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  • 感染症の検査と臨床判断

    プロカルシトニン 肺炎球菌抗原 レジオネラ抗原 マイコプラズマ迅速抗原 CDチェック β-Dグルカン PCP肺炎を疑う場合 アスペルギルス症を疑う場合 ICU患者のカンジダ菌血症 クリプトコッカス抗原 アスペルギルス抗原 アスペルギルス抗体 カンジダ抗原 C7-HRP 抗MAC抗体 QFTとT-SPOT プロカルシトニン *そこまで感度が高い検査ではないので、陰性だからといって安易に抗菌薬不使用を選択するのは危険。 ★個人的には0.15ng/ml以下の場合は細菌感染症は否定的と考えている。 0.5未満では敗血症は否定的だが局所の細菌感染症の可能性がある。 0.5以上で敗血症の可能性あり 2.0…

  • 食欲不振、体重減少

    鑑別 検査 超高齢者の食欲不振 食欲不振の原因精査 対症療法 鑑別 ABCDEF TRIPSで鑑別!! AbdominalAnemia 慢性胃炎、消化性潰瘍、機能性ディスペプシア、炎症性腸疾患、イレウス、便秘、GERD、食道カンジダ、放射線性食道炎・宿酔など貧血 Brain 脳出血(慢性硬膜下血種)、脳梗塞、脳腫瘍、癌性髄膜症、パーキンソン病 Cardio うっ血性心不全、心筋梗塞 Drug ElectrolyteEndocrine 低Na、高Ca、Zn欠乏、Fe欠乏、ビタミンB1・B2・B12欠乏甲状腺クリーゼ、甲状腺機能低下症、副腎不全、DKA、HHS、副甲状腺機能亢進症 Frail 低栄…

  • 頭痛

    オーバービュー 鑑別 SNOOP 検査 対症療法 一般的な1次性頭痛の対症療法 片頭痛や群発頭痛で症状が強い場合 オーバービュー 鑑別 ★出血と感染の除外が一番重要 table { border-collapse: collapse; } th { border: solid 1px #666666; color: #000000; background-color: #ff9999; } td { border: solid 1px #666666; color: #000000; background-color: #ffffff; } ◆2次性頭痛 脳血管障害 SAH、脳出血、硬膜外血種…

  • 輸血療法

    RBC(赤血球) 基本単位 適応 予測上昇Hb値 PC(血小板) 基本単位 適応 禁忌 予測上昇値 CCI FFP(新鮮凍結血漿) 基本単位 適応 予測上昇値 輸血合併症 RBC(赤血球) 基本単位 1単位=140ml、2単位から使用 2単位を1~2時間で投与を行う。(心不全の場合は3~4時間で投与) 適応 ◆急性出血 出血量に応じて輸血を行う(Hb値を輸血の参考にはしない)。Hb≦6.0g/dLでほぼ必須。 ◆慢性貧血 Hb<7.0の場合に輸血を考慮。 ◆心疾患 Hb8~10g/dLを目標に輸血を行う。 ◆大量輸血時 RBCとPCを両方輸血する場合(外傷性の出血時など) RBC:PC:FFP…

  • FDP/D-dimerの上昇

    鑑別疾患 急性期DICスコア 血栓症の評価 鑑別疾患 ★とりあえず①と②だけ考えれば十分 ①DIC ②血栓症 ③その他の疾患(外傷、骨折、急性大動脈解離、悪性腫瘍、慢性炎症、TMAなど) 急性期DICスコア スコア SIRS 血小板数 PT FDP 0点 0~2項目 12万以上 1.2未満 10未満 1点 3項目以上陽性 8万以上12万未満あるいは24時間以内に30%以上の減少 1.2以上 10以上、25未満 2点 ー ー ー ー 3点 ー 8万未満あるいは24時間以内に50%以上の減少 ー 25以上 血栓症の評価 DVT/PEの検査・治療を参照 👇 ポチっと押していただけると励みになります!…

  • DVT/PEの検査・治療

    DVT Well's スコア DVTのフローチャート PE Well's スコア PEのフローチャート 治療 抗凝固薬の使い分け イグザレルト(リバーロキサバン) エリキュース(アピキサバン) ダビガトラン(プラザキサ) リクシアナ(エドキサバン) DVT Well's スコア 癌 +1 麻痺あるいは最近のギプス装着 +1 ベッド安静3日以上または術後4週未満 +1 下肢全体の腫脹 +1 下腿直径差3㎝以上 +1 患肢のpitting edema +1 患肢の表面静脈拡張 +1 診断がDVTらしくない ー2 DVTのフローチャート PE Well's スコア PEやDVTの既往 +1.5 心拍…

  • COVID-19の検査・治療(Ver.2)

    重症度分類 重症化リスク因子 重症化マーカー 実際に重症化するかどうか? 変異株について 検査ルーチン 治療フローチャート ステロイドの投与方法 ヘパリンの使用方法 バリシチニブ投与時の注意事項 挿管するかどうかの検討 ECMO ★治療の原則は厚生労働省発行の「新型コロナウイルス感染症 診療の手引き」に従う 注)COVID-19の治療はエビデンスが少ない領域です。下記の治療内容については筆者が学会等で勉強したこと、筆者の感覚的な内容が多分に含まれています。参考程度と考えてください。 重症度分類 軽症:肺炎像なし 中等症Ⅰ:肺炎像あり。酸素化低下なし。 中等症Ⅱ:肺炎像あり。酸素化低下あり。 重…

  • 高Ca血症

    フローチャート 検査 治療 ①脱水の補正 ②カルシトニン製剤、ビスホスホネート製剤 ③利尿剤 ④ステロイド フローチャート 続発性副甲状腺機能亢進症:慢性腎不全、ビタミンD摂取低下や作用不全(抗てんかん薬による代謝障害)、低P血症、PTH不応症など 薬剤性:活性型ビタミンD製剤、カルシウム製剤、サイアザイド利尿薬、テオフィリン、ビタミンA、炭酸リチウム、テリパラチド、エストロゲン製剤など 検査 被疑薬の中止・変更。 採血、Alb、Ca、P、Mg、TSH、FT4、iPTH、whole PTH、PTHrP、1.25(OH)D、25(OH)D、尿中CaとCr。 大量補液が必要になるため心エコー。 *…

  • K補正薬

    低K血症 緊急性が高い場合 そこまで緊急性が高くない場合 高K血症 K≧6.0mEq/Lの場合 K<6.0mEq/Lの場合 GI療法のやり方 低K血症 ★K<3.0mEq/Lで補正を開始する 緊急性が高い場合 補正速度は10~20mEq/hで静脈投与(急速静注すると心停止するので注意!!) 末梢点滴で補正する場合は血管痛を起こすので40mEq/L以下の濃度にする。 <処方例> KCL注20mEq 1Aを生食500mlに溶解して1時間以上かけて点滴。 そこまで緊急性が高くない場合 ・アスパラカリウム 300mg 3~9錠分3 朝昼夕食後 ・アスパラカリウム散 3~6包分3 朝昼夕食後 高K血症 …

  • 【ボイスブログ】コロナウイルスと妊婦さんのあれこれ【第3回】

    とある内科医のカンファ室 第3回 ~コロナウイルスと妊婦さんのあれこれ~(再生時間17分程度) 今回はコロナウイルスと妊婦さんの諸問題についてざっくばらんにお話します。 先に断っておきますが、この辺りの話は施設や産婦人科医によって対応が異なります。 あくまで、一介の呼吸器内科医がお話する内容ですので、うわさ話程度の気持ちで気軽にお聞きください! スキマ時間や寝る前の御伴にどうぞ。 感想やコメントもお待ちしております😊 👇 ランキングに参加中!ポチっと押して投票いただけると励みになります! にほんブログ村 人気ブログランキング

  • 喘鳴

    オーバービュー 鑑別 Stridorの場合は気道閉塞を考える。(痰詰まり、喉頭浮腫、アナフィラキシー、腫瘍、異物、声帯麻痺) wheezeの場合は気管支喘息、COPD、ACO、心不全、急性気管支炎、肺塞栓、GERD、気管気管支軟化症、カルチノイド腫瘍など。 検査 採血4本、血ガス、BNP、胸部X線、心電図。 必要に応じて胸部CT、心エコー。 上気道閉塞が疑わしい場合は、頸部・胸部CT(±造影CT)、耳鼻科ファイバー ⇒ 緊急気道確保 気管支喘息発作が疑われる場合の対処 ★Silent chestの場合はアドレナリン筋注+気管挿管!! ☆治療ステップ1 ・べネトリン0.5ml(小児0.3ml)+…

  • 高K血症

    初期対応 ★緊急性の確認 ◆完全房室ブロックや徐脈がある場合 緊急ペーシング ◆心電図異常がある場合(テント上T波、P波、QRSの開大) 8.5%グルコン酸カルシウム10mlを5分で静注(1/4ずつ分割投与) ◆腎不全+K>7.0、代謝性アシドーシス、うっ血性心不全 緊急透析 フローチャート 検査 心電図、被疑薬の中止・変更、血ガス。必要に応じてカリウム制限食へ。 尿定性・沈査、尿中電解質(Na、K、Cl、Cr。随時尿でも可)、尿浸透圧、採血(K、Ca、Mg、P、血清浸透圧、FT4、TSH、ACTH、コルチゾール、血糖、HbA1c、血漿アルドステロン濃度と血漿レニン活性) *TTKG=(UK/…

  • 【書評】内分泌機能検査実施マニュアル

    (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a] function(){arguments.currentScript=c.currentScript c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=b[a].q []).push(arguments)}; c.getElementById(a) (d=c.createElement(f),d.src=g, d.id=a,e=c.getElementsByTagName("body")[0],e.appendChild(d))}) …

  • 低K血症

    フローチャート 最初の検査 心電図、被疑薬の中止・変更。 尿定性・沈査、尿中電解質(NaとK、随時尿でも可)、尿浸透圧、採血(K、Ca、Mg、P、血清浸透圧、FT4、TSH、血糖、HbA1c、血漿アルドステロン濃度と血漿レニン活性) *PAC/PRA>200でアルドステロン症疑い *TTKG=(UK/PK)/(UOsm/POsm) 追加検査 血ガス、高Ca血症がある場合は高Ca血症の鑑別、クッシングを疑う場合は早朝ACTH・コルチゾール、アルドステロン症や腎血管性高血圧を疑う場合は腹部エコー、腹部造影CT、褐色細胞腫を疑う場合は尿中メタネフリン、ノルメタネフリン、RTAを疑う場合は抗核抗体、S…

  • 好酸球増加

    鑑別疾患 ★特に好酸球≧1500の症例は重症疾患の可能性があり注意!! (皮膚、肺、消化器、心筋、神経などの臓器障害の合併が多くなる。) 薬剤性(多い)、アレルギー疾患(気管支喘息、アトピー性皮膚炎、慢性蕁麻疹、アレルギー性鼻炎)、慢性好酸球性肺炎、ABPA、血管炎(EGPA、GPA)、副腎不全、好酸球性血管性浮腫、PIE症候群、骨髄増殖性疾患(慢性好酸球性白血病など)、悪性リンパ腫、サルコイドーシス、結核、ニューモシスチス肺炎、HIV、好酸球性副鼻腔炎、好酸球性胃腸症、好酸球性心筋症、コレステロール塞栓症、寄生虫など 最初の検査 採血4本(凝固まで)、白血球分画、目視、CK、CK-MB、トロ…

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