世間的にあまり知られていないプラントエンジニアの業務内容の紹介や役に立つ情報を発信しています。特に、この業界への就職、転職に興味のある方や、同業者を対象に発信しています。また、プラントエンジニアと相性の良い副業についても発信しています。
【配管】プラントのボルト結合フランジにおける締め付け管理について解説
ボルト結合フランジ継手は石油・ガス・発電プラントや化学プラントで標準的に使用される配管の接続方法です。フランジやボルトの設計法は確立されており、流体の漏えいによる事故、災害が生じないように、設計方法、材料、ガスケットなどの規格が準備されています。
配管はプラントにおける主要な構成物ですが、配管同士の接続は特に指定のない限りは溶接接続となり、高品質な配管の溶接品質が求められます。配管の溶接は一般的な溶接とは異なり、全姿勢溶接が多い、片面裏波溶接が多い、配管特有の構造といった特徴があります。
ALARPとは?プラントにおける合理的なリスク低減の考え方について解説
従来では、規格・法規の要求に加え、過去の経験、実績に基づいてリスク低減対策が講じられてきましたが、近年では定量的・合理的なリスク低減対策、安全設計が求められており、特に「ALARP」の考え方がプラント安全設計に取り入れられています。
HAZID, HAZOP, SILとは?プラントのリスク評価、安全管理手法の概要について解説
プラントのリスク評価、安全管理手法で良く用いられるHAZID、HAZOP、SIL Studyについて解説します。近年のプラントの建設プロジェクトにおいては、プラントの定量的なリスク評価や安全管理が求められ、設計への反映が必須になっています。
電気負荷リストは、電気計装設計部門が受配電設備の設計を行うために使用されるリストで、プラントの電気設計において重要な設計図書です。各機器の情報が不足しているプラント設計初期ではプロセス設計部門と機器設計部門にて想定値を入力します。
多管式熱交換器の設計手順の具体例を解説します。最近ではHTRIのようなソフトウェアを使用すること一般的ですが、熱交換器の設計手順を知っておく必要は重要で、機械設計エンジニアだけでなく、プロセスエンジニアも知っておく必要があります。
調節弁のアクチュエータとは、外部からの信号に応じてトリムの位置を定める働きをする部分のことです。アクチュエータは調節弁の設置目的や運転条件に応じて適切に動作できるようにする他、駆動源喪失時はバルブが安全な位置に駆動するように設計されます。
調節弁は様々な流体、目的に応じて設計がなされますが、高差圧の調節弁、アンチサージ弁、低温用の調節弁など、特別な用途ではトラブルが起こりやすく、設計に注意を要するため、設計する場合は関係部署やメーカーと協議をして仕様を決定する必要があります。
【計装】調節弁の主な付属品(アクセサリ)の種類と特徴について解説
調節弁の主な付属品(アクセサリ)について解説します。調節弁の設計では、設置個所の流体や目的に応じて付属品の要否についても検討しますが、P&ID作成時にある程度の仕様を決めるため、プロセスエンジニアも内容を理解しておく必要があります。
負圧系の液面計及び界面計の設計の留意点について解説します。プラントにおける液面計測は、流体、運転条件が多岐に渡っており、負圧で運転する系や、液相が2液相に分離する系で発生しやすいトラブルと、その対策としての設計面の留意点を合わせて解説します。
【圧縮機】往復動コンプレッサーの脈動と振動の低減対策について解説
往復動コンプレッサー(レシプロ圧縮機)は、脈動や振動に起因するトラブルへの対策が重要となります。配管振動は、配管系の固有振動数との共振などの構造的な要因も合わさって発生するので、機械的個数振動数との共振回避や、配管サポート計画も重要です。
【配管】フレームアレスターの種類と選定時の留意点について解説
フレームアレスターは消炎素子とボディから構成され、国内では主にベントスタックやタンクの通気管に設置することで、系内の可燃性流体に火炎、火の粉が侵入することを防ぐために使用されています。海外では配管内火災対応のために設置されることもあります。
【配管】プラントの配管で使用されるボルト, ナットの種類と特徴について解説
プラントの配管で使用されるボルト, ナットの種類と特徴について解説します。配管材料基準書で定義される配管クラスでは、配管そのものでけではなく、フランジ締結用などでボルト、ナットの材質や仕様についても規定する必要があります。
【計装】ブルドン管式圧力計の設計と設置上の留意点について解説
ブルドン管式圧力計の選定、設計と設置上の留意点の具体例について解説します。ブルドン管式圧力計はプラントの圧力測定で最もよく使われるタイプのため、トラブルも多く発生しますが、設置目的、流体、周囲環境に応じて選定、対策をすることで回避可能です。
ブルドン管式圧力計は、プラントでも最も多く設置されるタイプの圧力計ですが、よく発生するトラブルとして、ゼロ点ずれ、振動、脈動、過加圧、結露、腐食、精度外れ、閉塞などが挙げられます。本記事ではこれらのトラブル事例とその対策について解説します。
エジェクター(Ejector)の駆動空気量の算出方法について解説
エジェクターはガス吸引などに広く用いられますが、設計を行う場合は、吸入空気の流量・圧力が決まっているが、必要な駆動空気量が分からない、というケースがあります。そこで、吸入吸気の条件から簡単に駆動空気量を計算する方法について解説します
プラントで使用される配管、バルブ、計器には、しばしば禁油処理、禁水処理(禁油禁水処理)が要求されることがあります。油脂や水分が混入することで運転のトラブルの要因となったり、プロセス流体と反応して発火、事故災害を招く恐れがあります。
サイトグラスは「検流器」とも呼ばれ、配管中の流体の流動状態を人間の目で見て確認するための機器です。ただし、耐圧部にガラスを使用しており、割れによる漏洩事故のリスクがあること、ガラス自体の耐熱性が低いこと、アルカリで腐食することに留意が必要です。
ガスケットは大きく分けて、ソフトガスケット、セミメタルガスケット、メタルガスケットに分類されます。配管材料基準では各配管クラス毎にガスケットのタイプも合わせて規定するので、配管エンジニア以外のプラントエンジニアも内容を理解する必要があります。
AACEの見積クラスとは?プラント建設コストの分類と内容について解説
AACEでは、プラントの建設コスト(CAPEX)の見積もり精度を5段階のクラスに分類することを定義しています。見積りクラスは5段階で定義されており、最も精度の悪いクラスがClass5、最も精度の良いクラスがClass1です。
遠心ポンプの吸込配管の必要直管長について解説します。遠心ポンプは不均一な流れでポンプに流入させると、インペラや軸受けの破損につながります。吸込配管部品は流体の流れが乱れる要因となるため、流れを均一化するためにある程度の直管長が必要です。
【配管】Joukowskiの式?Allieviの式?ウォーターハンマー(水撃)発生時の水撃圧の計算方法について解説
Joukowskiの式やAllieviの式を用いたウォーターハンマー(水撃)発生時の水撃圧の計算方法について解説します。液体の輸送時、バルブ開閉やポンプ起動、停止で発生する圧力(水撃圧)は、通常運転圧力よりも大きく、トラブルの原因となります。
LNG(液化天然ガス)、液化酸素、液化窒素に代表される極低温流体の運転温度はLNGでは約-160℃(液化酸素、液化窒素ではそれぞれ約-180℃、-200℃)と非常に低い温度のため、その配管設計では特別な配慮が必要です。
気液二相流の圧力損失は、最近ではプロセスシミュレーターを用いて計算することがほとんどですが、今回の記事では手計算で二相流の圧力損失を計算する方法(Lockhart&Martinelliの方法)について解説します。
【配管】気液二相流の流動状態(フローパターン)とその判定方法について解説
二相流の配管では、単相流配管と比べて配管設計が難しくなるため、二相流が避けられない場合はその影響を最小にするように挙動を正しく把握する必要があります。今回の記事では水平配管の気液二相流について流動状態とその判定方法について解説します。
蒸留塔の運転開始、停止手順について解説します。蒸留塔は原料、製品の流量から塔内温度・圧力や還流比まで多くのパラメータがあるため、他の機器と比べて運転手順は複雑です。また、塔内の不純物は許容されず、しっかり洗浄、パージすることも求められます。
【蒸留塔】蒸留塔の運転制御思想、通常運転時の留意事項について解説
今回の記事では蒸留塔の運転制御思想、通常運転における留意事項について解説します。前半では蒸留塔の各運転パラメータの影響や制御方法について、後半では通常運転時に留意しておくと運転変動、トラブル発生時に役立つ事項について解説します。
プラントの能力増強とは、すなわち機器・配管の追加やサイズアップすることになりますが、本記事では能力増強の考え方から、詳細検討の具体例としてポンプ、熱交換器、蒸留塔を中心に、プラント能力増強の検討事例について紹介します。
遠心ポンプはプラント内の液体の昇圧、輸送における圧力源として最も良く使用されるタイプです。この記事では遠心ポンプの選定から設置の考え方から運転制御方式やNPSHの計算まで、遠心ポンプの設計、運転における主な留意点について解説します。
化学プラントにおける一般的な省エネルギー対策について紹介します。国内の石油、化学プラント業界では過去数十年に渡って継続的に省エネルギー対策が実施されてきました。今後も脱炭素の観点から、省エネルギー対策はますます重要になってきます。
【計装】プラント建設現場における計装設備のループチェック・検査要領について解説
プラント建設現場における計装設備のループチェック実施要領について解説します。計装設備は輸送・保管・据付け工事などに伴うトラプルが発生する可能性があるため、プラントの運転開始前に単体動作確認検査を含むループチェックの実施が必要です。
【プロセス制御】プラントの運転における標準的な制御ループについて解説
プラントの運転におけるプロセス制御要素(流量、温度、圧力、液面)の観点から標準的な制御ループについて解説します。プラントの改造、新設案件でのプロセス設計や既設プラントのプロセス制御の思想を確認するのにお役立てください。
【計装】温度計のサーモウェル(保護管)の設計の留意点について解説
温度計のサーモウェル(保護管)の設計の留意点について解説します。温度計は故障・破損リスクが小さいと思われがちですが、対策をしていないと上手く温度を測定できないばかりか、サーモウェルが破損したりするリスクがあります。
【熱交換器】設計で使用されるU値(総括伝熱係数)と伝熱面積について解説
熱交換器の設計で使用されるU値(総括伝熱係数)と伝熱面積の一般的な数値について解説します。一般的に、熱交換器のU値(総括伝熱係数)や伝熱面積は熱交換器はプロセスエンジニアリングの観点から、ある程度の値を知っておくことは有効です。
スパージャーの設計方法、特に孔径及び孔数の決定方法について解説します。スパージャーはドラムやタンクの液中にガスや液を吹き込む装置のことで、設計にあたりもっとも重要なパラメータはスパージャーの吹き出し孔における圧力損失です。
プラントに設置する緊急遮断弁の設計の留意点を解説します。緊急遮断弁は法規的な要求や機器の保護のため、緊急時に配管を遮断するために設置するバルブですが、プロセスエンジニアや電気計装エンジニアによって検討され、PFDやP&ID上に表記されます。
二重管型熱交換器の設計における一般的な留意点について解説します。二重管型熱交換器は、プレート熱交換器で対応できないような高圧にも対応できる他、完全向流型の構造が採用できるため、高温と低温の温度が交差するような条件下でも対応可能です。
プレート熱交換器の設計留意点について解説します。プレート熱交換器は伝熱プレートをつなぎ合わせた構造で、一般に低温・低圧で、相変化のない少流量で採用される他、シェル&チューブ式熱交換器よりも伝熱効率が高くなるため、サイズの小型化が可能です。
コンプレッサー(圧縮機)はプラントでは最重要の機器で、長納期品でもあるため、プラント設計の中でもかなり早い段階で設計が始まります。また、大物機器であるがゆえに、一度仕様が決まってしまうと、その後の設計変更が非常に難しく、慎重な設計が必要です。
圧力計は設置する場所、流体の性状などにより様々なアクセサリ(Accessories)が必要となる場合があります。アクセサリとしては、ダンプナー、グリセリン封入、サイフォン管、ゲージセーバー、キャピラリーチューブなどがあります。
【計装】プラントで使用されるレベルゲージ(現場計器)の選定, 設計の留意点について解説
今回の記事ではプラントで使用されるレベルゲージ(現場計器)の選定、設計の留意点について解説します。主にプラントよく使用される透視式、反射式、マグネットフロート式、チューブラ式について据付の留意点とともに解説していきます。
持続可能なジェット燃料"SAF"とは?分類・製造プロセスについて解説
持続可能なジェット燃料(航空燃料)である「SAF」の分類、製造プロセスについて解説します。SAFは「Sustainable Aviation Fuel」の略称で、バイオマスや、回収CO2と再生エネルギー電力を用いた電解水素から作られた燃料です。
自力式調節弁(自力式制御弁)は、内部導圧式と外部導圧式の2つの種類に分けられ、目的では一般的な調節弁と同じですが、バルブの駆動源として外部駆動源が不要で、設置する配管内の圧力そのものを利用する(自圧を利用する)ことに大きな違いがあります。
【計装】調節弁の流量特性とは?EQ%特性とリニア特性の選定指針について解説
調節弁の流量特性、特にEQ%特性とリニア特性の選定指針について解説します。よく選定される流量特性はEQ%特性、リニア特性の2つですが、これらの流量特性は調節弁の設置目的や制御しようとしているプロセスの内容によって決定されます。
【材質】極低温環境下における圧力容器に使用される材料選定について解説
極低温環境下における圧力容器に使用される材料選定及び各材料の衝撃試験要否の考え方についても合わせて解説します。設計温度がマイナス数十度~マイナス数百度となるような極低温環境における材料選定や衝撃試験の要否について特別な配慮が必要となります。
【計装】流量計の温圧補正とは?補正要否と設置上の留意点について解説
流量計の計測値を目的の単位に変換する時の重要パラメータが流体密度ですが、流体密度はプロセス流体の温度、圧力で変動するため、設計値と異なる温度、圧力で運転すると流量のずれが大きくなります。これに対応するための制御方式が流量計の温圧補正です。
【プラントエンジニアの投資】2022年2月末時点_投資収益報告-マネックス積立投資開始-
管理人は「プラントエンジニアはインデックス投資が最強」という考えに基づき投資信託とETFへの投資を続けています。今回の記事では2022年2月末時点での投資収益について報告します。
【計装】リーククラスとは?バルブの締め切りについての要求事項を解説
バルブの締め切り性能はリーククラス(弁座漏洩量)として定量化されており、リーククラスの要求事項はバルブ選定において重要な要素となります。プラント設計では流体の性状やプラント運転目的に応じた適切なリーククラスのバルブを選定する必要があります。
バイパスラインの設置要否は、プロセスライセンサーや客先の要求の無い場合は、安全性、操作性、保全性、経済性などを考慮して、P&ID作成者(プロセスエンジニア)によって判断されますが、設置基準や設置する場合の留意点についても合わせて解説します。
タンクやドラムの液面計測を行う場合、スラリー流体や固化しやすい流体を扱う場合は、感圧部で閉塞を起こし、うまく計測できなくなる、などのトラブルが発生しやすいためタイプ選定にあたっては、流体の性状に応じて適するタイプを選定しなければなりません。
【計装】現場指示計はどこに設置するべき?設置基準について解説
現場指示計は現場計器とも呼ばれ、圧力・温度・液面・流量などの運転パラメータを現場で計測・表示するために設置されますが、設置基準が明確になっておらず、検討の優先度が低くなりがちですが、プラントの安定運転のためには重要な計器の一つです。
「濾過助剤」とは?プラントで使用される濾過助剤の種類と特徴について解説
スラリーを濾過によって固液分離を行う場合、スラリーが希薄な場合や固体粒子径が小さい時は、フィルターが目詰まりするなど、固液分離を行うことが出来ません。そのような場合には、濾過助剤を添加しますが、使用できる物質には一定の条件が要求されます。
【プラントエンジニアの投資】2022年1月末時点_投資収益報告
管理人は「プラントエンジニアはインデックス投資が最強」という考えに基づき投資信託とETFへの投資を続けています。今回の記事では2022年1月末時点での投資収益について報告します。
プラントのプロセス制御性と最適な制御方式の考え方について解説
化学プラントにおけるプロセスの制御性(制御特性)と最適な制御方法の考え方について解説します。プロセス制御方法の検討はプロセスエンジニアにとって重要な業務の一つですが、プロセス制御特性に応じた最適な制御方式となるように決定する必要があります。
フレアスタックとは?可燃性ガス処理設備の概要と設計の留意点について解説
様々な化学物質を扱う化学プラントにおいては、毒性ガスや腐食性ガスを含む可燃性ガスが発生します。プラントの設計においては、これらのガスの発生量を0にすることは極めて難しいため、フレアスタックで焼却処理を行い無害化してから大気に放出します。
「安全弁」と「逃し弁」は、系内の脱圧するという本質的な目的は同じなので、統一して「安全弁」と表現されることが多いものの、メーカーやエンジニアリング会社の思想によって使い分けられ、異なるP&IDシンボルたタグNo.が使用されることもあります。
プロセスシミュレーションのモデリングにおける各機器の圧力損失の設定方法
プロセスシミュレーションのモデリングにおける各機器の圧力損失の設定方法について解説します。化学プラントのシミュレーションモデルを作成する際は、各機器をモデルユニットとして入力しますが、この時、圧力損失を入力する必要があります。
サットンの式とは?毒性ガス、可燃性ガスの着地濃度の計算方法について解説
毒性ガス、可燃性ガスの着地濃度を計算するサットンの式について解説します。プラントの排ガスが毒性ガス、可燃性ガスの場合は原則フレアスタックなどで無害化しますが、サットンの式を用いて着地濃度を計算し、大気放出可否を検討することがあります。
プラントに設置するガス検知器の設置個数と配置場所について解説
プラントに設置するガス検知器の設置個数と配置場所について解説します。ガス検知器は高圧ガス保安法や消防法により、可燃性ガス、毒性ガスなそを取り扱う設備に対して設置が義務付けられていますが、設置個数や配置場所はあまり明確に記載されていません。
プラントで使用されるスプレーノズルの設計方法について解説します。スプレーノズルは液体をガス中に噴霧し、適切に混合するために使用されます。目的は単純ですが、適切な設計をしないとプラントの性能に影響を与える可能性があるため、注意が必要です。
【プラントエンジニアの投資】2021年12月末時点_投資収益報告
管理人は「プラントエンジニアはインデックス投資が最強」という考えに基づき投資信託とETFへの投資を続けています。今回の記事では2021年12月末時点での投資収益について報告します。
【物性推算】プロセスシミュレーションで使用される物性推算モデルの適用範囲の解説
プロセスシミュレーションで使用される物性推算モデルの適用範囲について解説しました。プロセスシミュレーターはプロセス設計を行う上で必須のツールですが、これを使用する際、適切な物性推算モデルを選択しないと正しい結果を得ることができません。
【ポンプ/圧縮機】プラントで使用される回転機の駆動源選定の主な検討事項について解説
プラントで使用される回転機の駆動源選定の主な検討事項について解説します。回転機の駆動機には通常は電動機(モーター)が使用されますが、回転機器単体ではなく、プラント全体・プロジェクト全体の思想を考慮して最適な駆動源を決定しなければなりません。
【吸収塔】吸収塔高さの計算に必要な移動単位数(NTU)を図解法で求める方法の解説
吸収塔高さの計算に必要な移動単位数(NTU)を図解法で求める方法について解説します。ガス吸収は充填塔に代表される吸収塔により行われます。その吸収塔の設計、特に塔高さを計算するために必要な移動単位数(NTU)の算出方法について解説しましす。
【計装】プラントで使用されるオンライン分析計 設計時の留意点について解説
プラントで使用されるオンライン分析計の設計時の留意点について解説します。オンライン分析計は本体だけでなく、様々な配管、ユニットから構成されています。そのため、分析計の手配、設置を検討する場合は分析器本体の仕様を設計するだけでは不十分です。
【配管】エロージョン速度とは?エロージョンを引き起こす配管流速について解説
エロージョン速度の考え方について解説します。エロージョンの発生有無を確認する簡便な方法として、サイジングした配管径における流速がエロージョン速度(エロージョンの原因となり得る最大の配管流速)を超えるかどうかで判定することが挙げられます。
どんな機器に予備機は必要?プラント機器の予備機の考え方について解説
プラント機器の予備機の考え方について解説します。プラントに設置される機器の中には、運転中の故障、破損による想定外の停止が発生した場合でも運転を継続できるように予備機を設置しますが、設置要否についてはプラントの規模、機器の特性に応じて様々です
【ウイスキー】プラントエンジニアがガイアフロー静岡蒸溜所を見学してきました。
ガイアフロー蒸溜所を見学してきたので写真を交えて報告します。ガイアフロー蒸溜所では、大手メーカーの蒸溜所と異なり、実際に運転が行われている現場を間近で見学できるため、各工程に凝らされている工夫をその場で体験することが出来ます。
【プラントエンジニアの投資】2021年11月末時点_投資収益報告
管理人は「プラントエンジニアはインデックス投資が最強」という考えに基づき投資信託とETFへの投資を続けています。今回の記事では2021年11月末時点での投資収益について報告します。
【圧縮機】スピルバック制御とは?往復動圧縮機の運転制御について解説
往復動圧縮機のスピルバック制御について解説します。往復動圧縮機は、脈動を最小化するために、吐出側のガスの一部を吸い込み側にリサイクルさせることで、吐出流量を任意の流量に制御しますが、これをスピルバック制御と呼びます。
プラント建設後の化学洗浄用薬剤の種類と使用時の留意点について解説します。プラントの建設には長期間を要するため、その期間に鉄さびが発生したり、グリスなどの油脂が残留することが多くありますが、洗浄用薬剤を用いる「化学洗浄」について解説します・
保温材・断熱材はどんな基準で選定する?選定時の留意点について解説
保温材・断熱材選定時の留意点について解説します。保温材・断熱材の選定基準はプラント建設プロジェクトの初期においてプロジェクトスペックとして規定されるものですが、プラントの特徴だけでなく、経済性も考慮して選定しなければなりません。
【プラントエンジニアの投資】2021年10月末時点_投資収益報告
管理人は「プラントエンジニアはインデックス投資が最強」という考えに基づき投資信託とETFへの投資を続けています。今回の記事では2021年9月末時点での投資収益について報告します。
プラントで使用される保温材・断熱材の種類と特徴について解説しました。建設プロジェクトの初期段階では、機器、配管への保温材、断熱材の仕様を規定するために保温基準書を作成しますが、客先の要求事項、プラントの特性などを考慮して作成されます。
タンク,ドラムの液面計ノズル位置と滞留時間の決め方について解説します。タンク、ドラムのサイジングではガス相の流速からドラム径が決定されますが、容積、高さについては、液流量と滞留時間から決定され、これに関連して液面計のノズル位置も定まります。
【プラント設計基礎⑪】プラント建設費の構成と建設契約方式の解説
プラント建設費の構成と建設契約方式について解説します。プラント建設案件において、プラント建設費の見積もりと建設契約方式の選定は会社の収益に直結するため、建設費を精度良く見積もること、適切な契約方式を選定することが非常に重要です。
オルト水素、パラ水素とは?液化水素プラントの設計で知っておくべき物性について
オルト水素、パラ水素の物性及びプラントへの影響について解説します。オルト水素、パラ水素は通常の水素とは異なる物性を持ち、特に極低温で液化水素を扱うプラントの設計・運転において大きな影響を及ぼすため、必ず設計に反映させなければなりません
【熱交換器】多管式熱交換器(シェル&チューブ式)の設計の留意点について解説
多管式熱交換器(シェル&チューブ式熱交換器)の設計の留意点について解説します。多管式熱交換器は最もよく使用されますが、重要な要素であるタイプ・流路選定、チューブ仕様、バッフル仕様、シェル仕様それぞれについて、設計上の留意点を解説します。
【熱交換器】多管式熱交換器(シェル&チューブ式)の流速、レイノルズ数の計算方法について解説
多管式熱交換器(シェル&チューブ式熱交換器)の流速、Re数計算方法について解説します。伝熱計算・圧損計算において流速とレイノルズ数は、シェル側の構造が複雑のため簡単に計算することができませんが、本記事で計算方法を解説します。
【タービン】蒸気タービンの設計における適用規格と留意点の解説
化学プラントの蒸気タービンの設計における適用規格と留意点について解説します。大型のプラントでは蒸気タービンを設置することが多いですが、万一故障・停止するとプラント全体が停止してしまうほどの重要機器なので、設計は慎重に行わなければなりません。
【タービン】化学プラントで使用される蒸気タービンの種類と特徴の解説
化学プラントで使用される蒸気タービンの種類と特徴について解説します。化学プラントでは発電機駆動用途だけではなく、ポンプや送風機、圧縮機の駆動機として使用されることが多いですが、被駆動機側の様々な運転要求に柔軟に対応できるように設計されます。
【プラントエンジニアの投資】2021年9月末時点_投資収益報告
管理人は「プラントエンジニアはインデックス投資が最強」という考えに基づき投資信託とETFへの投資を続けています。今回の記事では2021年9月末時点での投資収益について報告します。
【物性推算】沸点から蒸発熱、臨界温度を求める方法。「トルートンの規則」と「Guldbergの通則」について解説
沸点から蒸発熱、臨界温度を求める方法として、「トルートンの規則」と「Guldbergの通則」について解説します。これらの法則を知っていれば、沸点さえ分かれば暗算や電卓で蒸発熱や臨界温度を簡単に計算できるので、現場や会議の場で便利です。
流量計のタイプ選定、設計時の留意点について解説します。プラント運転を安定に行うために、流量計でプロセス流体を正確に測定することは重要ですが、そのためには適切にタイプの選定、設計を行う必要があります。
空冷式熱交換器の設計の留意点について解説します。空冷式熱交換器は、冷却媒体として無尽蔵に存在する空気を用い、冷却水が不要であるために、水が貴重な地域に建設されるプラントで多用される熱交換器ですが、設計上考慮しなければならい留意点があります。
【材質】配管の材質はどうやって決まる?配管材料選定の留意点について解説
配管材料選定の留意点について解説します。プラントの建設、改造プロジェクトでは、流体の種類に応じて配管材料を用いるか規定する配管材料基準書が作成されます。最適な材料選定のためには、流体の性状、使用条件を把握し、入手性や経済性も考慮が必要です。
【材質】鉄カルボニルがプラント機器・配管に及ぼす影響は?メカニズムと対策について解説
鉄カルボニルは機器・配管由来の鉄とCOから合成される錯体で、プラントでは応力腐食割れの原因となる物質です。鉄系材料を機器、配管材料として用いた場合、比較的低温で生成するため、合成ガス(COを含むガス)プラントでは、特に注意が必要です。
【材質】メタルダスティング(Metal Dusting)とは?メカニズムと対策について解説
メタルダスティングは、CO, H2, CO2, H2Oを含む合成ガスの配管、機器で析出した炭素により、金属を微粉にして崩壊させてしまう現象です。メタルダスティングは天然ガスや石油などを扱うプラントでは発生しやすい現象のため、対策は必須です
機器周りの配管レイアウト設計の留意点について解説します。プラントの中で、蒸留塔、ポンプ周りの配管、パイプラックについては、特に慎重に配管設計を行う必要があります。これらの配管設計を誤ると、プラントの安定運転、維持をすることが難しくなります。
【プラントエンジニアの投資】2021年8月末時点_投資収益報告_SBI証券のクレジットカード積立の結果は?
管理人は「プラントエンジニアはインデックス投資が最強」という考えに基づき投資信託とETFへの投資を続けています。今回の記事では2021年8月末時点での投資収益について報告します。
【配管】プラントで使用されるスチームトラップの種類と特徴の解説
プラントで使用されるスチームトラップの種類と特徴について解説します。蒸気ドレンはトラブルの原因となるため、スチームトラップで除去します。しかし、適切に作動するためにはドレン量、圧力、頻度を考慮して最適なタイプが選定されなければなりません。
今回の記事では電磁流量計の設置上のポイントについて解説します。電磁流量計はスラリーを扱うプラントや固結しやすい液体を扱うプラントではよく使用されますが、流量を適切に測定するためには、設置の際に留意しておく項目があります。
【配管】ラインチェックとは?プラント配管施工時の確認項目について解説
ラインチェックについて解説します。ラインチェックとはプラント建設時、配管やバルブハンドルの向き等がアイソメ図通りに施工されており、プロセス要求が守られているかを確認することで、主にプロセスエンジニアと配管エンジニアにて実施されます。
プラント配管の主な構成要素について解説しましす。様々な配管部品から構成されますが、不足していたり、不適切なものが選定されると、試運転で問題が発生したり、建設が中断してしまうこともあります。そのため一般知識として知っておくべき内容です。
【品質保証】プラント機器における非破壊検査の種類と特徴の解説
プラント機器における非破壊検査の種類と特徴について解説します。非破壊検査は対象物を破壊せずに表面や内部の傷や劣化の度合いを検査する方法です。プラントでは建設時や定期修理(定修)において実施され、プラントエンジニアは知っておくべき内容です。
簡単に蒸留分離段数の目安を計算する方法について解説します。この方法では沸点の差や相対揮発度といった容易に入手できる情報のみで、電卓だけで蒸留分離段数の目安を計算することが可能です。蒸留塔のシミュレーション、概略設計を行う際に有用な手法です。
【撹拌】Pv値とは?攪拌槽のスケールアップの留意点について解説
攪拌槽のスケールアップの留意点について解説します。また、この時の重要なパラメータである「Pv値」の使い方についても合わせて解説します。ラボスケールから実機プラントスケールまでスケールアップする際に、留意しておくべき項目について解説します。
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ボルト結合フランジ継手は石油・ガス・発電プラントや化学プラントで標準的に使用される配管の接続方法です。フランジやボルトの設計法は確立されており、流体の漏えいによる事故、災害が生じないように、設計方法、材料、ガスケットなどの規格が準備されています。
配管はプラントにおける主要な構成物ですが、配管同士の接続は特に指定のない限りは溶接接続となり、高品質な配管の溶接品質が求められます。配管の溶接は一般的な溶接とは異なり、全姿勢溶接が多い、片面裏波溶接が多い、配管特有の構造といった特徴があります。
従来では、規格・法規の要求に加え、過去の経験、実績に基づいてリスク低減対策が講じられてきましたが、近年では定量的・合理的なリスク低減対策、安全設計が求められており、特に「ALARP」の考え方がプラント安全設計に取り入れられています。
プラントのリスク評価、安全管理手法で良く用いられるHAZID、HAZOP、SIL Studyについて解説します。近年のプラントの建設プロジェクトにおいては、プラントの定量的なリスク評価や安全管理が求められ、設計への反映が必須になっています。
電気負荷リストは、電気計装設計部門が受配電設備の設計を行うために使用されるリストで、プラントの電気設計において重要な設計図書です。各機器の情報が不足しているプラント設計初期ではプロセス設計部門と機器設計部門にて想定値を入力します。
多管式熱交換器の設計手順の具体例を解説します。最近ではHTRIのようなソフトウェアを使用すること一般的ですが、熱交換器の設計手順を知っておく必要は重要で、機械設計エンジニアだけでなく、プロセスエンジニアも知っておく必要があります。
調節弁のアクチュエータとは、外部からの信号に応じてトリムの位置を定める働きをする部分のことです。アクチュエータは調節弁の設置目的や運転条件に応じて適切に動作できるようにする他、駆動源喪失時はバルブが安全な位置に駆動するように設計されます。
調節弁は様々な流体、目的に応じて設計がなされますが、高差圧の調節弁、アンチサージ弁、低温用の調節弁など、特別な用途ではトラブルが起こりやすく、設計に注意を要するため、設計する場合は関係部署やメーカーと協議をして仕様を決定する必要があります。
調節弁の主な付属品(アクセサリ)について解説します。調節弁の設計では、設置個所の流体や目的に応じて付属品の要否についても検討しますが、P&ID作成時にある程度の仕様を決めるため、プロセスエンジニアも内容を理解しておく必要があります。
負圧系の液面計及び界面計の設計の留意点について解説します。プラントにおける液面計測は、流体、運転条件が多岐に渡っており、負圧で運転する系や、液相が2液相に分離する系で発生しやすいトラブルと、その対策としての設計面の留意点を合わせて解説します。
往復動コンプレッサー(レシプロ圧縮機)は、脈動や振動に起因するトラブルへの対策が重要となります。配管振動は、配管系の固有振動数との共振などの構造的な要因も合わさって発生するので、機械的個数振動数との共振回避や、配管サポート計画も重要です。
フレームアレスターは消炎素子とボディから構成され、国内では主にベントスタックやタンクの通気管に設置することで、系内の可燃性流体に火炎、火の粉が侵入することを防ぐために使用されています。海外では配管内火災対応のために設置されることもあります。
プラントの配管で使用されるボルト, ナットの種類と特徴について解説します。配管材料基準書で定義される配管クラスでは、配管そのものでけではなく、フランジ締結用などでボルト、ナットの材質や仕様についても規定する必要があります。
ブルドン管式圧力計の選定、設計と設置上の留意点の具体例について解説します。ブルドン管式圧力計はプラントの圧力測定で最もよく使われるタイプのため、トラブルも多く発生しますが、設置目的、流体、周囲環境に応じて選定、対策をすることで回避可能です。
ブルドン管式圧力計は、プラントでも最も多く設置されるタイプの圧力計ですが、よく発生するトラブルとして、ゼロ点ずれ、振動、脈動、過加圧、結露、腐食、精度外れ、閉塞などが挙げられます。本記事ではこれらのトラブル事例とその対策について解説します。
エジェクターはガス吸引などに広く用いられますが、設計を行う場合は、吸入空気の流量・圧力が決まっているが、必要な駆動空気量が分からない、というケースがあります。そこで、吸入吸気の条件から簡単に駆動空気量を計算する方法について解説します
プラントで使用される配管、バルブ、計器には、しばしば禁油処理、禁水処理(禁油禁水処理)が要求されることがあります。油脂や水分が混入することで運転のトラブルの要因となったり、プロセス流体と反応して発火、事故災害を招く恐れがあります。
サイトグラスは「検流器」とも呼ばれ、配管中の流体の流動状態を人間の目で見て確認するための機器です。ただし、耐圧部にガラスを使用しており、割れによる漏洩事故のリスクがあること、ガラス自体の耐熱性が低いこと、アルカリで腐食することに留意が必要です。
ガスケットは大きく分けて、ソフトガスケット、セミメタルガスケット、メタルガスケットに分類されます。配管材料基準では各配管クラス毎にガスケットのタイプも合わせて規定するので、配管エンジニア以外のプラントエンジニアも内容を理解する必要があります。
気液二相流の圧力損失は、最近ではプロセスシミュレーターを用いて計算することがほとんどですが、今回の記事では手計算で二相流の圧力損失を計算する方法(Lockhart&Martinelliの方法)について解説します。
二相流の配管では、単相流配管と比べて配管設計が難しくなるため、二相流が避けられない場合はその影響を最小にするように挙動を正しく把握する必要があります。今回の記事では水平配管の気液二相流について流動状態とその判定方法について解説します。
蒸留塔の運転開始、停止手順について解説します。蒸留塔は原料、製品の流量から塔内温度・圧力や還流比まで多くのパラメータがあるため、他の機器と比べて運転手順は複雑です。また、塔内の不純物は許容されず、しっかり洗浄、パージすることも求められます。
今回の記事では蒸留塔の運転制御思想、通常運転における留意事項について解説します。前半では蒸留塔の各運転パラメータの影響や制御方法について、後半では通常運転時に留意しておくと運転変動、トラブル発生時に役立つ事項について解説します。
プラントの能力増強とは、すなわち機器・配管の追加やサイズアップすることになりますが、本記事では能力増強の考え方から、詳細検討の具体例としてポンプ、熱交換器、蒸留塔を中心に、プラント能力増強の検討事例について紹介します。
遠心ポンプはプラント内の液体の昇圧、輸送における圧力源として最も良く使用されるタイプです。この記事では遠心ポンプの選定から設置の考え方から運転制御方式やNPSHの計算まで、遠心ポンプの設計、運転における主な留意点について解説します。
化学プラントにおける一般的な省エネルギー対策について紹介します。国内の石油、化学プラント業界では過去数十年に渡って継続的に省エネルギー対策が実施されてきました。今後も脱炭素の観点から、省エネルギー対策はますます重要になってきます。
プラント建設現場における計装設備のループチェック実施要領について解説します。計装設備は輸送・保管・据付け工事などに伴うトラプルが発生する可能性があるため、プラントの運転開始前に単体動作確認検査を含むループチェックの実施が必要です。
プラントの運転におけるプロセス制御要素(流量、温度、圧力、液面)の観点から標準的な制御ループについて解説します。プラントの改造、新設案件でのプロセス設計や既設プラントのプロセス制御の思想を確認するのにお役立てください。
温度計のサーモウェル(保護管)の設計の留意点について解説します。温度計は故障・破損リスクが小さいと思われがちですが、対策をしていないと上手く温度を測定できないばかりか、サーモウェルが破損したりするリスクがあります。
熱交換器の設計で使用されるU値(総括伝熱係数)と伝熱面積の一般的な数値について解説します。一般的に、熱交換器のU値(総括伝熱係数)や伝熱面積は熱交換器はプロセスエンジニアリングの観点から、ある程度の値を知っておくことは有効です。
スパージャーの設計方法、特に孔径及び孔数の決定方法について解説します。スパージャーはドラムやタンクの液中にガスや液を吹き込む装置のことで、設計にあたりもっとも重要なパラメータはスパージャーの吹き出し孔における圧力損失です。