この曲はベルリンに住んでいた経験のある人が経営するバーでよく流れていた曲。マルレーネ・ディートリヒが歌った曲だが、この歌がヒットしていた時代はドイツはナチス統制下にあった。ディートリヒは、ナチスに絶望してドイツから逃げ出したという。実はこの曲が出てくる小説の構想を練っている。舞台は東京の銀座になり、タイムスリップもの。蓄音機が奏でる「リリー・マルレーン」が小説の一場面に出てくる。テーマは「新しい戦前」。昨年は、ウクライナで戦争がはじまり、前首相が暗殺され、台湾有事に備えて防衛費増大とか不穏な時代になってきましたね。「新しい戦前」にはなってほしくないです。戦前ドイツのヒット曲「リリー・マルレーン」