うつ病は「見えない病気」だからこその治療と理解の難しさがあります。うつ病を克服した私の経験をもとにサイトを立ち上げましたので少しでも多くの方に読んで頂けたら幸いです。
うつ病の人はパニック障害も併発しやすいとも言われています。 なぜ併発するのか、なぜうつ病とパニック障害という組み合わせなのか、その詳しい原因については明らかになっていない様子ですが、実際に両方の症状を持っている人は決して少なくない印象があります。 そこで今回は、うつ病者が併発しているケースの多い「パニック障害」について、それは一体どんな症状を起こすものかを整理し、セルフ対策について考えてみたいと思います。 以前にも「突然顔を出すパニック症状への対処」というテーマで記事を書きましたが、あの記事から時間を経て、私自身がさらにパニック発作を数回経験した今、大切なことを改めて整理しておきます。 まずパ…
うつとパニック障害はよく併発すると言われていますが、実は、うつがある程度寛解してからも突然パニック症状が起こることがあります 一度パニック障害を経験すると、体がその仕組みを記憶してしまうのか、強いストレスがかかった時に症状が顔を出すことがあります。 うつが寛解してきて、かなり普通の生活を送れるようになってからでも、生きている以上は様々なストレスに晒されていると言えます。 例えば私は、うつ治療を数年続けてきて今では寛解生活を送っていると言えますが、良くないことが立て続けに起こった時、人からきつい言葉を何度もかけられた時などは、自分に大きく重たいストレスがかかるのを感じます。 そういう時によく起こ…
製薬会社やうつ経験者などによる「落ち込み解消法」として、これらのことがよく挙げられています。 ・無理をしない・心配しすぎない・ゆっくり入浴する・好きなものを食べる・おしゃれをする いずれも、うつ病者が度を超えて頑張ったり自省しすぎることでもあり、うまくバランスをとって自分自身に余裕を持たせた方が良い、という点ではとても納得がいくものです。 ただしうつ症状には段階がありますので、自分の状態をよく知った上で「今の自分にはどういった落ち込み解消法が適切か」を判断して下さい。 例えば、うつ前段階では、まだ頑張れている・コントロールが何とか利いている状態であることから、「無理をしない」「心配し過ぎない」…
人間の心身に作用すると言われるハーブ。 入浴剤、ハーブティー、アロマエッセンスなど、今や私達の生活に万遍なく溶け込んでいるアイテムです。 疲れを癒すラベンダー、元気が出るローズマリー、深い眠りに誘うゼラニウム、頭をスッキリさせたい時のミントなど、ハーブにはそれぞれ「得意なシーン」があり、上手に使い分けることで私達の心身をより快適な状態に持っていくことができます。 私が個人的に好むのは、ラベンダー、ローズマリー、ゼラニウム、カモミールあたりで、疲れた時にはラベンダーのオイルでマッサージをしたり、穏やかな気持ちになりたい時はカモミールティーで心から温まったりしています。 時々、深く独特の香りがある…
うつ病だけでなく、様々な場面で力強い存在となってくれるのが「カウンセラー」ですね。 私自身、何件かのカウンセリングルームに問い合わせたり実際に出向いたりした結果、とても素晴らしいカウンセラーさんと出会うことができました。 さて、それではどういう条件が整っていれば「素晴らしいカウンセラー」となり得るのでしょうか? ・認定カウンセラーであること?・臨床心理士であること?・立派なカウンセリングルームを持っていること? 私の考えでは、素晴らしいカウンセラーかどうかは少なくとも「資格」には左右されません。 何故ならば、人の心を受け止める職業だからこそ、資格という表面的な要素だけでその力を測れるものではな…
うつ病になると、どうしても「不眠」という症状と付き合うことになります。不眠のタイプは人それぞれなのですが、大きく分けると 〔寝付けない〕〔夜中に目が覚めて、それ以降眠れない〕〔早朝に目が覚めて、それ以降眠れない〕 …の三つに分類されると言われています。 必ずしも、この三つのどれかに当てはまる、というわけではなく、「寝付けなくて、やっと眠れたと思ったら早朝に目が覚めてしまってもう眠れない」というように、症状が混ざることも多々あります。 私の場合を例にとっても、ある時期はとにかく寝付けなくて非常に苦労しましたし、またある時期はどうしても早朝に目が覚めてしまって辛かったこともあります。 そういうわけ…
うつ病に関する書籍はたくさん出ていますが、中でも実際に私や私の家族が参考書として読んでいたものを、ご紹介しましょう。 精神科セカンドオピニオン 2という本ですが、これは、四国のある精神科医師と患者家族が協力して作り上げた、他に例を見ない優れた書籍です。 何より、患者が自らの誤診と誤処方からくる苦しみをいかにして乗り越えてきたか、その実録が記されているので、同じ精神疾患を患う者として、非常に共感して読むことができます。 どのような症状に対し、医師がどんな診断と処方を行ったか。その結果、患者にはどのような症状が見られたのか。 そのような、いわゆる学術書の類ではわからないことが盛り込まれています。 …
人に会いたくない、話したくないというのが抑うつ症状の特徴的なところで、人との関わりをできるだけ排除しようとしてしまいます。 結果として、他人とは最小限の交わりしか持たず、家に閉じこもることが多くなるため、とても孤独になりやすいのです。 本人にとってそれが気楽なのであれば、それはそれで良いのですが、「うつ病患者同士のネットワーク」を覗いてみるのも、良いのではないかと思います。 家に閉じこもりがちになるのは、どのうつ病患者も同じことで、おのずとパソコン画面に向かう時間も多くなってきます。 そんなうつ病患者同士が、インターネット上で交流しているのを知っていますか? WEB検索で「うつ病 掲示板」と打…
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