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琉球史と絡む先祖調査の記録です https://blog.goo.ne.jp/yononushi

琉球が三山時代であった北山王の次男と言われる沖永良部の島主「世之主」 当家のご先祖様であるという伝承をもとに、ご先祖調査をしており、その内容をブログに記録しています。

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2021/02/12

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  • Vol.359 泉川古墳群:4号墓のこと

    泉川古墳群の谷の方にあるお墓の中で一番目を引いたのは、この4号墓と呼ばれるお墓でした。他の7号と8号のお墓と同様に、石灰岩の壁面の洞窟を納骨堂として使っているお墓で、入口はブロックで塞がれていますが、このお墓には2つ特徴がありました。まずお墓の前面に広い空間があり広場になっている点です。写真では伝わりにくいですが、けっこう広い空間があります。木々の隙間から太陽の光が差し込み、美しい新緑に囲まれ、小鳥がさえずり、とても不思議な安らぎを感じる空間です。お墓の前とは思えない、安らぎと不思議なパワーを感じる場所なのです。この広場は、戦時中は野戦病院として使われており、当時はこのような洞窟のお墓(トゥール墓)は防空壕としても使われていたといいます。中のお骨をよけて避難していたそうです。そしてこのお墓の周りには畑もあ...Vol.359泉川古墳群:4号墓のこと

  • Vol.358 泉川古墳群:9号墓のこと

    泉川古墳群の中にある世之主の墓(ウファ)や当家のご先祖様が眠っているチュラドゥール、付近にある3号墓などは、崖に自然に出来た洞窟や人の手によって削って作った洞窟を納骨堂や風葬としてそのまま利用していたお墓とは違い、石工によって石を綺麗に積み上げて門や石垣などを作った少し豪華な作りのお墓です。当時の島の支配層や有力者の家にこのタイプのお墓が多いようです。そしてこの古墳群のエリアの中に、もう1つ9号墓と呼ばれるお墓が、近年発見されていました。まるで森の仙人が住んでいる家のようで、上部は三角の屋根のように見える地形で、家の入口の扉が開いているように見えます。お墓だと知らなかったら、訪ねて行きそうになる雰囲気がありますもう少し近づいてみると、三角屋根がはっきり分かりますが、屋根は自然に出来た地形です。このお墓も納...Vol.358泉川古墳群:9号墓のこと

  • Vol.357 泉川古墳群:8号墓のこと

    世之主の墓(ウファ)やチュラドゥールなどの琉球式のお墓が点在している場所は泉川古墳群と呼ばれています。そこはまるでエジプトの王家の谷のように、小さな島ながら琉球式の古墓が数ケ所存在しており、この島が古い時代は琉球王国の一部であり、琉球文化の中で人々が生活していたことが分かります。これらのお墓ですが、伝承によれば一番古いものは世之主の墓で、北山滅亡後あたりで1400年代。しかしお墓の調査によればその時代に建築されたと判断できる決定的な結果はまだ見当たらないようです。この辺りは以前にも書いた事がありますし、また別記しようと思います。今回はその古墳群の中の1つである8号墓と呼ばれているお墓についてです。島の調査に行った時の報告の記事にも少し書きましたが、新たに分かったことなどを追記します。このお墓は崖の洞窟を利...Vol.357泉川古墳群:8号墓のこと

  • Vol.356 永良部ユリ

    美しいユリの花が玄関先で満開になりました。先週5月29日の雨上がりの朝から待ちに待った最初の蕾が開花し、一週間の間に次々と開花。現在はほぼ満開になり、素敵な香りと共に玄関先を美しく華やかにしてくれています。この美しいユリ、実は沖永良部島のユリなんです。昨年の秋に島の知り合いの方が球根を分けてくださり、地植えしてみました。お正月明けから芽が出てきて、グングン大きくなってきました。4月頃から蕾がでてきて、4月後半から蕾も大きくなってきたので、まだかまだかと待ち続けました。ご近所の方も開花を楽しみにされていたので、今は満開のユリを一緒に楽しまれています。沖永良部島には山野にユリが自生しており、このユリを栽培するようになった歴史があるんですよ。私が島に行った3月後半には、一足早くユリが咲き始めており、道端などにも...Vol.356永良部ユリ

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