民間債権買取業者の資金調達量が2年で6倍になっている話
不良債権買取専門業者の資金調達量がこの2年で6倍になっていることが分かりました。不良債権は一般的に3ヵ月以上元金戻り金の返済が延滞したもの(NPL)のことを言います。金融機関はこうしたものを不良債権買取専門業者に売却することで一部債権を回収します。買い取った業者は買い取った金額以上の額を債務者から取り立てることができれば利益となります。金融機関から債権を買い取るときの買収資金が増えているということは金融機関側がそれだけ不良債権の処理を進めているということであり、また3ヵ月以上延滞したものがそれなりの物量ある、とも考えられます。
2024/05/30 20:00