ジントニックとイギリス領インド帝国 ジンをトニック・ウォーターで割ったカクテル「ジントニック」。 これを発祥地イギリスで飲むのが筆者のささやかな夢だ。ジントニックは日本で飲むのとイギリスで飲むのとでは味わいが違うらしい。というのもイギリスのトニックウォーターには「キニーネ」という薬品が入っている。この薬品で苦味を付けているのだが日本では法律上これを食品に添加できないのだ。 しかし、新型コロナウイルス(COVID-19)が世界中で猛威を奮っている昨今、海外旅行は当分難しそうだ。非キニーネのジントニックを部屋でたしなむほかない。 かつてヨーロッパではペスト後にルネサンスが花開いた。そのためコロナ禍…
ベンジャミン・フランクリン アメリカの100ドル札でおなじみのベンジャミン・フランクリン。世界的なベストセラーとなったユヴァル・ノア・ハラリの『サピエンス全史』にも、科学技術が人々の生活を豊かにした初期の好例として、彼の実績が紹介されている。 100ドル紙幣に描かれているフランクリン(*1) 有名な例が雷だ。多くの文化では、稲妻は罪人を罰するために使われる、怒れる神の鉄槌だと信じられていた。一八世紀半ば、ベンジャミン・フランクリンは科学史でもとりわけ有名な実験を行った。雷雨のときに凧を揚げ、稲妻はただの電流に過ぎないという仮説を試したのだ。フランクリンはこのときの経験的観察結果と、電気エネルギ…
イーロン・マスク(似顔絵) 2013年、テスラとスペースX社のCEOイーロン・マスクがハイパーループの構想を提唱し世間を驚かせた。ハイパーループは減圧された真空のトンネルの中を列車が走行するというアイデアで、実現すれば時速1000kmを超える超音速で人や物を輸送できる。 イーロン・マスク(*1) ハイパーループの想像図(*2) 約5000年前、人類は車輪を発明し圧倒的に少ない労力で重たい荷物を遠くへ運べるようになった。 SFの巨匠H・G・ウェルズは彼の6番目の小説『宇宙戦争』の中で、車輪について面白い表現をしている。 火星人が使う装置について、なによりも奇異に感じられるのは、人間が使うほぼすべ…
ジェレド・ダイヤモンド(似顔絵) ジェレド・ダイヤモンドさんは若い頃ニューギニアで鳥類の進化を研究していたそうなので、ニューギニアに生息しているフォーゲルコップカタカケフウチョウを一緒に描きました。 この世の光の99.7%を吸収してしまう漆黒の羽根を持っているそうです。 フォーゲルコップカタカケフウチョウを動画で見たい方はこちらをどうぞ↓ www.youtube.com
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