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  • 好きな言葉『いま幸せになっちゃえ!』

    ありがとうございます、吉報配達屋へようこそ。今回は『いま幸せになっちゃえ!(田口ランディ:著)』より。早く成果を出したいと焦ってしまう時に。超能力者の秋山眞人さんに「どうしたらスプーンが曲がるの?」と聞いたら「人間はわくわくすればたいがいのことができるんです」って。「勉強をする前に漫画を読んで脳をわくわくさせた方が効率が上がる。いつも盛り上がっていてください!」だーけーどー「じぶん、変えました。わ...

  • 心の汚れを落とす言葉『武家草鞋』

    ありがとうございます、吉報配達屋へようこそ。今回は『武家草鞋(山本周五郎:著)』より。自分を見つめなおしたいときに。「もうたくさんです、わたくしにはこういう汚れはてた世間に生きてゆく力はありません、たくさんです……」「世間が汚れはてている。卑賤で欺瞞に充ちているからつきあえない、だから見棄ててゆく……こう仰しゃるのですね」「ひと言もおのれが悪いということは仰しゃらぬようだ」「こなたは世間を汚らわしい卑...

  • 好きな言葉『寺山修司から高校生へ』

    ありがとうございます、吉報配達屋へようこそ。今回は、『寺山修司から高校生へ 時速100キロの人生相談』より。直球で言い切ってもらいたい時に。フケと涙ともっともらしい「人生の悩み」などは、時速100キロで走り捨てろ。カッコイイ!昭和の人生相談回答だけど、令和でも輝いている言葉です。リンク言葉を通して、あなたの人生がより良くなりますように。美しい地球が、さらに豊かで平和な星になりますように。ありがとうござい...

  • 好きな言葉『竹林精舎』

    ありがとうございます、吉報配達屋へようこそ。今回は『竹林精舎(玄侑宗久:著)』から。好き、というか、厳しくて忘れられない言葉、です。世間では、たしかに新聞でもテレビでも、防災という観点からとにかく生き延びることを前提にさまざまな対策が講じられつつある。その立場からすれば、逃げ切れずに死んだ人々はすべて愚か者だろう。まさか誰もそんなことは言わないが、そう考えていることは論理的に自明なのだ。しかし、果...

  • 好きな言葉『むずかしいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを面白く』より

    ありがとうございます、吉報配達屋へようこそ。今回は、『むずかしいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを面白く(永六輔:著)』より。言葉を本当に大切にするとはどういうことか、考えさせられます。牛の「口蹄疫」、鳥の「インフルエンザ」、ニュースの度に十万単位で殺処分されてゆく。誰が造った造語か知らないが、無神経な名前である。「大量虐殺」とは言えないから「殺処分」にしたのだろうか。(中略)平和な暮...

  • 好きな言葉『元気で長生きするコツさせるコツ』

    ありがとうございます、吉報配達屋へようこそ。今回は、『元気で長生きするコツさせるコツ(毒蝮三太夫:著)』より。まずは、笑える言葉から。100歳のおばあちゃんに、「俺のこと知ってるかい」と聞いたら、「アブラムシさんだろう」人の幸せを願うなら。まずは自分にも優しくしてくださいよ。自分が風邪ひいたりなんかして、健康じゃないと、人を幸せにできないよ。まずは、自分に優しく、自分を大切に、ですね。リンク言葉を通...

  • 好きな言葉『しずかな日々』より

    ありがとうございます、吉報配達屋へようこそ。吉報配達屋が好きな言葉。今回は小説『しずかな日々(椰月美智子:著)』より。小5の夏休みを描いた小説。子どもの頃の感覚を思い出したいときに。2人で、夏の夜空を見上げた。星がところどころに薄く輝いている。夜っていうのは、不思議だ。お日様が出ているときは言えなかったことも、夜の闇にまぎれてしまうとなんでも許されるような気がしてしまう。きっと、夜の神様が、余計な話...

  • 好きな言葉だけ書いていきます。『リーラ 神の庭の遊戯』

    ありがとうございます、吉報配達屋へようこそ。吉報を届けることができますように。次回よりしばらく、本のなかの好きな言葉だけを綴った記事にしていきます。すごーく前に、「考察が書かれているのがいいですね」と言ってもらい、なるべく自分の感じたこと・考えを書くようにしていたんですが。どうにも言葉にできないものもありまして。何がいいのか説明できないもどかしさに、好きな本でもブログで紹介しないケースが多いんです...

  • 『SPY×FAMILY』かりそめ家族だけど、素敵な家族

    ありがとうございます。吉報配達屋へようこそ。素敵な言葉を見つけました。あなたに届けます。前回紹介した小説、『父親を名乗る2人のおっさんと私が暮らした3ヶ月について』。血のつながりがなくても、絆ってつくっていけるなあと感動しました。そういえば、今、大人気のマンガもそうだなあと思ったんです。『SPY×FAMILY(遠藤達哉:作)』です。リンクアニメでも放送され、大人気のマンガです。ウチの家族も全員大好きで、既刊は...

  • 『父親を名乗るおっさん2人と私が暮らした3ヶ月について』家族ってなに?夢ってなに?

    ありがとうございます、吉報配達屋へようこそ。素敵な言葉を見つけました。あなたに届けます。長い長いタイトルの小説、可愛らしい少女のイラスト。軽ーいライトノベルかと思っていたら、ものすごくよかった小説です。『父親を名乗るおっさん2人と私が暮らした3ヶ月について(瀬那和章:著)』です。リンク母と二人暮らしだった高校2年生の由奈。母が亡くなってしまいます。その由奈の元に、「オレが父親だ。お前のことはオレが守...

  • 『詩を書くってどんなこと?』人は皆、少し親切にされていい

    ありがとうございます、吉報配達屋へようこそ。素敵な言葉を見つけました。お届けします。ほんとうに大切なこと、自分にとってほんとうに大切なこと。それらをゆっくり深く眺めにいきたい、そんな気持ちを味わいました。『詩を書くってどんなこと?(若松英輔:著)』です。リンクタイトル通り、詩を書くってどうするの?に応える本です。でも技法の説明などは一切ありません。サブタイトルにある「こころの声を言葉にする」に応え...

  • 『赤崎水曜日郵便局』幸せも一緒に届く水曜日

    ありがとうございます、吉報配達屋へようこそ。吉報を届けられますように。以前、『水曜日の手紙(森沢明夫:著)』を紹介しました。この小説のモデルになった郵便局に、実際に投函された手紙を集めた本を、今回は紹介します。『赤崎水曜日郵便局(楠本智郎:編著)』です。リンク予想しなかった感動がありました。どこかの見知らぬ人の、いつでもあるような、水曜日の出来事・思ったことを書いた手紙。それがなぜか、微笑ましかっ...

  • 『ホタルの光をつなぐもの』傷ついた心はかならず回復する

    ありがとうございます、吉報配達屋へようこそ。素敵な言葉を見つけました。あなたに届けます。絵本、『ホタルの光をつなぐもの(福岡伸一:文、五十嵐大介:絵)』を紹介します。リンク少女とお父さんが、ホタルの住む小川にやってきました。少女はホタルを飼いたいと思いました。でも、お父さんが言います。ホタルが食べるのは貝だよ。じゃあ、貝も持って帰る!その貝は、石に生えてる藻を食べるんだよ。じゃあ、石も持って帰らな...

  • 『さいごのゆうれい』愛してたからこそ悲しいんだ

    ありがとうございます、吉報配達屋へようこそ。吉報を届けられますように。悲しみは、何かを失ったときに生まれる感情ではない。それは愛する何かが失われるときにだけ生まれる。人は悲痛を胸に抱くことによって、自分が失ったものを愛していたことを認識する。 (『沈黙のちから(若松英輔:著)』より)悲しいのは、それを愛していたから。それを教えてくれた物語です。『さいごのゆうれい(斉藤倫:著)』です。リンクちょっと...

  • 『かみはこんなにくちゃくちゃだけど』

    ありがとうございます、吉報配達屋へようこそ。吉報を届けられますように。今回紹介するのは、しみじみとしてしまう楽しさがある絵本です。『かみはこんなにくちゃくちゃだけど(ヨシタケシンスケ:作)』です。リンクいつか かしゅに なりたいのかみはこんなにくちゃくちゃだけどから始まります。左ページがちょっといいこと、右ページがちょっと不幸せなこと。いま すきなひとがいるのかかとは こんなにガサガサだけどきれい...

  • 『病牀六尺』腹立たしいことばかりだったとしても

    ありがとうございます。吉報配達屋へようこそ。素敵な言葉を見つけました。あなたに届けます。今回紹介する言葉は、『病牀六尺(正岡子規:著)』からです。リンク明治35年の5月5日から9月17日まで新聞に連載されていた、子規の日記的随筆です。死の2日前まで綴られています。今から120年前の8月9日に、子規が書いていたこと。或る絵具と或る絵具とを合せて草花を画く、それでもまだ思ふやうな色が出ないとまた他の絵具をなすつて...

  • 立秋ですね。

    ありがとうございます。吉報配達屋へようこそ。今回は吉報というより、雑記のようなものです。わたしの住む北海道は、ここ数日、涼しいです。最高気温が22度あるかな?くらいで。それもそうやなあと、この本を読んで思いました。『わたしの好きな季語(川上弘美:著)』です。リンク秋の季語・意外ベストスリーと、わたしは呼んでいます。すなわち、朝顔、枝豆、西瓜。この三つ、正真正銘、秋の季語なのです。どれも夏どまんなかの...

  • 祈りの日に。

    ありがとうございます、吉報配達屋へようこそ。今回は詩を2編、掲載するにとどめます。感涙 原民喜まねごとの祈り終にまことと化するまで、つみかさなる苦悩にむかひ合掌する。指の間のもれてゆくかすかなるものよ、少年の日にもかく涙ぐみしを。おんみによつて鍛へ上げられん、はてのはてまで射ぬき射とめん、両頬をつたふ涙 水晶となり、ものみな消え去り あらはなるまで。風景 原民喜水のなかに火が燃え夕靄のしめり...

  • 『ことばの果実』瑞々しい栄養が心に広がります

    ありがとうございます。吉報配達屋へようこそ。素敵な言葉を見つけました。お届けします。スナックパイン。包丁で切りましたが、手でちぎって食べることができます。タイの路上で売られていたパインよりも甘かったです♪詩人・長田弘さんのエッセイ集を紹介します。『ことばの果実(長田弘:著)』です。リンク果実についての短い(どれも2ページ)エッセイと、美味しそうな挿画と。とにかく、1つ目の「苺」の出だしに感動したんで...

  • 『それをいうならば、』今を生きましょう!

    ありがとうございます。吉報配達屋へようこそ。素敵な言葉を見つけたので届けます。神戸どうぶつ王国の虎。子どもたちの夏休み、「あと○日は昼ごはんの用意せなあかんのかあ」と憂うつになり。「あれ?来月あたりから、来年の手帳がお店に並んだりする?早いなあ、もう来年来るんかあ」なんてポケっとしたり。ハッとしました。なぜ先のことばかり考えてんの?今がおろそかになってんちゃうん、自分!?って。そんな自分のために、...

  • 『夜が暗いとはかぎらない』明るくても暗くても、自分次第でその日を過ごそう

    ありがとうございます、吉報配達屋へようこそ。吉報を届けられますように。「とき」繋がりが続きます。『夜が暗いとはかぎらない(寺地はるな:著)』を紹介しますね。リンクあかつきマーケットのイメージキャラクター(ゆるキャラ)・あかつきん。表紙の生き物(ネコ?ネズミ?謎の生物)です。あかつきんと、周囲の人々との物語。連作短編集になっています。だけど朝が明るいとは限らない。どんなことがあっても、時間がめぐれば...

  • 『今夜』魔が差したとしても、終わりじゃない

    ありがとうございます、吉報配達屋へようこそ。吉報を届けられますように。少し前に、「とき」にまつわるエッセイ集『とあるひととき』を読みました。それに触発されたのか、「とき」繋がりの小説、ちょっとダークな、「夜」だからこそやってしまった、みたいなお話を紹介します。『今夜(小野寺史宜:著)』です。リンク男女4人の、それぞれの夜を描いた連作短編集です。闇の中から、魔がやってきて、差されちゃった、みたいな。...

  • 『水曜日の手紙』明日の自分を励ます言葉を綴りたい

    ありがとうございます。吉報配達屋へようこそ。吉報を届けられますように。人の幸せを素直に喜べないような時に、読み返したい小説だなあと感じました。『水曜日の手紙(森沢明夫:著)』です。リンク実在の(今は閉局)「水曜日郵便局」を題材にした小説です。水曜日の出来事を手紙に書いて投函したら、誰かにその手紙が届きます。そして自分にも、誰かの水曜日の手紙が届くのです。物語は、手紙をきっかけに、ちょっと遅くなった...

  • 『本とはたらく』100年後も残る本をつくってほしい

    ありがとうございます。吉報配達屋へようこそ。吉報を届けられますように。今回紹介する本は、本好きさんにはとっても好もしいだろう本です。『本とはたらく(矢萩多聞:著)』です。リンク装丁家・矢萩氏の自伝であり、本をつくる想いがぎっしり詰まった一冊です。矢萩氏、ほとんど学校に行けてなかったんですね。で、インドなら住みたい!と家族で移住したり。ちゃんとした専門学校で装丁を学んだわけでもなく、でもプロとして装...

  • 『とあるひととき』人それぞれの味わいを楽しむ

    ありがとうございます、吉報配達屋へようこそ。吉報を届けられますように。「味わいがある」ってこういうことだよなあと感じた一冊でした。『とあるひととき(花王プラザ:編)』です。リンクサブタイトルは、「作家の朝、夕暮れ、午後十一時」です。14名の作家による、朝、夕暮れ、午後十一時にまつわるエッセイが集められています。どれも短くて、でもぎゅっと旨味がつまっていて。夕暮れに枯れ葉を踏んで歩く犬との散歩、とか。...

  • 『老後とピアノ』今の幸せを続かせたいと想う気持ちこそ大切

    ありがとうございます。吉報配達屋へようこそ。吉報を届けられますように。今回紹介するのは、生きがいがあるから幸せ、なんじゃなくて、幸せだからこそ、生きがいが見つかるんじゃないかと感じた本です。『老後とピアノ(稲垣えみ子:著)』です。リンク朝日新聞社を早期退職し、今はフリーのライターとして活躍されてる著者が、子どもの頃に挫折したピアノを再開するお話です。タイトルにあるように、著者にとってピアノが老後に...

  • 『まとまらない言葉を生きる』人の想像力を超えていけ

    ありがとうございます、吉報配達屋へようこそ。吉報を届けられますように。今回は、心の支えになってくれると感じた言葉を紹介します。『まとまらない言葉を生きる(荒井裕樹:著)』から。リンク評価されようと思うなよ。人は自分の想像力の範囲内に収まるものしか評価しない。だから、誰かから評価されるというのは、その人の想像力の範囲内に収まることなんだよ。人の想像力を超えていきなさい。ある障がい者のリーダー的存在の...

  • 『天使と悪魔のシネマ』悪魔の好きにはさせねえよ

    ありがとうございます、吉報配達屋へようこそ。吉報を届けられますように。想いの強さで、運命を変える。こんな感想が出てきた小説でした。『天使と悪魔のシネマ(小野寺史宜:著)』です。リンク10話収録された短編集です。ラスト3話は連携していて、前7話分が伏線だったように展開していきます。内容は、人間の生死を、天使と悪魔がコントロールしているというもの。テーマは重たいですが、著者独特のまったり感もあり、妙な軽さ...

  • 『闇で味わう日本文学』また闇と親しんでみたい

    ありがとうございます、吉報配達屋へようこそ。吉報を届けられますように。変わった趣向の本を見つけました。『闇で味わう日本文学(中野純:著)』です。リンクタイトルだけじゃ、「なんのこっちゃ?」でしたが。幅広いジャンルの日本文学の中に保存されている日本のやわらかい闇とやわらかい月の情景が、実際どんなものだったかを探り、体感する。実際に闇へ行き、闇をつくり、闇に身を置きながら日本文学の夜を味わう。やってみ...

  • 『永遠についての証明』なんの才能があるのかわからないんだから

    ありがとうございます、吉報配達屋へようこそ。吉報を届けられますように。前回、『永遠についての証明』を紹介しました。リンク才能について語る場面があるんですよね。天才数学者・三ツ矢と、同級生の佐那の会話です。三ツ矢が「数学の才能あると思う?」と佐那に聞きます。天才を前にして、「ある、とは言いにくいなあ」と答えつつ、佐那はこう続けるんです。生まれてきた瞬間あなたにはこれこれの才能があります、って誰かが教...

  • 『永遠についての証明』数学者の青春と苦悩と

    ありがとうございます、吉報配達屋へようこそ。吉報を届けられますように。ぐいぐいと物語に引き込まれてしまいました。『永遠についての証明(岩井圭也:著)』です。リンク天才数学者・三ツ矢暸司優秀な数学者・熊沢勇一2人の青春と苦悩を描いた小説です。数学用語とか、〇〇予想とか、全然わからなくても、話の面白さに一気読みでした。天才って、いいのかそうじゃないのか、わからないですね。熊沢が三ツ矢に、解けない問題っ...

  • 『空をこえて七星のかなた』七夕にお似合いの小説!

    ありがとうございます、吉報配達屋へようこそ。吉報を届けられますように。なんとか三日月が見えた昨夜。今夜は晴れるでしょうか。今日は7月7日、七夕ですね。七夕にふさわしい小説を紹介したいと思います。『空をこえて七星のかなた(加納朋子:著)』です。リンク星・宇宙をテーマにした短編集。最後の1話で、すべてがつながっていく素敵な物語でした。1人のスーパーウーマンが主人公、と言えるんですが、わたしには、スーパーウ...

  • 「私にはもったいなくて」を変えるのが断捨離

    ありがとうございます、吉報配達屋へようこそ。今回も前回と同じ雑誌「サンキュ!」から、心に残った言葉を。断捨離のやましたひでこさんが、タレントの青木さやかさん宅へ出向き、冷蔵庫の断捨離を行う記事がありました。けっこう、賞味期限切れの食品が次々発掘されてて(笑)。使いきれへん調味料とか、あるよね、あるある〜なんて思って見てました。心に残ったのは、高級なお菓子とか調味料が、賞味期限切れてても冷蔵庫に入っ...

  • 運動がめんどくさくなったら思い出したい言葉

    ありがとうございます、吉報配達屋へようこそ。今回は雑誌を見ていて、「おぉっ」と感じた言葉を。雑誌『サンキュ!8月号』より。日本最高齢インストラクターのタキミカさんの特集がありました。91歳ですよ〜。ピシッと伸びた背すじも素敵だけど、なにより笑顔が素敵です。昭和6年生まれのタキミカさんは、65歳になるまで運動経験はなかったそうです。運動経験は戦時下のバケツリレーのみ!「学生時代は戦時中で運動するという概念...

  • 『いつでも君のそばにいる』やさしさはいつもそこに

    ありがとうございます、吉報配達屋へようこそ。吉報を届けられますように。今年も半分まできました。半年を無事に過ごせたこと、これからの半年も無事に過ごせることを祈って、「夏越の大祓」です。今回紹介するのは、今、注目されているアーティストさん。「情熱大陸」にも登場されたとか。すごい。『いつでも君のそばにいる(リト@葉っぱ切り絵:作)』です。葉っぱの切り絵。小さな一枚に、こんな物語が溢れてるの!?感嘆せず...

  • 『馬鹿一』しんどくなったら会いに行きたくなる人

    ありがとうございます。吉報配達屋へようこそ。吉報を届けられますように。今回は、古いけど、この先ずっと何度も読み返したくなる小説を紹介します。『馬鹿一(武者小路実篤:著)』です。リンクタイトルの「馬鹿一」は、「ばかいち」と読みます。1949年に発表された、30ページほどの小さなお話です。本名は「下山はじむ」、友人たちからは「馬鹿一」の愛称で呼ばれています。憎まれたり嫌われたりしてるのではありません。あまり...

  • 『みつばの郵便屋さん』自分あっての地球だから!

    ありがとうございます。吉報配達屋へようこそ。吉報を届けられますように。何年か前の暑い日、郵便屋さんに聞いてみました。「暑い日の配達は、大変ですよね〜」って。郵便屋さんは笑顔で、「暑い日もそうですけど、雨の方が大変かなあ」郵便物が、雨に濡れて読めない!開封できないなんて、ないですよね。どれだけ丁寧に郵便物を扱ってくださっていることか。ありがたいです。今回紹介するのは、郵便屋さん(郵便局員?)を主人公...

  • 『永遠平和のために』まずは家族と仲良く、からかな

    ありがとうございます、吉報配達屋へようこそ。吉報を届けられますように。カントのエピソードを知り、初めてカントの書物を手に取りました。『永遠平和のために(カント・著、池内紀:訳)』です。リンク平和というのは、すべての敵意が終わった状態をさしている。世界平和についてのカントの論が書かれています。すごく短いんですよね。小冊子です。本書は、本文から箴言となるところを抜粋して大文字表記し、そこに写真を添付し...

  • 『健康の基本』言葉が体をつくっている

    ありがとうございます、吉報配達屋へようこそ。吉報を届けられますように。バスケの練習をする息子たち。元気でいてくれてありがとう♪インターネットでは出てこない逸話を紹介します。『健康の基本(鳴海周平:著)』という本から。リンクヒーリングのお仕事をされている著者が、自分で実感できた・効果があると思える健康のヒント63こを掲載しています。よく見聞きするものから、「え?そうなん?」と感じるものまで様々。その中...

  • 『「他人からどう思われているか」気になったとき読む本』人生と音楽は同じかもしれない

    ありがとうございます、吉報配達屋へようこそ。吉報を届けられますように。最近の悩みである、「よく知らない保護者さんたちとの付き合い方」。読んで思わず赤面してしまった一冊を紹介します。『「他人からどう思われているか」気になったとき読む本(橋本翔太:著)』です。リンク公認心理師・音楽療法家の著者が、丁寧に原因・対策を記してくれています。ガツンときたのは、なぜ他人からどう思われてるのか気になるのか、につい...

  • 『禅が教えてくれる美しい時間を作る「所作」の智慧』沈黙の美しさ

    ありがとうございます、吉報配達屋へようこそ。吉報を届けられますように。ウトナイ湖です。1羽だけ、残っていた白鳥。前回、童話『小さいつが消えた日』を紹介しました。あの作品で作者が伝えたかった、「沈黙もいいもんだよ」を、さらに推してくる言葉を見つけました。『禅が教えてくれる美しい時間を作る「所作」の智慧(桝野俊明:著)』です。リンクわたしたちは時間に支配されている。時間の積み重ねが人生そのもの。美しい...

  • 『小さいつが消えた日』自分がちっぽけに思えたときに読む本

    ありがとうございます、吉報配達屋へようこそ。吉報を届けられますように。今回は、小学校の司書さんおすすめで知った本を紹介しますね。『小さいつが消えた日(ステファノ・フォン・ロー:文)』です。リンクひらがな「五十音」たちの物語です。文字にも、人間や動物と同様に魂があるんだ。実は、世の中にあるものすべてに魂が宿っている。文字も言葉もその例外ではない。魂があるから、それぞれの文字には性格もあって、いいやつ...

  • 『自らに 堀口大學』雨の日の憂鬱が消えます

    ありがとうございます、吉報配達屋へようこそ。吉報を届けられますように。雨降りの前の森は、厳かな雰囲気です。梅雨、ですね。じめじめしていますか。洗濯物が乾きませんか。うちのダンナはちょっとでも湿度が高いと文句ばかり口から飛び出てます。わたしも洗濯物が乾かないと、イライラ……そんなウチらが、文句を言わなくなったお話を……紹介するのは、詩です。自らに 堀口大學雨の日は雨を愛そう。風の日は風を好もう。晴れた...

  • 『どろぼうがっこうだいうんどうかい』運動会がありました。

    ありがとうございます、吉報配達屋へようこそ。今回はわたしの日常のお話です。運動会の大玉ころがし競技です。でも、なんだか閑散としてるでしょ。今日は息子たちの小学校で、運動会が行われました。まだ感染対策をとっていて、低学年と高学年が分かれ、午前中で終わるという小規模なもの。リレーがないのがさみしい……(待ってる学年は、授業です!保護者以外の観覧者・応援者がいなくて閑散とした雰囲気)怪しい雲行きのままはじ...

  • 『ルーミー 愛の詩』

    ご訪問ありがとうございます。吉報配達屋へようこそ!前回、『日本でわたしも考えた』を紹介しました。その本には金継ぎについての考察もあったのですが、そこで、ペルシャの詩人・ルーミーの言葉が引用されていたんです。傷とは、光があなたの中に入り込んでくる場所だ素敵な言葉です。13世紀のペルシャの詩人、世界中の人に愛読されているそうです。わたしはそのことをまったく知りませんでした(知らないことがいっぱい!)。気...

  • 『日本でわたしも考えた』重厚でユーモアのある日本人論

    ご訪問ありがとうございます。吉報配達屋へようこそ!奈良・春日大社の参道では、鹿がお出迎えしてくれます。たまに噛みついてきますので注意!今回は日本論・日本人論の本を紹介します。『日本でわたしも考えた(パーラヴヴィ・アイヤール:著)』です。リンクインド出身ジャーナリストが書いた、日本論・日本人論。これまでによくある「日本すごい!アメイジング!」の絶賛本や、批判ばかりの論説とはまったく違います。日本で感...

  • 『その扉をたたく音』人のいいところを見つける人は素敵だと感じた。

    訪問ありがとうございます!吉報配達屋へようこそ。一本だけ紅葉がありました(5月25日撮影)。たまに見かけるんですよね、春に紅葉する木。楽しませてくれてるんでしょうね〜♪今回は小説の中の言葉を紹介しますね。『その扉をたたく音(瀬尾まいこ:著)』です。リンク29歳にもなって、何にもしてない男性が主人公のお話。夢はミュージシャン!とめざしていたけれど、デビューできるようなチャンスは何もなく、親の仕送りで暮らし...

  • 詩「われは草なり」に感じたこと

    ご訪問ありがとうございます。吉報配達屋へようこそ!北海道の森は新緑モリモリです♪今日5月21日は二十四節気の「小満」。草木が茂って天地に満ち始める日となっております。写真もまさに「小満」ですねー。緑が気持ちいいです。こんな日にふさわしいんじゃないかなと感じる詩を紹介します。われは草なり 高見順われは草なり伸びんとす伸びられるとき伸びんとす伸びられぬ日は伸びぬなり伸びられる日は伸びるなりわれは草なり緑...

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