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  • お久しぶり

    卒寿おばばは92歳になりました。ずいぶん年をとりました。去年から施設に入りました。好きなものに囲まれた生活から一変し鬱々としてしまいます。昨日娘が上京し久しぶりに家に帰りました。ベランダの花はもう枯れてると思ってたらくちなしは花芽をつけアロエはもりもり元気

  • ふりかへみれば

    卒寿まで生きてきた道苦と楽をふりかへえみればうからいてこそ (うから=家族)夫は逝き娘は嫁に行き息子は娶りひとりになりて寂しさに耐え美輪明宏さんの「老い」とは人生の総決算の時期、何のために生きてきたか!人生の積み重

  • 思いのままに

    待っていた卒寿祝いの日も過ぎ去り上京した娘と息子が帰った後は一人暮らしのおばばの日常に戻りました。『卒』という文字が頭の中に残っていて小学校卒業の時「蛍の光」の歌で別れを告げ女学校へ進学した時のことを思い出しました。卒寿も人生の節目だと思い、これからの生

  • 生かされて

    卒寿の誕生日を迎えました。老と病む身を生きている辛さに耐えて生きています。もうさよならしたい。寿ではないと考えると滅入ってしまいます。90年の人生を振り返ってみると緊急手術で命拾いした時夫の看取りが始まり見送ることができた時やるべき事があったから生かされ

  • ひとりごと(つづき2)

    大愚和尚さんのつづきです。友達って何ですかのところで、善き友をつくるには7つの方法があり、その中の2つが心にとまりました。 *『身施』 自分の体を使って他者のために心を尽す事。 *『心施』 思いやりの心を持つ。

  • ひとりごと(つづき)

    大愚和尚さんの本は頷きながら読むところが多かったです。 *は和尚さんのことば はおばばが考えたこと*人生はままならないのが普通。 生•老•病•死は避けること事はできない四苦。 それに加えて愛別離苦・怨憎会苦など 苦しみや悲しみ悔しさなど様々な体

  • ひとりごと

    卒寿の誕生日が近づいてきました。89年の人生をふり返ると世の中も随分変わりました。卒寿まで生きてこられたのはおめでたいことなのかもしれません。でも身体の衰えと共に心も萎えてしまいました。一人暮しの辛さとこれから先の不安でいっぱいの時はもうこれ以上長生きしな

  • 楽しみを待つ

     玄関に置いている鏡には全身が写ります。卒寿おばばの姿を立ち止まって見つめました。腰痛のせいでどこかに捉まらないと直立できません。老いて衰えた姿のなんと憐れなことでしょう。この年齢まで生きるとは想像したこともなく、生死は自分で決めることもできません。*老い

  • ベランダの落ち葉

    朝、ベランダに出たらハゼの落ち葉が目にとまりました。裏と表の色が違います。掃き寄せて捨ててもいいけど、目につくところに置いて目の保養をしようと思いました。見る者を楽しませてサヨナラ。ありがとうね。にほんブログ村

  • 小さな秋

    もう随分前に一泊旅行に行った時に買った小さなハゼの木は、ベランダで大きくなりました。秋になると紅葉し、やがて風に吹かれて落ち葉になります。去年はお皿に盛り家の中で目の保養をしました。今年も去年のように色づいてくれるでしょうか。 にほんブログ村

  • たこ

    こばばの写真集 生のタコ ⤵️⤵️⤵️ 茹でるとこんな風になります🐙おばばのつぶやき🐙子どもの頃を思い出します。魚売りのおばさんは天秤棒でざる籠を担って来ていました。蛸は吸盤をへばりつけていていました。茹でたときの色がぱ〜つと変色した時の事が

  • 魚市場

    こばばの写真集 こばばは魚屋で魚が並んでいるのを見るとうきうきします。 にほんブログ村

  • 紅葉

    こばばの写真館 高松 栗林公園   にほんブログ村

  • ペンギン

    こばばの写真 農協さんに買い物に行ったら遊びに来てました。 にほんブログ村

  • ちょっとひとやすみ

    おばばはちょっと休憩。おばばの娘こばばの写真です。 にほんブログ村

  • 干し柿 空の雲

    娘のラインの秋便りを見て父の故郷で過ごした子どもの頃を思い出しました。お正月に単身赴任の父が帰るのを家族みんなで心待ちにしていました。モモ祖母は干し柿と籾殻に入れて熟す柿を作っていました。でも父は帰ってきませんでした。柿は好きだけど、父のことを思いだすと

  • 安土城築城

    安土城の屏風絵の事を書きながらをある一冊の本を思い出しました。本箱の中にある山本兼一著『火天の城』です。 直木賞受賞と書かれた帯封に「信長の夢「安土城築城」を担った棟梁親子が挑む一大プロジェクト」裏表紙は「信長の野望と大工の意地、情熱、創意工夫ーすべての

  • 幻の舟

    息子から届いたレターパックには阿刀田高さんの『幻の舟』の本が入っていました。あれ〜?これは読んだことがあった!と思いながら再読しました。読み始めたらやめられません。一気に読破しました信長が狩野永徳に画かせた安土城屏風絵の物語です。天正少年使節がローマ法王

  • ちょっとひとやすみ(つづき2)

    昨日の姿の上の方はこんなことをしていました。にほんブログ村</

  • ちょっとひとやすみ(つづき)

    憩いのひとときにほんブログ村にほんブログ村

  • ちょっとひとやすみ

    笑顔のロバにほんブログ村にほんブログ村</

  • 本から学ぶ

    本を読むことが好きな私です。本から新たな知識を得て学ぶことができますが、文字を感じそこから思いを馳せる時、読んでよかった〜になるのです。 五木寛之さん著の『孤独のすすめ』の本の中に「〜略〜気分が滅入ったときたくさんある記憶の抽戸を開けて思い出を引っ張り出

  • こころに残るお宿

    博多での用件を済ませた後、途中下車をしたのは倉敷でした。以前雑誌を見て"ここに一度泊まってみたい"というお宿があったからです。倉敷川に面した美観地区。大原美術館の近く砂糖問屋の蔵だったという『旅館くらしき』です。 玄関に入ったとたん和でありながらモダンな空

  • ちょっとひとやすみ

    「お母さんひとやすみしたら」と娘が写真を送ってくれました。にほんブログ村にほんブログ村

  • 思い出の旅

     友と行き家族と行きし湯の宿は 思い出のかず残しくれたり 外出がままならないのはコロナのせいばかりではなく、老いぼれおばばは足腰がすっかり弱ってしまいました。身体が弱ると心も弱り、夢や希望を持てなくなる時があります。そんな時は楽しか

  • 休養の旅

    私は50歳を過ぎてから夫の仕事の手伝いをしました。仕事の山が積み重なっていると、気になってつい仕事のほうに手が向いていました。 気分転換は仕事場から離れる休養の旅でした。奈良のお宿は*奈良ホテル*明治時代の建物だったようですが、ホテルの中は和洋折衷の見事

  • カラバッジョ展

    2001年秋に東京都庭園美術館で催された『光と影の巨匠〜バロック絵画の先駆者たち』カラバッジョ展へ行きました。 夫も私も健在でしたので、二人で行けたのは何と幸せだったことでしょう。音声ガイドの絵の番号を押すと展示された絵の解説があり、聞きながら絵を見ることが

  • 王女メディア

    私は雑誌を処分する時、さ〜っと見開いてはこれはと思うと切り抜いてしまいます。これは執着心なのでしょうか。『怒るメディア』の絵も切り抜いていました。フランスの画家ドラクロアの絵です。 洞窟の中で2人の子どもを抱いて短剣を持っているメディア。絵の下のメモには

  • 孔雀

    目白台の一画に、江戸時代から戦後にかけて所在した 細川家邸跡の一隅に永青文庫があります。蔵には美術品が沢山保管されているのではないでしょうか。行ったのはいつだったか忘れてしまうほど前のことで今は少し色褪せてしまいましたが、 求めた孔雀の絵ハガキ(小林古径

  • 秋の夕暮れ

    仏教の宗派は多いと思いますが、私は小さい頃祖母に連れられてお寺によく行っていました。ナミアムダブツと唱えていましたので浄土宗だったと思います。朝はお仏飯をきれいに盛りつけて供え、朝、夕、食事がすんだ後は仏壇の前に座りお経を読み「真無阿弥陀仏」と唱えていた

  • ちょっとひとやすみ

    昭和の子ども 与勇輝 絵葉書   にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村

  • 心が届く

    10月7日夜、布団の中で横になり手足を伸ばしてホッとしたのも束の間に地震の揺れでした。おさまったのは良かったものの眠気も覚め、不安が募りました。今年になってから体調が悪くなり救急病院に3回もお世話になりました。慌てふためいた事があったにもかかわらず、緊急時の

  • 沙羅の花

    秀吉の妻ねねさまにゆかりあるお寺の庭に沙羅の花さく   80歳からの老いの人生は想像もしていなかったことが多く、やりたくてもできない身体になってしまいました。思い出を引き出して自分で自分を癒すしかありません。友人4人と有馬温泉旅行の時念仏寺へも行きました。写

  • 情褪せぬように

    貸し失いした大原富江著の『婉という女』ですが、再発行された本には『正妻』と『日陰の姉妹』が関連作で収録されていました。 『婉という女』は再読でしたが、はじめて読むような感覚でした。関連作を読み、婉の父野中兼山一族の事を知ること

  • いか

    イカの中からアジがでた 娘からの写真の続きです。イカの中から魚が丸ごとでてくるのは         よくあることなのだそうです。自分の胴体の2/3くらいの大きさの魚をあのおちょぼ口から一飲みしたのでしょうか。にほんブログ村にほんブログ村

  • のどぐろ

    食事中に捕まってしまいました(のどぐろ) 日本海側に住んでいる娘からのラインに写真が添えられていました。写真を見て思わず微笑んでしまいました。変化のない毎日、こんな些細なことでも楽しいものです。にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村

  • フラワーアレンジメント

    80才の手習でフラワーアレンジメントを始めました。もちろん最高齢です。月2回、孫のような若い先生に教えてもらいました。お花に触れ、ああでもない、こうでもないとあれこれ考えながら手を動かすのは楽しいひと時でした。リュックを背負い、杖をついて行ってましたが、杖

  • ちょっとひとやすみ(つづき)

              細工の巧妙な洋の香蓋を開けると、ほのかな香りです。どこの国のだったか忘れました。リビングの片隅に収まっています。

  • ちょっとひとやすみ

    けいとう 日本産ばら ナイチンゲール ケニア産エリンジューム エチオピア産 花言葉 秘めた愛にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村

  • 旅はこころの癒し(つづき)

    3日目、バスは十和田湖に向かって出発しました。山間の道路を走ります。バスの車窓から秋景色に見とれて県境はわかりませんでしたが、昼食休憩で下車したのは秋田県でした。はじめて食べたキリタンポ、温かい汁が美味しかったです。再び乗車してバスは走り続けま

  • 旅はこころの癒し

    3泊4日の東北旅行はバスの旅でした。北に進むにつれ頬に受ける秋風の心地良さはお天気も良かったからでしょう。 木枯らしになる前、ひと花咲かせるような東北の紅葉と黄葉の美しさは自然の恵みだと思います。 広々とした岩手の小岩井牧場。 朝の散歩で紅葉し

  • 川越の町

    川越市に友人に誘われて行った時の思い出です。ここも歴史の跡が残されていたと思ったのは、喜多院には徳川家光の誕生の間があり、春日局の長持だったのを見ることもできました。江戸城からの移築の一部というのはここだったのでしょうか! 五百羅漢の石仏の顔の表情の違い

  • 歴史の跡

    どこの村にも街にも歴史の跡は残されていると思います。私が旅先で印象深かったのは長野県中仙道の妻籠宿場の町並です。昔に戻った気になりました。空気も爽やかで空も澄み切っていました。参勤交代の時のお供の武士が泊まった宿も残されていました。写真の真ん中は郵便局で

  • カエルのひとりごと

    オババのテーブルの上に居座って何年ぐらいになるかな〜約10年?かも。本を読むふりをしてオババを見ると顔のシワが深くなっている。あれ〜また本を読んでいる。目も悪いのに本を読むのが好きなんだな〜又目が悪くなるよ〜おばばが🐸と出会ったとき、🐸が本を開いていたので

  • 家族のかたち

    夫は逝き娘は嫁にいき息子は娶りひとりになりて心彷徨う 私の心の中の玉手箱には亡夫と婚前の2人の子供の姿をしまっています。家族4人で行った家族旅行、あの時、この時の写真を見つめて家族の絆に思いを馳せ心を癒しています。全ては過ぎ去った事だと思いなが

  • つきまとわれて

    執拗な絵ハガキ売りの少年はわれが買うまでつきまといきてマカオ観光は香港から船で行きました。限られた時間での観光です。約400年前に建築された教会の正面が残存していました。今考えるとスコセッシ監督の沈黙の映画で、最初の画面はここの石段のところから始まったと思い

  • お気に入り

    彩けき緑色もつ九谷焼ぐいのみあがなう夫の土産に 私は旅行先を考える時、城下町が気に入っているよです。日本国中何処も城下町だったとはいえ観光地になっているところは栄えたからでしょう。娘と行った金沢は食べ物もおいしいし九谷焼にも魅せられました。夫への土産は写

  • ちょっとひとやすみ

    鉢植えのランの花が咲きました。今年は3本しか咲きませんでした切り取って花瓶に挿してみました。リビング中に香気が漂っています。にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村

  • おもてなし

    もてなしのすべいかにせん来客はスイスの国よりマルコ先生                   マルコ先生は私の恩人の甥御さんです。学校の先生をされていたのでマルコ先生とお呼びしていました。「来日したら日本家屋のタタミの部屋に泊まりたい」と言っていると恩人の方から相談

  • 韓ドラ

     私が初めて韓ドラを見たのはテレビで放映されたトンイでした。昨年コロナの発生で外出もままならず人様ともお会いすることができません。韓ドラにハマつていた娘が、「あれは良かった」「これもよかつた〜」「お母さんdvd送るから楽しんで」「ダメだったら無理しなくてもい

  • ないしょ

    私は料理や掃除が好きです。食材や調味料を吟味して買い物をし、料理を作ることは少しも苦になりません。今日はサーモンのマリネを作りました。玉ねぎと胡瓜の千切り、きゅうりは塩揉みして上にサーモンの花を咲かせました。 さてさて、玉ねぎの味付けは?!お酢にうめの砂

  • 阿部一族

    森鴎外の阿部一族の読後感が脳と心の片隅に残っています。 江戸時代初期は主君が亡くなる時、主君の許しを得て後を追って殉死することが掟でした。 肥後藩主の細川利忠に仕えていた安部弥一右衛門は側近の18名と共に殉死を願い出ましたが弥一右衛門だけが許されませんで

  • ちょっとひとやすみ

    好きだった本を取り出して読んだ感想を書くのは脳トレになるかと思いましたが、考えたり書いたりするのは卒寿の年齢では疲れます。ここらでちょつとひとやすみ。  にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村

  • おたあジュリア

    おたあジュリアは秀吉の時代に小西行長が朝鮮から連れて帰った娘で良家の子女だったそうです。美貌も才もすぐれていたようで小西のおばばさまに育てられました。 家康からのキリシタン棄教の命令を拒んだので、流島になり大島から神津島へと流されます。 おたあジュリアの

  • 出窓の花

    造花とはいえ部屋に入った時やカーテンを開いた時ホツとなる感じがします。出窓なので少し色あせたかな〜と思いながら取り替えることができないでいます。 にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村

  • 貸し失い

    貸した本や又貸されて戻らない本が結構あります。 急に読みたくなり書棚の大原富枝著の 『婉という女』を探しましたが見つかりません。忘れられない大事な本でしたので、脳の中に入っている部分とメモ帳を引き出してみました。 婉は土佐藩の儒学者で藩政家

  • いひゅうもん

    いひゅうもんは熊本の方言で、一般的には変わり者という意味ですが反骨のまたは妥協を許さない者という意味でも使われます。佐伯泰英著の『異風者』が目に止まり手に取ってみたら肥後人吉藩の文字に惹きつけられ即購入しました。昔、人吉に住んだことがあります。 球磨川の

  • はまちゃん

    母が亡くなった年に横浜の人形の家で出逢ったビスクドール。 優しい顔で30年の間私を慰めてくれているハマちゃんです。実はオルゴールにもなっていて、優しい音色を奏でてくれます。洋服も年に一度お洗濯をしています 。にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村

  • ちょっとひとやすみ

  • 紅茶教室

    新宿高野での紅茶教室は開店前の1時間でした。サリーをまとったインド人の講師と日本人のインストラクターから 紅茶の知識や正式な紅茶の入れ方、時にはサリーのまとい方も教えてもらいました。 何回行ったかは忘れましたが、日常から離れ豊かな時間でした。 使った資料

  • ティータイム

    思い出は次から次に浮かびくる浦島太郎のうた口ずさむ                          この頃物忘れが多くなったような気がしています。忘れたらだめよ〜と自分に言い聞かせながら過ぎ去っても忘れられない記憶を引き出しています。子供や孫の上京、友人や知人の来訪

  • こぐまのピーポ

    『もりやすじの世界』集英社幼児向け雑誌に掲載されたもりやすじ先生の世界です。大人が見ても笑みが出て心が安らぐんですよね〜😄

  • 天馬ペガサス

    アニメーターの森やすじ先生から頂いた右側の天馬ペガサスの絵は私の座右に飾っています。『もりやすじの世界』の本は折に触れて見開いてはあの時、この時を思い出しています。先生とも奥様ともお別れしてから長い年月が過ぎました。よい方々との出会いの時の思い出は寂しい

  • ユートピア

    終のすみかからの引っ越しのときは、アルプス山麓の村のこの絵を抱いて行きたいと思っています。写真の絵を毎日眺めては、このなかのどの家がいいかな〜とひとりごちています。アルプスは東西に連なる山脈、南北ヨーロッパを分ける大分水界とのことです。場所は分かりません

  • 目がうるむ

    托鉢の行乞の僧を思い出す施し米を与えた祖母を 本棚から取り出した大山澄太著『俳人山頭火の生涯』読後の記憶はこころの片隅に残っていましたが、再読しようと見開いたら『今こそ種田山頭火』の新聞記事をメモした紙片が挟まっていました。悲しさと寂しさを抱

  • 謎解き

    セール品の中から見つけた一枚のポストカード。どのような思いでかかれたのだろう。私の目に留まってしまい謎解きとなった。 題名は「昼の月」とあり、空を見上げている雉が今の私のようだ。 今まで生きてきた出来事を振り返ってみる。遠い思い出は左の林の中かもしれない

  • 出会い

     写真の花瓶は買った時から約30年の月日が過ぎました。代々木の茶舗に入ったら目のとまって衝動買いしたのですが、うちの畳の部屋の花台に置いたら床の間が出来た感じになりました。花瓶の絵の鳥はカラスだと思いますが、今私が住んでいる市では鴉は吉兆の方です。夏のすも

  • 不寝番

        ふくろうは寝ずの番して枕辺にわれの眠りを見つめいるのか 手作りの小さな鳥の小物。信州の松本に旅した時に土産物屋で見つけて買いました。私のベットサイドが居場所になってから約20年。私の眠りを見守っています。

  • 鳥の絵

    首かしげ鳥にまつわる思い出はわれの心をのぞくごとくに 家の中を見回すと鳥の小物や絵がたくさんあることに気付き私は鳥が好きだったのかなと思いました。写真の絵は旧約聖書の天地創造のなかでノアの箱舟に大洪水が引いたことを告げた鳥でしょうか。オリーブの枝を掴

  • 自分に出来ることは

    2018年に発行されたNHK テキスト100分de名著アルベール.カミユのペストを読みました。昨年コロナ感染が増え始めたので、増刷されたそうです。登場人物の全員が主人公のように思ったのは、医師のリューだけではなく、タルーやランベール、グラン、パヌール神父がそれぞれでき

  • 物の処分

    思い出の糸手繰り寄せ絡まるも廃棄できぬは己のさがかブックオフは買い取りセンタのダンボールで8個、衣類は袖通せない物は処分しましたが、1人暮らしには不要なものが溢れています。老いの衰えは整理したくても出来ない。ということもありますが、亡夫の衣類を処分した後の

  • 心の整理

    人生の儚さ胸にこみ上げる諸行無情をいまにして解く夫は逝き、娘は嫁ぎ行き、息子は娶り、ひとり暮らしの寂しさの中で生きてきましたが、人生のはかなさを感じてしまうのです。貧しさにも耐えることができたのは家族いてこそと、体力と気力もあったからだとおもいます。家族

  • ちょっとひと休み

  • お城

    震災のつめ痕残るふるさとは歴史の重み残しおきたく2017年やっと行くことが出来たふるさとの熊本でしたが、2016年の震災であちらこちらにつめ痕。胸が詰まったのは鉄骨に囲まれた熊本城でした。1607年築城から約400年の間にはさまざまな事があったと思いますが、熊本県民が誇

  • 思いが叶う(つづき)

    迷いつつふるさと行きの夢叶う逢いたき家族は森の木蔭に祖父母、父、姉、弟、叔父たちにお花とお線香を供え、待っていたくれた母方のいとこ夫妻にもてなされたて、あの時行く事が出来たのは本当によかったと思っています。行ったのは2017年。前の年の2016年に熊本地震。電話

  • 思いが叶う

    足枷を解きて行きたし故郷へ残るいのちの日のあるうちにコロナの収束のめどがない現在、このような思いの人が多いのではと思いますが、2009年78歳だった私の足枷は病でした。緊急手術で命拾いはしたものの、病み上がりの身体で夫の見取りがはじまり3回忌を済ませた時は85

  • 凍てつく朝に

    電報はまさかまさかの父の死の知らせを受けて嗚咽のつづく 1942年1月20日私は小学校5年生でした。この日は県から視学さんが来られて1時間授業で下校。帰宅した時祖母と母が泣いていました。電報は母が握っていた気がします。50歳の息子に先立たれた祖母、母親としての

  • 沈黙

    ブックオフこれはダメダメ本を手に映画役者の顔の浮かび来遠藤周作さんの本はよく読んだかなと思いながら「沈黙」の本を手にとりました。マーティン・スコセッシ監督の映画での役柄俳優さんの顔が浮かんで来ました。キリシタン弾圧拷問する側とされる側どちらも良心の呵

  • 深い河

    つかれ目を 閉じて癒してつづき読む 心の糧を 食むかごとくに     世界中がコロナの災難で鬱の日が続いています。この前テレビでちらっと見たインドのガンジス河原の映像、夕闇の中でいくつかの炎が見えました。ふと、以前に遠藤周作さんの「深い河」の本も読み、熊

  • 楽と苦

    卒寿まであゆみ来た道苦と楽の覚めやらぬ夢天秤にかけ記憶は脳の中のどこに残っているのだろうか!と思いながら子供の頃の事を思い出しています。「私の人生の決算書」と思って引き出しているのです。楽しかった事だけではなく、苦しかった事、辛かったことを天秤にかけ

  • 海の幸

    幼き日過ごした父のふるさとは海のめぐみの宇土半島 朝採れの魚、魚売りのおばさんから買っていました。祖母と母はすぐに調理していました。煮魚、と酢漬け、内海なので魚の種類は限られていたかも知れませんが、煮こごりも美味しかった。よく食べた記憶は残って

  • 夜行列車

    叔父の背に 負われて行った夜の道 赴任する父 見送る家族 叔父と私たちは出発する父を駅まで見送りに行きました。田舎の夜の道は暗かったからでしょうか、途中で叔父は私を背負ってくれました。この時の夜行列車の窓灯と、機関車のところからシューツと出た音

  • 一家団欒

    給仕する姉はいそがしおかわりの声のとび交う夕餉の膳はまるいちゃぶ台でしたが、座るところは決まっていて給仕する長姉の横にはおひつと汁鍋。贅沢なものは晴れの日だけだったと思いますが、味噌も漬物も祖母と母の手づくりでした。3人の姉は学校での事を話していました。

  • 思い出

    ちゃぶ台を囲む家族は七名で食の作法は食べつつ学ぶ人との関わりが遠のいているのはコロナのせいばかりではなく、老いた身体は外出もままにならず籠居になってしまいました。一人暮らしの食事はただ食べるだけ。子供の頃の思い出を引き出しています。まずはみんなで手を合わ

  • 期待感

    ひとり暮らしの老婆の日常生活に陰りが出始め今年になってから救急室のベットに3回も横たわることになり、体力が衰えて先行きの不安をつのらせています。コロナも収束しないので遠く離れ住んでいる2人の子どもも即駆けつけてくくることができません。何かの時、どうしよ

  • さりげない言葉でも

    若松英輔さんの本の「ことばは心の糧」ということば言葉から、お付き合いが続いた人との事を思い出しましたが、若松さんの本を読むと、この年齢になっても学ばせて頂くことの何と多いかと思わされます。「涙の滴にに洗われて咲きいづるもの」という本では「存在することだけ

  • ことばは心の糧

    若松英輔さんの本「生きていくうえでかけがえのないこと」で「ことばは心の糧」ということばに捉まった私は今まで出会った人のことを思い出しました。出会ってから永遠のお別れになるまでの約50年間お付き合いした人です。会話、通信が多かった事もありますが、私の心境を察

  • はげましてくれる言葉

    コロナはいつになったら収束するのでしょうか。人との関わりが疎遠になったような感じがしています。逢うことが出来なければ、「何ができるか?」を考えている人とはつながっておりますが、私はひねくれオババになっています。老人にも反抗期があるようです。こどもは反抗期を

  • お気に入り

    気晴らしに買う石鹸やタオル。いつの間にか楽しみになっていた私。タオルを買うときは、生活必需品なので、『ま、いいか』になり使用場所を考えて選んでいたようです。特に洗面所での顔拭きタオルは家族4人各人ごとにしていました。タオル布地で作られたエプロンや手提

  • 憂さ晴らし

    私がはじめてラックスの石鹸の香りと泡立ちの感動したのは旧制高女2年生、終戦後のことでした。モノのない時代を過ごした昭和6年生まれです。貧しい生活の中で成長して、結婚して、2人の子どもが生まれ、妻と母と主婦の役目、大正生まれの夫は家事の手伝いなどするはずもあ

  • 喜怒哀楽

    喜怒哀楽の感情、自分自身の事はさておいて、私が今まで生きて来た人間関係の中で、感情表現は人さまざまだったなあ~と思い出しています。同じ人間はいる筈ないのだもの。と思った時、私の怒と哀の感情をサポートしてくれた人に気がつきました。約60年のお付き合い。心の

  • 卒寿は九十歳の祝い

    「卒寿」という言葉は、辞書では「数え年九十歳の祝い」「卒の略体が九十と分解できる」とある。卒寿を迎えて嬉しいと感じる人は十人の中で何人いるだろう。今までの人生の苦と楽を振り返ると、喜怒哀楽の感情が脳裏に残っている。<卒寿おばばのひとりごと>で整理された

  • 卒寿を迎える年になりました

    卒寿の年齢に辿りつき、卒寿とは人生の卒業かと考えていた時、救急室のベットで横たわるはめになった。不安と『ありがとうございます』で涙があふれた。ベットの横に付き添ってくださったナースは、私の手にガーゼを。容態がよくなった時、ドクターは、検査の結果と症

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