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2021/01/30

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  • 不快さを数字で表してみよう

    ここ最近脱線して見ている湿度に関するお話、今回も1つ、湿度関連でちょっと脱線してみようかなと思えるネタがあったので、そちらに逸れさせていただきましょう。 こないだ飽和水蒸気圧(量)曲線グラフと、それに関する極めて分かりやすい解説記事(↓)を紹介していましたが… www.s-yamaga.jp こちらの一番下に、「不快指数」というたまに天気予報なんかで聞くことのある気がする有名指標について語られていました。 もちろん数字が高いほど「不快」に思えるというもので、気温と湿度の両方を考慮して算出される値になってるわけですけど、具体的な式は全く知らなかったので、今回取り上げてみようかな、と思った次第です…

  • 熱は振動する分子を介して伝わるけれど…

    ここ最近脱線して見ている湿度シリーズ、前回は「超高温のサウナの中で人間が過ごせるのは、湿度が低いから」ということに触れていました。 湿度というのは結局、「空気中に含まれる気体の水分子の量」ですから(%の数字としては、「含有限界量からの比」ですが)、湿度が低い空間というのは「存在する分子の量が少ない」ということなので、突き詰めると、普通に「湿度が低いと、その温度でぶつかってくる分子の絶対数が少ないから、温度が高くてもいける」ってことに過ぎないという話でした。 (もちろん空気中には水分子以外にも窒素・酸素(その2つで99%)、あとは微量の貴ガスや二酸化炭素なども含まれるわけですけど、それらは基本的…

  • 90℃の熱湯は大ヤケドなのに、90℃のサウナが平気なのは…?

    前回は各種「水」が気体になったり液体になったり微妙な領域(あるいは固体も)の気象用語の英語を唐突に見ていましたが、それはまぁ番外編で終わったとして、他にも湿度やら霧やらの話を書いていた際に、「あぁこの話も有名所だけど、考えてみたら(というか知らなかったら)意外と不思議なやつだね」と思えたネタがふと頭に浮かんだため、今回はそちらに触れてみようと思います。 それがズバリ、記事タイトルにもしました、 「熱湯だと90℃どころか50℃でもヤケドの可能性があるのに、サウナは90℃とか下手したら100℃以上の空間ですら平気で長いこと居続けられるのはなぜなんだろう?」 …ってポイントですね。 まぁ結論からいう…

  • ミストは「霧」ではなく…?

    圧力→湿度とネタは逸れに逸れ、前回は霧や靄の話をしていました。 最後触れようと思いつつ時間がなかったので諦めていた点に、記事水増しの意味で触れる所から始めさせていただくと(笑)、日本語の漢字も色々見慣れないものがあった各種お天気用語、英単語はどうだろう、何かカッコいいのがありそうだな…と思えたため、ちょっと見てみるとしましょう。 霧がfogというのは、前回のラストでWikipediaを引っ張る感じで見ていましたけど、これは「フォグランプ」とかでおなじみですね。 まぁ「おなじみ」とか言って、僕は車に乗らないし車に1ミリも興味がないので大しておなじみでもないものの(笑)、歌の歌詞なんかで使われるこ…

  • 結露に霧に、靄に霙に雹・霰……いや読めねぇよ(笑)

    ここ最近は湿度ネタに脱線しており、前回は洗濯物の話をしていました。 もう何度も書いている話になりますが、湿度というのは結局、「水は空間の中で、気体になれる量に上限がある」という特殊な性質から導かれるもので… (ちなみに窒素や酸素みたいな普通の気体は、密閉空間にいくらでも詰め込むことが可能です。 密閉空間に入れれば入れるほど、圧力がどんどん大きくなっていく感じですね) …その、温度(※)で決定する「気体となれる水の量の上限」の何パーセントがその空間中に既に気体として存在しているか、ってのがまさに湿度であり、夏場は温度が高い=水が気体になりやすい(「上限」も大きいし、そもそも分子の運動が活発になる…

  • 夏はなぜ洗濯物がすぐ乾くし、冬は乾きにくいのか…?

    前回は湿度について、これは結局、 「その温度の空間に、気体でいられる水分子の量は決まっている。その『限界量』(=飽和水蒸気量と呼びます)と比べて、何パーセントの水が気体として漂っているか」 …を表した数字が、そのまんま湿度だということだという話でした。 したがって、湿度100%の場合、もちろんよくある誤解である「水中」を意味しているわけでは決してないものの、その空間にはもう水が蒸発するゆとりが一切存在しないため、例えば洗濯物を干しても決して乾くことがなく、永久に湿ったままとなり、水をタップリ含んだ物質というのは雑菌類が増える恰好の温床となりますから、洗ったのにどんどん雑菌が棲み付いてクサくなる…

  • 湿度とは…なぜ冬は口唇や皮膚がカサカサに?

    前回は湿度の話を見ていくつもりが、その前段の話、蒸気圧うんぬんについてごちゃごちゃ語っていたら時間切れになってしまっていました。 蒸気圧の説明もグダっていたのでそこから行こうと思っていたのですが、何気にちょっと時間がなさすぎる日が続いているので、もっと取っ掛かりやすい所から、まずは湿度の話で分かりやすい部分から攻めていこうかと思います。 蒸気圧の細かい話はともかく、水というのはある温度の空間で気体として存在できる量に限界がありまして(まぁそれを決定するのが気体分子の作る圧力であり、その限界時の圧力を「飽和水蒸気圧」と呼ぶのでした)、その限界を迎えている空間=気体となった水分子が、飽和水蒸気圧を…

  • 100℃でピッタリ一致!

    元々は英語スラングのBasicという単語から脱線していた「水の状態」的なシリーズ(basic=塩基性という意味もあるため)、ここ最近は僕自身全く詳しいわけでもない圧力に関する話を見ており、前回は高気圧の楽園・死海と比較すべく、東京の気圧データなんかに触れていました。 ネタはいくらあっても助かりますから、今回はそのデータ表にあった「湿度」についてちょっと脱線してみようかと思います。 まぁ湿度は、特に数字を意識するまではないものの、日常生活でも特に夏の今の時期ですと「蒸し蒸しする」、逆に冬なら「乾燥する」という感じでかなり暮らしに密着した概念ではあると思えますが、これも意外と何なのか正しく理解され…

  • やっぱり夏は低気圧……意外ッ!では台風は…?

    前回は、真の高気圧世界ナンバーワン・世界で最も地底の深みに存在する、中東イスラエルの死海周辺ツアーをしていました、 (…って、死海表面に浮かんで新聞読むおっさんの写真を貼ってただけですが(笑)) 死海周辺=海抜マイナス400メートルでは、平均1067 hPaという、標準大気圧1013 hPaから考えると実に54 hPaも高いわけですが、とはいえまぁ、これって普段の環境と比べてどのぐらい高いのかが、イマイチよぉ分かりにくい気もします(一応全身にかかる力とかの具体的な計算なんかは以前の記事でもしてみたものの、もっと何というか日常的な感覚みちなものとして…ですね)。 そんなわけで今回は、またちょっと…

  • 真のHigh pressureはここでしたぁー!

    おもむろに始めていた圧力ネタ、前回は深い海の底に沈むことでかかる圧倒的な水の力に対し人類はどこまで耐えられるのか…なんて話を見ていました。 実際の記録は水深700メートル=70気圧(まぁかかるのは水圧ですが(笑)、標準大気圧 1013 hPaのことを「1気圧」と呼ぶので、これは単位の「気圧」ってことですね)ということでしたけど、でも冷静に考えるとこれ、そこまで潜ったんならもう10メートルぐらいいけてもよくない…?とか思えるんですけど、まぁ実際本当に限界ってことなんでしょうかね…? 恐らく事前に高圧環境にその身を置くことでテストしているに決まっていますし、血液の中の酸素分圧や呼吸ガス濃度など様々…

  • 人間はどれぐらいの圧力まで耐えられるのか?

    前回はシベリア擁するロシアが、アベレージこの世で一番高気圧な国(地域)で、世界最高記録は、モンゴルの極寒村トソンツェンゲルが記録した1085 hPaのようです、なんてことを見ていました。 これに関してまた、触れようと思ってたけど忘れてたぜ…的な話からちょろっと補足していこうと思いますが、まず1085 hPaってどんなもんよ、って話ですけど、まぁこれは単純な算数ですね。 1気圧=1013 hPaというのが、例によってその例えもイマイチ分かりにくいかもしれないものの、手の平の大きさ(150 cm2)に150 kgのおもりがのしかかるぐらいの力だということを既に何度も見ていました。 なので、「手の平…

  • 世界一気圧が高い国は?

    気圧とは、その上空にある「空気の重さ」に過ぎないのです、その証拠に、標準大気圧でかかるその重さを地球の表面積倍してやれば、地球の持つ空気全体の重さになる……なんてことを前回は書き連ねていました。 とはいえこれはあくまでも概算的な話であり、(こないだも書いていましたが)気圧というのは高度のみならず、天気図でおなじみの気圧配置なんかが示してくれている通り、普通に同じ場所でも結構大きく変わるものになっています。 これはもちろん、その「重さのある空気」の流れによって発生するもので、我らが親方日の丸・気象庁の分かりやすい質問コーナー(↓)なんかが分かりやすくまとめてくれているように… www.jma.g…

  • 地球全体に、空気はどのぐらいの重さあるのかな?

    前回は、「山に登るとポテチの袋がプクーっとなるよ、面白いね」などとキャッキャしていましたが、これは物理学的には分かりやすい話で、ポテチ袋のような逃げ場のない場所に閉じ込められた気体分子は、袋の中で一定の圧力を生み出す形になっており、高地へ移動して周りの押す力(=大気圧)が小さくなったら、その分圧力=中から袋を押す力が相対的に大きくなって、袋は膨張する、って話ですね。 ちなみに、「圧力が大きくなって」はもしかしたらやや語弊のある表記だったかもしれないんですけど、これは高校化学や物理でも習った気がする「気体の状態方程式」あたりで出てくる「ボイルの法則」なんかが主張する話で、一定の分子数の気体には、…

  • ポテチの袋が膨らむのは……

    ダイヤモンドはめっちゃ圧力をかければ人工的に産み出せます、圧を加えて炭素をガッチガチに固めるようなイメージで、ダテに世界一硬い物質ではないってことですね……ってな話をきっかけに、最近は圧力について見ている感じです。 やや難解なサイフォンの原理の話もそこそこに、前回は気圧というものについてサワリだけ、「あれは、上空にある空気の重さがのしかかってきとるものなんすよ」みたいなことに触れていました。 その証拠に、標高の高い場所ではそこより上にある空気が少なくなるから(空に天井はないわけですけど、大気圏は無限に続くわけではないので、空気の層には限り=てっぺんがあるわけですね)、重さが小さい=気圧が低くな…

  • こんなに重かった空気……

    サイフォンの原理に関する、あらきけいすけさんによるdefinitiveなご説明を紐解いていく話、前回はベルヌーイの定理に基づいてなされていた考察部分にだけ中途半端に触れていましたが、記事タイトルにしていた「完全に理解した」はネタ以外の何物でもなく、むしろ「完全に途中状態」でしかなかったんですけれども、今回はちょっと元記事を読み進める時間が全くなかったため、別の圧力の話を進めさせていただこうかと思います。 (ちなみに、前回の記事アップ後にちょっと考えただけで、ベルヌーイの定理の解釈がちょっと(というか大分)おかしい部分があることに自分で気が付いたんですけど(例の図で考えていたのは「静圧」のみであ…

  • サイフォン、完全に理解した…

    大言壮語な物言いの記事タイトルで恐縮ですが、これはズバリ、インターネットミーム的なネタの1つで、エンジニアが「Python、完全に理解した」と言いつつその10分後には謎のバグに直面して「Python、なにもわからない…」になるみたいなのが恐らく発祥の、いわばお決まりのギャグみたいなもので… (例えば英会話スクールに通って、1つ知らないフレーズを学んで聞き取れる&使えるようになったら即「英語、完全に理解した…」と言うみたいな、誇張表現のユーモラスさもある感じですね。 まぁ本当の発祥は、ダニング=クルーガー効果(参考:ウィキP記事↓)を自虐的に風刺した話が由来なのかな、とも思いますが(=チュートリ…

  • 実はDefinitive answerがありました!理解ができるかはまた別の話(笑)

    前回の記事で「いやぁ、サイフォンって本当に難しいですね。それでは、サヨナラ×3」みたいなことを書いていたのですが、「最も深い考察がなされています」として、記事の終わりに引用していたブログ記事の執筆者でいらっしゃいます岡山理科大学の荒木圭典さんが、記事にお目をお通しいただき、反応ツイートまで投稿してくださっていました…! 私のブログの最初の5行がサイホンの原理のはっきりした説明で、その下は「パスカルの原理で十分で、ベルヌーイの定理を使ったサイフォンの考察はウソ」なのだが…。リンク先の記事に興味深いものがあり有難かった “圧力その2・意外と奥が深かったサイフォン - ひたすら自…” https:/…

  • 圧力その2・意外と奥が深かったサイフォン

    圧力シリーズの脱線ネタとして、前回は「圧力とは何ぞや」という話もそこそこに、「ストローで水を吸う高さの限界」みたいな話をつらつら書き殴っていました。 そのストローネタも、また圧力というか大気圧について触れた後に改めて戻る機会があれば戻ってみたい所ですが、同じような「水の柱」が関連するもので面白いネタとして、サイフォンなんてものにもちょっくら触れてみようと思いつつ、前回はそこに行くまでの時間がなくて辿り着くことがなかったため、今回はそこから話を始めてみようと思います。 サイフォンの原理と呼ばれる中々面白い物理現象、これは、そんなに身近なものでもなく、ご存じない方のほうが多いのではないかと思えるた…

  • 結局圧力て何やねん:その1・ストローで水を吸う限界は?

    ご質問から脱線シリーズ、前回は水の状態変化の話からおもむろに圧力の話へと逸れていたわけですが、完全にネタとして途中状態だったので続きを進めさせていただきましょう。 日常生活でもよく聞くその「圧力」ですが、まぁ流石に「圧の力」ってことで何となく押される力だってのは誰しもイメージできることではないかと思うんですけど、実際こいつが何物なのかは、またしても例によって基本的には目に見えないものであるので、イマイチぼんやりと分かったような分からんような…という状態の方も多いのではないかと思います。 そこで今回は「圧力とは何のなのか」について、少しペラペラ語ってみるといたしましょう。 とりあえず、手で何かを…

  • 圧力で押さえつけよう!

    前回は、超高圧力をかけることで、消し炭もダイヤモンドに変わる…なんてことを見ていました。 そもそも圧力がなぜ物質の状態に影響を及ぼすのか、っていうか圧力って何やねん、って点について、またちょっと補足をして無駄にスペースを食うことができそうかな、と思ったため、記事水増しのために脱線させていただきましょう(笑)。 まぁ順番に触れていくと、「圧力」というものは、日常生活ではそう簡単に変化させられるものがないのでイメージが湧きにくいかもしれないんですけど、実は、仕組みを考えると温度が変わること以上に、圧力が変わることの方がそりゃ物質の状態に影響を与えるでしょうね、ってのは納得いくものになっているともい…

  • ダイヤモンドも液体に…?!

    「ほとんどが水ばっかりのものなのに、なぜ固まる…?」という話から、「寒天なんてたった2%入れるだけでカッチコチやぞ!」…的なネタに触れ、さらには「そういやタマゴにいたっては、熱を加えると固まりますね」なんてことにも脱線していたのが前回の記事でした。 時間がなくて書けなかった話から少し補足しておくと、加熱して固まるのはタンパク質が変性することが原因である……これは例えていうならば、アミノ酸の鎖(タンパク質というのは、20種類あるアミノ酸が1つずつズラーッとつながったものでした)が、いわば最早ほどくことができないほどきつく結ばれてしまったようなもので、一度変な結ばれ方をした鎖縄がもうほどけなくなっ…

  • そういえばタマゴを加熱したら固まるのはなぜ?戻すことはできないの?

    前回は、「あまりにもキレイすぎる水を飲むとお腹を壊すのか?」という話で、まぁ結論は「飲んだことないので分かりません」とかいうクッソ中途半端なものでしかなかくて恐縮でしたが(笑)(ただ、個人的にはやっぱり、超純水をがぶ飲みしてもお腹を壊すことはない気がするけどなぁ、と思えます)、今回も引き続き、水ネタに参りましょう。 完全に段落の途中だったので当然ですが、こちらもアンさんよりいただいていたコメントになります。 毎度感謝の限りにございます…! 例えば、液体のオレンジジュースと固体のオレンジで比べてみても水(水分子)の割合は変わらないということでしたよね? イメージとして、水の割合が大きいと、みずみ…

  • 水を飲んだら、お腹を壊す…?

    ほとんど脱線してばかりだった気もするものの、一応ご質問ネタにも適宜触れていた感じということで、また少しずつ溜まっているご質問の方を遡って見て参りましょう。 とはいえ、これも一連の、「水に混ざる」系のネタからのお話ですね。 引用させていただいておりますコメントは、例によってアンさんよりいただいたものになります。 大変面白い着眼点のナイスご質問、いつも本当に感謝の限りにございます…! 水について… めちゃくちゃキレイな水のキレイさ具合は、まぁめちゃくちゃキレイだっていうのはわかったようなわからないような…?笑 ややこしい数字が出てくると、というか、恐らく聞き慣れない単位が出てくると即イメージできな…

  • 液体を混ぜて反応しちゃうことはある?

    ここ最近の「混ぜる」記事から派生して、前回はエントロピーみたいな話に触れて、物質というのは「常に拡散して、均一に広がろうとする」性質があるので、 「コーヒーにミルクを混ぜたら、あえてスプーンやマドラーみたいなものを使ってかき混ぜてやらなくても、じっと待ち続ければやがて必ず均一になるのです。 その頃にはコーヒーは冷めて、下手したらミルクは腐って飲めたものじゃなくなってしまうかもしれませんが(笑)」 …みたいなことを書いていました。 その話に関して1つだけ書き忘れていたことを今思い出しましたが、例えば水に塩や砂糖を入れた場合も同様で、粒を加えて放置した場合、混ぜないと中々溶けないようにも思えるもの…

  • 混ぜたらなぜ均一になるのか…?

    前回は、別に誰にも聞かれてもいない「液体の分子レベルでの話」をくっちゃべっていました。 ご質問の本題はそこではなかったので、早速続きの段落に参りましょう。 まぁでも、それは恐らく別問題なので置いておくとして、、例えば塩20と砂糖80が混ざっている状態のものからほんの少しだけ取り出した場合、それが5なら必ず塩と砂糖が混ざっているとしても、4以下なら砂糖だけの可能性もあるということになりますよね?「それを混ざっていない部分があると言わないことが、確率の問題ということの意味だということ」がわかっていなかった(イメージできていなかった?)ということが、今回の説明でわかりました。なので、以前コップ1杯の…

  • 液体はなぜチャプチャプしていて泳げるのか…?

    一連の液混ぜシリーズ、こちらも、前回の記事の前、前々回の記事に対して、また追っていただいていたコメントにいくつかご質問が含まれていたため、そちらに触れてもうちょい掘り下げていくといたしましょう。 こちらももちろん、アンさんよりいただいたコメントになります。 そこをもうちょい触れておきたかったんすよー、というナイスポイントのご質問、毎度誠に深謝の極みです…!! やっぱり、「混ざる」ということの解釈ですよねぇ。自分でも書きながら、「混ざるって何?」と思ってました笑 更に言えば、「溶ける」って書いていて、いやこれは「混ざる」のイメージたな…と書き換えた部分もありましたが、今回の説明を読んでみた感じ、…

  • 混ぜられないこともあるよ

    前回の記事で、液体同士が混ざるとはどういうことか、それっぽい説明をつらつら書き連ねていました。 まぁしたり顔で、さも見て来たかのように色々書いていたわけですけど、実際僕も分子レベルの挙動をこの目で見たことがあるわけでもなく、それ以上に、説明として書いていた、 「混ざるといっても、両分子が一様に広がるだけ。分子同士がくっつくことはないし、独立して存在している」 …というポイント、これは実は物事をだいぶ単純化して分かりやすく表しているだけで、厳密にはちょっと違う、ともいえるんですけどね…… 簡単にいえば、液体同士が混ざり合うのは、ミクロのレベルだと実はこれも結局分子同士の相互作用に依るものともいえ…

  • 液体が「混ざる」とは…

    ここ最近の記事では「水・液体」に関していただいていたご質問から派生したネタをこまごま見ていましたが、一連のご質問はまだ途中状態なんですけど、元々その疑問をお投げいただいたコメ主であるアンさんから、1点追加で「ちょいと気になることが…」という話を再び賜っていました。 途中になってるネタのみならず、まだ触れていない他のご質問も保留状態ではあるものの、とりあえず話の流れ的にもそちらだけ今パッと触れておいてもいいかな、と思える内容だったため、今回は(順番が相変わらずグチャグチャですが)そちらに触れさせていただくといたしましょう。 記事タイトルにも挙げた通り、ズバリ、液体同士が混ざることについてのお話で…

  • しっとり・あったか・ねっとり…肌を守ってくれるいい成分!

    一連の水以外の(=水分子を含まない)液体シリーズ、今回はエタノール、そして前回の食用油に続き、記事タイトルに挙げた、「保湿・保温・増粘性」をもったナイスな液体、グリセリンについて取り上げようと思っていたのですが…… そういやグリセリンはずーっと前の「楽しい有機化学講座」で取り上げたことがあったもので(まぁエタノールも、油系も取り上げたことはありましたが、それらは化学的な性質メインでしたしね、液体としての話はそんなに見ていませんでしたが、これは…)、その記事はこちら(↓)になりますけど…… con-cats.hatenablog.com …書こうと思ってたネタ、ほぼ全部既に触れてしもうとった感じ…

  • 水以外の液体は…やっぱり油!

    「水以外の液体」という話から、ここ最近は代表的な非水液体、人類の友であるエタノールについてちょこっと見ていました。 とりあえずエタノールについて思いついたネタは触れられた感じなので、「水以外の液体」で今回はちょっと話を広げてみようかな、と思います。 こないだ書いていた通り、水以外の液体となると結局「有機溶媒」となるわけですけど、何があるかなぁ、と色々考えてたんですけど、何気に、ウィキップ先生の記事にまとめがありました。 ja.wikipedia.org ここに150ちょいの様々な有機溶媒が載っていたので、まさにこのぐらい色んなものが水ではない液体として世の中にはあるわけですね。 「エタノールの…

  • 酒は飲まずに殺菌だ!

    前回はお酒=エタノールの「Proof」(度数を表す単位、度数の2倍の数字)の話から、唐突に価格当てクイズなんぞをしており、僕がこないだ実験用に買った5ガロン=約19リットルの200 Proofエタは、70ドル=約1万円だった、という話をしていました。 (ちなみにエタノールは、英語で略記表示する場合、まぁ「EtOH」って書かれることが多いですかね…? とはいえそれは科学研究で使われがちな言葉で(その略記も、ヒドロキシ基(-OH)を明示した書き方ですしね)、そもそも日常生活では「ethanol」などと呼ぶ機会はまずなく、当然「alcohol」とか、大人の会話であれば、「drink」が酒そのものや酒…

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