Scenes 49, Doll image Tokyo, Japan 2024 庭に出てみたら、陽の射した木の枝の間から家の中に居る人形の姿が。人と同じでシチュエーションやタイミングが変わると随分違って見えるものですね。 実はちょっと前にニコンのZ f を入手しまして。かなり使い物になると噂のEマウント用変換アダプターETZ21 Proでタムロンレンズを付けてみました。20-40はok。まあまあ使えます。28-200のオートフォーカスは残念レベルでした。便利ズ...
好きな写真と写真機について語っております。当面はポートフォリオ作りを兼ねて、自写真の紹介をします。
写真機を持った彷徨い人。1枚で完結する絵作りを目指しています。 好きな写真家は、Edouard Boubat、Sarah Moon、Henri Cartier-Bresson、Jeanloup Sieff、岩合光昭、Mary Ellen Mark、ハナブサ・リュウ、Edward Weston など。 ご感想、アドバイスなどいただけたらありがたいです。
Cats 30, Penang, Malaysia 2003 今週もちょうど20年前の写真です。会社員としてマレーシアのペナン島に住んでいたころ撮ったものですね。黒と白の子猫様達が雨水用の排水溝から顔を出しています。黒猫は神経質なコが多いと聞きますが、本当にそんな感じ。 マレーシアは昨日からハリラヤです。ハリラヤとは、完全太陰暦であるイスラム暦の9番目の月ラマダン(断食月として有名ですね)が明けたのを祝う祝日です。昔の日本の正月...
Townscapes 32, Ubud, Bali, Indonesia 2003 今週は、昔の写真を見直していた中から。インドネシアはバリ島、バリ美術の中心的な街でであるウブドで撮影した一枚です。撮影日時を見てちょっと驚きました。ちょうど20年前です。当時はKokokan Hotelと称していた、ホテルと美術館とヒンズー寺院が一緒になった不思議な施設に宿泊しました。そんな寺院での一コマ。 インドネシアは基本的にイスラム教の国ですが、バリ島だけはバリ・...
Spherescapes 21, Nagano, Japan 2023 スキー帰りの道の駅で一枚。澄み切った早春の夕暮れ空に、南に向かう飛行機が。飛行機雲がひときわ輝いて、とても綺麗でした。欲を言えば、大きなプリントで見ていただきたい一枚です。ちゃんと飛行機の形も分かるんですよ。そうか、何時か、写真展を開いてみたいですね。 クールピクス W300による写真が3週間続きました。軽さは正義。防水耐ショック性も正義。「あっ」と思った時に手元に...
風景25、東舘山山頂展望台より横手山を望む、日本、2023年
Landscapes 25, Mt. Yokote and Pond Ohnuma-ike, Nagano Japan 2023 3月中旬の春スキーとはいえ、このあたりになると標高2,000mを越えて雪質もかなり良くなります。前日降った雪のおかげで木々も雪化粧。この日は一日中快晴で、遠く横手山、そしてその下には大沼池が白く見えています。この日は、年甲斐もなく、ここから長野オリンピックの大回転コースを一気にブナ平の下まで滑り降り、おまけでジャイアントを1本滑ってから山の...
光景28、シャワルマ, クアラルンプール、マレーシア 2021
Scenes 28, Shawarma, Kuala Lumpur, Malaysia 2021 日本でもかなり見かけるようになったシャワルマです。レバント:地中海沿岸のアラブ地域の民族料理です。日本だと、トルコ流のケバブという名前で知られていますかね。ちなみにケバブは焼肉一般を指し、写真のくるくる回る焼肉はドネル・ケバブです。単にケバブと言うと、日本の焼き鳥みたいに串にさした焼肉を意味する場合が多いです。 さて、この写真からどんな情報が読み取...
Cats 28, Kuala Lumpur, Malaysia 2018 いいですねぇ、このこ。「簡単には媚びないわよ」というお猫様としての矜持を感じさせる面構えです。近所のミニ・マーケットにて。 前にも書きましたが、このコシナ・ツアイスのプラナー50㎜は、いい感じに被写体を立ち上がらせてくれる。昨年7月にコシナに送ってオーバーホールしてもらいました。ヘリコイドの引っかかりの解消が目的だったのですが、内部のレンズに薄い曇りがあるとのこ...
Landscapes 23, Lake Temenggor, Malaysia 2003 テメンゴール湖はマレー半島で2番目に大きい湖。この湖は発電を目的とした人造湖で、ダムは1978年に竣工したとのこと。僕がお茶の水で浪人してたころですね。実は、その建設は日本の間組によるもので、4基の日立製発電機が稼働してるなど、実は日本と縁が深い。 水没して立ち枯れた木々は何かの墓標のよう。この写真を撮ったのは20年前。ダムができてからは45年ほどだから、建設当...
Spherescapes 20, Tokyo, Japan 2022 昨年12月の三日月。幼いころから、自宅前の空を横切る高圧電線が好きではなかった。でも、冬の澄み切った濃紺の空をバックに鋭い三日月に付き従う様子は、空の飾りのようでもあり、悪くもないかな、と。 空を仰ぐのは、天を仰ぐほど悪い感じじゃない。いろいろと煮詰まってしまった時、やはり、外に出て空を仰ぎ見て気持ちを切り替えるのが有効だなと思う。 やっぱり、ズミクロン、いいなぁ...
Landscapes 22, Langkawi, Malaysia 2003 ランカウイ島の南西の端にあるパンタイ・チェナンという砂浜の夕暮れです。ペナン島で知り合ったドイツ人一家に誘われて遊びに行きました。彼らがホテルを選んだためか、周りを見渡しても日本人は皆無。静かで、砂浜以外何も無いようなリゾートでした。 今はなんでもAI(人工知能)ばやりで。絵画もテーマを与えればそれっぽい物を描いてくれるそうですね。僕はAIの専門家ではありません...
光景27、Temple of Fine Arts, ペナン、マレーシア 2003
Scenes 27, Temple of Fine Arts, Penang, Malaysia 2003 Temple of Fine Arts は芸術活動、特に舞台に力を入れているヒンズー教のお寺です。この時は許可をもらって写真を撮らせていただきました。暗い舞台なので決めポーズの止まった瞬間でないとシャープな写真は難しい。特に20年前の素人にも手が出る撮影機材では厳しかったですね。何枚かはそこそこシャープな写真もあるのですが、20年間経った今見直してみると、別な写真が...
Townscapes, Kuala Lumpur, Malaysia 2012 マレーシアは明日、明後日(月曜日、火曜日)が中国正月でお休みなので4連休です。 さて、今回の写真はクアラルンプールのホテルで撮ったものです。マレーシアのリゾートにあるホテルはエントランスやロビーがとても広くて開放的なものが多いです。ここのロビーはそのまま中庭に通じていて、大きな開口から噴水が見えています。光の廻り方が綺麗だな、と。 この写真を撮ったのは12年ほ...
Studies 7, New Year Celebration, Tokyo, Japan 2023 妻が正月飾りに生けた花の写真を撮ってみました。花瓶は28年前にアムステルダムに出張した際に買い求めたロイヤルデルフトのもの。ロイヤルデルフトと言えばデルフト・ブルーと呼ばれる藍色が有名ですが、こちらはちょっと変わっていて緑色の絵付けです。先週の人形とは逆に花瓶の照り返し部を除いて諧調をトバさないように撮影してみました。 メインの花は、実は黄色です。...
Studies 6, Doll, Tokyo, Japan 人形の写真を紹介するのは初めてですね。お絵描きのモデルとして我が家に30年ほど前にやってきたクララちゃんです。こういう白一色の服は描くのがとても難しい。写真もライティングと露出の決定がポイントになると思います。窓から入ってくる朝の間接光がきれいだったので、ちょっとポーズをとってもらい、露出はブラケッティングで。服のハイエストライトをトバシ気味にしたかったので、M9Pの自動...
Townscapes 30, Kuala Lumpur, Malaysia, 2021 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。 新年に相応しい高山、マレーシアの最高峰、キナバル山(標高 4095.2 m)のサウスピーク(3900 m)です。メインピークは別にあるのですが、サウスピークの形が良いためか、キナバル山の紹介記事に良く出てきます。 小型軽量のニコン1は山登りの良い相棒です。10-100 mm (換算 27-270 ㎜)レンズは無事2回目の...
Townscapes 30, Kuala Lumpur, Malaysia, 2021 早いもので今年最後の更新となりました。1年間お付き合いいただきましてありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。 クアラルンプールのランドマークと言えばツインタワーなわけですが、ごらんのとおり、その周りには高層建築が林立し、かつての威容は感じられません。この写真は2021年のもの。その後、ツインタワーの向こう側に、さらに高いビル、世界で2番目に高...
Cats 27, Kuala Lumpur, Malaysia 2012 僕が勝手にソフィアと呼んでいた職場のお猫様。いろいろな人が献上するカリカリで生活し、僕の知っているだけで3回ぐらい子猫を生んだ美猫ママさんだった。10月9日に紹介した子猫たちの親も、たしか、ソフィア。ソフィアは誰にでも人懐こい穏やかな性格のコだったけれど、ほかのお猫様同様、いつの間にか居なくなってしまった。 このフォクトレンダーの25㎜、解像力はAPS-Cの範囲まらまず...
Spherescapes 19, Kuala Lumpur, Malaysia 2021 空もドラマチックな日ばかりではないわけで。2021年のクアラルンプールは新型コロナウィルス対策のロックダウンの影響を引きずっており、その中で暮らしてきた自身の精神状態は最悪に近くなっていました。食料の買い出し以外は殆ど外出できず、ましてや日本に戻ることもできず、一人で住居に籠る日々。責任者として職場の様子を見に行くにも特別許可を取らなければいけない。これは...
Scenes 26, Five Lakes of Mikata, Japan 2022 先月、日本に一時帰国時の写真です。仕事の関係で福井県に行き、40年来の友人に会いました。その際に連れて行っていただいた三方五湖。五湖の一つ、水月湖の年縞についての講演を直前に聞いていたので、感慨深くこの不思議な光景を眺めました。 同位体炭素による年代測定についてはかなり前から知っていましたが、その原理について今一つ理解できていませんでした。それもそのはず...
Spherescapes 18, Lyon, France, 2007 次の写真を選ぼうといろいろ見返していると、かつては良く欧米に行っていたなぁと思います。ここ数年はマレーシアと日本の往復ぐらいで、いろいろ苦労してまで欧米まで行く気力が無くなりつつある。もちろん、新型コロナウィルスの影響は大きいんですが、必ずしもそれだけではなくて。仕事で海外に行くというのは、いろいろと抵抗勢力の力も働くのでなおのこと、メンドクサイ。個人で遊びに...
Scenes 25, Minaret, Malaysia 2022 ごく最近の写真。実は先週掲載したイスラム教モスクのミナレット(尖塔)を別の角度から見たものです。このミナレットは幾何学的でかなり現代的なデザインですが、それがイスラム教、そしてマレーシアを象徴しているように感じます。 撮影機材は昨年買い替えたスマホです。安い交換レンズ1本分もしない価格でしたが、一億画素の撮影モードがあるそうで。ちょっと前の僕の主力機、ニコンD800の...
Townscapes 29, Kuala Lumpur, Malaysia, 2012 雨に煙るイスラム教のモスクとクアラルンプールのランドマークであるツインタワーです。2012年当時はこのツインタワーが何処からでも良く見えたのですが、この10年間で高いビルがたくさん建ち、今はこのような眺めは殆ど見ることができなくなりました。 このところ本業が忙しく、仕事以外でネットを覗く暇がありません。現在日本出張中で、今日、マレーシアに帰ります。帰ったら帰...
Landscapes 20, Port Dickson, Malaysia, 2011 ポートディクソンはマラッカ海峡で有名なマラッカのそばにあるリゾート地です。この辺りにはウミガメやサンゴを見ることができる水族館や陸軍博物館があります。遠浅の海では子供達が水遊びをしていました。 ニコン1の超望遠レンズを入手するまでは、タムロンのFマウント用レンズを使っていました。価格が手ごろなのに解像度が高いと評判だったレンズです。画像を2.7倍に拡大して吟...
Townscapes 28, Kuala Lumpur, Malaysia, 2018 今の時期、マレーシアではヒンズー教の祭日であるディパバリが祝われます。光(善)が闇(悪)に打ち勝つことを願い、新月の日に闇をランプで照らして祝うというものです。「今の時期」と書いたのは、この日は太陰太陽暦の一つであるヒンズー暦に従うため、グレゴリオ暦の中では決まった月日にならないからです。マレーシアでは太陰暦に従うイスラム教の祝日、中華系の太陰太陽暦に...
Spherescapes 17, Kuala Lumpur, Malaysia, 2015 職場の窓から、クアラルンプール朝一の眺めです。ポコポコと発達しているのは積乱雲でしょうか。ここでは日本と違い、夜明け前に激しい雷雨になることがあるので、たぶん、これらの雲がその原因なのではないかと思います。見えている物の中でも一番近くの雲の頭頂部がちぎれかけていて、右から射す朝陽で輝いてちょっと不思議な光景に。 1995年のドイツ出張時にケルンで見つけ...
Townscape 27, Torino, Italy, 2013 お猫様の次はお犬様で。 トリノもいろいろと絵になる街でした。絵になり過ぎて、そういうのを外すのに苦労するぐらい。食べ物も美味しかったし、また行ってみたい街の1つです。 11月に仕事で日本に一時帰国します。ようやく修理が終わって自宅に届けられた10-100㎜に再会できます。↓ お気に召したらクリックで応援していただけると嬉しいです。にほんブログ村...
Cats 26, Kuala Lumpur, Malaysia 2012 職場の野良子猫様達。ちょうど10年前、次から次へと子猫が生まれ、どの子も人懐こくて良い時代でした。それが2020年からの新型コロナウィルス対策のためのロックダウンで、ごはんを献上する下僕が職場に入れなくなり、お猫様の数が激減。残ったお猫様達は人を怖がるギスギスした性格の個体が多くなりました。残念なことです。 当時メインだった。リコーGXRとフォクトレンダー25㎜の組み...
Scenes 24, Tropical Garden, Malaysia 2012 日本一時帰国時の写真は前回まででひと段落として、今回は10年前の写真です。2回目のマレーシア赴任から1年弱経ったころ。熱帯の植生はやはり日本とはかなり違っておりまして、多様性がすごい。もちろん、日本の野山だって植物の多様性はあると思うんですが、ここではなんと言いますが、形態の多様性がすごい。 「写真は引き算」と習いますね。確かに写真を始めた頃は興味のある物に...
Spherescapes 16, Tsugaike Nature Park, Japan 2022 高原の空。昼間の荒天に続き、夕暮れ時も晴天とはいきませんでした。雨が上がった空には目まぐるしく雲が流れ、時折ぽっかりと穴が開いて青い空をも顔を出しました。一段高いところにある雲に西から陽が射して真っ白く輝いていますね。山のヒュッテで早めの夕食の後、ほろ酔い気分でドラマチックな空模様をしばし楽しむことができました。 使用機材は何度もお話しした組み合...
Scenes 23: Sacred cedar tree at Togakushi shrine, Japan 2022 長く海外で暮らしていると、こういう純日本的な物が心に染みます。日本で暮らしていたころは、半ば日常の一部だったわけですが、それが非日常の光景になってくるといいますか。これは三本杉の中の「い」です。「ろ」と「は」は思ったよりも離れたところに植えられてました。いずれもたいそう立派な杉の木で、美しく縒られた注連縄(しめなわ)から大切にされてい...
Cats 25, Tokyo, Japan 2022 我が家のお猫様。最新の写真です。15歳と9か月の爺さんです。食が細くなりガリガリですが、病院通いのおかげで一応元気に過ごしています。夏の暑い日でも日向ぼっこが好きで、この日も熱い布団の上で気持ちよさそうに体を伸ばして爪を立てていました。元気に長生きしてね。 実は、新しいレンズを入手してしまいました。月のお小遣いが2万円なのですが、コロナ禍の影響もあり、あまり使うことが無い...
Scenes 22: Paris japonica, Tsugaike Nature Park, Japan 2022 花期が過ぎてしまいました。すみません。キヌガサソウも好きな花です。アプローチが長くしかも見晴らしの無い山道は気分が落ち込みますが、そんな時にこの花を見つけると良い気晴らしになります。栂池自然園ではそんな苦労とは別に簡単に見ることができますね。この時は大小7つの花が出迎えてくれて、平地では無い非日常感を味わいました。 タムロンのレンズは描...
Spherescapes 15, Tokyo, Japan 2022 8月1日。長野県に小旅行に行く前に撮影した写真です。日本でみる飛行機雲はヨーロッパとは違い、湿った感じになりますね。夕方ですが、そこは日の長い夏。まだ空は明るく、うっすら巻層雲に覆われていました。 このところ使用頻度がとても高いタムロン A071。望遠端の200㎜。少し周辺を落としたかったので絞りは開放のF5.6です。 ニコンサービスセンターから修理に出していたNikon 1 の 10-...
MISC. 5, Adenophora remotiflora, Tsugaike Nature Park, Japan 2022 8月の頭、白馬乗鞍岳まで登った翌日、栂池自然園を回りました。花という意味ではベストシーズンを過ぎていたようです。マレーシアから一時帰国したついでの夏休みですので、なかなか自然の都合に合わせて夏休みを取ることも適わず、、、残念。しかも天候にも恵まれず。前日の登山は白馬大池まで往復の予定があまりの雨風に断念。乗鞍岳で引き返しました。栂池...
Scenes 21, Shinobazu Pond, Tokyo, Japan 2022 日本一時帰国時の写真です。まずは不忍池の蓮から。蓮には不思議な魅力がありますよね。実は、蓮は僕にとって特別に思い入れのある花でして。不忍池で蓮というと、川瀬巴水の版画がお気に入りで、8年ほど前に入手しました。マレーシアで額装してもらい、今は職場の部屋に飾ってあります。 蓮に限りませんが、花の写真は難しい。どうしても撮らされている感じになるし、多くの素敵...
Landscape 19, Lake Motosu, Japan 2022 今年の春の訪れた本栖湖の写真です。この場所から見る本栖湖は別の惑星に来たような不思議な景観です。 この21㎜ではないですが、プラナー50㎜をコシナに送り、ヘリコイドの調整をお願いしました。修理に出した 1 Nikkor の 10-100mm もですが、日本の自宅に送り返してもらい、次回日本一時帰国時に手にすることになります。気に入った道具は手を入れながら長く使いたい。 今日、...
Cats 24, Kuala Lumpur, Malaysia 2015 ちょっとイカ耳になりかけているお猫様です。開けた場所なので、正面の僕も後ろの物音も気になっている様子。なかなかの美猫さんでした。、 6月12日の記事で話題にしたニコン1の便利ズーム10-100㎜です。実は、一昨日、新宿のニコンサービスセンターに持っていきました。このレンズはまだ修理してもらえるようです。見積もりは、返送料金も含めて2万円強。前回は4万円弱だった(4万円以上...
Townscape 26, KLCC Park, Kuala Lumpur, Malaysia 2018 何度かご紹介した KLCC公園の池です。ペトロナスツインタワーの真ん前にあります。何かの宣伝で、いろいろな表情をした、しかし一様にちょっと不思議な象さんの像がたくさん置かれていました。背景にはこの公園の売り物の噴水が見えます。こちらではデートスポットの一つで、多くのカップルが訪れます。 撮影に使用したのはコシナ・フォクトレンダーのパンケーキレンズ21...
Cats 23, Sultan Salahuddin Abdul Aziz Mosque, Malaysia 2017 2017年、妻が友達を誘ってマレーシアまで遊びに来ました。クアラルンプール近郊を観光案内したんですが、その際に訪れたのが通称ブルーモスクと呼ばれるこのイスラム教の礼拝所です。と言いながらお猫様の写真を見せられても困りますよね。。。内部を案内してくださったガイドの方には写真を撮っても良いと言われたのですが、本来このモスク内部は撮影禁止。お言葉...
Landscape 18, Tioman Island, Malaysia 2018 マレーシア東海岸の沖に浮かぶ小さな島、ティオマン島。ちょっとこだわったリゾートホテルに泊まってみました。食事は美味しく洒落ていて快適なコテージ型のホテルだけど、携帯電話のシグナルは立たないしインターネットも無い。部屋にはテレビもオーディオもなく波の音のBGMだけ。宿泊予約は半島の東海岸にある事務所で受付。「ここに来て、自然以外を楽しむな!」と。経営者は英国...
Spherescapte 14, Kuala Lumpur, Malaysia 2022 この雲は乱層雲で合っているでしょうか?澄み渡った青空はもちろん良いんですが、暗雲立ち込める雰囲気も、嫌いではありません。心が晴れ晴れとするのは青空に白い雲の日かもしれませんが、心が騒ぐのはこういう空の日ではないか、と。スカッと爽やか清く正しい物語より、いろいろと背景があってストレートにはいかないものの方が味があるのと似ているように思います。 さて、クー...
Scene 20, Terengganu, Malaysia, 2017 「ハレの日」という言葉がありますね。対する言葉が「ケの日」。ちょっと調べた限りでは、これらの定義は流動的で現在でもきっちりとは定まっていないようです。大雑把に言って、「ハレの日」は非日常の中でも比較的お目出たい日を示すのに使われますね。そして「ハレの日」には写真を撮る機会が多い。お誕生日、入学式、収穫祭、等々。 しかし写真機には「ケの日」→「ハレの日」転換装置...
Townscape 25, Sapporo, Japan, 2012 写真の醍醐味はいろいろとあり、何が重要かは人それぞれだと思いますが、個人的には「選択」に面白みを感じています。空間的な意味では「切り取り」と言っても良いかもしれません。撮影時には、光景の中の部分、撮影角度、画角、露出補正、ピント位置、そして瞬間を選択。僕の中ではこの順番のことが多いですね。絞りとフィルターはその日の天候などで前もって決めていてあまりいじらず、シャ...
Cats 22, Fukuoka, Japan 2014 我が家のお猫様、三度登場にゃ。この頃は7歳、まだ若かったですね。じっと見つめる真摯な視線の先は、、、何なんでしょう?何か考えているようで、何も考えていないであろうところがお猫様の良さです。もうすぐ16歳。食欲不振で心配させられたりすることもありますが、まだまだ元気。長生きして欲しいです。 ところでこのブログ、週一で日曜日の更新としております。で、壁にかけておいて「何度で...
Townscape 24, Kuala Lumpur, Malaysia, 2012©wankana.comRICOH GXR MOUNT A12 + Voigtländer COLOR SKOPAR 25mm F4P with LH-2 ここ数十年、クアラルンプールでの鉄道の発展は目覚ましい物がありますが、それでも広範な都市の交通網をカバーするのは難しい。自家用車の所有も一般的になってきていますが、一方で庶民の足としてのバスも重要です。バスターミナルのある駅前などはたくさんのバスがぎっちりと停められていて、人々...
Spherescapte 13, Kuala Lumpur, Malaysia 2022©wankana.comSONY α7 II + Planar T* 2/50 ZM 山、海、そして空。自然を見ていると、人間の行いはいかにも小さく見えます。その人間の行いにすら、大して影響も貢献もできていない自分は、本当に小さいなぁと。僕は、まあ、平均的であると自認しておりますので、多くの人は同じような感じなんじゃないかと思うんですが、そんな人間でも、80億も集まると、地球全体の温度をほんのちょ...
Townscape 23, San Francisco, USA, 20010©wankana.comNikon COOLPIX P7000 サンフランシスコといえば、坂の街。そこに真っすぐに作られた道がどこまでも波打っています。そしてサンフランシスコといえば、霧の街。渋滞に巻き込まれた車の赤いテールランプの列が延々と続き霧の中に消えていきます。 前にもご紹介した通り、サンフランシスコはお気に入りの街です。2010年にも訪問していたのですね。確か、出張だったと思います。...
Cats 21, Kuala Lumpur, Malaysia 2021©wankana.comRICOH GXR MOUNT A12 + SIGMA AF 28mm F1.8 II Aspherical HIGH-SPEED WIDE マレーシアの首都クアラルンプールの街角にたたずむお猫様です。時々、車ではなく電車で通勤する時があり、その道すがら撮った写真ですね。この辺りは、まず観光客が通ることのない住宅街になります。50年ぐらい前の日本にはこんな所があったよな、という懐かしさを覚える街です。 この頃はお猫様撮影...
Santa Monica State Beach, U.S.A., 2017©wankana.comSONY α7 II + Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZA (SEL35F28Z) デジタル写真に移行した後の約20年間のストックを見直すという本来の形に戻します。米国、ロサンゼルス近くのサンタモニカ海岸での写真です。サンタモニカ・ピアから撮影しました。この桟橋も観光地でなかなかの賑わいです。サンフランシスコのピア39ほどではないですが。長い浜に太平洋から打ち寄せる波が引くたびに白く...
Persian ButtercupGrape HyacinthAnemoneChristmas RoseGarden flowers by Reflex Nikkor 500mm, Tokyo 2022©wankana.comSONY α7R II + Reflex-NIKKOR 500mm F8 日本に一時帰国した際、3月末に撮影した庭の花です。ラナンキュラスとアネモネは最近妻が導入した新顔。ラナンキュラスって何かカッコいい名前ですが、ハナキンポウゲともいうんですね。英語名はまた全然違って面白い。ムスカリはやたらに増えて少々閉口していますが、...
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Scenes 49, Doll image Tokyo, Japan 2024 庭に出てみたら、陽の射した木の枝の間から家の中に居る人形の姿が。人と同じでシチュエーションやタイミングが変わると随分違って見えるものですね。 実はちょっと前にニコンのZ f を入手しまして。かなり使い物になると噂のEマウント用変換アダプターETZ21 Proでタムロンレンズを付けてみました。20-40はok。まあまあ使えます。28-200のオートフォーカスは残念レベルでした。便利ズ...
Scenes 48, Mitaka-shi Tokyo, Japan 2024 この記事が登校される頃、僕はマレーシアに戻る飛行機の中です。先週日曜日から1週間の一時帰国でした。先週日曜日、僕の帰りを待っていてくれたかのような桜の満開、前日までイマイチだったという天気も青空に。では、やっぱり桜を撮るか、と。で、手に握っているのはなぜかモノクロ専用機。。。花のアップは望むべくもないレンジファインダー機。。。↓ お気に召したらクリックで応援し...
Spherescapes 26, Plau Tioman, Malaysia 2018 子供のころから周りの大人に「お前はだめだ」と叱りつけられることが多かったです。若いころは上司に「馬鹿!」「馬鹿!」と怒鳴りつけられ。結構年が行ってからでも「あなたは人間性に問題がある」だの「最低の人間」だのと罵られたり。今ならばパワハラとかで問題になりそうなレベルでこき下ろされつづけてきました。自分としてはいろいろと考えた末の行動や発言を曲解して頭ごな...
Scenes 47, Kuala Lumpur, Malaysia 2013 今や世界第二位の高さを誇るビルが建っているなど経済発展著しいマレーシアの首都クアラルンプールですが、車でものの30分も走るとジャングルが残っていたりします。街のコンパクトさでいうと、以前住んでいた福岡に近いかもしれません。今回の写真は、そんなジャングル、熱帯雨林に生えている木の様子を写したもの。 この写真を撮った機材の組み合わせを一言で評価するなら「良く写る」...
Scenes 46, Tokyo Station Tokyo Japan. 2024 安井仲治の写真展を見に行った際、東京駅の中で。日本が世界に伍して文明を発展させようとしていた、そんな心意気を感じさせる歴史的建造物です。今の元気が無い日本、物質的にはそう豊かでは無くても未来に希望を見出していたあのころの日本から学べることは無いのでしょうかね。。。 こういう光での撮影はライカの十八番って感じです。写真機は「ちゃんと写れば何でもよい」派の僕...
Scenes 45, Setagaya-ku, Tokyo Japan. 2024 2週間ほど日本に一時帰国しておりました。で、日本に置きっぱなしになっていたAi Nikkor 24㎜ 1:2.8 を使ってみた。 40年以上前にアルバイトをして貯めたお金で買ったレンズだが、何の問題も無い。このぐらいの広角レンズだとオートフォーカスに頼るよりも目測でピントを置いた方が速い。 一時帰国中に東京駅のステーションギャラリーで開催されていた安井仲治の写真展を見てきました...
Townscapes 43, Tokyo, Japan 2024 昨日撮った写真です。一昨日は東京でも雪が降り、ちょっと寒い日が続いています。バス停から見た町が影絵のようでした。 ZMのビオゴン35㎜。同じシリーズの50㎜とは大分性格が異なりますね。50㎜のような艶っぽさは無いように感じます。ツアイスもいろいろ。。。↓ お気に召したらクリックで応援していただけると嬉しいです。にほんブログ村...
Landscapes 33, Shigakogen Highlands, Nagano Japan. 2023 ちょうど一年前に行った志賀高原での一枚。普段ですと、特に風景写真では神経質なぐらい水平を取るのですが、この写真は緩く傾いているのが良いかな、と。コントラストもシャープネスも緩め。確かにこの時はこんな気分だったのでこんな写真を選んでみたくなりました。仕事柄カチッとしていないといけない時間が多いので、バカンスの時ぐらいユルッといきたい。 明日か...
Scenes 44, Batu Caves, Kuala Lumpur Malaysia. 2024 今年の元旦に訪ねたバトゥ洞窟。長い階段を登った先の洞窟の中にヒンズー教の寺院があります。この階段が結構急でちょっと怖い。 最近、PCのモニターがヘタってきたようで、写真の調整が難しい。モニターのコントラストを調整しきれないので、モノクローム写真のトーン確認が怪しい。ノートパソコンのモニターは妙にコントラストと彩度が高めだし、下手をするとスマホのモニ...
Landscapes 32, Shigakogen Highlands, Nagano Japan. 2023 今週も忙しく、金曜日から月曜日までホテルに缶詰めでワークショップに参加しています。いろいろと考えて書きこむ時間的余裕がありません。しばらく寝かしておいた写真の中から、ちょっと気に入った写真を掲載します。↓ お気に召したらクリックで応援していただけると嬉しいです。にほんブログ村...
Cats 34, Kuala Lumpur, Malaysia 2024 職場のお猫様。人懐こい妊婦さん。このブログには珍しく、一昨日撮影したばかりの写真です。まだ2歳ぐらいかな。アフター・コロナ世代だと思います。コロナで職場が長期閉鎖されてお猫様の数が激減し、生き残った子達もギスギスした性格に変わっていたのですが、ようやくこんな感じの人懐こい子が増えてきました。 このところ、昭和を代表するような有名人が立て続けに亡くなりました。写...
Scenes 44, Kuala Lumpur, Malaysia 2013 観光名所でもなんでもない、街中で見かけたモスクです。 今週は何も書くことを思いつきません。思いつかないというより、いろいろな思いと考えが頭の中でグルグルしていて、整理がついていないですね。主に世界の中の日本のこととか、大人になるとはどういうことなのかとか、なのですが。きっかけは先週、日本から来られた高校生の皆さんにお話をしたことです。必要な情報を伝えられただ...
Spherescapes 26, Melaka, Malaysia 2013 写真って何なのか、答えは人それぞれだと思います。僕の場合は昔から外部記憶装置だと思っていたのですが、最近、それはちょっと違うかな、と。思い出の反芻装置という方が正確かもしれません。他人の写真だと共感装置。ちなみに、ここに載せている写真は全部、撮影した時の状況や自分の気持ちなんかを思い出させるものばかりです。 人の撮った写真で共感できるものって、必ずしも写真と...
Scenes 43, Haneda Airport, Japan 2015 福岡に移動する妻を見送りに羽田空港まで行ったのは、もう8年半前のことです。19時過ぎの展望デッキに人影はなくイルミネーションが綺麗でした。東京で母の四十九日を済ませた後のことです。 この写真のファイル番号は80。ということはα7IIを買った直後の写真ですね。IIになってIBSが搭載されたので手持ちのライカレンズのデジタル撮影用母艦として購入した写真機です。ということは、こ...
Townscapes 42, Kuala Lumpur, Malaysia 2023 マレーシアの首都、クアラルンプールをご存じでしょうか?僕の知る限り初めて訪れた日本の方は、一様に驚かれます。大都会だ、と。世界第2位の高層ビルが竣工したという話は以前しましたが、それ以外にも高層コンドミニアムやオフィスビルが立ち並び、現在も多くのビルが建設中です。無機質なビルばかりが増えるのは、個人的にはちょっとどうかな、とは思います。ビルの合間で、雲も...
Townscapes 41, Shri Dodda Ganapathi Temple, Bengaluru, India, 2023 昨年末、初めてインドを訪問しました。ヒンズー教の本場で念願のガネーシャ(ガナパティ:ゾウの頭を持った神様)のお寺にお参りすることができました。人々は信心深く、熱心にお祈りしている姿が印象的でした。ガネーシャは災いをの取り除いてくれると信じられていて、他の神様を信仰するヒンズー教徒もまず最初にガネーシャにお参りすると言われます。年明...
Scenes 42, Kuala Lumpur, Malaysia 2023 クアラルンプール観光地の一つ、ツインタワー前の噴水。柔らか描写が特徴のズマロンですが、硬い画を出せないわけでもありません。 人生で一番忙しいと言ってもよい10日間を何とか乗り切りました。マレーシアから日本に4日間、インドのベンガロールに5日間。とてつもない2023年の締めくくり。いろいろと学び、考えさせられました。 皆様、良いお年を。↓ お気に召したらクリックで応援し...
Scenes 41, Kuala Lumpur, Malaysia 2023 メリークリスマス。 日本にとんぼ返りしてきたところです。今週はインド、バンガロールにとんぼ返り。慌ただしい日々が続きます。 Mマウント用コシナ製ビオゴン。F2 開放で。現代のレンズと違い盛大にチョウチョが飛んでいますが、それもまた良し、かと。↓ お気に召したらクリックで応援していただけると嬉しいです。にほんブログ村...
Scenes 40, Kuala Lumpur, Malaysia 2023 どうにも仕事が終わらず、一休みした時に隣の建物まで夕食を食べに行った際に撮った写真。スマホはこういう時の心強い味方です。一億画素モードで2倍電子ズーム。約50㎜の画角です。 明後日、日本に移動するので、慌ただしくなりそうです。↓ お気に召したらクリックで応援していただけると嬉しいです。にほんブログ村...
Townscapes 41, Kuala Lumpur, Malaysia 2012 この写真を撮ってから、もう11年以上経つのですね。このパビリオンと呼ばれるショッピングセンターの最上階は Tokyo Street というフロアになっていて、日本食レストランや日本に絡んだ物品を扱う店がたくさんあります。窓の外に見える通り沿いには伊勢丹があり、最近ではドンキが開店しました。クアラルンプールにはとにかく若い人がたくさんいて活気がありますよ。↓ お気に召したら...
Cats 30, Penang, Malaysia 2003 今週もちょうど20年前の写真です。会社員としてマレーシアのペナン島に住んでいたころ撮ったものですね。黒と白の子猫様達が雨水用の排水溝から顔を出しています。黒猫は神経質なコが多いと聞きますが、本当にそんな感じ。 マレーシアは昨日からハリラヤです。ハリラヤとは、完全太陰暦であるイスラム暦の9番目の月ラマダン(断食月として有名ですね)が明けたのを祝う祝日です。昔の日本の正月...
Townscapes 32, Ubud, Bali, Indonesia 2003 今週は、昔の写真を見直していた中から。インドネシアはバリ島、バリ美術の中心的な街でであるウブドで撮影した一枚です。撮影日時を見てちょっと驚きました。ちょうど20年前です。当時はKokokan Hotelと称していた、ホテルと美術館とヒンズー寺院が一緒になった不思議な施設に宿泊しました。そんな寺院での一コマ。 インドネシアは基本的にイスラム教の国ですが、バリ島だけはバリ・...
Spherescapes 21, Nagano, Japan 2023 スキー帰りの道の駅で一枚。澄み切った早春の夕暮れ空に、南に向かう飛行機が。飛行機雲がひときわ輝いて、とても綺麗でした。欲を言えば、大きなプリントで見ていただきたい一枚です。ちゃんと飛行機の形も分かるんですよ。そうか、何時か、写真展を開いてみたいですね。 クールピクス W300による写真が3週間続きました。軽さは正義。防水耐ショック性も正義。「あっ」と思った時に手元に...
Landscapes 25, Mt. Yokote and Pond Ohnuma-ike, Nagano Japan 2023 3月中旬の春スキーとはいえ、このあたりになると標高2,000mを越えて雪質もかなり良くなります。前日降った雪のおかげで木々も雪化粧。この日は一日中快晴で、遠く横手山、そしてその下には大沼池が白く見えています。この日は、年甲斐もなく、ここから長野オリンピックの大回転コースを一気にブナ平の下まで滑り降り、おまけでジャイアントを1本滑ってから山の...
Scenes 28, Shawarma, Kuala Lumpur, Malaysia 2021 日本でもかなり見かけるようになったシャワルマです。レバント:地中海沿岸のアラブ地域の民族料理です。日本だと、トルコ流のケバブという名前で知られていますかね。ちなみにケバブは焼肉一般を指し、写真のくるくる回る焼肉はドネル・ケバブです。単にケバブと言うと、日本の焼き鳥みたいに串にさした焼肉を意味する場合が多いです。 さて、この写真からどんな情報が読み取...
Cats 28, Kuala Lumpur, Malaysia 2018 いいですねぇ、このこ。「簡単には媚びないわよ」というお猫様としての矜持を感じさせる面構えです。近所のミニ・マーケットにて。 前にも書きましたが、このコシナ・ツアイスのプラナー50㎜は、いい感じに被写体を立ち上がらせてくれる。昨年7月にコシナに送ってオーバーホールしてもらいました。ヘリコイドの引っかかりの解消が目的だったのですが、内部のレンズに薄い曇りがあるとのこ...
Landscapes 23, Lake Temenggor, Malaysia 2003 テメンゴール湖はマレー半島で2番目に大きい湖。この湖は発電を目的とした人造湖で、ダムは1978年に竣工したとのこと。僕がお茶の水で浪人してたころですね。実は、その建設は日本の間組によるもので、4基の日立製発電機が稼働してるなど、実は日本と縁が深い。 水没して立ち枯れた木々は何かの墓標のよう。この写真を撮ったのは20年前。ダムができてからは45年ほどだから、建設当...
Spherescapes 20, Tokyo, Japan 2022 昨年12月の三日月。幼いころから、自宅前の空を横切る高圧電線が好きではなかった。でも、冬の澄み切った濃紺の空をバックに鋭い三日月に付き従う様子は、空の飾りのようでもあり、悪くもないかな、と。 空を仰ぐのは、天を仰ぐほど悪い感じじゃない。いろいろと煮詰まってしまった時、やはり、外に出て空を仰ぎ見て気持ちを切り替えるのが有効だなと思う。 やっぱり、ズミクロン、いいなぁ...
Landscapes 22, Langkawi, Malaysia 2003 ランカウイ島の南西の端にあるパンタイ・チェナンという砂浜の夕暮れです。ペナン島で知り合ったドイツ人一家に誘われて遊びに行きました。彼らがホテルを選んだためか、周りを見渡しても日本人は皆無。静かで、砂浜以外何も無いようなリゾートでした。 今はなんでもAI(人工知能)ばやりで。絵画もテーマを与えればそれっぽい物を描いてくれるそうですね。僕はAIの専門家ではありません...
Scenes 27, Temple of Fine Arts, Penang, Malaysia 2003 Temple of Fine Arts は芸術活動、特に舞台に力を入れているヒンズー教のお寺です。この時は許可をもらって写真を撮らせていただきました。暗い舞台なので決めポーズの止まった瞬間でないとシャープな写真は難しい。特に20年前の素人にも手が出る撮影機材では厳しかったですね。何枚かはそこそこシャープな写真もあるのですが、20年間経った今見直してみると、別な写真が...
Townscapes, Kuala Lumpur, Malaysia 2012 マレーシアは明日、明後日(月曜日、火曜日)が中国正月でお休みなので4連休です。 さて、今回の写真はクアラルンプールのホテルで撮ったものです。マレーシアのリゾートにあるホテルはエントランスやロビーがとても広くて開放的なものが多いです。ここのロビーはそのまま中庭に通じていて、大きな開口から噴水が見えています。光の廻り方が綺麗だな、と。 この写真を撮ったのは12年ほ...
Studies 7, New Year Celebration, Tokyo, Japan 2023 妻が正月飾りに生けた花の写真を撮ってみました。花瓶は28年前にアムステルダムに出張した際に買い求めたロイヤルデルフトのもの。ロイヤルデルフトと言えばデルフト・ブルーと呼ばれる藍色が有名ですが、こちらはちょっと変わっていて緑色の絵付けです。先週の人形とは逆に花瓶の照り返し部を除いて諧調をトバさないように撮影してみました。 メインの花は、実は黄色です。...
Studies 6, Doll, Tokyo, Japan 人形の写真を紹介するのは初めてですね。お絵描きのモデルとして我が家に30年ほど前にやってきたクララちゃんです。こういう白一色の服は描くのがとても難しい。写真もライティングと露出の決定がポイントになると思います。窓から入ってくる朝の間接光がきれいだったので、ちょっとポーズをとってもらい、露出はブラケッティングで。服のハイエストライトをトバシ気味にしたかったので、M9Pの自動...
Townscapes 30, Kuala Lumpur, Malaysia, 2021 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。 新年に相応しい高山、マレーシアの最高峰、キナバル山(標高 4095.2 m)のサウスピーク(3900 m)です。メインピークは別にあるのですが、サウスピークの形が良いためか、キナバル山の紹介記事に良く出てきます。 小型軽量のニコン1は山登りの良い相棒です。10-100 mm (換算 27-270 ㎜)レンズは無事2回目の...
Townscapes 30, Kuala Lumpur, Malaysia, 2021 早いもので今年最後の更新となりました。1年間お付き合いいただきましてありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。 クアラルンプールのランドマークと言えばツインタワーなわけですが、ごらんのとおり、その周りには高層建築が林立し、かつての威容は感じられません。この写真は2021年のもの。その後、ツインタワーの向こう側に、さらに高いビル、世界で2番目に高...
Cats 27, Kuala Lumpur, Malaysia 2012 僕が勝手にソフィアと呼んでいた職場のお猫様。いろいろな人が献上するカリカリで生活し、僕の知っているだけで3回ぐらい子猫を生んだ美猫ママさんだった。10月9日に紹介した子猫たちの親も、たしか、ソフィア。ソフィアは誰にでも人懐こい穏やかな性格のコだったけれど、ほかのお猫様同様、いつの間にか居なくなってしまった。 このフォクトレンダーの25㎜、解像力はAPS-Cの範囲まらまず...
Spherescapes 19, Kuala Lumpur, Malaysia 2021 空もドラマチックな日ばかりではないわけで。2021年のクアラルンプールは新型コロナウィルス対策のロックダウンの影響を引きずっており、その中で暮らしてきた自身の精神状態は最悪に近くなっていました。食料の買い出し以外は殆ど外出できず、ましてや日本に戻ることもできず、一人で住居に籠る日々。責任者として職場の様子を見に行くにも特別許可を取らなければいけない。これは...