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  • 下痢の対症療法

    整腸剤 ラックビー、ミヤBM 3包分3 毎食後 ビオフェルミンR 3錠分3 毎食後 👈Rなので抗生剤使用中も使える! 止痢薬 感染性下痢を否定した上で止痢薬を使用 ロペミン1mg 1回1~2CP 1日1~2回 タンニン酸アルブミン 1回1g 1日3回 TKIやイリノテカンによる下痢には半夏瀉心湯 7.5g 分3 毎食前 👇 ランキングに参加中!ポチっと押して投票いただけると励みになります! にほんブログ村 人気ブログランキング

  • 吐血

    オーバービュー 鑑別 胃十二指腸潰瘍(ピロリ菌、NSAIDS、ステロイドなど)、食道静脈瘤破裂、胃静脈瘤破裂、悪性腫瘍、Mallory-Weiss症候群、胃穿孔、食道破裂、逆流性食道炎、食道潰瘍、急性胃粘膜病変(AGML)、その他の腫瘍(GIST、リンパ腫、カルチノイド)など 最初の検査と処置 ★消化器内科コンサルト ➼ Mallory-Weiss症候群以外は緊急内視鏡!! 採血4本(Hb、血ガス、凝固、Fe、フェリチン、TIBC)、輸血検査(血液型、不規則抗体スクリーニング、クロスマッチ)、胸部X線写真(誤嚥の評価と喀血の除外)、胸腹部造影CT(急ぐ場合は単純でも可!出血点の評価とfree …

  • 降圧薬

    降圧薬の「ABCD」 A:ACE阻害薬、ARB B:βブロッカー C:Caブロッカー D:サイアザイド利尿薬(Diuretics) 降圧薬のおおまかな選択基準 ★第一選択は「ACE阻害薬、ARB」または「Caブロッカー」 ★2種類以上の薬を服用する場合は原則「別系統」の薬を内服する。 ★βブロッカーとサイアザイド利尿剤は降圧目的での単剤使用は原則しない!(併用) ①基礎疾患のない人 高齢者:Caブロッカー>ACE-I、ARB(高齢者はCaブロッカーの方が降圧しやすい) 若年者:ARB>ACE-I、Caブロッカー(ARBが降圧作用が強い) ②高血圧緊急症 Caブロッカー(ニカルジピン) ③狭心症…

  • 【ボイスブログ】コロナ診療あるある【第2回】

    とある内科医のカンファ室 第2回 ~コロナ診療あるある~(再生時間10分程度) 今回は医療従事者以外、誰も共感できないニッチなあるあるを皆様に共有したいと思います。 スキマ時間や寝る前の御伴に是非御視聴ください。 コメントや感想もお待ちしております❕❕ 👇 ランキングに参加中!ポチっと押して投票いただけると励みになります! にほんブログ村 人気ブログランキング

  • 敗血症の治療

    診断基準 quick SOFA(qSOFA) ①意識の変容 ②呼吸数≧22回/分 ③収縮期血圧≦100mmHg 2項目以上を満たす場合は敗血症を疑い、集中治療管理を考慮する 検査 採血、凝固(DICの評価)、血ガス(乳酸値の評価)、BNP、プロカルシトニン(可能ならプレセプシン)、血中エンドトキシン、免疫グロブリン(IgG補充必要?)、血液培養、尿培養、胸部X線写真、全身CT(必要に応じて造影CT)、心エコー(大量補液するので心機能を評価)。 輸液や昇圧剤の反応が不十分な場合はTSH、FT3、FT4、ACTH、コルチゾールの提出を検討する。 EGDT ★6時間以内に目標達成を目指す 治療 <輸…

  • 去痰薬

    ★ムコダイン・ムコソルバン・ムコフィリンを覚えれば十分です! <慢性期の粘稠度の高い痰(キレの悪い痰)を出しやすくする薬> ※サーファクタントを増やし痰を出しやすくするが、痰の量は逆に増える方向に働くので注意 ◆ビソルボン ビソルボン吸入液0.2% 2ml+ベネトリン0.5ml+生食8ml ネブライザー吸入 1日3回 *アスピリン喘息には禁忌 ◆ムコソルバン ムコソルバンL錠 45mg 1錠分1 <痰の量を減らす薬> ◆カルボシステイン カルボシステイン 500mg 3錠分3 ★COPDにエビデンスあり ◆クリアナール クリアナール200㎎ 6錠分3 <急性期のキレが悪い喀痰> ◆ムコフィリン…

  • 【ボイスブログ】コロナについて思うこと【第1回】

    とある内科医のカンファ室 第1回 コロナワクチンについて/コロナを2類から5類に下げる?/コロナの現在の治療について 今回よりボイスブログを始めてみました。 スキマ時間や寝る前の御伴に是非ご視聴ください。 感想やコメントお待ちしております❕❕ 👇 ポチっと押していただけると励みになります! 人気ブログランキング にほんブログ村

  • 下痢

    オーバービュー 鑑別 ①~④の順番で考える ①まずはRed flag signの確認!(大腸型腸炎の確認) ②若年者の急性の嘔吐・下痢・心窩部不快感 ⇒ほぼほぼ急性ウイルス性胃腸炎 ③高齢者(特に入院中)、抗菌薬投与後の下痢、PPI使用など ⇒CDチェック ④その他の鑑別疾患 鑑別の絞り込み! ★Red flag sign 38.5度以上の発熱、血便、脱水、強い腹痛・渋り腹、免疫力低下患者 ★大腸型か小腸型か? ざっくり言うと・・・ 大腸型:高熱や強い腹痛、血便が出やすい。細菌性腸炎が多い! 小腸型:大腸型よりは緊急性が低い。嘔吐を伴うことが多い。ウイルス性腸炎が多い。 ☆食う寝る出すの問診⇒…

  • 高CK血症

    フローチャート 最初の検査 採血、CK-MB、トロポニンT、K、P、TSH、FT4、凝固(DICや血栓による虚血の評価)、尿定性・沈査(ミオグロビン尿の確認)。 CK-MBがCKの1/10以上の場合は心電図・心エコー・胸部X線写真を施行。 薬剤歴・病歴・感染症の確認。 痛みが強い場合は造影CTと血ガス(急性動脈閉塞症や壊死性筋膜炎などの鑑別) 薬剤: スタチン系、フィブラート系、アルコール、抗精神薬、抗うつ薬、ニューキノロン系、ST合剤、テオフィリン、ステロイド、コルヒチン、筋弛緩薬、覚醒剤など。 炎症性ミオパチーの検査 皮膚筋炎、多発性筋炎、SLE、シェーグレン、強皮症、関節リウマチ、MCT…

  • 浮腫

    オーバービュー 鑑別 ※血管性浮腫:HAE、好酸球性血管性浮腫、ACEによる浮腫、特発性など その他:クッシング症候群、パルボウイルスB19、リンパ増殖性疾患(POEMS症候群やTAFRO症候群など) 検査 <全身性> 採血、凝固、肝機能、腎機能、TP、Alb、BNP、FT4、TSH、尿定性・沈査、胸部レントゲン、心エコー、心電図。 低Alb血症がある場合は原因検索(低Alb血症の項目を参照)。 腎機能障害の原因検索 ⇒ 腎機能障害の項目を参照。 必要に応じて、造影CT(血栓や巨大腫瘤による広範囲な静脈閉塞)、ACTH、コルチゾール、膠原病の精査(抗核抗体、RF、抗CCP抗体、赤沈)、好酸球、…

  • 【書評】ER・ICU診療を深める1

    // リンク ER・ICU診療を深める1 おすすめ度 ★★★★☆ 読みやすさ ★★★★★ 実用度 ★★★☆☆ 専門性 ★★☆☆☆ ERやICUのTIPSをまとめた本になります。 2よりも1の方が特にお勧めです。 今読んでも非常にためになる内容ばかりですが、 中でも「絶対的無輸血・相対的無輸血」「酸素療法」の項目は必見です。 他の参考書にはなかなか書いていない細かい情報を知ることができます。 👇 ポチっと押していただけると励みになります! 人気ブログランキング にほんブログ村

  • 関節痛

    オーバービュー 鑑別 化膿性関節炎、痛風、偽痛風、変形性関節症、肩関節周囲炎、外傷性、感染性心内膜炎(菌血症)、RA、SLE、MCTD、血清反応陰性脊椎関節症、リウマチ性多発筋痛症、RS3PE(PMRの類縁疾患)、成人Still病、JIA、血管炎、サルコイドーシス、反応性関節炎(Reiter症候群、尿道炎や消化器感染症の後に起こる)、結核性関節炎、淋菌性関節炎(播種性の化膿性関節炎)、パルボウイルスB19による関節炎、肝炎ウイルス、甲状腺機能低下症、骨転移や筋転移、肺性肥厚性骨関節症(悪性腫瘍)、無菌性骨壊死、薬剤性 ※薬剤性:G-CSF、DPP-4阻害剤、アロマターゼ阻害剤、SSRI、尿酸値…

  • 低Na血症

    フローチャート 検査 血清OSM→低張性低Na血症の確認 体液評価4点セット→体液量の評価 薬剤性低Naがないかどうか確認(利尿剤の他にも!) 尿検査(尿Na、Cr、BUN)、尿Osm、TSH、FT4、早朝のACTH・コルチゾール(起床時・食前に安静30分後に採血)、バソプレシン(AVP)、血漿アルドステロン濃度(PAC)、血漿レニン活性(PRA) 副腎不全が疑われる場合はRapid ACTH試験(内分泌内科に相談) ※高張性や等張性低Na血症の中で「偽性低Na血症(高血糖や高TGによる)」が疑わしい場合は血ガスで電解質を評価する。 低張性低Na血症の治療 ◆意識障害や痙攣がある、Naが非常に…

  • ブログの公式キャラクターを作成しました!!

    こんにちは! シンノスケです。 平素より沢山の方々にブログを御訪問いただいており、大変嬉しく思っています。 当ブログを始めてなんと1ヶ月を迎えました! この度、ブログのオリジナルキャラクターを作成しました。 それがこちらになります👇 今後はこのキャラクターに様々な場面で登場してもらいたいと思います(^^) 研修医や若手内科医向けの病棟マニュアル作成をメインコンテンツとして発信していますが、今後は絵日記やLineスタンプなどにも挑戦していけたらと考えております。 今後とも応援のほど何卒よろしくお願いいたします!! 👇 ポチっと押していただけると励みになります! 人気ブログランキング にほんブログ…

  • 利尿薬

    ループ利尿薬 <静注> フロセミド(20mg/A) 0.5A~1Aをiv(最大投与量は40~80㎎/回) 腎機能障害がある場合はCr×20㎎をiv ※通常は100㎎以上のivは行わない <持続注射> 適応:静注の反応が鈍い場合、血圧がやや不安定な重症心不全など フロセミド100㎎+生食40mlで希釈しTotal50mlで使用する。(2mg/ml組成) eGFR≧75の時:1~2ml/hrで開始 25<eGFR<75の時:2~4ml/hrで開始 <内服> ・フロセミド 静注量と同量~2倍量が必要(バイオアベイラビリティが低い) ・アゾセミド、トラセミド 長時間作動型利尿剤。 フロセミド40㎎≒ア…

  • 低アルブミン血症

    鑑別 低栄養(高齢者で非常に多い)、炎症による消耗、ネフローゼ症候群、肝硬変、吸収不良症候群(まれ)。 検査 ①まずは低栄養・炎症の原因を治療する。 ★ご飯が食べれない人はなるべく早期(少なくとも1週間以内)に経管栄養! (遅れて経管栄養をしても、栄養状態が立ち上がらず泥沼になるケースが多い。) ②低栄養や炎症による消耗が否定的であれば、その他の原因を検索する。 ・ネフローゼ 尿定性・沈査 ⇒蛋白尿があるなら随時尿検査にて尿蛋白/尿Cr比(1日推定尿蛋白) ⇒蛋白尿多いなら1日蓄尿。 T-chol(肝硬変で減少、ネフローゼで低下)、TP、Alb ネフローゼの原因精査(腎機能障害の鑑別を参考に)…

  • 血小板減少

    フローチャート 鑑別疾患 ★血小板は10万未満になったら評価するべし! 偽性血小板減少症、DIC(重症感染症)、TTP、HUS、膠原病(SLE:エバンス症候群、SJS、成人スティル病)、化学療法(治療関連MDSも含む)、薬剤性(HITを含む)、肝硬変、ITP、サイトメガロウイルス、EBウイルス、血球貪食症候群、血液疾患(再生不良性貧血、MDS、白血病、骨髄癆(骨髄癌腫症など)、巨赤芽球性貧血)、慢性DIC(大動脈瘤、心室瘤、巨大血管腫、固形癌)、IgG4関連疾患、キャッスルマン病、TAFRO症候群、抗リン脂質抗体症候群、特殊な感染症(SFTS、レプトスピラ、リケッチア)、先天性血小板減少症など…

  • 貧血

    貧血の鑑別フローチャート その他:薬剤性血球減少、体液貯留による希釈 最初の検査 ★Hb≦10g/dl、Hbが2以上低下した場合に積極的に精査する。 便潜血、採血(BUN/Cre比)、網赤血球(Ret)、Fe、フェリチン、TIBC、UIBC 急性の出血が疑われる場合は造影CT ⇒ 緊急止血(緊急内視鏡やIVR)を検討。 鉄欠乏性貧血や便潜血陽性の場合は内視鏡検査を施行する。 RPI RPI=〔網赤血球数%×(患者Ht/正常Ht)〕/成熟因子 Ht:成人男性=40-50%、成人女性:35-45% 成熟因子:Ht36-45で1.0、26-35で1.5、16-25で2.0、15未満で2.5 ★RPI…

  • おすすめの聴診器

    聴診器は呼吸器内科Drの必需品ですが、コロナ禍においては、すべてのDr・コメディカルにとってもはや必要不可欠のアイテムといって良いでしょう。 今回は呼吸器内科医の私が聴診器の選び方とお勧めの聴診器を御紹介します。 また私が現在愛用している聴診器も御紹介いたします。 どのメーカーの聴診器を選ぶべきか 用途による選び方 私が「マスターカーディオロジー」をお勧めする理由 おわりに どのメーカーの聴診器を選ぶべきか 最近では日本製のメーカーで良い製品もあるようですが、使用している人はまだ少ない印象です。 失敗したくない場合はオーソドックスなメーカーから選べば、レビューも多く、購入の際の参考にもなると思…

  • 心エコーの評価

    心エコーの見るポイントと基準値 LVDd(左室拡張末期径):40-53 LVDs(左室収縮末期径):23-42 IVS:心室中隔壁圧:7-12 LVPWD(左室後壁壁厚):7-12 AoD(大動脈径):21-36 LAD(左房系):19-40 EF(Teich、MOD):60%以上が正常 Asynergy at rest:normokinesis、hypokinesis、akinesis、dyskinesis(Base,mid,apex) AS:AVA<1.0㎝²(1.5㎝²)、Vmax≧4m/秒(3~4m/秒)、mPG≧40mmHg(25~40mmHg)は重症(中等症) MS:mPG≧5mm…

  • せん妄

    オーバービュー 原因 患者要因 疾患要因 医療介入要因 高齢者 重症全身性疾患 ICU管理 認知症 脱水症 環境 アルコール依存症 感染症 点滴ルート・尿バルーン せん妄の既往 電解質異常 モニター装着 うつ病 便秘症 体幹抑制・不動 低栄養・脱水 低酸素血症・高CO2血症 薬剤性 経口摂取不良 代謝性疾患(低血糖、高血糖、尿毒症、肝機能障害) 視覚・聴覚障害 疼痛 脳卒中 終末期 疾患要因の精査 採血4本、血ガス、尿検査、アンモニア、低活動せん妄と意識障害との区別がつかない場合は頭部CTや頭部MRIまで。 医療介入要因の是正 ・昼夜のリズムをつける:朝はカーテンを開ける ・オリエンテーション…

  • 【書評】循環器治療薬ファイル

    // リンク おすすめ度 ★★★★☆ 読みやすさ ★★★★★ 実用度 ★★★☆☆ 専門性 ★★★★★ 言わずと知れた循環器内科の名著です。 この本の特に素晴らしい点は著者が実践で身に着けた”薬の使用感”を記載してあるところです。 循環器内科の薬を非専門医が使用するのは、ややハードルが高く敬遠しがちですが、 この本を読むことでイメージがつきやすくなります。 もちろん非専門医が使わない薬も多いですが、市中病院に勤務される先生であれば心不全の治療薬や多少の抗不整脈薬・強心薬は使用する機会もあると思います。 研修医の先生方の循環器内科研修中の勉強にも良いと思います。 読んだことがない先生方は是非一度手…

  • 検査項目別 <INDEX>

    肝機能障害 腎機能障害 忙しい人のための肺HRCT 👇 ポチっと押していただけると励みになります! 人気ブログランキング にほんブログ村

  • 腎機能障害

    ★腎臓専門医への紹介基準 尿蛋白0.5g/gCr以上、もしくは検尿試験で2+陽性 蛋白尿と血尿が両方陽性 40歳未満 GFR60ml/分/1.73m²未満 40歳以上70歳未満 GFR50ml/分/1.73m²未満 70歳以上 GFR40ml/分/1.73m² 腎機能障害の人を見たときのアプローチ ①まずは緊急透析が必要な病態かを確認する 緊急の透析導入基準 「K≧6.0」、「代謝性アシドーシス、Base Excessが-15以下に低下」、「肺水腫、うっ血性心不全」、「尿毒症症状」、「乏尿が3日以上持続」、「BUNが60mg/dl以上で1日毎に10㎎/dl程度上昇する」「Creが5mg/dl以…

  • 急性心不全

    原因 FAILUREで鑑別 Forgot Meds…薬の飲み忘れ(高血圧と頻脈) ArrhythmiaとAnemia…不整脈と貧血 IschemiaとInfection…虚血と感染症(←肺炎+心不全が非常に多い) Lifestyle…ライフスタイル(塩分過剰、ストレス、睡眠時無呼吸症候群) Upregulator…甲状腺機能亢進症、妊娠 Rheumatic、Regurgitation…リウマチ性のものを含めた弁膜症、IE Embolism…肺塞栓 冠疾患のリスクファクター 高血圧、糖尿病、脂質異常症、家族歴、喫煙歴、肥満 Framingham criteria 大症状2つか、大症状1つおよび小…

  • 栄養療法

    目標カロリー 実臨床では簡易法で計算することが多い。 25kcal~35kcal/kg(理想体重)で計算し、身体活動量や疾患の重症度で調節する。 軽労作、肥満、高齢者 25~30kcal/kg 通常 30kcal/kg前後 重労作、若者 35~40kcal/kg 重症患者の急性期 25kcal/kgを目標 ★ICUなどの重症例では早期経腸栄養を行い、72時間以内に目標カロリーの約80%を投与することを目標とする(Over feedingを避ける) ※Harris-Benedictの式も有名であるが、欧米人の計算式であるためカロリーが過剰になるため注意を要する。 経腸栄養か経静脈栄養か 『Whe…

  • 退院時チェックリスト

    退院時の評価 日常生活動作の評価指標 DEATHとSHAFT BADL(基本的日常生活動作) IADL(手段的日常生活動作) Dressing 着替え Shopping 買い物 Eating 食事 House-keeping 掃除 Ambulation 移動・歩行 Account お金の管理 Toileting 排泄 Food 料理、炊事 Hygiene 衛生 Transport 交通機関 ザックリとした目安 IADLのみの低下 ⇒ 要支援~要介護1程度 BADLの低下もある ⇒ 要介護2以上 ほぼ寝たきり ⇒要介護4以上 退院後の行先の例 退院時の準備チェック ICが済んでいるか?(急変時対…

  • 失神(意識消失)

    オーバービュー 鑑別 H Hypo 出血、脱水 E Emboli 肺塞栓 A AMI,Aorta 急性冠症候群、AS、HOCM R Rhythm disturbance ブロック、徐脈性不整脈 T Tachycardia 頻脈性不整脈 & V Vessel 血管迷走神経反射、頸動脈狭窄、TIA、鎖骨下動脈盗血症候群 E Erect 起立性低血圧、自律神経障害 S Situation 状況性失神(排泄時、咳嗽時、嚥下時、運動後など) S Sinus 頸動脈洞性失神 EL Electrolyte, Else 電解質異常、その他(薬剤性、精神科疾患) <自律神経障害> 多系統萎縮症、Parkinso…

  • 気管挿管時に使用する薬剤

    鎮静 ・プロポフォール(10㎎/ml) 原液で1~2mg/kgをIV。血圧低下に注意する。 低用量:0.6~1.0mg/kgをIV。 ex) 体重50㎏で5~10ml IV、低用量では3~5ml IV ・ミダゾラム(10㎎/2ml) ミダゾラム1Aを生食8mlに溶かして使用(1㎎/ml組成) 1mg/ml組成で0.1~0.2mg/kgをIV。 低用量:0.06~0.10mg/kgをIV。 ex) 体重50㎏で5~10ml IV、低用量なら3~5ml IV 鎮痛 ・フェンタニル(100μg/2ml) 原液で半筒IVする。 (足りなければ1~2μg/kgの範囲内で追加IVする) 筋弛緩薬 ・エスラ…

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