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  • 『風は君に属するか』詩が励ましてくれる

    吉報配達屋へようこそ。吉報を届けることができますように。晴れたり曇ったりコロコロお天気が変わる日でしたが、馬たちはのんびり草を食んでいました。悲しみが人を強くすると誰が言ったのだろう僕たちはいつもいつも新しい悲しみに打ちのめされている詩集『風は君に属するか(銀色夏生:著)』の中の「静かに暗い気持ち」を抜粋しました。リンクホントにこの通りだよと、恨めしくなるときがあります。強くなる前に次の悲しみが現...

  • 『初雪』寒いですねえ!

    吉報配達屋へようこそ。吉報を届けられますように。ついに来ました。雪が。朝から雪かきしてきました。これがまた3月まで続くのか……とブルーになっていましたが、中谷宇吉郎の『初雪』を読んで、少し気持ちに変化がでました。昨年の今頃は、終戦後の混乱からまだ抜けきれず、それに食糧の不安も深刻で、初雪を見ても、あまり感慨も湧かなかった。雪に関するエッセイです。内容は、雪の結晶の研究が第2段階に入るけど、実験室にこも...

  • 『サード・キッチン』差別をなくすには「リスペクト」しかない

    吉報配達屋へようこそ。吉報を届けられますように。みんな仲よく、できたらいいねまずはこちらの動画をご覧いただけると幸いです。→コロナワクチン接種をしていない人の隣には座れないと騒ぐ女性飛行機内で、キャビンアテンダントに食ってかかる女性。彼女の言い分は、理解できないでもないのですが、なんか、受け入れがたいものがある。でもそのことを言葉にできない自分がいて。しかも、日本語じゃないところでわかり合おうとす...

  • 『南国トムソーヤ』つらいときも、顔を空に向けよう

    吉報配達屋へようこそ。吉報を届けられますように。雲に、空に、届け!快作といえるマンガを読んで、気分が良いです。今回はマンガを紹介します。『南国トムソーヤ(うめ:作)』リンク小学5年生の狩野千晴(男子)が、わけあって沖縄の離島に留学してきます。千晴の冒険の物語です。1巻の第1話にこんな歌が登場します。誰よりも遠くへ 山川啓介:作詞お前なら行けるさ トム誰よりも遠くへ地平線の彼方で 待っているすばらし...

  • 『推薦文、作家による作家の』褒め言葉の宝庫

    吉報配達屋へようこそ。吉報を届けられますように。先月ですね、牛さんを見に行きました。いたいた♪わらわら集まってきました。好奇心旺盛!本を読みたくなる本って、いいんですよね〜。ある意味、罪な本なんですけどね。『推薦文、作家による作家の(中村邦生:編)』です。リンク全集の発刊に合わせて、作家による推薦文が載った小冊子を作るのですが、その推薦文を集めた本なんですね。全集が作られる作家は当然、大作家たちで...

  • 今を大切にしたいと思ったり、いろいろ

    吉報配達屋へようこそ。今回は本から離れて、感じたことを書きます。水族館ひとりじめ先日、急性腰痛に見舞われまして。恐ろしい痛みですね、あれは。とにかく痛みがある時って、そこに意識が引っ張られてしまい、何にも手につきません。本を読む気力も出ませんでした。ええ、今回はネタ切れなんですよ(笑)リハビリを兼ねて散歩したんで、その時の写真を載せますね。落葉し、すっかり冬支度が調っています水族館から見ることがで...

  • 『202人の子どもたち』素直な言葉

    吉報配達屋へようこそ。吉報を届けられますように。隠れてるつもりのニホンザリガニ。絶滅危惧II種。ピース PEACE!難しい言葉などひとつも使わずに大人を感動させるもの、それは子どもの詩です。202人の子どもの詩が集められた詩集を紹介します。『202人の子どもたち(長田弘:選)』です。リンク読売新聞に、2004年から2009年までに寄せられた16000の詩の中から、詩人が選んだ208の詩が収められています。いくつか引用しますね。...

  • 『日本語大好き』語彙は増やさなくていいのだ

    吉報配達屋へようこそ。吉報を届けられますように。馬からは気品が溢れていると思う「語彙」ブーム、ではないでしょうか。「語彙力」とかね。でもそんなのを気にしすぎて、大切なことを置き去りにしちゃったらアカンよねって思った本を紹介します。『日本語大好き(金田一秀穂:著)』です。リンク文藝春秋で連載されていた対談をまとめた本です。言葉の達人同士の対話、さらりと読めるのに読みごたえ抜群です。谷川俊太郎さんとの...

  • 『鞄図書館+プラス』世界最高の鞄!

    吉報配達屋へようこそ。吉報を届けられますように。あんなに緑いっぱいだったのに もうこんな11月8日・9日は「いいバッグの日」だそうです。この手法だと、11月はぜんぶ「いい」日になりますね。「いいバッグの日」にちなんで、これ以上の鞄はないでしょう!という最高の鞄をご紹介します。『鞄図書館+プラス(芳崎せいむ:作)』です。リンクこの世に存在するすべての本が、1つの鞄に収納されている。それが、鞄図書館。どの街に...

  • 雑誌で見つけた元気が出る言葉③

    吉報配達屋へようこそ。吉報を届けられますように。力抜いて〜 ふにゃっとしてええよ〜もっと生きるハードル下げて良くない?あたしたちもっと楽に生きていいはずよ『kiitos.vo.21』の特集の一つ、「がんばりすぎてないかしら?」より、漢方薬剤師・堀ママの言葉です。おネエ言葉やペンネームから、イロモノのように感じますか?ぜんぜん違います。めっちゃまじめな漢方薬剤師です。別名(本名)での著書もあります。わたし、それ...

  • 『たまごの旅人』ヒビだらけでいこう

    吉報配達屋へようこそ。吉報を届けることができますように。栗。イガイガが守ってくれてる。今回紹介する本は、ガイドブック的役割もある小説、『たまごの旅人(近藤史恵:著)』です。リンク旅行添乗員になりたての堀田遥が、トラブルに見舞われながら好きな仕事をがんばる小説です。旅先は、アイスランド、スロベニア、パリ、北京。そして、コロナ禍で仕事がなくなった遥が、コールセンターの仕事を見つけて沖縄に行き、新たに自...

  • 『ペンギンの見る夢は白い』おもしろくない世をおもしろく

    吉報配達屋へようこそ。吉報を届けられますように。近所の水族館。残念ながらペンギンはいませんが、水族館から川の中を見ることができます。鮭・鮭・鮭!短歌を読む(詠む、ではない)と、自分にない視点を描いてくれていてすごく楽しいなあと感じます。『ペンギンの見る夢は白い(木曜何某:作)』です。リンクおもしろい短歌が多かったです。季語がなくても短歌なんかな?特になしばかりのアンケート用紙が弱ったすがたで発見さ...

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