姿を見つけるや否やきゃーきゃーと奇声を上げては...gooblog そう、家の中にもう一つの家族が出来てしまうのだ。これは嫌...魔法のブログ

  • バイナップル

    1,高校の頃、友だち数人で南九州にキャンプに行ったことがある。その旅で特に印象に残っているのは、宮崎で食べたパイナップルだ。それまでパイナップルは、パイ缶でしか食べたことがなかったのだが、その時初めて生で食べたのだ。そのパイナップル、輪切りにはしてなかった。芯を抜いたものをたて切りにして、割り箸に刺して売っていた。価格は100円くらいだったと思う。味のほうはシロップにつけているわけでもなかったので、それほど甘くは感じなかった。どちらかというと酸っぱかった。さらにえぐい。これを食べて、パイ缶というのは砂糖菓子だといことに気づいたのだった。しかし、このすっぱさとえぐさで、充分にのどの渇きが癒えたのを覚えている。2,小学生の頃の話だが、駄菓子屋に「パインアイス」というパイナップルを輪切りにした形の氷菓子が売って...バイナップル

  • 未来を垣間見る2

    ぼくがドローンという未来映像を垣間見た年でした。ある女子の夢を見たんです。その子が家で寝ているぼくの手を引っ張り、外に連れ出そうとする夢でした。「誰だこいつ?」と思って、顔を見てみると、初めて見る顔なんですね。その笑顔がえらく輝いていて、ぼくは一目惚れしてしまいました。それからずっとその顔がぼくの中から離れませんでした。数ヶ月後、高校に入学した日のことでした。同じクラスにその顔がいたんです。夢と同じように笑顔が輝いていましたね。その人と出逢ったことで、ぼくはその人に向けて、それまで作ったことのなかった詩や歌を作るようになり、将来こういう場所でそれらの作品を発表することになるのですが、手を引っ張り外に連れ出そうとした夢は、そのことを暗示していたのだと思います。きっとあの時の夢も、未来を垣間見るような夢だった...未来を垣間見る2

  • 続々夏の風物詩

    14日の続きです。飼っていたひよこのおかげで、ゴキブリ恐怖症は何とか克服できたのだが、家の中にゴキブリがいるのはあまり気持ちいいものではない。 今のマンションに移ってからは見かけなくなったが、前に住んでいた家では、しょっちゅうお目にかかっていた。ある日のこと、日記を書いている時に、ぼくの足元をササーッとゴキブリが通り過ぎて行った。どこかに巣があるようだ。パソコンの中にでも住み着かれたらことなので、「ごきぶりホイホイ」を買ってきて、仕掛けた。次の朝見てみると、かかっていた。体長5センチほどの立派な体格をしていた。ゴソゴソとうるさいので、ふたを開け、日にさらしておいた。5分ほどで絶命したようだ。ゴキブリを殺す方法もいろいろある。とにかく叩くと汚いので、よりきれいな殺し方をいろいろと試してきた。東京にいる頃によ...続々夏の風物詩

  • 未来を垣間見る

    中3の頃だから、今から五十数年前になるか。夕方、外に出た時のことだった。いくつもの豆球のような光が、隊列をなしてぼくの頭の上をフラフラと飛んでいるのを見つけた。隊形は竹ひご飛行機の骨組みのようで、大きさはそれよりも何倍も大きかった。音はあったのかもしれないが、周りの音に消されて、よくわからなかった。「何だろう?」と思ったぼくは、その光の隊列を追いかけて行った。しかし光は二十メートルほど先の角を曲がった所で消えてしまった。しばらくその辺を探してみたが、見つからなかった。後日、その光ことを多くの人に語ったのだが、頭の中の映像を言葉で説明するのが難しく、そのたびにぼくは「中学の頃、UFOを見た」と言っていた。今月13日のこと。テレビで関門海峡の花火大会の中継をやっていた。午後7時を過ぎた頃だった。花火を打ち上げ...未来を垣間見る

  • 70年代歌謡曲

    一昨日、墓参りに行く途中に、アップルミュージックで編集された1970年代邦楽ベストをかけていた。70年代の邦楽といえば、だいたいこんなもんだろうという選曲をしていた。ところが中に「ん?」という歌が入っていた。黛ジュンの「自由の女神」という歌だ。嫁さんに、「この歌、知っとるか?」と聞いてみたら、「聴いたことはある」と言う。ぼくは初めて聴いた。家に帰ったあとにリストを見てみたが、知らない歌はこれだけだった。しかし、この歌を入れるのなら、これを入れてもいいだろうという歌がいくつかある。そのうちの一つがこれだ。そこには尾崎紀世彦の大ヒット曲「また逢う日まで」は入っているのだが、もう一つのヒット曲であるこの歌は入ってなかった。一人一曲で選んでいたわけではなさそうだし、これはぜひ入れてもらいたいな。70年代歌謡曲

  • 続・夏の風物詩

    ゴキブリ。小さい頃に親から「触ったら病気になる」などと吹き込まれたため、後々まで凄い恐怖心を抱いていた。ゴキブリを見ると、「死ぬんじゃないか」とまで思いつめていた時期もあった。それを克服したのは、小学校高学年になってからだった。ここでも何度か紹介しているのだが、当時ぼくは、ひよこを一羽飼っていた。飼い始めた当初は鳥の餌を与えていたのだが、そのうち勝手に虫などを捕まえて食べるようになった。ある日ゴキブリを見つけた。たまたま手元に蠅たたきがあったので、ぼくは恐る恐るゴキブリを叩いた。見事命中のはずが、かすっただけに終わった。しかし、ゴキブリはこの一撃でかなり弱っている。その時ぼくの後ろにいたひよこが、そのゴキブリめがけて突進してきた。そして嬉しそうに、そのゴキブリをムシャムシャと食べだした。「おい、死ぬぞ」と...続・夏の風物詩

  • やつらの足音が聞こえた

    高校2年の頃だった。土曜日の夜、テレビをつけたら、アニメのエンディングテーマがかかっていた。「えっ、何だこの歌は!?」凄くいい。アニメの歌にするにはもったいない。しばらく、その歌が頭から離れなかった。「今の歌、何という歌だろう?」現在ならサッサとネットで調べるのだが、当時はそれができない。ということで週明け、数人の友だちに聞いてみた。しかし「知らない」という。仕方なく、つぎの土曜日を待って、また同じ時間にテレビをつけた。そこで、初めてその歌の情報を得た。作詞は園山俊二、作曲者はかまやつひろし、『やつらの足音のバラード』というタイトルだった。その歌を知ってから、しばらくギターを奏で歌ったりしていたが、他の曲のコピーなどが忙しく、そのうちその歌のことを忘れてしまった。再びその歌と出会ったのは、それから30年以...やつらの足音が聞こえた

  • 夏の風物詩

    最近見かけなくなったもののひとつに、蠅とり紙というものがある。よく魚屋とかに天井から吊るしてある、両面がベタベタしたガムテープのようなものだ。ぼくの家は、高校の頃までポットントイレだったため、よくトイレからくそ蝿が飛んできた。トイレの中に蛆殺しなどを散布して、元から絶とうとしたのだが、なかなか追いつかない。しかたなくこの蝿とり紙を仕掛けていた。しかし、食卓の上で揺れている蝿とり紙ほど、汚く感じたものはない。頭の上を、蠅の着いた蠅とり紙が行ったり来たりしているのだ。もし、食事中に蠅とり紙が落ちてきたとしたら・・・。考えただけでも、恐ろしいことである。それにしても、よくあの状態で食事が出来たものだ。それだけ時代や人間が、野性的だったとも言える。夏の風物詩

  • 今年は蚊が少ない

    今年は蚊が少ない。外でも、家でも、あまり刺された覚えがない。平年なら、汗ばんだ体に蚊が何匹もまとわりつくのがうっとうしいのだが、今年はそれがない。7月の頭に何度か刺されたものの、それを最後に今月はまだ刺されていない。毎年この時期になると、蚊取り線香のにおいを嗅ぐのを楽しみにしているのだが、どうやら今年はこの季節の風物詩を味わうことが出来そうにない。さて、その蚊に刺された時だが、以前はよくムヒやウナコーワといった類の塗り薬を塗っていた。こういうのを塗ると、一時的にはスッとして痒みが治まる。しかし時間がたつと、また痒くなってくる。もう一度ムヒ等を塗るのだが、今度はあまり効き目がない。効き目がないとなると、変にこの痒みに執着してしまうことになる。刺された場所によっては、あまりの痒さにのた打ち回ることもある。ある...今年は蚊が少ない

  • 暑い日記

    1、『影枕』(18歳の頃に書いた詩です)何をしても情けない日々とうだる夏の暑さで狂ったような体が汗をしぼり出す。昼寝をするにしても涼む所はなくたまに吹き来る風に任せて寝息も荒く加減のきかぬ影枕あっちに行ったりこっちに来たりふう、まだ始まったばかり毎日毎日体温にも似た温度計(はかり)を見ては芋の子洗いの海もいや、登るに疲れる山もいやせめては風呂へと思っても浸かるだけではやり切れぬ暑い暑い、いや、面倒だ面倒だ加減のきかぬ影枕あっちに行ったりこっちに来たりふう、まだ始まったばかりまだエアコンが一般的ではなかった時代の、ぼくの夏の一コマだ。あの頃は、日の当たらない場所を探しては、そこで寝るという猫のようなことをしていた。寝ることで暑さを忘れるようとしていたのだ。2、昨今はというと、あまりに暑すぎて日影で寝ることも...暑い日記

  • もうすぐお盆ですね。

    オリンピックが始まってから、毎日寝不足の生活をしている。昨日のことだ。居眠りをこらえて仕事をしていたら、無意識のうちに、こんな歌を歌っていた。「こういう時、普段なら『マグマ大使』を歌うのに、何でまた『ど根性ガエル音頭』なんだろう?」などと思っていた。しばらくたって気がついた。ああ、もうすぐお盆じゃないですか。「お盆」→「盆踊り」→「ど根性ガエル音頭」と繋がったわけだ。音頭と言えば、この歌と同じく石川進が歌う『オバQ音頭』とか、天童よしみの歌う『大ちゃん数え唄』とかもあった。今回、ぼくの潜在意識が『ど根性ガエル音頭』を選んだのは、きっと大泉洋のCMのせいだろう。もうすぐお盆ですね。

  • 暑中お見舞い申し上げます

    『立秋』今日は立秋。暦の上では秋なのだが、実際はこれからが暑いのです。立秋というと、テレビでは決まってススキの映像を流しています。涼しいイメージを流しているつもりなのでしょうが、ぼくには、暑さでヘトヘトになっているおっさんのように見えてしまいます。『残暑』ラジオで言っていたのですが、残暑という言葉は、立秋の次の日から使う言葉なんだとか。つまり、明日からが残暑になるわけですね。これまでぼくは、残暑という言葉は立秋の日から使うものだと思っていました。認識不足でした。『暑中お見舞い申し上げます』ということで、この歌は今日までしか使えないわけです。キャンディーズの有名な歌ですが、このパートは知らない人が多い。暑中お見舞い申し上げます

  • 産医大で待たされた日

    今日、産業医大病院に行った。嫁さんが今月末に入院することになっているのだが、入院前の検査ということで行ったのだ。この病院、母の時もそうだったが、とにかく患者数が多く、いつも待たされる。今日も朝9時から行っていたのに、11時間半になってもお呼びがかからず。結局、検査が終わり病院を出たのは、午後1時を過ぎていた。ところで待っている間、スマホでこのブログを書こうと思っていたのだが、ああいう場所だと実に書きづらい。ということで、今日の記事は今書いております嫁さんを待っている時、こういうのを見つけた。島倉千代子が歌っていた「愛のさざなみ」だ。この歌、いろんな人がカバーしているが、これは味があっていい。調べてみたら、六角精児氏はこの曲を含めたCDも出しているということだ。次病院に行くときには、この人のアルバムを仕入れ...産医大で待たされた日

  • 昨日は

    昨日は本当にきつかった。その原因はオリンピックで、寝る間を惜しんで見ていたからだ。前の日、地元(北九州市)出身の二人、卓球の早田ひな選手、バトミントンの松山奈未選手の活躍を見て、柔道団体を見て、さらにメダルが取れそうなフェンシング女子を見ていた。結局寝たのは3時過ぎ。起きたのが6時だったから、3時間しか寝てないわけだ。流通の仕事をやっているので、日曜日は休みではない。夕方まで体と頭が上手く回らず、苦戦いたしました。若い頃はもっと無理がきいたのにな。中学・高校の頃は一週間ぶっ続けで「オールナイトニッポン」を聴いても平気だった。もちろん学校には行っていた。それで部活をやっていたのだから、やはり若かったんだろう。でも、そのイメージが今でも離れないようで、「3時間も寝れば大丈夫やろ」などと勝手に思い込んでいる自分...昨日は

  • 楓ちゃん

    17年前、ブログのネタ探しをしていた時に、大正末期から昭和初期にかけて『楓物語』という童話があったというのを知った。主人公「楓」を中心に、友人の「弁太」や「久良子」たちと繰り広げる話だという。その物語が刊行されたのは1925年。それから59年後、その物語はアニメになり。大人をも魅了するようになる。これがその楓、弁太、久良子の3人です。おそらくこのアニメが大正時代のものだったら、「久良子が立った」と言っていただろう。それを考えると、このアニメが昭和のものでよかったと思う。「楓物語」当時の子供たちは、アルプスに対する情報は今ほどなかっただろうし、アニメもなかったし、もちろん「おしえて」なんて歌もなかったから、どこまでこの物語を頭の中で膨らませることができただろうか。登場人物の姿を、どう想像していただろうか。ま...楓ちゃん

  • 人間は夏向きの動物だ

    人間というのは、基本的に夏向きの動物だと思う。夏は生まれたままの姿で過ごせるが、冬はそこに体毛がわりの衣服を身にまとわなければ過ごすことはできない。逆に全身毛に覆われた動物は、冬向きだといえる。彼らは年中防寒着を着ているようなものである。よく夏場に犬が歩いている姿を見かけるが、「ハアハア」言って、いかにもきつそうに見える。しかし、冬場は溌剌としていかにも楽しそうだ。まあ、最近の犬は人間と一緒に生活をしているためか、暑さ寒さには弱いと聞くが、少なくともエアコンが普及する以前の犬はそうだった。それを考えると、あのたてがみふさふさのオスのライオンなんかはたまらんだろうなあ。ファミリーのメスや子から一歩離れているのも、案外「お父さんは暑苦しいからあっち行って!」と言われているからかもしれない。人間は夏向きの動物だ

  • 閑かさや

    今まであまり意識しなかったのだが、街の騒音というのは凄いものがある。車の音・工場の音・工事の音・電車の音・船の音・電化製品の音など、いろいろな音がミックスされて、街の音を作っている。言い換えれば、音が垂れ流し状態になっているということだ。もし江戸時代の人が現代に来たら、耳を悪くしノイローゼになるかもしれない。江戸時代は、上に列記した音がまったくなく、あるのは風の音・波の音・鳥の声・虫の声ぐらいだったろう。大八車を引いて大声をあげ、暴走行為をする若者もいなかったと思う。当時の騒音といえば、蝉の声ぐらいか。自然環境のよさや、昆虫採集などの人為的な淘汰がなかったおかげで、今以上にうるさかったのかもしれない。それでも、「お代官様、蝉の声がうるそうてかないませぬ。何とかしてくだされ」と訴えるようなことはなかっただろ...閑かさや

  • よろめいている

    ぼくが中学生の頃、「おさな妻」というドラマがあった。麻田ルミ主演で、制作は東京12チャンネル(現テレビ東京)だった。当時福岡にはテレ東系のテレビ局がなく、既存の放送局で土曜日の昼間に放映されていた。(あの「大江戸捜査網」も、土曜日ではなかったが、「おさな妻」と同じく既存の放送局で放映されていた)時々そのドラマを見ていたのだが、タイトルのわりには健全な内容だったように思う。そのドラマの中に、気になるセリフがあった。それは「二人はよろめいているの」という言葉だ。当時「よろめいている」という言葉の意味が理解できず、国語辞典にその解答を求めたことがある。そこには「誘惑にのる。浮気をする」といったことが書かれていた。しかし、ドラマ「おさな妻」を見た限りでは、そういう意味で使われているようには思えなかった。どちらかと...よろめいている

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