構想段階(2013〜2016)から、ちょいと追ってみよう。 2013年、東京がオリンピック開催都市に選ばれた時点で、晴海五丁目の再開発はすでに東京都の都市整備構想に組み込まれていた。このエリアは都の所有地であり、大会後には住宅地として整備・転用することが初期からの前提条件とされていた。 都はこれを「持続可能な都市モデル」と位置づけ、「子育て世帯中心の定住型コミュニティの創出」や「環境・防災性能の高い住宅インフラの導入」を掲げ、五輪レガシーを住宅政策に活かす意図を明示していた。 そして2016年。百合子ちゃんの知事就任直後、晴海五丁目西地区に関する用地処分と開発事業者の選定が行われた