ヤマアラシのジレンマとは、人間関係を構築する上で起こる心理的な現象を言います。人間同士が互いに仲良くなろうと心の距離を近づけるほど、互いに傷付けあって一定距離…
医学関係の仕事に携わっている傍ら長年収集した医学切手を使用して、医学関係の出来事を興味深くそしてわかり易く解説いたします。
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ヤマアラシのジレンマとは、人間関係を構築する上で起こる心理的な現象を言います。人間同士が互いに仲良くなろうと心の距離を近づけるほど、互いに傷付けあって一定距離…
ツツジやサツキのきれいな時期になりましたねぇ。ツツジは漢字で躑蠋(てきちょく)とも読み、これは2、3歩行っては止まるという意味もあります。要するにツツジに毒性…
この鈴虫の声、実はスマホなどの携帯電話では聞くことのできない音であることをご存知でしょうか?電話で聞き取れるのはおよそ300Hz~3,500Hzですが 一方、…
顔が血まみれになる「ヴァンパイア・フェイシャル」は、米国のモデルで女優のキム・カーダシアン(1980~)やイスラエル出身のファッションモデルのバー・ラファエリ…
黄砂とは、東アジアの砂漠域(ゴビ砂漠、タクラマカン砂漠など)や黄土地帯から強風により吹き上げられた多量の砂じんが、上空の風によって運ばれ、浮遊しつつ降下する現…
花粉食物症候群とは、花粉症と食物アレルギーが相互に関連している症状を指す言葉です。一部の人々は、特定の花粉に曝露されると、それと類似したタンパク質を含む食物を…
日本人の腸内のみにしか存在しないバクテリアがあり、海苔を消化できるのは世界中で日本人のみという調査結果があります。日本人だけは海苔を体内で消化する事ができるの…
2023年は国連食糧農業機関(FAO)が制定する「国際雑穀年(International Year of Millets)」です。目的は、雑穀の栄養面、健康面…
新型コロナウイルスの変異株は、以下のものがあります。・アルファ(α)株・・2020年9月英国で発見・ベータ(β)株・・2020年5月南アフリカで発見・デルタ(…
新型コロナウイルスの流行時期に、商業施設や飲食店への入店時などに、非接触体温計での検温を受けた経験があるのではないでしょうか。しかしこの非接触体温計は本当に正…
除虫菊は、シロバナムシヨケギクと呼ばれ学名は Pyrethrum cinerariifolium (ピレトルム・キネラリフォリウム)です。除虫菊は、地中海・中…
そろそろ蚊取り線香が必要な季節になってきましたねぇ!蚊取り線香は、蚊などの害虫を撃退するために使用される日本の伝統的な防虫剤です。 通常、蚊取り線香は蚊やその…
水は無機物なので、基本的には腐ることはありませんすが、空気中の細菌や浮遊物に反応して水の中の栄養素(ミネラル分など)が腐ってしまうこともあります。完全に純粋な…
天然のはちみつは基本的に腐りません。その理由は以下の3つです。1. 高い糖度ハチミツは約80%もの糖度がありこの高い糖度によって、水分活性が低くなり、雑菌が繁…
爪甲が全体的に大きくなって時計皿状に丸く隆起し、指趾末節が太鼓ばちのように肥大する状態を指します。ばち状指(clubbed finger:クラブド・フィンガー…
1403年にイングランドでシュールズベリーの戦いと呼ばれる内戦があり、その戦いにイングランドのヘンリー王子(後のヘンリー5世:1387~1422)も参戦してい…
シビレエイによる電気療法は、古代ギリシャ時代から行われていた伝統的な治療法で、紀元前460年頃に活躍したギリシャの医師ヒポクラテス(紀元前460頃~紀元前37…
ブロッコリー(Brassica oleracea var. italica:ブラッシカ・オレラケア・ヴァー・イタリカ)は、アブラナ科アブラナ属の緑黄色野菜で、…
ウコン(Curcuma longa:クルクマ・ロンガ)は、ショウガ科ウコン属の多年草で、英称ターメリック (turmeric)と呼ばれていて、インドが原産で紀…
ノミの仲間2400種類のうちの数種類だけがペットに寄生し、一般にはイヌノミ、ネコノミがよく知られています。一般に、イヌノミは犬に、ネコノミは猫に寄生するとされ…
エコー検査は、超音波を使って内部の組織や器官を観察する医療検査の一種です。一方、ギリシャ神話に登場するエコーは、自分の声を反響させることができる山のニンフです…
本日2023年5月6日は立夏です。立夏とは夏の始まりの時期で、さわやかな青空で一年のうちでもっとも過ごしやすい季節です。また春先に冬眠から目覚めたカエルが活動…
ナルシストの意味は「自分をこよなく愛し、陶酔している人」のことを指します。ナルシシズムは「自己陶酔」や「自惚れ」などの意味で使われ、自分を愛したり、自分を性的…
メデューサの頭とは、"パームツリーサイン"とも呼ばれる腹部の血管徴候を言います。肝硬変が進行すると、お腹の皮膚の静脈が膨れ上がり、放射状にコブのような模様が出…
源泉かけ流しと聞けば良質なお湯・お肌に優しい・上質で効能抜群という漠然としたイメージを抱きますが、果たしてそうなんでしょうか?そもそも源泉かけ流しの意味を理解…
温泉の源泉には大きく分けて以下の三つの種類があるとされています。1.自然噴出:地盤の割れ目から噴出するもの2.掘削自噴:大地をボーリングにより掘削し、地中深く…
共生とは、異種の生物が相互に作用し合う状態で生活することを言います。共生には相利共生と片利共生があり、寄生も含めることがあります。一方寄生は共生の一種で、ある…
イヌは、細菌やウイルス、寄生虫に感染した時に生成される成分を含む、体内のさまざまな代謝プロセスによって放出される成分の臭いを嗅ぎ分けられると考えられており、ガ…
ビタミンを物質として初めて抽出・発見したのは、農芸化学者の鈴木梅太郎(1874~1943)です。彼は1910年、米糠からオリザニン(ビタミンB1)を抽出しそれ…
2023年4月20日は穀雨(こくう)です。穀雨とは田畑を潤し、穀物の成長を促す春の雨のことを言います。 この時期は雨が多く、この時期の雨は百殻春雨(ひゃくこく…
日本の細菌学者で"近代日本医学の父"と称される北里柴三郎(1853~1931)は、ペスト流行によるパンデミックが起こった1894年2月に香港へ渡り、ペスト菌を…
ヘンリック・イプセン(1828~1906)は、ノルウェーの劇作家・詩人・舞台監督で、近代演劇の創始者で"近代演劇の父"と称されています。彼が1881年に発表し…
『ある新聞読者の手紙(One Reader Writes)』は、米国の作家アーネスト・ミラー・ヘミングウェイ(1899~1961)が1933年に発表した短編集…
フランスの小説家ギ・ド・モーパッサン(1850~1893)が書いた、「二十九号の寝台」という短編小説に梅毒が描かれています。敵兵に犯され梅毒トレポネーマに感染…
ヴォルテール(1694~1778)は、自由思想家としての一面だけでなく、社会改革を訴えるなど、多岐にわたる思想・活動家で彼の思想は、フランス革命や近代思想の発…
死神とは、生命の死を司り、冥府においては魂の管理者される神で世界各地に類似の伝説が存在しています。死神は一般的には男として描かれていますが、フランス、スペイン…
2023年4月5日は清明(せいめい)です。清明とは万物が清らかで生き生きとした様子を醸し出し花が咲き、蝶が舞い、空は青く澄み渡り、爽やかな風が吹く頃です。桜の…
1898年(明治31年)から翌年にかけて國民新聞(現在の東京新聞の前身のひとつ)に掲載され空前のヒット作品となった徳冨蘆花(1868~1927)の『不如帰(ほ…
1919年(大正8年)に発表された志賀直哉(1883~1971)の小説に『流行感冒』があります。この当時は"スペインかぜ"が大流行していて、この小説の主人公の…
1909年(明治42年)に石川啄木(1886~1912)が発表した小説『赤痢』には、寒村の人々が疫病から逃れるために宗教にすがる様子が描かれています。当時、赤…