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あめんぼ通信(農家の夕飯) https://terayama2021.blog.fc2.com/

料理・ハンセン病文学・護憲・・・等。還暦のころから自然と料理を作るようになりました。

あめんぼ
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2021/02/05

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  • 2回目の町内会長の役

    40軒ほどの町内会だが、若い人が少なく、この1年間、2回目の町内会長だった。43歳の時初めて町内会長の役をしたが、あれから25年ほどの後、2回目がまわってきた。25年ほど前はワープロだったが、とっくにパソコンで町内会計や事業報告、町内会役員表を作る時代である。それをUSBメモリに残し、次の町内会長に渡す。毎日ブログをしているといっても、ほとんど使うことのないエクセルなどの使い方がわからない。たまに必...

  • 気に入った10曲

    (7)Second Home By The Sea2030年 農業の旅→ ...

  • No Nukes 原発ゼロ

     【記者会見】高井たかし幹事長、やはた愛 統一地方選対副本部長、次期統一地方選 奈良県内公認候補予定者(奈良県庁)2030年 農業の旅→...

  • 大島青松園 恵美かおるさん

    春四季は襖を開くように変るそしていま青葉は美しく差し交す枝枝にまっさかりあたりにはあらゆるものの芽が一斉に精気を漲ぎらせるぬるま湯のような陽気にぼくはまた持病をおこして寝た━━折角これからよい季節だというのに”これから気をつけなくっちゃあ”といった老婆のあの時の痰がからみついてぼくはいっそういらいらと咳をする向うではオリーブの実る島がえんぜんと霞んでいるし枕元の壁穴を塞ぐスザンナの絵は病床のぼくには恰...

  • 大島青松園 桜井学(山本巌)さん(2)

     酸欠の金魚のように生きてます代読をしてもらえそう雨の午後末席の正論私語のまま終り紙コップにされてたまるか老いの自負病臥して見ていたバラが散りました翔びたいと思うわたしと病むわたしはいチーズ麻痺した頬がままならず五十年病む天刑か天恵か残存機能フルに活かして生きる欲落ち葉焚くわたしもやがて地に還る2030年 農業の旅→...

  • ダイコンの味噌煮

    熱した鍋に油を入れ、ニンニク1片の粗みじん切り、さっと湯通しした豚肉100g、乱切りしたダイコンの順に炒め、ひたひたに出し汁を入れ、醤油少々と砂糖、酒を入れ、煮立ったら弱火にして20分ほど煮て、味噌をみりんで溶いて入れ、ユズ1個の皮をすりおろし、混ぜて出来上がり。味噌汁ダイコン、ニンジンの千切り、ハクサイのざく切りを入れ、水と出汁の素を入れ、シイタケとアゲを入れ、煮立ったら弱火にして15分煮て、味...

  • サッカー 三浦知良 56歳

     2月27日 朝日新聞 10面サッカーのポルトガル2部リーグ、オリベイレンセのFW三浦知良が26日、56歳の誕生日を迎えた。オンライン会見を開き、当地での生活ぶりを語った。J1横浜FCから期限付き移籍して約1ヶ月。粘り気ある土壌のピッチに順応中だ。「若い時には苦にしなかったが、試合に出る状態に上げ切れていない」「最初にブラジルに渡った15歳当時は、「50、60代はおじいさんと思っていた」と笑い飛ばし...

  • 気に入った10曲

     (6)Mama (Remastered 2007) 2030年 農業の旅→ ...

  • SAMEJIMA TIMES

     ダメダメTOP102030年 農業の旅→...

  • 大島青松園 桜井学(山本巌)さん(1)

     風景が輝いている試歩の道咳すれば背にやわらかなナースの手真剣に生きた証が欲しくなり生死不明どっこい此処に生きている帰りたい帰りたくない故郷があり待つ人は来ず花時計見てるふり聞き上手に腹の底まで吐かされるこの写真あなたですかと疑われ病む前の顔アルバムが知っている五官病み六感さえも鈍くなり足萎えの苦労知らない歩道橋 2030年 農業の旅→...

  • 大島青松園 田中京祐さん(3)

    杖とゆくトンネルをいつ抜けるやら元気かと声を残して遠ざかり歳をとるたびに故郷が遠ざかりちょっとだけこの目がほしいバスの窓花がまた瞼の裏で咲いて散り灯を消してナース孤独をおいて去り淋しさも夜具でくるめば母の夢再会の喜び霧につつまれてどこまでも一人はひとり春の月田中京祐さんの略歴大島青松園。明治38年広島県佐伯町に農家の長男として生れる。津田尋常高等小学校卒業後左官職に弟子入り4年修行。21歳で徴兵検...

  • リメイクしてカレー

      昨日の肉ジャガの残りに1カップ半ほどの水を入れ、ハウスバーモントカレーのルーを1個入れ、マヨネーズ、ケチャップ、ウスターソースを少しずつ入れ、煮立ったら極弱火にして途中で何回か混ぜながら、15分ほど煮て出来上がり。ブロッコリー 茹でて湯切りしてマヨネーズで。今日の夕方、田んぼから帰る4時半頃、ブロッコリーのそばに植えているナバナに、ミツバチの羽音がにぎやかだった。今日は春の陽気の1...

  • 人は偶然に左右される

    もしそれが左だったら・・・もし右だったら・・・たまたまの偶然に左右される人生・・・2021年 5月30日 朝日新聞 文化欄(シュレディンガーの猫)   猫のパラドックスを解く有力な説に「多世界解釈」がある。現実に生死が重なった猫は存在しない。ならばケースには猫が生きている世界と死んでいる世界が同時に存在し、開けた瞬間にどちらかの世界に飛ばされるのではないか。世界は無限に分岐し、並行して...

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     (5)Dodo / Lurker (Remaster 2007)2030年 農業の旅→ ...

  • 大島青松園 田中京祐さん(2)

     一字一字点字をなめる舌となり舌読の疲れ廊下の風に伏し牛乳を拝み飲みする手とはなり盲導鈴役目おもしと鳴りつづけ冬の月己が影よりなにもなしどこまでも続く海なり故郷を恋う冬を越す六十路の口に寒たまご集会の人数を耳でたしかめる舌読がまた春眠におそわれる耳許でナースの息と秒針と2030年 農業の旅→...

  • 大島青松園 桂 自然坊さん(2)

    実梅掌に断種の時刻せまり来る梅は実に癩女は堕胎かなしめる花石蕗のこの径ゆけば火葬場緑蔭に佇ち憩う間も杖にすがる手術受けし荒き息もて百合を愛づアンゼラス鳴る癩院の夕焼けて月見草咲き潮騒の癩の島桂自然坊さんの略歴大島青松園 大正3年山口県生れ。尋常小学校5年生のとき徳山の浄土宗無量寺の仏弟子となる。修行の傍ら通学し、小学、高等小学校2年の課程を終える。昭和3年大阪の宗慶院に入門、寺院から実業実践学校に...

  • 肉ジャガ

      熱した無水鍋に油を入れ、ニンニク1片の粗みじん切り、さっと湯通しした牛肉100g、タマネギの順に炒め、タマネギがしんなりしたらジャガイモとニンジンを入れ、全体に油がまわったら出し汁半カップを入れ、醤油、砂糖、酒、みりんを入れて混ぜ、強火で煮立ったら極弱火にして20分煮て火を消し、しばらく放置し、混ぜて出来上がり。ホウレンソウと卵炒め   熱したフライパンに油を入れ、ホウレン...

  • やっぱり今も、出会っている

     ジェネシスがとても気に入っている。出会えたことがうれしい。多くを聞きもせずに10曲を選んだ。多くの中から選択して絞り込む作業は疲れるのであまりしたくない。親子が天を仰いでいる画像が気に入って、初めてクリックした曲を聞いた時、琴線にびりびりきた。5色の画像も、何かいい画像と思う。大きな石に挟まれて黒いネズミ?が1匹・・・Abacabという今日の曲もとても気に入っている。10曲というと、少ないように思...

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    (4)Abacab (2007 Digital Remaster)2030年 農業の旅→ ...

  • No Nukes 原発ゼロ

     「今日が物価ピーク」と言うけど、3月も2000品目超値上げ食品メーカーは「少量化」に走る2030年 農業の旅→...

  • 大島青松園 田中京祐さん(1)

     代筆を頼む頭にメモを詰めプロミンで開放された島となり小春日の杖が裏山まで来たよ古里の便りも持たずつばめ来る恋猫の声舌読の邪魔をする泣きながら来たこの道も春うらら目に残し心に残し花は散り母逝きし日から故郷と縁が切れ点字打つ背にやわらかい春の風眠ってる間極楽とも言えず 2030年 農業の旅→...

  • 大島青松園 桂 自然坊さん(1)

    どくだみや癩者は故郷ひたかくす群衆となりて病者等花火見る闇に眼を見張る地虫の鳴きおれば墓地ぬけて木枯海へのがれけり一物もなく元旦の海ひかる寒林に入りて一人のときすごす降る雪を見てゐて甕(かめ)の水をのむ春眠し点字器音の中にゐて銀河澄む盲ばかりの中にゐて幸福とは何焼芋の匂ひして 2030年 農業の旅→...

  • ネギの煮物

       出し汁、醤油、砂糖、酒、みりんを鍋に入れ、シイタケと練り製品1枚を入れ、煮立ったら弱火にして5分ほど煮て、ざく切りしたネギを入れて強火にし、ネギがしんなりしたら混ぜて弱火にし、7分ほど煮て出来上がり。味噌汁  千切りしたダイコンとニンジンを鍋に入れ、ざく切りしたハクサイを入れ、水と出汁の素を入れ、シイタケとアゲを入れ、煮立ったら弱火にして15分ほど煮て、味噌を溶き入れ、ネ...

  • 政石 蒙さんの22日の記事の最後の言葉

    異国の病院で隔離生活を余儀なくされたことも遠い日の出来事になり、いま私は一日の行楽を許されて、島の療養所から出てきて動物園の駱駝の傍らにいる。そして、かつて私を慰め力づけてくれた駱駝たちを偲んでいる。いまになお私の足下には曠漠たる原野がひろがっている。あのころの孤独とは異質の孤独も味わっている。苦しみもある。しかし、私の心の中にあの日の駱駝たちが棲んでいる限り、私は自分の生を忠実に生きられるよう...

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    (3)In Too Deep (Remastered 2007)2030年 農業の旅→ ...

  • 週刊金曜日

     週刊金曜日編集後記週刊金曜日オンライン2030年 農業の旅→...

  • 大島青松園 吉田美枝子さん(2)

    ストーブの内に華やぐ焔見つ吾が生涯になかりしものを白き足袋白く洗ひて単純に今あることをよろこぶべきか言ひつのりゆけばゆくほどしらじらと言葉は渇き春の夜は更く疎外感といふにはあらず八丁余の海が隔つる生きをさびしむ自らのうちに満ちくるものを吐く激しさに似て緋の牡丹咲く海のほか心遊ばすところなしその海に立つ海苔ひびの林つづまりは何の役にも立たぬわれ母乗せし船の水脈を見てをり人生を狂はせしライの発病の記録...

  • 大島青松園 政石 蒙さん(17)

     寮父の手帖 「はるかなる希い」 ずいぶん多くの方から「可哀そうなお子さんたち」という言葉をきく。子供たちに対する愛情から発せられる言葉であることは解るのであるが、「可哀そう」という言葉に接するたびに私の心は蒼ざめてしまう。何気なく使われた言葉であるから口を尖らして抗議するほどのことではないかも知れないが、蒼ざめた私の心が納得しない。 子供たちはライという病気になったばかりに親のもとでの生活を...

  • ダイズの煮豆

      青ダイズは洗ってボールに入れ、水と煮干しと出し昆布を入れ、一晩置く。圧力鍋に戻し水ごと全て入れ、昨日の出し汁作りの出し殻も入れ、ニンジンとヤーコンの角切りを入れ、アゲを入れ、醤油、砂糖、酒、みりんを入れ、出し汁を少し追加し、強火でおもりが勢いよく回り出したら極弱火にして25分ほど煮て火を消し、圧が抜けるまで放置して出来上がり。煮卵 ダイズの煮豆を少し、別鍋にとり、卵2個を入れ、煮卵...

  • マイナ保険証 「義務は違法」

    2月23日 朝日新聞 28面 医師や歯科医師274人 国を提訴医師らが患者を診療する際、マイナンバーカードを使った健康保険の資格確認を義務づけられるのは違法だとして、医師や歯科医師274人が22日、国を相手取り、義務がないことの確認などを求めて東京地裁に提訴した。今後、全国で原告を募り、追加提訴するという。国は昨年、健康保険法に基づく規則を改正し、患者らがマイナンバーカードでの資格確認を求めた...

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      (2) Domino2030年 農業の旅→ ...

  • 毛ば部とる子

     「追い込む」から「追い詰める」へ普及のためなら不便にして追い込む2030年 農業の旅→...

  • 大島青松園 吉田美枝子さん(1)

    夫の他あたふものなき乳房冷ゆ冬日にかざす子なき手の透きとほる万緑の中三匹の猫あらそふ枯野に来枯野を描く人を見る赤き足袋穿けと海越え母の来し妹は教師吾れは冬砂掴むことのみいぶり炭母に金せびらねばならず 2030年 農業の旅→...

  • 大島青松園 政石 蒙さん(16)

     うるおいこんな先生に教えてほしい・・・ 一時帰省をする一夫君を見送っての帰り道で、マスオ君が後ろから足早に来て「先生、コレ」と、私のシャツのポケットに小箱を押込んで、はにかんだ顔をしている。不思議に思いながらポケットを覗くと、煙草の「ピース」だった。「どうしたんだ、くれるの?」「うん」マスオ君はうなずいて、いっそうはにかんだ。 昨日、お盆の特別募集、ラジオ文芸の詩の発表があって、マスオ君の詩...

  • ブリのあら汁

      ブリのアラはさっと湯通しする。カブ、ニンジン、バターナッツナンキン、子持ち高菜を鍋に入れ、水と出汁の素を入れ、アゲを入れ、さっと湯通ししたブリアラを入れ、煮立ったら弱火にして15分煮て、味噌を溶き入れ、ネギをふって出来上がり。バターナッツナンキン焼き  7分ほど焼いて混ぜ(裏返しづらかったから)、さらに6分ほど焼き、醤油をまわしかけて出来上がり。ホウレンソウのおひたし ホウ...

  • 卵不況 列島大打撃

     「卵不況」到来で列島大打撃!販売休止続々、ダメージは「白い恋人」や来冬のおでん商品まで今季の鳥インフルエンザ禍は過去最悪。養鶏の殺処分は2020年度の987万羽を大きく上回り、1500万羽に迫る。ニワトリがかわいそう鳥インフルエンザの原因は、ニワトリを土から離し、ゲージという檻の中に閉じ込めたことによって、「菌」に対するニワトリの抵抗力衰退が一因と思う。ウインドレス鶏舎で太陽も浴びることがな...

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     (1)Genesis - Dreaming While You Sleep (Official Audio)2030年 農業の旅→ ...

  • Arc Times

     日本の少子化の原因は未婚化、だから解決策は論理的に1つしかない/ゲスト・宮台真司さん(社会学者)2030年 農業の旅→...

  • 大島青松園 里見一風さん

     断種せしこと妻に秘し春惜む花の座に義足叩いて唄ひをり入園の記憶は遠し枇杷うるる病人へ朝顔の鉢向けかえて身寄りとてなき故郷や盆の月友逝きぬ冷えしたんぽを抱きしまま知覚なき頬に剃刀なめくじり里見一風さんの略歴大島青松園 明治35年愛媛県生れ。『句集聖痕』(昭和34年)に採録。2030年 農業の旅→...

  • 大島青松園 政石 蒙さん(15)

    枯野の駱駝 枯れ尽くした曠野の一角に佇む駱駝の姿は、最も自然であり立派である。もうそこには、真紅の衣を着た乙女を背にして色褪せて見えた駱駝のみすぼらしさはない。動物園の柵の中で鬱屈している駱駝の惨めさなど無論ない。 自然は駱駝のために存在しているようにすら思われるのだ。冬の到来に備えて脂肪の充実をみせ、背の双つこぶはエネルギッシュにふくらみ、夏の始めに毛を刈りとられて薄ぎたない紫斑を浮かせていた肌...

  • サトイモと鯛アラの煮物

      乱切りしたサトイモを鍋に入れ、醤油、砂糖、酒、みりんと水を入れ、削り節を入れ、さっと湯通しした鯛アラを置き、落し蓋をして、煮立ったら弱火にして20分煮て火を消し、冷めるまで放置して出来上がり。ニンジンのポタージュ 二ンジンをすりおろし、牛乳を入れ、煮立ってきたら塩・胡椒で味付けして出来上がり。小魚のポン酢浸し    小魚は1分湯通しして水にとり、水気を切って容器に入...

  • 自分からの逃亡

    孫の世代は、「ふるさと」をどのように捉えるのだろう。「親のふるさと」でも、「心の故郷」でも、なんでもいいから、なにか「ふるさと」がないと、精神が安定しないように思う。強制収容されたハンセン病患者は、詩や短歌に、望郷という「ふるさと」を書き続けた。帰ることのできない故郷だったから。彼らは「うさぎ追いしかの山」「小鮒つりしかの川」という子供時代を過ごした世代である。田舎(故郷)に帰って「ひも付き」のよ...

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     (10)Firth Of Fifth (Remastered 2008)2030年 農業の旅→ ...

  • くろねこの短語

     神宮外苑再開発、葛西臨海水族園の建て替え計画と環境破壊にいそしむ小池百合子にくすぶる太陽光パネル利権!!2030年 農業の旅→...

  • 大島青松園 藤田薫水さん

    両足の手術を受けて寝正月面会や稲の出来栄え姉に聞く国便り手にもちしま々昼寝かな佛飯の湯気をよぎりし秋蚊かな遠雷に帰り支度の盲かな近づきし日傘のほてりや蝉時雨吾と遊ぶでで虫の角に触るまじく笹子鳴く山日だまりに杖置きて着ぶくれて佛具を磨く彼岸かな御浄土をここと定めて菊に住む藤田薫水さんの略歴大島青松園 明治25年愛媛の貧しい農家に生まれる。小学校も満足に通えず貧窮生活に追われる。青年期を迎えた矢先ハン...

  • 大島青松園 政石 蒙さん(14)

    生くるともなく ホジルボロン俘虜病院に病んでいた頃のある夜、屋外便所へ用を足すために玄関からとび出した私は、何かにぶつかって転倒した。外灯にすかし見た私は、雪をかむった大きいかたまりを見出した。にょっこり頭をもたげたので駱駝になった。北風を避け玄関脇の軒下に丸まって駱駝は眠っていたのである。家角を吹き廻ってくる雪片が駱駝の軀にしきりに降りかかり、したたか雪をかむっているのだった。 乾草と塩と水だけ...

  • お好み焼き

      1センチ幅ほどにざく切りしたキャベツ200gをボールに入れ、薄力粉100gをふって混ぜ、溶き卵2個と水150CCを入れて混ぜ、さっと湯通しした豚肉100gを入れて混ぜる。熱したフライパンに大さじ1の油を入れ、具材を流し入れ、裏表8分ほどずつ焼いて出来上がり。ウスターソースで。  2030年 農業の旅→...

  • 折々のことば

    2月20日 朝日新聞 折々のことば 鷲田清一部落の住民は公平、衡平、平等などについては意外に敏感で、伝統はそれを実現するため人知のすべてを盛りこんだ 形跡があり・・・(きだみのる)それでも不満が残り、それを取り除くため村民はさらに人知の限りを尽くしたと、東京都下の一村落に住まい、その伝習を活写した”漂白”の作家は記す。例えば薪材を籤で分ける知恵も、村民本来の公平な性格によるのではなく、果てしない相互牽制...

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    (9)The Cinema Show (Remastered 2008) 2030年 農業の旅→ ...

  • No Nukes 原発ゼロ

     安倍、岸田、河野に続いて4世の時代がやってくる!?世襲大国自民の支配はいつまで続く?家系図・気球・マスク・電気代・ミサイル・・・『ダメダメTOP10』2030年 農業の旅→...

  • 大島青松園 山田静考さん

    いわし雲義足はづせばわが身欠く立冬の日に癩の斑紋さがす囀(さえずり)の午後や病者の肌匂ふ葬列に後れて冬の海見下ろす青葉木兎(うさぎ)身内はべらぬ癩者の死溺死体運び去らぬに虹懸る凧上げゐる癩児の手もとすでに昏れ外套を脱がねば和解なりがたし山田静考さんの略歴大島青松園 昭和3年生れ。翌年父が急死。小学校に入る頃罹患。小二のとき片手の筋力が衰え教科書が持てず通学を拒否。閉鎖された環境の中で読書を心の糧と...

  • 大島青松園 政石 蒙さん(13)

    駱駝の怒り 駱駝は従順な動物とみなされている。怒った駱駝を見ることは殆どない。 人間三人を背に乗せてのんびり歩いている駱駝。荷車を曳き、あるいは丸太を背いっぱいに積まれてのっそりのっそり野を行く駱駝。人間が指示するままに膝を折り敷き、背に荷物を積み終るまでじっと待っている駱駝。まさに従順の権化のようである。叩かれて悲鳴をあげても容易に怒りはしないのだ。 駱駝は従順な動物とみさなれている。その駱駝が...

  • ヤーコンと魚ソーセージ炒め

    熱したフライパンに油を入れ、ニンニク1片の粗みじん切り、魚ソーセージ、ヤーコンの順に炒め、醤油とカレー粉で味付けして出来上がり。ホウレンソウのおひたし ニンジンとヤーコンおろし  ニンジンとヤーコンをすりおろし、手作りポン酢で。ニンジンは水気が少なく、ヤーコンはダイコンより多く水が出る。ヤーコンは簡単にすりおろせるが、アクが多く、時間の経過とともに黒く変色して見た目が悪くなるが、味は変...

  • 浜 矩子 人が働くのはお金のためか

     浜 矩子(経済学者)だれもが幸せになるための「21世紀の労働」とは?人が働くのはお金のためか資本主義が”野生化・狂暴化”する今、そもそも「人はなぜ働くのか」を問い直す!● やりがい詐欺でタダ働きさせる仕組み● 「働き方改革」は”働かせ改革”● アダム・スミス カール・マルクスの労働観勤労社会から落ちこぼれ、30代の半ば過ぎに農業者になった。競争社会から逃げた形だが、農業では農業で、他の農業者と「...

  • 気に入った10曲

    (8)Genesis - Just A Job To Do (Official Audio) 2030年 農業の旅→  ...

  • 大島青松園 辻 長風さん(2)

    耳張って秋風を聞く兎かな治療室までの八丁蝉時雨人の死にかかはりもなく雁渡るひた急ぐ西日の中を郵便夫金魚の尾華やぐ拡大鏡の中風鈴の豊かに鳴りし寮愛す人探す声重なりし秋の浜友の膝豊かに林檎の皮垂らす辻 長風さんの略歴大島青松園 明治40年2月奈良県大峰麓の洞川に生れる。洞川尋常高等小学校卒。大阪の商店に勤め、独立を目前にした26歳の春発病。昭和8年大島青松園に入園。翌9年俳句会に入会。白川潮帆、本田一...

  • 大島青松園 政石 蒙さん(12)

     駱駝 先日、機会に恵まれて栗林公園にある動物園を観ることができた。島の療養所で生活するようになってからの六年間、犬と猫、そして最近檻に飼われるようになった猿、患者の食糧用に飼われている豚、家の内外で見かけるネズミや小鳥のほかに動物を見ていなかった私は、すべての動物に興味を持ったが、中でも駱駝を見ることのできたのは非常なよろこびだった。 駱駝は猿のように愛嬌をふりまくこともなく、縞馬のように美...

  • チヌの塩焼き

       姉にもらったチヌは、大さじ半分余りの塩を裏表にすり込み、強火で15分、裏返して10分、再度裏返して2分ほど焼いて出来上がり。おかずが残っていたので、今日作ったのはこれだけ。2030年 農業の旅→...

  • 発達障害の当事者として・・・

    2月16日 朝日新聞 2面 ひと発達障害の当事者として専門の法律相談を手がける弁護士伊藤 克之さん(46)   東京・日野市で独立して弁護士事務所を構えると同時に「発達障害専門の法律相談室」を立ち上げた。発達障害のある人は、対人コミュニケーションに課題を抱えることが多い。2018年の設立以来、職場でのパワハラ被害などの相談を40件以上受けてきた。自らも発達障害がある。そのことを知ったの...

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    (7)Second Home By The Sea2030年 農業の旅→ ...

  • 在野のアナリスト

     2月3週の動き2030年 農業の旅→...

  • 大島青松園 辻 長風さん(1)

     掃初や机とてなき盲寮貝殻の一つ一つにある春日少年の頃より病ひゆすら梅蟹に指噛ませて遊ぶ静かな磯浜木綿や選挙運動船で来る草いきれ柩は山にさしかかり道をしへ振り向く坂を松葉杖四十路句集出さんと励み獺祭忌(獺祭忌とは正岡子規の忌日)人なべて幸せならず草は実に冬着二三行李一つの吾が生活 2030年 農業の旅→...

  • 大島青松園 政石 蒙さん(11)

    花までの距離 コノ線ヨリ許可ナク入ルベカラズ コノ線ヨリ絶対ニ出ルベカラズ 表裏に書かれた立札が立てられている古煉瓦を並べた線の内側の小屋に、私は生活させられていた。朝、一日分の食糧を持った病院勤務者が、病院から草原の道をやってきて入り口の扉を開き、その扉を閉めるため夕昏どきにやってくるだけで、私はいつも独りだった。 春遅い外蒙古(モンゴル人民共和国)にようやく春が訪れると、凍て固まった雪の...

  • ポトフ

     熱した鍋に油を入れ、ニンニク1片の粗みじん切り、ベーコン1連の細切り、乱切りした野菜(ニンジン、カブ、ヤーコン、キクイモ、サトイモ)の順に炒め、1カップ半ほどの水と、少し残っていた出し汁を入れ、生姜1片をすりおろし、煮立ったら弱火にしてコンソメを1個入れ、20分ほど煮て出来上がり。味噌汁 ダイコン、ニンジンの千切り、キクイモの薄切り、ハクサイのざく切りを鍋に入れ、水と出汁の素を入れ、アゲ...

  • 気に入った10曲

     (6)Mama (Remastered 2007) 2030年 農業の旅→ ...

  • 週刊金曜日

    週刊金曜日編集後記週刊金曜日オンライン2030年 農業の旅→...

  • 大島青松園 東條康江さん(3)

    病院へ行けと巡査はサーベルを鳴らして父に強く言いたりわが膝に父の骨箱しかと抱き阿讃山脈を夜汽車にて越ゆ夫も病み我も病みたる八月は風鈴の音も聞かず過ぎたり「風の舞」を抜けて流れる雲にのり懐かしき故郷へ帰りゆきませ身支度を終え正座なしバイブルを夫に読みもらいひと日始まるいづこより吹きくる風か風の息もらいてわれは生かさるるなり讃美歌を口ずさみゆく丘の道杖に緑の風のやさしさわが膝に夫がのせくれし大西瓜(す...

  • 大島青松園 政石 蒙さん(10)

    ふるさとのありて帰れぬ君の骨を拾ひ終りぬ波音聞ゆ病む君に代わりて相寄りつくりたる遺句集「寒林」に君は生きをり(「寒林」は桂自然坊さんの句集)ふる雨に霞へる海を渡りゆく妻うしなへる君に会はむと(千葉 修氏)亡き妻を追慕する歌詠みつぐはよけれども君よ後追ふ勿れ睦まじき夫婦なりしよ相次てみまかり共に霊塔の中世間など気にせずわれを迎へくるる姉の膝下に帰り来にけり病む病まぬ隔てなければ心置くことなく語り合ひ...

  • バターナッツナンキン焼き

     熱したフライパンに大さじ1の油を入れ、7ミリほどに薄切りしたバターナッツナンキンを置き、裏表7分ほどずつ焼き、醤油をまわしかけて出来上がり。7月に収穫したナンキンなのに、いまだに劣化せず、持ちこたえている。ただ残り1個になった。ハクサイとツナ缶の煮物  鍋にざく切りしたハクサイを入れ、ツナ缶の油をよく切ってほぐしながら入れ、醤油、砂糖、酒、みりんを入れ、水は入れずに、強火で、ハクサイ...

  • 寝る前、無茶苦茶体操をしている

    もう9時半・・・何か書こうと思ってもタイムリミットはあと1時間ほど。暖かいストーブのそばで確定申告などしていて、時間が長くなると、頭が痛くなる。夕方の1時間ほどは、自分の場合、戸外の活動が必要で、すでに4時が近くなると、大急ぎで野良着に着替え田んぼへ直行する。急ぎ足で、あえて運動するように田んぼで動きまわる。春の彼岸が近くなって夕暮れの時間が少し遅くなった。夕飯が終わるとまたパソコンの前に座る時間...

  • 気に入った10曲

     (5)Dodo / Lurker (Remaster 2007)2030年 農業の旅→...

  • No Nukes 原発ゼロ

    所得税N分N乗方式、同性婚反対・・・自民党が望む家族が得をする!「個人より世帯」税制に込めた狙い、統一教会の影2030年 農業の旅→...

  • 大島青松園 東條康江さん(2)

    失明というトンネルの長かりき三十余年の歳月流るもの心つきたるわれに母のなく祖母の慈しみ育てられけり父を捨て幼きわれを置き去りし母には母の悲しみあらん生かされて生きる命の確かなり沈む夕日も朝日とならんらい予防法廃止を祝う集いもち世になき友らに黙祷捧ぐ父の日に亡き父想う十二歳のわれを残して逝きましし父生臭きまでに緑の香にたてり嗅覚われに戻りきたれば入所記念日入所して四十七年過ぎにけり涙涸れたる5月31...

  • 大島青松園 政石 蒙さん(9)

    石段を声に出だして数へつつ盲ひの君と連れだち登る目明きには見えざるものも見えぬ目に見据ゑて詠めり「草に立つ風」(「草に立つ風」は赤沢正美さんの歌集)今日ありて明日は分からぬ命よと口先ばかり明日へ持越す去年のいのち今年のいのちを撞き分ける除夜の鐘いま今年を撞きぬ脱走の患者を阻みし海峡をひと跨(また)ぎなし橋は鎮(しず)まる(長島大橋の落成式に招待されたのだろう)不具の手を構はずとりてサンバ躍るリオの...

  • サツマイモの煮物

      醤油、砂糖、酒、みりんと大さじ4の水を無水鍋に入れ、煮立ったら乱切りしたサツマイモを入れ、2分ほどで再度煮立ったら極弱火にして20分、火を消して余熱5分で蓋を開け、混ぜて出来上がり。味噌汁 二ンジン、ダイコンの千切り、ざく切りしたハクサイを鍋に入れ、水と出汁の素を入れ、アゲを入れ、生姜1片をすりおろし、煮立ったら弱火にして15分ほど煮て、味噌を溶き入れ、ネギをふって出来上がり。ホウ...

  • 自分の「癒し」と「学び」のために、ブログの利用を

     ブログを始めてから、テレビは見なくなった。テレビよりブログの方がおもしろくなったから。実はその4年ほど前からテレビは見なくなっていた。理由は、商業出版をめざして「農業の記事」を手書きで毎晩少しずつ書き溜めていたから。その原稿を5社以上の出版社に送っては、商業出版の希望を伝えていた。毎年送り、それを3年ほど続けていたが、いい返事は1度ももらえなかった。だから1年ごとに自費出版していた。1冊千円...

  • 気に入った10曲

    (4)Abacab (2007 Digital Remaster)2030年 農業の旅→ ...

  • 江草乗の言いたい放題

     Dappiとフェイクニュース2030年 農業の旅→...

  • 大島青松園 東條康江さん(1)

    失明のどん底に沈みいるわれに点字習うを勧めくるる盲友ことこつと点字うつ音特殊にひびきて秋の夜の深みゆく木枯の夜の点筆握りしめ父とも思う人に文書く磯の香の沁みたる岩に腰を掛け友が貝掘る音を聞きいつ雨風の激しき日なり治療棟へ行く道遠く遠く思うも身障度強き身なれど生かされし幸に感謝し献体なせり十五歳のおさげ髪にて入所せしわれ病み抜きて還暦迎う初生りのなすび二つをわれの手に夫はのせくれぬ紫匂う看護婦もわれ...

  • 大島青松園 政石 蒙さん(8)

     奪はるるもの何もなき気軽さよ闇を流るる風に添ひゆく嗅ぐ力失せゐるわれと目の見えぬ君と連れだつ花苑の中われに見え君には見えぬ花のまへ香りのなきをきみの呟く隣室の咳に誘はれわれも咳き競ひ咳きつつ寒夜更けゆく生ききたる不思議に触れて散るさくら死に損じたる日にも散りゐき恐ろしきエイズといへど癩のごとく人の群れより追ふこと勿れ人間のいのちに軽重あるやうで無いやうでわがいのちの目方希ふ「らい予防法」の改...

  • ダイズの煮豆

      ダイズを洗ってボールに入れ、水を適量入れ、煮干と出汁昆布を入れて一晩置く。圧力鍋に戻し水ごと全て入れ、ニンジン、ヤーコン、キクイモを同じくらいの大きさに切って入れ、醤油、砂糖、酒、みりんを入れ、アゲを入れ、強火で、おもりが勢いよく回り出したら極弱火にして20分ほど煮て火を消し、圧が抜けるまで放置して出来上がり。豚肉とタマネギ炒め 熱したフライパンに油を入れ、ニンニク1片の粗みじん切...

  • 50年ほど前、出会った人

    いわゆる「青春時代」の仲間たちに会いたいと思う気持ち会わない方がいいと思う気持ち今まで会わずに来たのだから、今さら、会わない方がいい先方も同じように考えているのだろうかすでに50年ほど会っていない青春時代に出会った人たち今、どうしているのだろう生死も知らない その後の状況も知らない 知らない方がいいそれぞれに今を幸せに生きていることを願う出会った人たちには感謝のことばしか思い浮かばない今、どういう...

  • 気に入った10曲

    (3)In Too Deep (Remastered 2007)2030年 農業の旅→ ...

  • 四丁目でCan蛙

     「相続税を払わぬ世襲議員」「異常に高い日本の選挙供託金」「NYタイムズが成田悠輔氏(集団自決)を取り上げて・・・」など2030年 農業の旅→...

  • 大島青松園 松浦篤男さん(2)

    汗の体湯に拭きて早く床に就くかく平穏な日日を恐るる隠れ病む納屋より我は出でざりき母の亡骸の帰り来し日も屋根裏に葺替えの萱積みしままわが生れし家腐るにまかす向日葵に夏日まばゆく照るみれば四十年病みて尚も生きたしおのづから職員と患者に分るるを寂しみて桟橋に船を待ちをり灰皿の水に吸殻の消ゆる音真剣に確かむ盲の友は幾十年読み書きをせぬ盲きみが我より正しく漢字憶えゐ聴診器離して医師が頭下げあっけなく友の命の...

  • 大島青松園 政石 蒙さん(7)

    療園の減員予測統計に合わさねばならぬ如く死にゆく足枷の「らい予防法」改正の成るまでは死ねぬ生きねばならぬ変形を双手に遺し病癒ゆ何かを握り緊むるかたちに生かされて生くるといへどをりをりの喜怒哀楽に心は震ふ声のして窓少しあき風と共に今日の新聞差入れられつ目薬の色に染まりて溢れくるレモンいろの涙を拭ふ闇の夜をみみづく啼けり応ふ声なけれど啼くも声の限りを廊下掃く音せかせかと近まりて睡い頭の中までも掃く盲人...

  • ネギの煮物

      鍋に出し汁を入れ、醤油、砂糖、酒、みりんを入れ、煮立ったら練り製品とアゲを入れ、ざく切りしたネギを入れ、ネギがしんなりしたら混ぜて弱火にして7分煮て火を消し、冷めるまで放置して出来上がり。ナバナを使った2品ナバナはざく切りし、太い茎の部分は薄切りして1分早く茹で、その後、他の部分を茹でて水にとる。ナバナのメンツユ浸し茹でたナバナを水に取り、水気をしぼらずにボールに入れ、味を見ながら少し...

  • 同じことを繰り返す

    毎日のように「ダイコンおろし」を食べるのを、奇異に思う人がいるかも知れない。逆に、ダイコンおろしはそんなにおいしいものかと、市販のダイコンを買って、やっぱりまずいと思うかも知れない。今までは、ダイコンおろしは毎日食べるものではなかった。それが今年は毎日食べるようになったのは、年齢も関係するかも知れない。老夫婦だけなので、どんなおかずを作っても誰も不平を言う者はいない。今では、味噌汁のように、朝、な...

  • 気に入った10曲

      (2) Domino2030年 農業の旅→...

  • 古舘伊知郎のユーチューブ

     太陽光発電をめぐる詐欺疑惑が今明るみになった理由。三浦瑠璃氏に感じる違和感と自民党とのつながり。2030年 農業の旅→...

  • 大島青松園 松浦篤男さん(1)

    力なき左手指の無き右手補ひて日日の過ぎ行く赤きつつじ雑草の中に散りてゐる継ぐ者のなきわが家の庭煤けたる天井仰ぐわが不治の病が父母を早死させし牛の息夜夜に聞きつつこの納屋に隠れ病みしも遠き日となる患者等のかつて逃走せし海峡秋の光にあくまで碧く廊下踏む義足の音にも覚めずなりぬ身障者同士の雑居六年補ひ合ひ末長く添はむわが妻となる君の手の指も曲れる新聞もラジオもなくて隠れ病みし十余年を今は笑ひて話す繃帯も...

  • 大島青松園 政石 蒙さん(6)

    我が言える左は君にとりて右ま探れる手が湯呑ころがしぬ無汗症のわが体内にこもる熱口あけて吐く暑き真昼を怒りたきときも怒らず生ききたり療養生活けふで三十年迫害に傷つき保護にも傷つきたるらいの歴史の終末近しらいを病む無念の一生(よ)とどめ置かむ三十年を歌詠みつぎぬ捨てられしものら漂ひ寄りきたり島の汀の波に揉まるる方一里の島の僅かな平地をば区切りて患者地区職員地区患者地区職員地区のけぢめなく連なり咲けり桜...

  • サケと野菜の蒸し煮

     無水鍋に出し汁を半カップ入れ、砂糖、酒、少量の醤油を入れ、煮立ったら底にタマネギを入れ、乱切りしたニンジン、カブ、キクイモ、サトイモを入れ、さっと湯通ししたサケを置き、味噌をみりんで溶いて入れ、生姜1片をすりおろし、煮立ったら極弱火にして20分ほど煮て、冷めるまで放置して出来上がり。味噌汁鍋に千切りしたニンジン、ダイコン、ハクサイを入れ、シイタケとアゲを入れ、水と出汁の素を入れ、生姜1片をす...

  • 農業という晩年

    「 農業をしながら晩年を過ごせる」のは、恵まれているなあと思う。都会では、リタイア後の人生がつかみづらいような気がする。何をして過ごしたらいいのか部屋に閉じこもることが多くなると、気分的にもまいる。外へ一歩出ても、群衆の中の孤独は、自然の中(田んぼの中)での孤独とは全然異なる。自然の中ではどういうわけか、「孤独を意識することがない」。ぼうっとしているだけでも、気分がやすらぐ。田んぼにいると朝日や夕...

  • 気に入った10曲

     (1)Genesis - Dreaming While You Sleep (Official Audio)2030年 農業の旅→...

  • 在野のアナリスト

     2月2週の動き2030年 農業の旅→...

  • 大島青松園 政石 蒙さん(5)

    兎眼(とがん)なる固きことばに医師の言ふつむりきれざる眼の乾く慰むる言葉を持てどつづまりは言葉にすぎず思ひためらふ補強具を着け終へし足とんと踏み調子確かむひと日の始め人工の膀胱つけて世を狭く生きゐる姪の子がわれに親しむ週日を故郷に過ごし帰りきて聞く三人の病友の死を檻の中の翼瘠せる尾白鷹天翔けるなく一生終らむ手伝ひの大方が手足不自由なり気持だけでは事はかどらず盲人の機関誌編集に眼を貸して君らの勁(つ...

  • 大島青松園 朝 滋夫さん(6)

     島の土に伸びてとぼしく果をつけし葡萄の房らいの系譜となる勿れ屋根には屋根の雪ふりつむ草木には草木の雪ふりつむそれぞれ重く殺したる蛇のまわりにうちすてし石のたぐいを夜半に怖れき缶詰の葡萄ことごとく種子とられ病みてそだたぬ吾が誕生日朝滋夫(繁夫)さんの略歴大正6年7月21日山口県下関市生まれ。昭和8年7月21日大島青松園に入園。十代の終わり頃から作歌を始める。昭和14年「多摩」に入会。「多摩」の...

  • 魚ソーセージと野菜炒め

    熱したフライパンに油を入れ、ニンニク1片の粗みじん切り、魚ソーセージ、ニンジン、ヤーコンの千切りの順に炒め、ニンジンに火が通ったら醤油とカレー粉で味付けして出来上がり。ニンジンのポタージュ ニンジンをすりおろし、牛乳を入れて点火し、煮立ってきたら塩・胡椒で味付けして出来上がり。2030年 農業の旅→...

  • 田んぼの多様性 ブログの多様性

     野菜に特定の専門作物は持っていない。専門的にたくさん作るというのは、最初からできそうに思えなかった。だから旬の野菜15種類ほどをワンパックにして送る形態しか取れなかった。技術力のあった人は、最初ワンパックからスタートしても、4~5年の内に、それぞれの得意なものにしぼって作るようになった。ぼくにはそれが難しかったので、農業形態を変えることはできなかった。特定の専門作物がない代わりに、それぞれの作...

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