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2021/03/29

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  • 没作品紹介

    今回は構想段階で没にしたり、制作を途中で断念した作品の一部を紹介します。 国鉄C62形蒸気機関車 「シロクニ」の愛称で親しまれ絶大な人気を誇る蒸気機関車です。 松本零士作の漫画「銀河鉄道999」に登場する銀河鉄道超特急999号の牽引機もこの車両です。 東海道線などの主要幹線の優等列車牽引に使用され、狭軌(線路の幅が1607mm)を走る蒸気機関車としては世界最速の129km/hを記録しました。 京都鉄道博物館やリニア・鉄道館で実際に見たことがありますが、とにかく大きく主動輪が1750mmと日本最大級なこともあって静態保存されていても蒸気機関車の力強さを感じることができました。 初めての蒸気機関車…

  • 横浜

    横浜 江戸時代までは小さな港町でしたが、幕末に横浜港が開港されたことで文明開化と共に発展。 1980年代からは「横浜みなとみらい21」として大規模な再開発が行われ、今では現代的な超高層ビルと歴史的建造物が入り混じる異国情緒あふれる港街です。 全長34ポッチ。海側から見た際の景色になっています。 左は歴史的建造物が多く残る関内、右は超高層ビルが立ち並ぶ横浜みなとみらい21地区を再現しています。 奇しくも「上海 21039」のように左から右へ街の発展を描いたようになりました。 登場するランドマークは左から以下の13個。 ・横浜中華街 ・横浜市開港記念会館 ・横浜税関本関 ・神奈川県本庁舎 ・横浜マ…

  • 横浜制作記④

    今思うと制作がいくら進んでも“正解”に辿り着いていない気がしていていました。 うまく言語化できないのですが、組んでいて「これが正解だ」という感覚がなく、イマイチな印象しかありませんでした。 しかし今、ようやく正解に近づいた気がしています。今までの組み方では背の低い建造物(日本丸、コスモロック21、赤レンガ倉庫)の縮尺が後ろの背の高い建造物(ランドマークタワー、クイーンズスクエア、ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル)と比べて明らかに大きいのに違和感を感じます。 そこで、背の低い建造物の方の縮尺を合わせてみると・・・ 前とは比べ物にならないほど良くなりました。全体の縮尺が揃っていて綺麗に…

  • 横浜制作記③

    土台の幅で悩んでいます。 メインとなる建造物(横浜ランドマークタワー、クイーンズスクエア、ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル、日本丸、赤レンガ倉庫)が完成し、具体的に配置を決め始めています。現在考えている案では上の画像のような配置になる予定なのですが、これだと土台の縦幅が8ポッチになり、基本的に縦幅が4ポッチのスカイラインシリーズとしては、少し太くなってしまいます。以下はスカイラインシリーズの主な製品のサイズです。 ロンドン 基本4×36 ニューヨーク 4×32 ヴェネチア 4×32 ベルリン 4×32 サンフランシスコ 基本4×36パリ 基本4×36 東京 基本6×36 見てわかる…

  • 横浜制作記②

    少し横浜らしくなってきました。左から横浜ランドマークタワー、クイーンズスクエア横浜、ヨコハマ グランドインター コンチネンタル ホテル、赤レンガ倉庫です。手前にある白いチューブの円はコスモワールドの巨大な観覧車、コスモクロック21です。 今作のメインの建造物となる横浜ランドマークタワーの組み方がほぼ決まったのは大きな前進です。 緩やかな傾斜をどう再現するか頭を抱えていたのですが、デフォルメということで割り切って直線で再現することにしました。 ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテルは特に悩むことなくスロープなどを使って建物の輪郭をできるだけ忠実に再現しました。 赤レンガ倉庫はかなりシ…

  • 横浜制作記①

    文明開化の街、横浜。 官公庁舎や赤レンガ倉庫などに代表される近代建築から横浜ランドマークタワーのような現代的な超高層ビルまで様々な年代の建造物が存在し、スカイライン作品として制作するにはうってつけの街です。 現段階で再現しようと考えている建造物は以下の通りです。・横浜ランドマークタワー・クイーンズスクエア横浜・ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル・赤レンガ倉庫・汽車道・ナビオス横浜・日本丸・コスモクロック21 現在の進捗状況です。 左から横浜ランドマークタワー、クイーンズスクエア横浜、ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテルです。 これらの超高層ビルはそれぞれ明確なイメ…

  • ウィリス・タワー

    ウィリス・タワー 1973年竣工 高さは442mで110階建。 アンテナを含めると527mにもなるシカゴにある超高層ビルです。竣工当時は世界で一番高いビルでした。 アメリカの大手百貨店グループ、シアーズによって建設され、当時は「シアーズ・タワー」という名前でした。その後、シアーズの業績悪化に伴い命名権を売却、今のウィリス・タワーという名称になりました。 制作の動機はいたってシンプル。 「エンパイア・ステート・ビルディング 21046」よりも高い超高層ビルを作りたいと思ったからです。 威風堂々としてかっこいい、世界的にも有名なこのビルはまさにぴったりの題材でした。 高さは約67cmもあります。 …

  • 新幹線N700系電車

    新幹線 N700系電車東海道新幹線などで活躍する日本のフラッグシップ的存在の新幹線。 2007年にデビューし、当時は500系新幹線と並んで最高時速300キロで走行する日本最速の新幹線でした。スピードだけでなく乗り心地や環境への配慮などもブラッシュアップされた一つの完成形のような新幹線車両です。 日本人にとって馴染み深い車両であることからできるだけ忠実に再現しようと考え、極端なデフォルメをしても"らしさ"は外さないようにしました。 まずは本作を制作する上で最も苦戦した先頭形状から 空気抵抗やトンネル通過時の衝撃波を抑えるために断面変化率などを考慮して作られた先頭形状「エアロダブルウィング」。か…

  • N700系制作記⑥

    散々悩まされたエアロダブルウィングの組み方がついに決まりました! ウェッジプレートとウェッジパーツで"彫り"を際立たせるよう意識して組みました。また、テクニックパーツなどの特殊な形をしたパーツは使わず、あくまでもパーツの継ぎ目はシンプルに見えるようにしました。 横から 前回よりもノーズを前に 2ポッチ突き出しました。細長く見せることによって横から見た時の芋っぽさも多少緩和されました。 一方で制作記③でライトをクリアプレートで再現するとしていましたが、組み方を変更したためライトはステッカーで再現しようと考えています。 N700系の要とも言えるエアロダブルウィング。2016年に『シン・ゴジラ』を観…

  • N700系制作記⑤

    中間車の制作がかなり進みました。 まずは外観から車両の両端をそれぞれ2ポッチずつ伸ばし、より新幹線らしいシルエットにしました。 そして前回から最も大きく変わったのが壁の取り付け方。逆さ組みしているという点を活かしで簡単に取り外せるようにしました。 号車番号を取り付けるための側面スタッドブロックの裏側と車体側にあるポッチをはめ込むことで可能になっています。しかも側面スタッドブロックの裏の形は四角。ポッチの形は丸なので接合する面積が小さく、簡単に着脱することができます。 窓も外せるようになっているので車内に手を入れやすくなり、遊びの幅が広がります。屋根しか外せない場合と比べると、その違いがよく分か…

  • N700系制作記④

    現在の進捗状況です。 前回からそんなに変わってない気もしますが、一応進展しました。まずは先頭車と後尾車。 クリアプレートを使ってライトを再現しました。 当初は、1プレート分高くなることで、先頭形状の印象が変わってしまうことを危惧していましたが、どっちにせよ芋っぽく見えるので付けてみることにしました。先頭部分が1プレート高くなったことによって、車両全体でも1プレート分高さが増し、車内にミニフィグを無理なく座らせることが出来るようになりました。 また、先日先頭部分内部にコード等も含め、ライトを取り付けられるだけのスペースがあるか、きちんとクリアパーツから光が出るか実験を行いました。 光の漏れはある…

  • 2022年 作品振り返り

    今年完成させた作品は『クライスラー・ビルディング』『東京駅 丸の内駅舎』『国会議事堂』『リムジンバス』『路線バス』の5つです。 今年最初に完成した作品『クライスラー・ビルディング』は、ニューヨークにある"世界一美しいビル"と言われる高さ319mの超高層ビルです。 去年の12月、その年から始まったアーキテクチャブームで制作を開始し、今年2月に完成しました。 "もしアーキテクチャのランドマークシリーズとして発売されたら?"というテーマで制作。せっかくなので「エンパイア・ステート・ビルディング 21046」と縮尺を合わせました。 内部は自分の作品史上最も複雑で一番苦戦しました。我ながらよくここまで構…

  • N700系制作記③

    かなり形になってきました。 まずは先頭車から できるだけ各スロープパーツの流線が繋がるようにしました。試作の時よりはシャープな印象になりましたが、モデルと比べるとまだ太く見えるのをなんとかしたいところ。 中間車も進展しました。 前回と同様に窓を上下逆さに取り付けたのがディテールのアップに貢献しています。 遮音板を制作しました。 プレートの縦組みで再現し、幅は車幅と同じになっています。 今は仮でウェッジプレートで組まれていますが、後々ウェッジタイルにする予定です。 床下機器のカバーは「ホライゾン・エクスプレス 10233」と同じですが、何か自分なりのアイデアを出したいところです。 先頭形状も少し…

  • N700系制作記②

    先頭の仮組みから逆算して全体を大まかに組んでみました。 レゴトレイン的に車高は低めですが、とりあえずこれで置いておきます。 窓は上下逆に組むことにしました。 これは実際のN700系の窓と青いラインが近いためです。 こうしたディテールの積み重ねが最終的に作品全体の印象を左右すると信じているので、制作する上でネックになりそうですが少しでもモデルに近づけるようにします。

  • N700系制作記①

    新幹線 N700系電車 東京、名古屋、大阪を繋ぐ大動脈、東海道新幹線などで活躍する日本のフラッグシップ的存在の新幹線。 2007年デビュー、当時は500系新幹線と並んで最高時速300キロで走行する日本最速の新幹線でした。 走行時の騒音や揺れを低減するために考え抜かれた特徴的な先頭形状「エアロダブルウィング」はかっこよく、そして美しくもあります。 実は最初に制作を思い立ったのは今から6年前の2016年。当時公開されていた映画『シン・ゴジラ』で終盤、ヤシオリ作戦遂行時の無人新幹線爆弾としての活躍に一目惚れしたのがきっかけです。 当時のコンセプトは大きく二つ、ミニフィグスケールであること、そして積分…

  • 路線バス

    完成しました路線バス。 CITYシリーズで走っていそうな車両を目指して制作した久しぶりの完全オリジナル作品です。 前作のリムジンバスもオリジナル要素の多い作品でしたが、どちらかというと「路面電車とバスターミナル 8404」の現代版アップデートといった意味合いが強い作品でした。 今作はそんな前作を制作した際の経験やボツになった組み方などを取り入れています。 制作する上で気をつけたことはただ一つ。 CITYシリーズのバスと同じように歴代路線バスと被らないようにすること。 大枠の窓やタイルに貼られた多くの広告、横向きの座席や手すりなど、今までには無い、しかし実際の路線バスにはあるものを取り入れ、一つ…

  • リムジンバス

    本日ご紹介するのは最新作『リムジンバス』です。 「路面電車とバスターミナル 8404」に付属するバスをモデルに制作しました。 この作品は私が初めて Studioで一から設計し、完成させた作品です。 制作期間は約2週間と、普段数ヶ月かけて作品を制作している私としては驚異的な早さで完成させることができました。 これに関しては、Studioの「どこでもできる」「所持しているパーツにとらわれない」「組み方の比較が簡単にできる」という三つの長所が大きかったです。 街中でよく見るリムジンバスらしいシルエットを意識してデザインしました。 全長は約29ポッチ、幅は6ポッチです。 前輪と後輪の間が広くとれたので…

  • 国会議事堂

    日本国議会議事堂。 1936年竣工。堂々とした姿は欧米諸国と肩を並べようとしていた当時の日本のまさに威信。 特徴的な中央党は高さ65mあり、竣工当時は日本で一番高い建物でした。 向かって左側が衆議院、右側が参議院です。 縦は衆参両院の前にある噴水から中庭の噴水まで、横は衆参両院の脇にある植え込みまで制作しました。 サイズは台座を含め縦19ポッチ、横48ポッチです。 中央塔 スロープパーツでシンプルに再現したピラミッド部分。ここから全体を逆算して制作しました。 正面玄関 柱の本数を合わせるのはもちろん、左右対称に配置できるよう工夫して組みました。 側面スタッドブロックを横にして組むトリッキーなビ…

  • 国会議事堂制作記⑤

    現在の進捗状況です。 外観がかなり出来てきたので屋根を制作。かなり雰囲気が変わりました。 例によって裏側はまだ組み方が決まっていませんが、中央塔、衆議院、参議院の内部が見えないようにブロックで埋めるだけなので、すぐに制作できそうです。 ここでふと気になったのですが、中央塔から衆議院までの距離が少し長いように思います。 窓の数をモデルに忠実に再現することばかりに気を取られて、あまり建物の長さのことを考えていませんでしたが、モデルと比べてみると、長さ以前に明らかに2階と3階の窓の数が全然違っていて違和感を感じます。全体のサイズが決まったばかりですが、変更するかもしれません。

  • 国会議事堂制作記④

    制作日記もこれで4回目。ようやく全体のサイズが決まりました。 サイズは台座の黒枠を含めて縦19ポッチ×横50ポッチ。また、前回と比べるとかなり形になってきたのがわかります。 衆議院と参議院も組み方が決まってきました。 なぜこの組み方が今まで思いつかなかったのかと思えるほど、シンプル且つ、正攻法的に組み、窓の数はモデル通りになるようにこだわりました。 両議院の玄関前にある噴水も制作。 このほか中庭も制作しています。 一方で、まだ裏側はほとんど手付かずの状態です。 正面から見た時の再現度を重視しているので、制作は後回しになっています。それでも、サイズや衆議院、参議院が決まりつつあるので完成が見えて…

  • 国会議事堂制作記③

    かなり形になってきました。中央塔はほぼ完成し、正面玄関も組み方は決まりつつあります。サイズは「21030 アメリカ国会議事堂」と同じくらいで、台座の黒い縁を入れて縦18ポッチ×横58ポッチくらいになりそうです。 正面玄関前のスロープはウェッジプレートで再現。角張って見えますが許容範囲です。 一方で衆議院と参議院はほとんど組み方が決まっていません。 レゴで再現しやすそうな形をしているのですが、いざパーツを手に取ると、どう組んだらいいのかアイデアが湧いてきません。ここの組み方が決まればサイズやバランスがかなり見えてくるのですが...

  • 国会議事堂制作記②

    中央塔から制作しています。ピラミッド部分から逆算して中央塔のサイズを決め、そこから今度は全体のサイズを逆算しするためです。 中央塔は大体完成。シンプル且つ、レゴで再現しやすい構造だったので予想以上に早く組めました。 「21030 アメリカ国会議事堂」と同じく再現するのは建物の前部分だけですが、一応建物全体のサイズを把握したいのでプレートを置いてイメージを膨らませています。 まだ衆参両院がどのような組み方になるか全くの未定ですが、全体のサイズは「21030 アメリカ国会議事堂」と同じくらいになりそうです。

  • 国会議事堂制作記①

    1936年竣工。 国権の最高機関、国会議事堂。 シンボルとも言える中央塔の高さは 65m で当時日本で最も高い建物でした。 東京駅を完成させたばかりですが、まだまだ冷めないアーキテクチャ熱。次に何を作ろうかと考えたところ、日本を代表する建物の一つである国会議事堂が思い浮かびました。 どれくらいのサイズになるか検討もつきませんが「21030 アメリカ国会議事堂」(縦18 ポッチ×横 58 ポッチ)と同じくらいのサイズで制作したいと思います。

  • アーキテクチャとは

    最近、私がどハマりしてあるシリーズ「LEGO Architecture」 「Architecture」とは英語で「建築」を意味し、その名の通り、世界の有名な建築物な都市の街並みを再現をしたシリーズです。 今回はそんなアーキテクチャの誕生と製品開発におけるデザイナーの工夫についての紹介です。 アーキテクチャには3つのシリーズがあります。 ・ランドマークシリーズ 世界各国のランドマーク的な建造物を再現したシリーズです。 「21019 エッフェル塔」や「21046 エンパイア・ステート・ビル」などがあります。 ・建築家シリーズ 特定の建築家の建物を再現したシリーズでフランスの建築家ル・コルビュジエや…

  • 東京駅 丸の内駅舎

    「東京駅 丸の内駅舎」 長さは335mあり、使われているレンガの数はおよそ970万個にもなります。 設計したのは日本近代建築の父と言われる辰野金吾。 1914年に竣工し、重要文化財に指定されています。 1923年後に起きた関東大震災は大きな被害はなく乗り越えたものの、1945年、東京大空襲で被災。特徴的なドームと三階部分を焼失してしまいます。2年後、応急処置としてドーム屋根を仮説の八角屋根にし、被災した三階部分を撤去されてしまいます。 その後、高層ビルに建て替える計画が立ちあがりましたが、保存運動が起き、大規模な復原工事が行われて、2012年に竣工当時の姿を取り戻しました。 東海道新幹線や東北…

  • 東京駅制作④

    現在の東京駅です。前回から窓の再現方法を大きく変更し、格段に東京駅らしくなったように感じます。 使用したのは、白の1×1プレートに黒いラインがプリントされたパーツ。 主にアーキテクチャシリーズに入っているパーツで、黒いラインを窓に見立てることで使われています。私もこの手法を流用し、単純なブロックの組み方では再現できない、緻密な窓を再現しました。一方で、一階部分にはレンガパーツを使用し、レンガ作り感を演出。出入り口や窓のなどの再現はあきらめ、全体的な印象を優先しました。 これでもう駅舎自体はほぼ完成なのですが、ここで新たな悩みが・・・ホームをどこまで再現するかです。 制作当初は、再現したいのは駅…

  • 東京駅制作記③

    現在の進捗状況です。 正面玄関から各ドームの間にある塔(青丸の部分)を新たに再現しました。 また、南ドーム脇のホテルも再現。細かい組み方など少し迷っているところはありますが、角度の付け方やサイズはこのままでいきます。 こういった改造により、全長は前回からさらに伸び、28ポッチにまで拡張しました。 横長なシルエットで、よりモデルに近いづいた気がします。 今悩んでる問題は大きく二つ 一つは、正面玄関。 正面玄関及び、それに通じる階段などの組み方が思いつきません。 この辺りは特に白の配色が細かい部分なので、どのくらいデフォルメするか、逆にどのくらい再現するか、しなければならないか、大変悩まされていま…

  • 東京駅制作記②

    現在の進捗です。 全長は26ポッチ。 配色は同様にエンジを中心に白を散りばめるといった感じにしています。 また、正面玄関から各ドームとの間の窓や飾りはプレートの横組みで再現しています。 シンプルな組み方ですが、正面玄関から各ドームまでの長さと、重ねたプレートの厚さがぴったり合わなければならず、今後組み方を大きく変えたりする時にはネックになりそうです。 久しぶりに特定のジャンルにハマりました。しかも、学生の頃と違い、お金に余裕があるのでより拍車がかかります。 まだまだ手探りの状態ですが、常にアイデアが湧いてくるし、方向性は間違っていないと思うので完成まで頑張ります!

  • 東京駅制作記①

    タイトル通り、東京駅を制作します! 1914年竣工、近代建築の父とも呼ばれる辰野金吾が設計。赤レンガと白い彩飾が特徴的な東京を代表する駅舎です。 第二次世界大戦の空襲で大きな被害が出るものの2012年に完全に復元。国の重要文化財に登録されています。 乗り入れる路線は、新幹線が東海道新幹線、東北新幹線、上越新幹線、北陸新幹線、北海道新幹線、山形新幹線、秋田新幹線。 在来線は、東海道線、宇都宮線、京浜東北線、山手線、中央線、横須賀・総武線、京葉線、丸の内線となっており、日本一のプラットホーム数を誇る大ターミナル駅です。 東京生まれだからか、私は東京駅に他の駅にはない魅力を感じていました。子供の頃、…

  • クライスラー・ビルディング

    クライスラー・ビルディングが完成しました! クライスラー・ビルディングとは、ニューヨークはマンハッタンにある高さ319mの超高層ビルです。1930年に竣工し、当時は世界で一番高いビルでした。ステンレスでできた鱗状の尖塔と白い外壁が特徴的で、アール・デコ建築の最高傑作と言われています。 去年10月から制作していましたが、このほどようやく完成しました。 土台含め縦16ポッチ、横17ポッチあります。 特徴的な尖塔は主に1/4ラウンドタイルで再現。外壁はグリルタイルやプレートの積み重ねで再現しました。 道路にはニューヨークらしくタクシーを配置しました。 また「24046 エンパイア・ステート・ビルディ…

  • クライスラー・ビルディング制作記④

    前回悩んでいた裏側の造形を右側と左側のどちらに統一して再現するか問題。 両側とも右側に統一して作ることにしました。前回の記事の時は下層部が太すぎるとか淡白な印象があるとかかなり否定的な考えでしたが、横から見た時に尖塔が丁度建物の中心にきて綺麗に見えるため右側にしました。また、前述の否定的な印象も今見るとさほど気にならなくなってきました。 ↓右側から見たクライスラー・ビルディング さて、これで建物のサイズと外観がほぼ決まりました。残る問題は内部構造と強度です。ご覧の通り、内部構造はまだほとんど決まっていません。 とにかく強度重視、建物の上部と土台までがしっかりと結合した構造を考えていて、まずは土…

  • クライスラー・ビルディング制作記③

    現在の進捗状況です。 かなり出来上がってきました。白と灰の配色が思っていたよりも合っていて、とても満足のいく外観になりました。 「21046 エンパイア・ステート・ビルディング」と比べるとこんな感じ。ほぼ同じ縮尺で作れたので、比べてみても高さ太さ共に良い感じです。 一見完成しているようにさえ見えますが、問題もあります。それは裏側。 クライスラー・ビルディングの裏側は、左右で構造が違っていて、実物をほぼそのまま再現すると、上の画像のようになります。画面左側の突出した部分は1ポッチしかないのに対し、画面右側の突出した部分は3ポッチもあります。このまま再現するのは、さすがに不可能なので、どちらかに寄…

  • クライスラー・ビルディング制作記②

    現在の進捗状況です。 「21046 エンパイア・ステート・ビルディング」との縮尺の問題で、ビルの太さは5ポッチで制作しました。窓は端のみプレートで再現し、あとはグリルタイルで再現しています。 一番の難所と思われた尖塔はほぼ出来上がりました。特徴的な鱗は1/4ラウンドタイルと爪パーツで再現。その下の凹凸も組み方を工夫してなんとか再現できました。 「21046 エンパイア・ステート・ビルディング」と比べるとこんな感じです。 現実と同じ身長差になるように、基本ブロックで嵩上げしています。これで完成時のサイズ感はなんとなく掴めてきました。 この高さに合わせてビルの下部分を制作していきます。

  • クライスラー・ビルディング制作記①

    次はクライスラー・ビルディングを作ります! クライスラー・ビルディングとはニューヨークにある高さ319mの超高層ビルです。1930年に竣工し、当時は世界で一番高いビルでした。ステンレスでできた鱗状の尖塔と白い外壁が特徴的で、アール・デコ建築の最高傑作と言われています。 そんなクライスラー・ビルディングをアーキテクチャのランドマークシリーズのように再現したいと思います。 また、せっかくなので「21046 エンパイア・ステート・ビルディング」と縮尺を合わせようと考えています。エンパイア・ステート・ビルディングのメイン展望台の高さが319mなので、そのあたり(矢印部分)が最長部になるように組んでいき…

  • 新宿

    完成しました。 新宿 高層ビルが林立するオフィス街、日本一の繁華街歌舞伎町、緑豊かな都会のオアシス新宿御苑。非常にバラエティに富んだ街でスカイラインとして再現するにはぴったりの街です。また、個人的に思い入れの強い街なので自身初のアーキテクチャ作品のモデルに選びました。 渋谷側から見た風景を再現しました。 左から東京都庁第一本庁舎、モード学園コクーンタワー、損保ジャパン本社ビル、歌舞伎町、新宿御苑と旧御凉亭、NTTドコモ代々木ビルです。 それぞれの建物の紹介です。 東京都庁第一本庁舎 高さ243mで新宿一高いビルです。 代々木体育館やフジテレビ本社ビルなどを設計した「世界のタンゲ」こと丹下健三が…

  • 新宿制作記③

    各建物がほぼ完成し、残るは配置するだけになりました。 その配置ですが、渋谷方面から見たような、つまり、左から都庁、コクーンタワー、歌舞伎町、新宿御苑、ドコモタワーの順にしようと考えています。 実際に配置してみて気づいたのですが、これだと建物が並んでいるだけで、あまり"街並み"という感じがしません。 私が制作したいのは新宿の"建物"ではなく、"街並み"です。アーキテクチャーシリーズで言うと、「21028 ニューヨーク」のように建物が並んでいるのではなく、「21044 パリ」や「21051 東京」のように小さいながらも"街並み"として全体がまとまっているように見せたいのです。 しかし、これではただ…

  • 新宿制作記②

    猛暑日が続いたかと思えば雨の日が続いたり、そんな不安な天気が多い今夏。加えてコロナ禍。家にいる時間が増えて新宿制作は捗っています。 都庁、コクーンタワー、ドコモタワーそれぞれ完成が見えてきました。 都庁 壁面はグリルタイルで再現。 まだ内部の組み方が決まっていませんが、外観はほぼ完成に近い状態です。 コクーンタワー 「21051 アーキテクチャー 東京」のコクーンタワーを参考に制作。窓ガラスはトランスブルーで再現しました。 ドコモタワー 建物上部のピラミッド部分を再現する都合上、壁面は半ポッチずらして設置しています。 それぞれの建物の完成形が見えてきたところですが、制作方針を変更します。 具体…

  • 新宿制作記①

    次に作るのは新宿です! 「21051 東京」の改造以来、完全にアーキテクチャシリーズにハマってしまいました。 次の作品は改造ではなく、自分で一から作ってみたいと考えていところ、新宿のスカイラインの制作を思いつきました。 新宿を選んだ理由は、特徴的な高層ビルが多いことや歌舞伎町という大きな繁華街、都会のオアシス新宿御苑があるなど、バラエティに富んだ街でスカイラインとして映えが良いだろうと考えたからです。 制作する高層ビルは以下の5つの予定です。 ・住友ビル ・都庁第一本庁舎 ・損保ジャパン本社ビル ・ドコモタワー ・コクーンタワー 「21051 東京」を改装した際に学びましたが、アーキテクチャシ…

  • 東京

    完成しました。 東京 400年以上前に幕府が開かれて以降、日本の首都として発展し続け、現在では1300万人が暮らす世界有数の大都市。関東大震災や太平洋戦争で焼け野原となりましたが、その度に復興遂げた不死鳥のような街です。古き良き伝統が受け継がれている一方、流行の発信地でもあります。 去年、その景観を再現した製品「21051 東京」が発売されました。その製品版と改造版を比較すると。 東京タワー、富士山、スカイツリーの位置はほぼそのままですが、五重塔とモード学園コクーンタワー、東京ビッグサイトをやめ、代わりにレインボーブリッジと浅草寺を再現しました。一方で、個人的に製品版最大の長所である全体の鮮や…

  • 東京改造記⑤

    仮ですが全体を組んでみました。 建造物の配置は千葉側から東京を見た時をイメージ。画面向かって左が南(港区や渋谷区)、右が北(台東区や墨田区)です。 東京タワーやスカイツリーはほぼそのままですが、他の建造物が製品版から大きく変わりました。 東京ビックサイトをやめて新たに浅草寺を再現。また、モード学園コクーンタワーをやめ、レインボーブリッジを再現しました。※メインケーブルは仮のものです。というのも、元来、東京にはランドマークとなる高層ビルがないと言われてきました。製品に登場したモード学園コクーンタワーも、エンポリス・スカイスクレイパー賞(デザインと機能の面で最も優れた新しい超高層建築物」に対して送…

  • 東京改造記④

    ようやく東京タワーの改造が終わりました。 大きく改造したのは、主にメインデッキから下の部分です。 逆スロープパーツをやめてクリップパーツで曲線を再現。そこにグリルタイルを貼って鉄骨感を出しました。 鉄骨感を出しながら、シルエットは東京タワー特有のすらっとした感じに仕上がったかなと思います。 東京タワーには思っていた以上に苦戦させられました。そもそも、改造に至った理由は二つ。「鉄骨感のなさ」と「脚元のシルエットの悪さ」です。前者はグリルタイルでなんとかなったのですが問題は後者でした。 当初は「21044 パリ」のエッフェル塔を参考に、キャノピーパーツのスケールを中心にして組めばなんとなるだろうと…

  • 東京改造記③

    ここ最近、ずっと組み方を悩んでいる東京タワー。 最新の仮組みでは、バッタもんみたいな形になってしまいました(笑)原因は大展望台が薄すぎたこと。そして、その大展望台を境に上下で組方のスケールが違っていること。 大展望台以下は、実際の東京タワーのスケールより少し大きめに作られています。一方、大展望台以上は細く作られています。建物の上下で再現のスケールが大きく違っているため、おかしく見えるのでしょう。ただ、大展望台以下の組み方はかなり気に入っていて、これが正解という気がするので、台展望台以上を組み替えようと思います。 まさか、東京タワーにここまで悩まされるとは思ってもみなかったのですが、自分が納得で…

  • 東京改造記②

    東京タワーの改造から始めています。というのも、「21051 東京」で最もがっかりさせられたのがこの東京タワーだったからです。 発売前に東京タワーが登場すると知った時は「21044 パリ」のエッフェル塔のようにクリップパーツとグリルパーツなどを使い、東京タワーらしくすらっとした形で組むだろうと期待していました。しかし、実際は脚元周りのみ似ていますが、それ以上は逆スロープを使った作り。 逆スロープでの再現自体は「この手があったか!」と唸らされましたが、このパーツでは東京タワーらしい"鉄骨感"がありません。また、全体を俯瞰した時、どう見てもキャノピーのアーチが広すぎて、シルエットがとてもださい。 た…

  • 東京改造記①

    「21051 東京」を改造しようと思います! アーキテクチャーシリーズにより、2020年1月に発売された「21051 東京」。東京の街並みがレゴで再現され、発売の知らせを聞いた時は嬉しさに舞い上がりました。 また、前情報から東京タワー、スカイツリー、コクーンタワー 、桜などが登場することを知り、それらをどう再現し、どう配置するのだろうと期待に胸を躍らせました。 ところが、いざ製品を見てみると、東京タワーの大展望以下のビルドが残念だったり、高層ビルがコクーンタワーの一つだけだったり、なんだか「惜しい!」といった印象を受けました。もちろんこれらは、私個人の主観であり、"製品"としてどうか?ではなく…

  • 海賊船

    今回ご紹介するのは過去に作った作品から海賊船です。 「6285 ダークシャーク号」を参考にしながら制作しました。今なお熱狂的な支持を得て、且つレゴ社から「LEGEND」の称号を与えられて再販されるほどの船から学べることは沢山あり、自分なりに納得のいく出来に仕上がりました。 制作上最も気をつけたのは全体のバランスです。 遠目に見た時に帆船特有の美しいシルエットになるよう、マストの位置や甲板、船長室の高さを全体のバランスを見ながら慎重に制作しました。また、「6285 ダークシャーク号」に習って、手すりなど"外枠"にあたる部分の色は濃い灰色に揃えた他、ランプを随所に設置するなどして統一感を出しました…

  • サボイアS.21試作戦闘飛行艇

    完成しました。 サボイアS.21試作戦闘飛行艇。 映画『紅の豚』ならびにその原作漫画『飛行艇時代』に登場する架空の飛行艇であり、当作の主人公ポルコ・ロッソの愛機です。 全体の造形で特に気をつけたのはシルエットです。空を飛んでいても違和感を感じさせない綺麗なラインになるよう気をつけて制作しました。 ミニフィグとのサイズ感も良い感じです。 また、ポッチを極力排除してモデル特有の流線を再現し、より飛行機らしくしました。 そのこだわりは裏面にも。 逆タイルパーツを使ってプレート感を排除しました。 機首 ウェッジプレートを使って赤いラインを再現。 タン色のスロープカーブパーツは上下逆さに組んでいます。 …

  • サボイアS.21制作日記③

    完成まであと一歩です! それぞれの翼の長さや位置など、全体の造形は出来上がりました。 エンジン部分もほぼ出来上がりました。 制作する前に難所になると危惧していていましたが、スロープカーブパーツを使って、思いの外シンプルに再現できました。 サイズが小さいので、デフォルメされた部分も多いですが、それでも主翼に取り付けると様になって見えます。 あとは機首の組み方など、納得のいってない箇所を微調整して、主翼に付いてる浮き?を作れば完成です。

  • サボイアS.21制作日記②

    主翼の組み方が決まりました! 理想通りの角度です。しかも、自分の好きなシンプルな組み方で文句なしです。 思いついてしまえば、なぜ今までこの組み方が思いつかなかったのだろうと思ってしまうほどシンプルです。 ちなみにボツ案がこちら 前方に1×5プレート(#32124)を使い、後方は1×4ヒンジパーツを使っています。1×5プレートのおかげで左右に0.5ポッチの隙間ができるため、ちょうどいい角度がつけられました。 しかし、ボツになった理由は、皮肉にもその1×5プレート。 この組み方だと、翼の上にエンジンを乗せたとしても、外から1×5プレートは丸見え状態になってしまいます。つまり、どうしても1×5プレー…

  • サボイアS.21制作日記①

    サボイアS.21 正式名称サボイアS.21試作戦闘飛行艇とは、映画『紅の豚』に登場した飛行艇で主人公ポルコ・ロッソの愛機です。 シンプルなデザインと艶やかな赤がとてもかっこいいです。 個人的に『紅の豚』は、ジブリの中でもトップクラスで好きな作品で、いつかはこの飛行艇を作ってみたいと思っていました。 先月、パルコ・ロッソの声優を務めた森山周一郎さんが亡くなられたということで、追悼も込めて制作します。 現在の進捗状況です。 各パーツから全体のサイズをイメージしーー ーーその後、主翼から作り始めたのですが早速問題発生... サボイアS.21の主翼には角度がついているのですが、その角度を再現する組み方…

  • 2020年買ってよかった製品

    あけましておめでとうございます。 新年一発目のブログ更新。 お題は、2020年買ってよかった製品。 去年買ってよかった製品を私の独断と偏見でランク付けし、トップ5をご紹介します。 YouTuberみたいな内容ですが、一度やってみたかったのです(笑) 5位 5位は「40145 レゴストア」です。 レゴストアららぽーと立飛店で「75288 AT-AT」を購入した際に開店初日の特典として頂きました。これがとても良かったです。 シンプルでいながら淡白にみせないカラフルな配色。棚やレジは外せるようになっていて、遊びやすくなっています。 細かいパーツをたくさん使ったり、側面スタッドを多用して強度をめちゃく…

  • 消防車

    今回は私が過去に作った作品から消防車をご紹介します。 私が20歳くらいの時に作ったもので、当時の自分なりに全体のバランスに気をつけたり、収納を多くしたりするなど、工夫して作りました。 まずはフロント。 古めの消防車というイメージで作ったので、フロントには丸みを持たせました。 車内 コップ一つ置いてありません。シンプルに組んだつもりですが、今思うと寂しく見えます。 座席は、消防士がヘルメットを被った状態で座っても屋根ができるよう、一段下げてあります。 運転席のすぐ後ろには、大きな収納スペースがあり、マスクやボンベなどを収納することができます。 収納は他にも、車体の左側には小さな荷物入れが二つあり…

  • 制作スタイル

    かれこれ20年近くレゴをやってきて、ようやく最近、自分の制作スタイルというものに自覚的になってきた気がします。 今回はそんな私の制作スタイルについての話です。 【STEP1】モデルを調べる まず、制作するモデルを調べます。 例えば、飛行機をオリジナルで作りたいと思ったら、「世の中にはどのような種類の飛行機があるのか?」「自分の作りたい飛行機に最も近いのはどの機種か」といったことや、一般的なコックピットの設備なども調べます。 モデルが実在する場合は、制作の参考にするために、そのモデルがあらゆる角度から撮影された写真を出来る限り集めます。モデルが現存している場合は、実際に行って撮影する他、実物の大…

  • 再現するおもしろさ

    零戦から始まり、タンブラー、DD51、0系、デロリアン、ECTO-1、いろいろな物を再現してきました。 何かを再現するというのはとてもおもしろいです。 何かを再現しようとすると、その対象をしっかりと見るようになります。 作る前はぼんやりとしか見ていなかったモデルを、"再現する"という意識を持って見ると、全体のサイズ感や部品などの細かいとこまで目が届くようになり、鮮明に記憶できるようになるのです。 例えば0系なら、車内のレイアウトからドアや行先板の位置、運転席の機器類まであらゆる情報を今でも覚えています。 しかし、作品を作る上において、それら全てを再現すればいいということではありません。時にはデ…

  • 海老ブリ

    先日、海老ブリに行ってきました。 こうした展示会を拝見するのは初めてでしたが、とても有意義な時間になりました。 ビルダー様たちの大小さまざまな力作は、どれも見応えがありました。 Twitterで交流したことのあるビルダーさんとお話しできる機会があり、制作の動機や作品のこだわりなどを直接お聞きすることができました。実生活では、私の周りにレゴが好き人はいないので、ビルダーさんとの会話は新鮮でとても楽しかったです。 2日目は、ご無理言って0系を走らせていただきました。関係者の方には感謝の言葉もありません。 私は普段、完成した作品を飾ったり動かしたりしないので、これはとても良い経験になりました。広い会…

  • ECTO-1

    ECTO-1完成しました! 改造と言いつつ、原型を留めなかったデロリアンとは違い、今回は原型を留めています(笑) 改造はベースがある上での組み直しなので、制作はスムーズですね。それも、製品という素晴らしいビルドがベースとなっているので自分で一から組み立てるより、何倍も早く完成させることができました。 それでは紹介していきます。 まずはボンネット 気になっていた凹凸は平らにしました。 一方でのっぺりとして見えないよう、4×4ボンネットパーツを使って工夫しました。 車内 4人乗りを実現。ミニフィグが綺麗に収まっています。やはりECTO-1のおもちゃなら、こうでなくては。 組み方的には「75828 …

  • ECTO-1改造日記②

    ECTO-1の改造方針が決まりました! 手を加えるポイントは大きく以下の3つ ・二体しか乗せられない この製品では、車幅が8ポッチもあるのにミニフィグを前後に二体しか乗せることができません。 横並びで二体乗せられるように改造し、付属するミニフィグ4体全員を乗せられるようにしたいです。 ・ボンネット 実物のECTO-1のボンネットにはこの製品のような凹凸はありません。ある程度平しにしてモデルに近づけたいです。 ・ドア 「75828 ゴーストバスターズ エクト 1 & 2」みたく、運転席と助手席にドアを取り付け、"車"としてのクオリティを上げたいです。 指針ができたので、順次改造していきたいと思い…

  • ECTO-1改造日記①

    デロリアンに続いて今回も改造企画! 改造するのは「21108 ゴーストバスターズ ECTO-1」 ※車両左側、サイドミラー近くの青いライト付け忘れてます。 今から6年前の2014年に「CUUSOO」から製品化されました。「CUUSOO」とは、ユーザー投票で10000票集まるとレゴ社が製品化を検討、審査を通過すると製品化されるという夢のようなサイト「IDEAS」の前身となったサイトです。 先日開封し、楽しく組み立てたのですが、完成してみるとなんだか惜しいといった印象。というのも、発売されてから随分経つので、今の感覚からすると少し淡白な組み方に見えます。 具体的にここを改善したい!というほど、この…

  • パトカー

    今回は私が過去に作った作品から、パトカーをご紹介します。 「60007 スポーツカーとポリスパトロールカー」のパトカーをベースに2013年頃の CITYシリーズの雰囲気で制作しました。 「4728 プリベット通りからの脱出」の車のレビューで記した通り、私は6幅主義者なので当然車幅は6ポッチです。 都会を走り抜けそうなスタイリッシュさと警察車両というゴツさの両立がテーマです。 車両の左側には無線機、右側には手信号の時に使う灯り(?)を取り付けました。 運転席はシンプルにし、お約束のコップを設置しました。また、座席の後ろには物を置けるようにクリップを設けました。 後ろには荷台スペースがあり、箱を収…

  • ビルドムービー

    新型コロナウイルス感染拡大によって外出自粛要請が出されて以降、例によって私も外出自粛をしています。今でも仕事や生活用品の買い物など、やむを得ない場合を除いて外出していません。 当初は、家にいる時間が増えてレゴが捗ると考えていました。 しかし、現実はそんなことはありませんでした。むしろ、外出できないストレスから制作意欲は消え失せ、制作を中断していた作品を分解し、パーツを整理したりしています。 そんな中でハマったものがあります。 ビルドムービーです。 youtu.be ビルドムービーとは、製品、作品問わず、それらを組み立てている動画のことです。 インスタグラムやツイッターでも見られますが、私は基本…

  • 小型の宇宙船

    本日も私が作った過去の作品をご紹介します。前回に引き続き今回も宇宙船です。 作品名はタイトルと同じ、小型の宇宙船です。 ご覧の通り、「7130 スターウォーズ スノースピーダー」を参考に作りました。 配色は前回の宇宙船同様、白と黒にし、翼には"黒い縁"を作ってスペースシャトル感を演出をしています。 ミニフィグは一体のみ搭乗可能です。 操縦席はかなり狭いですが、座席の後ろには収納スペースがあります。 前回の宇宙船とは違い本作にはギミックが搭載されています。 エンジンの上にある、タン色の歯車を回すと―― ――船体の下にあるフックが動きます。 荷物を運搬したりするため、と言う脳内設…

  • 宇宙船

    今回は私が過去に作った作品をご紹介します。 作品名は宇宙船。 コンセプトは大きく二つ ・スペースシャトルのような白と黒の配色 ある程度現実味のある宇宙船にしたかったので、SF感の強い灰色や青色といった配色は避け、スペースシャトルと同じ、白と黒で配色しました。 ・二人乗り 構想を練っている段階から、二人乗りにしようと決めました。 翼 これもある程度の現実味を持たせるために、スペースシャトルと同じ、翼の端に"黒い縁"をつけました。 その縁の外側の黒い部分と内側の白い部分との間は一段の差があります。この部分は「10231シャトルエクスペディション」を参考にして作りました。 エンジン ごつく仕上げまし…

  • 座右の銘

    「一にアイデア、二に捨てる」 これは私が長年レゴをやってきた経験から自分で作った言葉です。 どういうことか説明すると、作品を作る際、様々な壁にぶつかります。「パーツとパーツが上手く合わない」とか、「強度を上げたいのにうまくいかない」とかです。そうした問題を解決する上で最も大切なのがアイデアです。ここまでは、多くの方にご賛同頂けると思います。 重要なのは次、そのアイデアを捨てること。思いついたアイデアで問題を解決できないのなら、その確度を上げても解決できないのなら、そんなアイデアは捨てるべきです。あくまでも捨てるだけで、忘れるわけではありません。別の作品制作の際に役立つかもしれませんから。 要は…

  • デロリアン 各Ver

    前回に引き続き、デロリアン紹介です。今回は各作品に登場した、様々なバージョンの姿を紹介します。当然、いろいろなバージョンに変えても崩れないよう、頑丈に作りました!まずは、一作目のバージョンから。 【一作目初登場ver】 前回の記事で紹介した状態です。 【一作目クライマックスver】 時計台の落雷から電力得るための棒が取り付けらたバージョンです。 【一作目ラストVer】 ゴミを燃料にすることができ、空を飛べるようになったバージョンです。 それぞれの、バージョンはタイムワープ装置の中央にある、丸プレートで各バージョンを簡単に再現できるようになっています。 次は三作目バージョン! 二作目のバージョン…

  • デロリアン

    ついにデロリアンが完成しました! 少しだけ手を加えるつもりだったのが、あれもこれもと欲張った結果、原型を留めないほど変わってしまいました(笑) それでも、いや、そのおかげでお気に入りのビルドを作り出せたり、組み込めたりできたので、とても満足な出来になりました。 まずは全体 製品時にあったボンネットの段差は排除、タイルで平坦に組み、デロリアン特有のボンネットを再現しました。 また、車らしさを出すためにフロントガラスを取り付けました。このフロントガラスの取り付け方は「76004 スパイダーサイクル・チェイス」で知って以来、いつか使ってみたかった組み方でした。 ドア デロリアンの大きな魅力の一つであ…

  • デロリアン改造日記⑤

    前回の記事で、次更新するなら完成報告かもと記しましたが、再び制作日記の更新です(笑) でも、おそらくこれが本当に最後の制作日記になると思います。 現在の姿がこちら 外観は前回同様ほぼ完成。 手を加えたのはボンネット。 ボンネットパーツからタイルでの再現に変更しました。 【Before】 【After】 特徴的なデロリアンのボンネットを再現するなら、やはりタイルパーツだろうと考え、思い切って変更しました。ボンネットパーツ特有のラインが消えて、一気にデロリアンらしくなったように思います。また、タイルパーツにしたことで高さが1プレート低くなりました。これが最も大きな変化です。 【Before】 【A…

  • デロリアン改造日記④

    制作日記もこれで4回目。 改造するだけなのでそんなに更新しないだろうと思っていましたが、手は加えたくなるものですね(笑) 現在の進捗状況はこちら。 前回とあまり変わっていないように見えますが、主にフロントガラスとドアを改造しました。 まずはフロントガラス。 1プレート低く設置し直しました。 【前回】 【現在】 1×6タイルパーツの端が出っ張りが気になって下げたのですが、予想以上にスマートな印象になったような気がします。 ところが、問題はここからでした。 ドアの下部分に隙間ができてしまったのです。 フロントガラスが1段下がる。 ↓ それに伴って屋根も一段下げる。 ↓ 当然、ドアとその付け根も一段…

  • デロリアン改造日記③

    制作が進展したのでブログ更新です。 現在の姿はこんな感じ。 前回から一番大きく変わったのはタイムワープ装置。 当初は改造するつもりは無かったのですが映画を見直して、もっと良い組み方があるのでは?と、一から作り直してしまいました。 部品の量は増えてしまいましたが、自分なりに満足いく再現度なので良しとします。 特に、このダクトはお気に入りの組み方です。 側部にポッチのあるプレートを二枚使って、グリルパーツをくっ付けているのですが、普通の2×2プレートではポッチの間隔が狭すぎてハマりません。下面の中央にピンが無いグリルパーツだからはまるのです。 この組み方を発見した時は高まりました。そして、気がつく…

  • デロリアン改造日記②

    現在の進捗状況です。 フロントガラスを設置し、ボンネットも大きく変えました。 スポーツカーらしく見えるように全体のバランスを意識して組み、フロントは縦3ポッチ分の高さにしました。 ミニフィグの乗せづらさ問題も解決しました。 床をタイル張りにし、車内全体を製品より一段下低くして、簡単にミニフィグの出し入れができるようになっています。 また、ミニフィグの後ろには1ポッチ分の余裕を作り、ホバーボードを置けるようにしました。 だいぶ雰囲気は変わりましたが、気に入ったビルドは残しています。 この調子だと今回は早く完成できそうです。

  • デロリアン改造日記①

    ツイッターでの宣言通りデロリアンを制作します! といっても、今回は一から作るのではなく、製品を改造して作品を作ろうと思っています! 元となる製品はもちろんこちら! 「21103 デロリアン・タイムマシン」 「LEGO CUUSOO」で一万票集まって見事、商品化された製品です。 実は私も投票した一人です。まだ高校生の頃、提案されたビルドの段階から、これが製品化されたらどんな風になるのだろうと胸を弾ませながら投票しました。 しかし、製品化が決まり、公開された画像を見て思った真っ先に思った感想が... 「期待したほどでもなかった」 今思えば期待値が高すぎたのだと思います。 では、具体的にどの点が期待…

  • 海賊船

    今回ご紹介するのは過去に作った作品から海賊船です。 例によって、マイペースに進め過ぎて、随分と時間を掛けて制作した記憶があります。 「4184 ブラックパール号」をベースに「6285 ダークシャーク号」を参考にしながら制作しました。 今なお熱狂的な支持を得て、且つレゴ社から「LEGEND」の称号を与えられて再販されるほどの船から学べることは沢山あり、そんな船を参考にしたことから、自分なりに納得のいく出来に仕上がりました。 制作上最も気をつけたのは全体のバランスです。 遠目に見た時の帆船特有の美しいシルエットを再現しようと、マストの位置や甲板、船長室の高さを慎重に制作しました。 また、「6285…

  • 「21051 東京」レビュー

    買いました! アーキテクチャーの新製品「21051 東京」 東京オリンピックが開催されるからでしょうか、アーキテクチャーシリーズで待ちに待った東京を舞台にした製品が発売されました。 この日をどれだけ夢見たことか、製品化を初めて知ったときは胸が高まりました。 東京タワーやスカイツリーをどう組むのか、またそれらをどう配置するのか、そのほかの建物のチョイス、全体の配色など、何もかもが楽しみでした。 年始はいろいろと忙しかったので、なかなか購入できず、発売からしばらく経ってしまいましたが、ようやく入手したのでレビューを書いていきたいと思います。 箱 アーキテクチャーシリーズ特有のかっこいいパッケージで…

  • 「4728 プリベット通りからの脱出」の車のレビュー

    あけましておめでとうございます 本年も作品を作ったり、レゴラーの方々と交流したり、楽しいレゴライフを送りたいと思います 今年もよろしくお願いいたします さて、新年一発目の記事は、私が初めて買ってもらったレゴ、「4728 プリベット通りからの脱出」に付属する"ウィーズリー家の車"のご紹介です。 2002年に発売され、同年に公開された映画『ハリー・ポッターと秘密の部屋』に登場するウィーズリー家の車を再現したものです。 そんな18年も前の車をなぜ、いまさら紹介するのかというと、単に「初めて買ってもらったレゴだから」ということではなく、この製品の素晴らしさが、18年経っても色褪せていないからです。 レ…

  • 新幹線0系電車【後尾車】

    0系紹介シリーズも今回で最終回。 今日は後尾車の紹介です。 青梅鉄道公園に展示されている実物を参考にして作りました。 ※団子っ鼻部分は先頭車で紹介したので、今回は割愛します。 ドアは進行方向側のみ、設置しました。 車内 乗務員室と車内販売のワゴン置き場、それに座席が二つあります。 乗務員室の扉は引き戸になっており、動かすことができます。 部屋の中には、雰囲気作りのためにメモや時計を設置しました。 乗務員室の隣には、車内販売用のワゴンが置いてあります。 車内販売のワゴンはシンプルに組みました。 緑はお茶、青は水という設定です。 ワゴンは、どうしても車内に設置できるようにしたかったので、乗務員室の…

  • 新幹線0系電車【ビュッフェ車】

    今日はビュッフェ車の紹介です。 ビュッフェ車は本作の構想段階から制作を決めていました。 理由は、0系の思い出話にはいつもビュッフェ車が出てくるような気がして、それくらい当時の人には印象的だったのだなと感じたからです。 その他、本作の0系、4両編成のうち、駆動車を抜いた3両が全て座席のみだと、車両全体が淡白に見えてしまうのではと危惧したのも大きな理由です。 画面向かって左が厨房、右から中央までが客席、になっています。 内観 屋根は広いので、二つに分けて開けられる仕様にしました。 この車両のみ、ほぼオリジナルで組みました。 というのも、実際の車両は、カウンター席のすぐ後ろに厨房があったり、4ポッチ…

  • 新幹線0系電車【普通車】

    今日は普通車の紹介です。 初期の12両編成の車両の中から一番オーソドックスな"普通の中間車"を選んで制作しました。 内観 荷物置き場と座席が設置されています。 座席4席のうち2席は向かい合わせになっています。 特に凝った部分などはなく、正攻法的な組み方でできています。 そのため、一番最初に完成した車両です。 次はビュッフェを紹介します。 To be continued...

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Brick Smithのレゴ記
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