皆さまこんにちは、「すみねこ」と申します。 猫をメインに墨でイラストを描いております。 兵庫県で習字教室も開催中。 ご興味がありましたら是非ご覧ください。
突然だが、これはホラーではない。 苦労してようやく完成させた、 「すみねこ」の張り子面なのだ!!! しかし何かがおかしい・・・ そう、左の石粉ねんどの「すみねこ」は丸ッとしてカワイイのに対し、 右の張り子面は、なんかこう、 顔がタテに長く伸びてちょっと怖い・・・ なぜかと言えば、 このように裏面に布を貼り付け、まるごと頭からかぶれるようにし、 中でゴムを張ってずれないようにした結果・・・ 顔がタテに長く伸びてしまったのである!! これは誤算だった(泣) しかもかなり酸欠状態になるため、 泣く泣く下した判断が下の写真だ・・・ 鼻と口に穴を開けたのだ!!! こうでもしなければ作者は5分で気絶するこ…
ついにはがれた・・・。 ものすっっっごく、剥がれにくかった理由はおそらく、 最初に「ひだ」の部分を作らなかったから。 「ひだ」はお面の縁の部分で、あとからぐるりと切り離す予定のところ。 でも途中から「ひだ」を作ったからか、 中途半端にくっついてしまい、 結局ものすごい力業で引き剥がしてしまった・・・。 まあラッカースプレーをしている本体は無事で、 和紙の一層目がちらほらくっついてる程度で済んだからよかった。 お面の裏側にも、一層目の残骸がくっついていたけど、 きれいにぺりっと剥がせた。 剥がすと、つるつる。 そしてこちらが、出来上がった張り子面。 たぶん10層くらい繰り返し張ったはず・・・辛か…
昨日の21時から夜中の2時までやっていた張り子・・・ やっっっっっと形になるところまできた。 あまりにも長い・・・というか切りのない作業に、 途中から言語能力を失って白目を剥きそうになっていたけれど、 (眠いからとかではなく心理的に) どうにか完成・・・には近づいてきた。 これを今朝から夕方まで天日干ししたものの、 中の方が乾いていないのでまた明日も天日干し。 いつまでかかるんだろうか・・・。 そして今朝の残骸・・・。 もう一個作れそうなほど和紙をちぎってしまった。 でも当分はやらないと思う。 というか、やりたくない!!! ここに載せられない作品たちも、どうにかこうにか、 ほとんど出来上がって…
ぜんぶ塗ってみた。 ダイソーに売ってる、水性アクリルの白。 塗っていくそばからすごい勢いで乾くのが面白かった。 でも上から黒を塗ると、なかなか定着してくれず、ちょっとずつ重ね塗り。 白だけバージョン。 このままの方がふっくらして見える(笑)。 この上から黒を塗ったのが上の画像。 でもこれで終わりじゃないんだ・・・ 肝心の張り子の作業がまだなんだ・・・!! 明日、いよいよ取り掛かる予定。 ちゃんとできるのか・・・不安っ。
ようやくここまで仕上がった。 お日様の力で一日中乾かし、 ザラザラだった表面を紙やすり(主に400番)で削った。 とにかく、ひたすら削りまくった。 多分3時間ぐらい削ったのではないかと思う。 裏側はこんな感じ。 形を保つために埋め込んでいた和紙の塊をとりのぞき、 ぽっかりと空洞ができている。 そしてこの部分がなかなか乾かないので、 ぜんぜん先に進めない(泣)。 大きな作品を制作する場合は、ぜひ1カ月ぐらい前から作りはじめて、 ちょっとずつ乾かしつつ粘土を盛ることをおすすめする。
前回から数日・・・ 石粉ねんどが、ぜんっぜん乾かないので、 もう致し方なくヘアドライヤーでごーごー熱風を当ててしまった。 その上から「口」の部分の盛り上がりを付け足し、 さらにヘアドライヤーでごーごーすること10分あまり・・・ なんとか形にはなったものの、 見てのとおり表面は滑らかとは言い難い状態である。 しかもあと「耳」も付け足さなければならない。 すみねこのスタッフ仲間から、 「間に合うの?これ」 と訝しげに聞かれた・・・。 そんなの私が知りたいくらいである!(泣) とにかく明日はまた粘土を買い足して、 表面をつるつるに仕上げなくてはならない・・・。 本当に大丈夫なのかこれ。 あと、頭の裏…
実は来月、作品展とは別件で、 イベントに出演することになっている。 子供たちの前で紙芝居をするのだが、私自身が「すみねこ」として登場するので、 「すみねこ」の大きなお面をかぶって登場しよう! と思い至った結果、自主制作する運びとなった。 この制作過程を、ブログに記載していこうと思う。 自身の記録用というのもあるが、ひょっとしたら誰かの役に立つかもしれないし、 そもそもこのブログに肝心の作品が載せられていない・・・ というのをお詫びしたい気持ちもある。 もし「すみねこ」の絵に興味を持って来てくださった方がいたら、 本当にありがたく、お礼を申し上げたい次第なのだが、 今回の作品展の種明かしになって…
本日はポスターを渡しにギャラリーへ足を運んだ。 写真の人物は私ではなく、「すみねこ展」に協力して頂いているスタッフさん。 ギャラリーの大きさを体感するため、 実際に壁際に立ってもらい、作品を設置したときのイメージをする・・・。 (ちなみに手前の荷物は私物である) うーん・・・私なんぞには勿体ないくらいの空間力だ。 ここで「すみねこ」の物語をどう表現するか、試行錯誤はぎりぎりまでする予定。 ちなみに加古川市民ギャラリーはとてもきれいで、 雰囲気もよく、受付のスタッフさんたちも熱心に対応してくれた。 感謝、感謝だ。 帰り道の植え込みで、横顔の美しいニャンコを発見。 私の存在などガン無視で、金木犀の…
写真に映っているのは、だいぶ前に書いた条幅だ(練習用)。 ものすごく今さらだが、これを”裏打ち”する作業が前途多難である・・・。 その前に「裏打ちってなんだ?」という方がおられるかもしれないので、 簡単に説明すると、 半紙に墨で字を書くと、乾ききった時かならずシワができるので、 それをピンと真っすぐにするため裏側にもう一枚「和紙」を貼るというもの。 この作業は本来、プロの方にお願いするのが常套だが、 条幅(長さ136センチ)×4枚に加え、 全紙(条幅2枚分)×2枚を制作している私にとっては、 かなり出費が嵩んでしまう・・・。 なので、もうがむしゃらにDIYするしかないのである。 しかも今時の便…
作品展に向けて、全体の約60%が出来上がった。 今日は、ケント紙を水張りしたB2パネルに、墨だけで絵を描いた。 水墨画や水彩画の心得があるわけではない。 けれども、墨の濃淡や線質の見極め、余白の使い方など、 書道で字を練習してきた感覚が、 思いがけず「絵」に応用できた。 そこで不思議な感覚になったのだが、 コピックなどの”色”のついた画材で絵を描いているときは、 単調な作業を黙々とこなしているだけで、正直おもしろくなかったのだが、 黒しか使わないと決めて絵を描きだすと、 奇妙なほど感動が湧き上がってくるのを覚えたのだ。 夕方、明かりをつけた部屋の中で、息をつめて線を描いた。 下描きも何もない、…
作品展のテーマは、 来場くださった人それぞれに決めてもらうこと。 作品を見る人によって、まったく異なる考えに辿り着く・・・ ただ眺めるだけの作品展ではなく、 物語の意味を深く追求したくなる――― そんな企画展にしたいと思っております。 年越しの前に、加古川駅を訪れることがありましたら、 ぜひ、気軽に遊びに来てください。
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