chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
まいむ
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2020/10/12

  • LUMIXのイメージ写真がストックフォトだった

    いやはや、びっくりしたLUMIXユーザです。 新機種LUMIX S9の発表で、盛り上がるはずが、違う意味で盛り上がってしまいましたLUMIXさん。 なんとLUMIXの広告系のイメージ写真が、ストックフォトを利用していたとか。このカメラで撮ると、こんな写真が撮れるんだと夢膨らむユーザが見てたものは、他メーカーの他のカメラで撮られたものだったということ。 まず、カメラメーカーとしてのプライドはないのかということを最初に思った。 イメージ写真ですからという注釈があったとはいえ、感覚的に、他のカメラメーカーが撮った写真を使う発想は、カメラを買う側には(たぶん)ない。いや少なくとも私にはない。 サッカーの話で恐縮ですが、サッカークラブのホームスタジアムの位置付けと重なるなとも思ったんです。 浦和レッズと大宮アルディージャというクラブがあって。浦和レッズは埼玉スタジアム。大宮は現存する日本最古と言われるサッカー専用の大宮公園サッカー場をホームスタジアムとして使ってます。大宮と浦和は、同じ街のライバルチーム。スタジアムは、試合をする場所。お互いのスタジアムを兼用しても、さして咎められることもなかった時代もありました。 2007年に大宮公園サッカー場は大規模な改修を行い、立派なスタジアムに生まれ変わった。それが今のNACK5スタジアム。大宮はそのスタジアムをホームとして2008年から本格的に使用を開始してます。 2009年のこと。大宮のフロントは、大宮主催の浦和とのホームゲームを埼玉スタジアムで開催することを発表。 理由は観客動員数増加。NACK5は15000席。埼玉スタジアムは63000席です。これには、大宮のサポーターおろか、大宮の選手からも反発があったんだけれど覆らず開催され、32418名の観客を集めた。 これを、思い出したんです。 フロントは、観客数という尺度でしかスタジアムを見ていなかったということ。NACK5は大宮アルディージャの聖地だという、大宮アルディージャを愛する人が当たり前に思ってる認識に。気づくことがなかった。 パナソニックって大企業だし、社員の方は学歴も高く、お勉強が出来るんだろう集まりだと思うんです。 LUMIXの方と話をしていて、この人はほんとに写真が好きなんだろうか? いろんなギャラリー周りをして、写真を見てるんだろう

  • なぜヒトだけが老いるのか

    小林武彦 著書 小学生の頃、髪の毛は?眉毛は?なんのためにあるのって授業で質問され。頭を守るためとか、汗が目に入らないようにと、答えていたのを思い出してしまった。 この本、生物学者である著者が、生物の死を研究し、それをまとめたモノなんだけど、読みやすくて面白かったです。ベストセラーになっている理由もわかります。 RNA,DNAとか、学術的なキーワードもあるけれど、ユーモアを交えて語られる文体は、とっても解りやすい。 ・生物はすべて死にます ・進化は、変化と選択 ・死も進化の過程 ・生物の死に方は、3パターン ・プログラム的な死 ・食べられてしまう死 ・老いていく死 ・生殖がなくなると、生物は死ぬ ・唯一人間はその先に、老いがある。 こんな話の流れで展開します。 生物の形や、生き方には、それぞれ意味がある。それは進化の中で、変化し、必要があり選択されてきたものだからという論旨。だから人間の老いも、きちんと意味がありますと。 老いの層になると利己的な視点から利他的な視点になり、宇宙的な思想を持ち、死を怖がらず受け入れる感覚になるとも。 シニアが居ることで、利己的な集団がまとまるという例えは、確かにそうだなと思うし。シニアになったら、そうありたいと思いながら、一気に読了。 この本は、定年という年齢で区切り制度に異論を唱え、シニアが、ピンピン出来る空気感を世の中に作りましょうという、生物学者からの提案です。 シニアをポジティブに捉える世の中。 なんかいいですね。 お勧めします

  • LUMIX S1いいね

    少し前に、LUMIX S1を手に入れてます。モデル末期の一般的には不人気のS1のこと、つらつらと残しておきます。 軽さは正義だと心底思うマイクロフォーサーズ好きです。重い重い機材を持ち歩きたくない。そう思いながら作品撮りには重い重いフルサイズのLUMIX S1Rを主に使ってます。この自分の中での矛盾の正体って単純で、好きなんです。重くてもS1Rの操作性や写りが。マーケティング的には、とてもレアな人種だろうなと思います。 これバイクと一緒だなと思うこと多いです。 日常の足にするにはトレッキング的な軽いバイクが便利で好きなんだけど、重い重いハーレーの、あの重さがもたらす安心感や独特の乗り味が確実にあって、そこにハマってしまうと、ハーレーが手放せなくなるのと同じ感覚。 重い重いS1R使うと、ガシッと握れる筐体やファインダー覗いた時のスッキリ感、ミラーレス史上最高の感触だと思ってるシャッターフィール。パナソニックは、初のフルサイズ機を渾身の想いを超めて作り上げたんだろうなってことが、使うたびに伝わってくるんです。おまけに吐き出される絵が、とっても好き。そう毎回思うんですね。 そのS1Rの操作性を日常的にも使ってみたいなと思う瞬間が、多くなってきたんですね。基本RAWでしか撮らないので、スナップやらちょい撮りに4730万画素のファイルサイズは大きすぎる。2千万画素くらいが使いやすいんですね。なのでファイルサイズだけが小さくなる、S1って選択はありかなと。S1Rが、RAWサイズを切り替えられていれば、もう一台S1Rを手にいれていたと思います・・。 S1が俄然気になりだしたのは、LUMIX S5MⅡとG9PROⅡをお借りしたことがきっかけ。S5それにGH5M2からの入れ換えにどうかなと思って試してみたんです。お借りした二機種はもっかの最新機種。機能も画質も申し分ないし、充分、入れ替えられると判断しました。ただこの二機種。S5にも思ってることですが、S1Rを使うたびに感じる、カメラを操ってる感が、どうも薄い。感覚の問題だし、慣れの問題でもあるんですが・・。 S1や,S1Rの不人気の理由は、重さですね。確かに重い。Lマウントのプロレンズも重い。近いうちに市場から姿を消しちゃうんだろうと思います。でも、この重さがもたら安心感や高揚感って、自分には、とっても大切なモノだったりします。

  • オッペンハイマー

    映画です。 原爆の父と言われる、オッペンハイマー。時間軸が目まぐるしく入れ替わるクリストファーノーラン監督の得意技は、これまでの映画に比べると、いくぶん薄まってはいるけれど、頭は混乱します。 ノンストップの3時間。 開発に至る過程を人間模様を軸に描いた長い長い序盤、トリニティ・サイトのリアルでインパクト重視で描いた原爆実験の模様から日本への原爆投下を遠い遠い戦勝国目線で描いた中盤、そして水爆開発へ向けての終盤。序盤がちょっと長すぎかなと思ったけれど、3時間の感覚なく、あっという間に最後まで観れます。 この映画、見方によって評価が恐ろしく変わるんじゃないかなと。原爆を軸にとか娯楽作品として観ると、物足らなさやつまらなさを感じると思う。でもこれ、タイトルから解るように学者オッペンハイマーの苦悩を描いた映画です。 開発に関わった学者の顔、実験で示された原爆兵器そのものの脅威に慄く顔、それを作り出してしまった人としての顔、そしてサラリーマンのように組織の歯車として利用された顔。組織の中で仕事をしていて、メンタルやられる人をいっぱい見てきましたから、そこは特に感情移入してしまいました。 それに戦勝国目線の映画なので、敗戦国であり原爆を落とされた国の人間として湧き上がる怒り。それは観終わった後もずっと引きずってしまいます。 観てる時よりも観終わった後に、いろんな感情が湧き上がってくる。まさに名作だなと思う僕なりの定義に当てはまる映画です。 序盤に感じた、わかりずらさ。小説読んでると、ページを戻して読み直せばいんだけど、映画だとそれが出来ない。頭をフル稼働する覚悟で見始めたんだけど追いつかなかった。そこはもう一回観て補完しなきゃですね。 日本人こそ、見ないといけない。 そんな映画だと思います。 お勧めします!! 原爆ドームや広島長崎の資料館、後世に遺し全世界の今や未来の人へ伝えることの意義、改めて感じた映画でもあります。

  • 写真を撮ると解ること

    大阪は門真に住み、この街のことを知らないことに気づき、門真で写真を撮り始めたのがコロナ真っ最中のこと。スナップやら風景写真やら撮り溜めてます。 この街の特色ってなんだろうって思いながら、街を歩いていると、鉄塔の多さは尋常じゃない気がします。 というわけで、鉄塔をいれた門真の風景写真を作品化してみようと試行錯誤中。 気になった場所で三脚立てて、スローシャツターで街を収める。 一枚撮るのに、30分以上かけてます。 その間に、いろんなこと考えるんですね。 構図や作風のこと、なぜこの絵に惹かれたのかとか。 自宅に帰って、現像を始めると一枚仕上げるためにのに数時間かけてたり。 その間も考えてますね。 写真を撮るって、多分、こういうことなんだろうなと思います。 写真は、考える道具なんだなと。

  • ブロッサム

    大阪は鶴見区にある鶴見はなぽーとブロッサムという建物です。1階から3階は、大阪鶴見花き卸売市場になってます。その上はアウトレットモールだったんですが、近くに出来た三井アウトレットーパーク門真に移転。今は、どうなってんだろうね?この建物を、カッコよく撮るには、これかなと思って長時間露光で試し撮り。良い感じになったと思ってますが、日を改めて撮ってみようと思ってます。

  • スピン/spin

    この雑誌をみつけた時に、目を疑ったのは、税込330円だということ。スピンは河出書房創業140年を記念した16号限定で発行される文芸雑誌。日常に「読書」の「栞」をというテーマだそうです。なにより、この雑誌紙の手触りがとってもいい。お気に入りで、新刊の発売を心待ちにしてました。 この雑誌をみつけた時は、すでに6号。1号から5号までは、完売。古本もほぼ出回ってない状態でした。 最新の7号が発売され、これも330円。エッセイや詩、短編、連載ものと、幅広いジャンルで掲載されてます。 連載ものは、当然、過去の号から続いています。テレビドラマや連作の小説は、最初から見れないと、だいたい見る気がしない。この連載、最初は敬遠しそうだったけれど、試しに読んでみると、これはこれで面白い。小説なのでストーリーの途中から、知ることになり、前半の話は流れから想像するしかないんだけれど、面白い小説というのは途中から読んでも、面白いんだと、改めて気付けました。 そういえば人と出会った時、その人の誕生から知るケースは、ほぼない。途中の人生で出会うわけで魅力的な人に出会うと、これまでの人生を知ってみたいと思うのと似てるかもしれないですね。 本が好きなのは、知らないことを知れたり、疑似体験できること。それをきっかけに自分の活動の糧になってるんじゃないかなと思う瞬間は多い。今まで、読まずに素通りしていたジャンルの作品に出会える文芸雑誌を読んでみて、これはありだなと、また新しい発見してます。 「スピン」良いですよ。

  • 日本海を観てきた

    ちょっと思うところあって、日本海を観てきました。ほぼ雨模様だったけれど、少しだけ晴れ間もあって撮影チャンス。京丹後からうっすら見える能登半島で起きたことを考えながら、いろいろと考えてました。今年は、海を撮りに通ってみようかなと思ってます。

  • LUMIX G9PROⅡとS5MⅡを使ってみた

    LUMIXの新しいカメラをお借りしました。 重いけど超お気に入りのS1Rと気軽なS5が、最近よく使う機材。デジタルカメラの進化は凄まじい。ただ興味はあるけど、この2機種が結構気にいってるので、当分はこれでいいかなと思ってたとこ。 作品撮りのメイン機であるS1Rの画質は、撮るたびに、このカメラすごいぞって毎回唸るし、なによりメカシャッターのフィールが抜群に好き。撮ってて気持ちいいい。このシャッターフィールを普段使いするのにS1を追加してもいいかなと真剣に思ってたとこ。 起動が遅いとか、オートフォーカスが迷うとか、LUMIXユーザなら誰しも思う課題も、そんなもんかなと思ってるのでネガな印象は、不思議とないんです。オールドレンズ使ってるとオートフォーカス関係ないし。RAWデータでしか撮らないのでJPEGの画質は、どうでもいいし。速射とか連写はしないし。手ぶれ補正も、ぶれそうなら三脚使えばいいしと思ってるので5段分の手ぶれ補正すごいぞって思うくらいで、とくにない。 そんな私が、最新機種のS5MⅡとG9PROⅡを使ってみました。 この2台、筐体が同じ。操作性や握った感じはまるっきり双子です。フルサイズとマイクロフォーサーズ。センサーサイズが違うので、初めてカメラを選ぶ人以外は、どっちにしようかと悩む人は少ない気がしますが、両方使いたいって人は、意外と多い気もします。 まずフルサイズのS5MⅡ。S5に比べてフォーカスの迷いがいくぶん減りました。スナップやら人にフォーカス合わせた時のピント合わせがとっても気持ち良かった。いくぶんファインダーが綺麗になった気がするものの、S1Rのファインダーの出来の良さに比べると、まだ足らないかな。レンズは大型のLUMIX S PRO 24-70mm F2.8だと、バランスが悪くなるのはS5と同じ。S5でよく使ってるSIGMAの45mm F2.8 DG DNだと、S5で充分な気もして、S5MⅡを導入するのは、もったいないって思ってしまいました。 もう一台マイクロフォーサーズのG9PROⅡ。これは、すごい興味が出た。S5系と同じ操作性のメリットは大きいね。マイクロフォーサーズは、オリンパス派。ただフルサイズにLUMIXを使うことが多くなると、操作性の違いに戸惑うこともしばしば。動画用に買ったGH5M2の出番が多いのは、この操作性の戸惑いが少ないから。さら

  • 1Q84

    村上春樹著 3冊にまたがる長辺小説です。ずいぶん前に手に入れ、ずっと積読状態。何気に読む気になり読了しました。 まわりくどい村上節は健在で、苦手な人も多いと聞きますが、僕は、それがないと村上春樹じゃないよなと思っている肯定派です。 良書の条件は、読むたびに新しい視点が生まれること。この小説もまさにそうですね。村上春樹は、この小説で何を書きたかったのか? いろんな考えが頭の中に浮かびます。現代文学作品とは、こういうものなんだって思う名作です。 青豆、ヤナーチェック、シンフォニエッタ、エッソ、広告、首都高、非常階段、さきがけ、リーダー、空気さなぎ、ふかえり、猫の街、二つの月、滑り台、NHK受信料、塾講師、トレーナー、警官、セーフハウス、リトルピープル・・・ 読んでない人には、まったく意味不明なワードも、読了後はふむふむってなると思います。 純粋なラブストーリーだったんだとか。NHKの受診料集金のシーン、海外の人は理解出来るんだろうか?とか、リトルピープルが出てくる場面は、ジブリを妄想したり。途中消えちゃった数々の人は、結局どうなってしまったのか? 考え想像することがとっても多い。それに、このエンディングの後のストーリーは?と。再読したら、また違った視点がみつかりそう。映画化したら、キャスティングは誰が最適だろう?って妄想しちゃうのも、この小説の「あるある」らしいです。 なるほど納得ですね。 像増力逞しく読まれることをお勧めします。

  • もうすぐ春だから

    気がつけば3月も半ば。カメラの祭典CP+が終わって、モーターサイクルショーが開催されると春全開って感じが懐かしい。このところ、コロナ禍で、この感覚忘れてました。来週は、北陸新幹線が延伸して、敦賀まで伸びるとか。大阪にいると、伸びるって言われても、ちょっとぴんとこない。大阪ー金沢は、サンダーバード一本で行けたのに、敦賀で乗り換えなきゃならないと・・。それでも、車窓から見える景色って、好きだから、乗りにいこうかな。春になると、あれもこれもと、やりたいことがいっぱい浮かんできて、それだけで楽しいね。

  • カメラは、撮る人を写しているんだ

    ワタナベアニ著 あっこの本好きかも。手に取った瞬間そう思った。ソフトカバーのしなりかた、紙の手触りがなんともよかったから。 一時期、溢れる本の解決策として電子書籍に切り替えていたけれど、どうも味気なさが嫌になって紙に戻ってます。そういう感覚の人多いと思うんですけど、どうなんだろうね。写真もデジタルの画面でみるよりも、印刷された紙の質感に興味をもってくれる人が増えるといいんですが。 最近、カメラのハウツー本ではなく、写す側のマインドについて書かれてる書籍が多くなってる気がして、とってもいい傾向だと思ってます。個展開催中、写真を趣味にしている方に、いきなり撮り方のレクチャーをされたり。写真は撮って出ししか認めないとか言う方にうんちくに付き合わされたりと、どうなんだろう?と思う人が後を経たない。もちろん、人それぞれの楽しみ方があっていいと思う。ただ写真そのものの本質って、そことは違うぞと思っていて、この書籍は、そういう価値観を分かりやすく伝えてくれる良書だと思いました。 自分が撮りたいものを、撮りたいように撮る 撮りたいように撮れないなら、試行錯誤しながら、技術を突き詰めればいい。 みたいな内容です。 写真で表現するっていうのは、きっとそういうシンプルな考えの上で成り立ってると思うんです。 いいですよ、ぜひ!!

  • メタセコイア並木

    滋賀のメタセコイア並木、紅葉のシーズンには、観光客でごった返すこの場所。平日の冬で、ひっそりとしているかと思いきや、さすが観光地観光バスが停まってたりと、ごった返すまではいかないけれど、人も車もそれなりに多かったです。

  • 田中耕一さんの講演聞いて思ったこと

    田中さんがノーベル賞を受賞されたがが2002年。もう22年も経ったんですね。 田中さんの発見は、数日かかっていた菌特定の工程が1時間足らずに可能になる質量分析器という形で普及し微生物検査に革命を起こしてます。 そんな田中さんの講演を、パシフィコ横浜で開催された微生物学会で、聞くことができました。 医療臨床検査系のソフトウェア開発の仕事を通して学会へ参加していて、たまたまといえばたまたま、講演を聞きました。医療の分野では学会と呼ばれる集会が盛んで、ほぼ毎週、どこかで開かれています。どの学会もテーマごとに幾つかの部屋に分かれ授業のようなコマ割りで発表やディスカッションが行われてます。参加したいテーマの時間が重なってしまうことも、度々。 田中さんの講演は、事前の告知が少なめで同時開催されている部屋に配慮したと思われ、大きな会議場の半分は席が余ってる感じ。白髪になった田中さんは、講演前に自分でパソコンのセッテイングをしていたり、ノーベル賞を受賞した人とは思えない腰の低さが滲み出てました。 話された内容は、質量分析に関する、モノのたんぱく質をイオン化して重さからモノを特定するに至る過程の話。質量分析を応用できるアイデアや、未来の話。アルツハイマーの解析もその一つだとか。数式がドーンと出てくる以外は、素人にも分かりやすい言葉で話されているのが印象的。一貫して伝えようとしていたのは、専門は電気工学。医療には門外漢。だからこそ発見ができたんだということ。専門的な知識が、他の分野にも役に立つことが、必ずありますと。他分野の方の意見を聞く重要性についても、何度も話をされてました。 医療の分野って、勘違いされてる方多いですから、この田中さんの講演は、そういう人にこそ聞いて欲しかったなぁと。 聞けてよかったです。

  • LIfeSpeed KEIHAN RAILWAY Ver

    2024.2.6 京阪電車

  • 右脳思考を鍛える

    内田 和成著 今年になって、これまで読んで良書だなと思った本を、再読しています。 100冊の本を読むより、良書を100回読むほうが良いと言ってたのは、松浦弥太郎さん。 この右脳思考を鍛えるは、楠木健さんの「戦略読書日記」に紹介されていて知りました。本の帯には、その楠木健さんが、「情報整理はこの本以外いらない」と書かれてます。再読してみて、改めて納得です。 この本は、情報を整理する、その先のことが書かれてます。情報を整理するのは、なんらかのアウトプットを目的としているはず。そのアウトプットの重要性を置き去りにした情報の整理方法、つまりインプットを促すハウツー本が、蔓延るなか、アウトプット重視の内容は異質ですが、とても腑に落ちる。この手の本が少ないのは、アイデアを捻り出したり、発想することを体系立てて説明することが難しいからだと思う。アートがなかなか理解されないことと似てますね。 右脳は芸術脳と言われて、閃きや発想を促す役割を持っているとか。情報をいかに右脳が作用しやすい形に持って行くか。それが書かれた良書ですね。 読んでいて、いちいち頷いてしまったのは、まさに書かれてることを経験から、実感していたから。 会議になるとノートパソコンがずらっと並ぶ。もう普通の光景です。記録や議事の共有には、直接パソコンでデータ化したほうが効率はいいし、そうしたこともある。ただ記録することが軸になって、考えるという本来の活動がおなざりで考える効率は格段に落ちてました。なのでいまだに僕は紙のメモ派です。会議中やってることは、ふむふむと思ったキーワードを書く。そして次々に浮かぶ頭の中の妄想を、線でワードを繋げ図式化しながら連鎖させる。そうすると色々と浮かんでくる。これが経験的にしっくりきてたんです。このことが本書でも書かれてました。 IT系の会社でも、誰でも出来るパターン作業にまるまる一日を費やすクリエイターもどきがわんさかいます。ツール使えば数分で終わる作業なのにね、なんてことがザラにあります。指示されたことをこなすことと、発想することは、全く別物のスキル。いうまでもなくこの本では後者のことが書かれてます。 例えば書籍の中では、気になることにレ点を付ける。これを頭の中ですることで充分だという指摘。レ点は、自分の興味本位でOKということ。物事を発想できないのは、気になるというレ点を付け

  • 2024 関西フィル ニューイヤーコンサート

    関西フィルの本拠地、門真で去年から開催されている新年一発目のライブ。オーケストラとか、クラシックに、ものすごく興味があるわけではないんだけど、一度観て、いいなぁと思ったので再び観てきました。2時間で12曲。2回席の一番後ろの席だったけれど、とっても心地よかったです。高校や大学生のオーケストラを聞く機会があって、比べるのもなんなんですが、関西フィル上手いです。素人にもはっきりと分かります。それにクラシックを広めるためにテレビでも活躍されている、指揮者の藤岡幸夫さんのトークも、クラシック初心者には、ありがたい。 作曲家のヨハン・シュトラウスとその子供のシュトラウス2世親子のドロドロした話には、興味津々。曲以上に興味持っちゃいましたから。 良い時間でした。

  • 「安井仲治 僕の大切な写真」展

    兵庫県立美術館 1903-1942 38歳でこの世を去った写真家 展示を観た後、図録をずっと観てます。いやはやハマりました。 不思議と古臭さを感じずに新鮮に見えるんです。もちろん、時代を感じる服装や建物が映り込んでる写真もあります。そしてモノクロ。 でも新鮮。海外の美術も勉強していたようで、所有されていたピカソのゲルニカの図録の展示もありました。 興味を引いた写真は、1枚や2枚ではなかったんですが、幼い子のポートレートを、「スケッチ」という名前をつけた2枚。 そうかぁ、スケッチかぁ。写真に、とってもマッチしてこのタイトルの付け方にビビッと来ました。「スケッチ」というキーワードで、ポートレートを撮るのは面白そうですね。 ポートレート、風景、静物画、多重露光、なんでもあります。いろんな技法を試していたことは、バリエーションの多い作品から解ります。探究心が半端なかったようですね。38歳かぁ。惜しいですね。 帰りの車の中、ラジオから、ビートルズが流れてきました。数多い曲は、全てが新しくて斬新。いまだに色褪せない。あっそうか、安井仲治さんの中に、ビートルズを感じた。 これから、ビートルズと聞くと、安井仲治さんを思い出すんだろうなって思います。

  • ゴジラ-1.0(映画)

    いやぁ怖かったです。 ちゃんと怖がらせてくれたことが、この映画の素晴らしさかも。 そして泣かせます。 それほど期待していた訳ではなかったんですが、それも良い影響に。マイナス1.0という題名は、一番古いゴジラ映画の前のストーリーで戦争が終わった直後の混乱した日本が復興へ目指していくなか、再び、ゴジラによって都市が壊されマイナスに作用したことを表したようです。これも観終わった後に知りました。 この映画の凄さは、とってもリアルなこと。もちろん作り物です。でも、それがわかってるんだけど、没入できちゃう。昭和の怪獣映画の手作り感が、とっても薄い。 だからね、大きなスクリーンの劇場で見ることを、めちゃくちゃお勧めします。 思いっきり怖がって楽しめます。 この映画のモノクロ版が、来週から放映されるようです。モノクロかぁ、すごい合ってると思います。 正月早々、いい映画を見れました。 映画館に、ゴジラのポスターがなかったので写真撮れなかった・・。

  • 2024年スタート

    初詣のおみくじは「吉」でした。どんな年になるのか? 良い年にするために、心して進めってことですね。了解です!! 今年もよろしくお願いします

  • 写真って楽しい

    写真を撮って、作品を発表する機会が増えるにつれ、作品を評価していただく機会が増えます。それがね、楽しいんです。SNSで発信すること以上に、きちんと納得のいくプリントで仕上げたリアルな作品を、観ていただくことが、ほんと好きだなと。足を運んでいただいた方に、何かを届けたい。その何かは、作品ごとに変わるんですが、ベースにあるのは、私の好きを観てほしいこと。その好きの中に、ほらこんな見え方もあるでしょ、って新しい視点を知ってもらって共感してもらえること。それが楽しいんじゃないかなと、なんとなく思います。モノも人も、みんな違う。その多様性を認めることを、表面的には薦めていても、実態は、首を傾げることの方が多い。それをね、写真という媒体を使って、表現をしたい。「視点は無限」ってテーマ、やはり、しっくりくるなと思えた2023年でした。写真を通して出会えた方も多くて、写真をやってて良かったなと思います。来年も、作品を発表することで、出来る出会いを楽しみにしてます。そのためにも、作品作りを頑張らねばですね。

  • 免許更新

    自宅から歩いて10分いや8分の場所で免許更新。事前予約制のためか、まったく混雑なく、スムーズに終了。手続きはこんな感じ 1.受付の機械で無人の受付 免許証、予約のQRコード、顔認識、更新内容を確認されて、暗証番号を二つ、登録。 この暗唱番号、なんのために使うのか? 後の講習時に説明があったけれど、ほぼ使わないだろうなと。 紙が2枚出てきた。 2.お金の支払い 3000円 ここは有人(無人にできると思うけど・・) 3.視力検査 一度、一発目がダメで、時間経ってやり直しでOKになったの経験あり。 乱視だからか、疲れてくると見えにくい。 今回はくっきり見えてすんなりOK。 1.で受け取った資料に印を押される 4.申請 1で、出てきた書類を見せ、チェックされておしまい。 5.写真撮影 ここまで、免許センターにはいって10分もかかってない。 撮影も、10名くらいが並んでる程度で、4つある入り口のひとつにすぐに呼ばれる。 上着を脱いでる人達ばかりなので、コートを脱ぎなさいと言われるかと思いきや 何も言われず、座って、カシャと映されておしまい。 次の講習の指定時間まで、約1時間。 本を読んで過ごす 6.講習 講習の部屋へ10分前に入るように促される。 SDカードの説明 いまだに、こんなことやってるのか?と思う 無事故、無違反の期間を証明するためだけの制度。 この機会にぜひと言われても使うシーンが浮かばない。 隣の女性のオーバーアクションな頷きが、少々うっとおしい。 講習は30分 YouTubeで、見ればいいんじゃないかと思う内容。 映像は、もう何十年も使い倒してるんだろうなと思う質 車のライト、ハイビームを推奨してるらしい。 どおりで、ハイビームで走る迷惑な車が増えてるのは、このせいか? 対向車や、前に車があれば、ローにするという、基本的なことが出来ない人が ハイビームにしてる気がするのは、気のせいか。 7.免許受け取り 古い免許の持ち帰り希望を伝えると、穴を開けて返された。 というわけで、終了まで1時間半。次は、5年後。

  • 暮らしの手帖

    表紙の絵に惹かれて買ってしまいました。松浦弥太郎さんが編集長をやってた時は、よく買ってました。編集長が変わってからは、遠のいてましたが、今回、改めて読むと、テイストは変わってないんですが、松浦弥太郎さんの時に、よく目にした「丁寧に」ってスタンスが、良い感じで抜けていて、読んでいてとても気持ちいい「楽さ」を、感じました。年配の女性をターゲットにしてると思うので、すべての記事が、ぴたっとくる訳ではないんだけど、概ね、読んでて気持ちいい不思議な空間が紙面に広がってました。

  • 来年の手帳も、ほぼ日に

    この時期、書店にどーんと並ぶ手帳。どれくらい廃棄されるんだろうね。SDGsやら資源保護の観点から、いらぬ心配をしてしまいます。 さて来年の手帳はと、毎年毎年悩んでましたが、今年はすんなり「ほぼ日手帳」に決めました。これまで、いろんな手帳を使いました。ファイロファックスのシステム手帳を買ったのが、もう40年も前。それから毎年毎年、次はどうするか?と悩みながら楽しんでいたことになります。 ここ数年は、ほぼ日手帳のweeks MEGAでスケジュール管理して、トラベラーズノートとコクヨの測量野帳をメモとして使うパターンに落ち着いてます。そして毎年、ほぼ日手帳とトラベラーズノートのどっちをスケジュール管理の主にするかを悩む。 来年は、仕事も整理して写真活動の比率を上げたいと思っているので、色々と変化が必要かなと思ってました。ただ今年と同じ感じでいくことにしたのは、ほぼ日weeksの身軽さが、とっても気にいってるので、それは変えなくてもいいかなと。 さっそく、ほぼ日手帳のweeks MEGAを買ってきました。 来年、どんな未来が待ってるのか? 手帳の種類よりも、書かれる内容が宝物になるような一年になるといいなと思ってます。

  • カメラは筆で光が絵の具

    ありのままの姿を写したいという人もいるけれど、自分が描きたいように写真を撮りたい。そんな風に思ってる気がします。 絵画に例えると、カメラは筆。そして光が絵の具。 いつからですかね、そう思いだして、写真を撮ることがとても楽になった気がします。

  • なぎさ 山本文緒

    山本文緒さんにハマってます。 亡くなる直前まで癌の闘病生活を綴ったエッセイ「無人島のふたり」を読んで山本文緒さんを知った。それから、ずっと山本さんの書籍を探して読んでます。 この「なぎさ」という小説は、2013年に短編やエッセイが多い山本さんが15年ぶりに書いた長編小説だとか。 負の人生の重荷があって、なかなか前向きに自分の足で歩けない主婦が、周りに巻き込まれながらも、マイナスなことをきちんと受け止め人生を歩もうとする心の変化や情景を、綴った話。 山本さんの文章は、繊細で優しい。こんな文章を書けたら気持ちいいだろうなという単語選びに憧れわ抱きながら、ストーリーが進んでいく。 受け入れることって時には、とても苦痛なこと。避け続けるという選択も当然ある。でも受け入れて次に進むことで好転すること、それがストーリーのベースにあって、それを表現したかったんだろうなと思います。 山本さんは、心の機敏を表現することが、上手いと思う。 文才あるよなと、文才のない私が言っても納得感はないんだろうけど、山本さんの作品は読んでいて、とても心地よい。

  • ペンは必需品ではなくなったのね

    仕事関係のイベントに参加して、講演を聞いていると、パンフレット、アンケート用紙それに筆記具が入った資料一式を渡されます。ペンは、ボールペンが多いけれど、クリップ型の小さな鉛筆だったり。アンケートにこれでご記入くださいということなんだと思う。そして毎回思うんです、ペンっているのかと。イベントに参加するにあたってメモ用のペンは持参している。メモは、あっという間になくなるくらいメモは取るし、メモとペンを持っていないことがまずない。 ということを、若者に話したら、意外な顔されて えっメモってスマホで取るから、ペンなんて持たないですよと。そっか、そうなのね・・・。会議中パソコンに直接メモしてる人が多いし、そうすることもある。ただやはりメモ派なんです。パソコンだと言われたことしか記録出来ない気がして、とっても苦痛。考えながら図式化して聞きたい派なので、紙とペンは必須。なんてことは言葉には、しないけど。

  • Amazonを避けるようになった

    ポチっとすれば、便利に届けられるので便利に使ってたんですけど、最近使わなくなってきました。いや使いたくなくなってきましたアマゾン。 本は、応援の意味でリアル書店で買うようにしてるし。ネット通販はAmazon以外の楽天とかヨドバシを使うようになりました。理由はひとつ。Amazonの宅配業者が、恐ろしく感じが悪いから。アマゾンを使うと運送業者がいくつかあって、どこに割り振られるかわかりません。クロネコさんや佐川さん、郵便局には、まったく感じたことのない嫌な感じを、Amazon直の業者だと、毎回感じるんです。 買ったものがポストにねじ込まれてたり、チャイムが鳴って受話器で応対すると「アマゾンです、玄関に置いときます」とすぐに置き去ろうとするので、「すぐ出ますから、ちょっと待って」と玄関を開けると、あきらかに不満そうに無言で手渡しされたり。指定の時間を遅れてもまったく悪びれない。そんなことが毎回続いたので、もうアマゾン無理だはと思ってしまった。 配送時間に追われてるのは分かるけど、サービス業としてどうなんだろうね。こちらが、サービスを期待しすぎなんだろうか。

  • 血圧計がやってきた

    血圧計を買った。まさか血圧計を買う日がくるとは想像もしなかったけれど、それなりに歳を重ねたってことなんでしょう。 健康診断でひっかかってしまって、近所の先生に観てもらったところ、血圧のコントロールをした方がいいという。ただ昔から血圧は低かったんです。上が100超えてたら高いなぁと思ってたから。それが、いつのまにか130くらいに上がってました。診断によると肝機能と腎機能がねってことらしい。丁寧な説明をされて、今後のことも聞いてきた。 終わり間際に血圧計を買って毎日測ってくださいと言われ、血圧手帳まで渡された。そっか、体重落とすには体重計に乗ることが効果を高めるらしいので、そういうメンタル的な狙いもあるかもしれないなと、ふと思った。 血圧なんて、ただの数字。そう言えるほどもう若くはないってことなんだね。さっそく血圧計を調べてみると、腕にグルッと巻きつけてシュポシュポと丸い玉を握って圧力をかける水銀計は、もう過去のモノみたいで今はデジタルが主流。 大きく分けて三タイプ。腕に巻きつけるタイプ。手首に巻きつけるタイプ。丸い筒に腕を突っ込んで測るタイプ。どれも一長一短あるみたい。腕や手首に巻きつけるタイプだと、めんどくさくなってそのうち辞めちゃいそうな気がして、少々場所はとるけど、続けやすいことをポイントに腕を筒に突っ込むタイプを買ってみた。 医療器具って感じのフォルムです。 ん? 測るたびに数字が違うのは、こんなもんなんですかね? さて毎日測れるでしょうか。 後日、ご報告を。

  • 神戸にて

    先日、医療情報学連合大会という学会に参加。医療のデータをどう活用していくのか?ということを医療に関わるさまざまな役割の国や民間の知見者が、情報発信し課題やら状況を共有して意見交換する。いわゆる学会というイベント。日本の最先端の情報がまとまって入手出来るし、新しい発見もあって、どちらかというと好き。 日本の医療データの二次的、3次元的に活用するノウハウもプラットフォームも海外の先進国に比べると遅れまくりなのは有名な話し。例えば病院から紹介状書いてもらって別の病院に行く。だいたいが紙・・。ちゃんと状況が書き込まれてることは、ほぼない。他国だと、電子カルテの情報共有が進んでいるので、患者が望めばちゃんと情報は引き継がれる。それに紹介した側のドクターは、紹介先で患者がどうなったのか知りたいと思っても、知る術がく、お見舞いにいって確認したりと。古典的なことを未だにやってるのが日本の実情。そんな問題をなんとかしようと医療DXの掛け声のもと、国がやる気にはなっているようには見えるけど、核になるマイナンバー制度は、レベルの低いセキュリティの問題が多発していてなかなか勢いがつかない。とまぁこんな課題解決に頑張ってる人達がいるけれど、なかなかねうまくいかない。 マスメディアには、もっと声高に問題を広めてほしいと思うし。こういう話にまったく関心を持たない医療従事者も多い。 日本経済の競争力がどんどん弱まってしまって、円安とか国民の給与が上がらない問題とか、年金の話し、少子化のこと、そして医療の問題。お国がやることなすことの、どんくささが、浮き彫りになってます。 国だけの問題ではない気がするのは気のせいかなと。 そんなこと思いながら電車に揺られてました。

  • 構図は学べるのか?

    書店の写真コーナーを眺めてると、写真のハウツー本がわんさかです。その中に構図をテーマにしたものも結構な数がある。先日の個展の時も、構図ってどうしたら良くなりますか?とカメラ好きだと思う人に聞かれた。 構図の良し悪しってなんなんだろ? 三分割だとか、六分割とか、対角線上のこの位置に配置してとか、ハウツー本には書いてあるけど、僕は、そういうことを意識したことがない。構図が上手いですねと褒めてもらえることもあるけど、それなりに自信があるものを作品として発表はしているので、構図だけが良いと言われても困ってしまう。絵を構成する要素の大きな要素だと思うけれど。 やはり構図だけを意識して撮るのは、ちょっと違うんじゃないかと思ってしまう。 もちろん小物、ポートレート、料理なんかは、王道の撮影方法があって、そのパターンにはめることで、質の高い撮影をすることは出来る。 でも写真って、もっと自由であってほしい。ハウツー本通りのシーンが、目の前に現れることって少ないと思うし。そもそも、それをそのまま鵜呑みにして撮っても、それはその人の写真とは言えないんじゃないかと思うから。 構図について経験から思うのは、絵画をめちゃくちゃ見ていて、それが写真に影響してると指摘されたことがあって、自分でも、なるほどと思ってます。 アドバイス出来るとしたら、写真や絵画をいっぱい観て、良いなと思う作品にいっぱい出会うこと。そんなストックをいっぱい貯めると、自然と、出てくる絵も、自分の視点が含まれたオリジナリティーのある構図になっていくんじゃないかなと。それくらいかな。

  • 飛行機でLifeSpeed

    列車からの車窓風景を撮ってますというと、他は撮らないんですか?ってよく聞かれます。いえいえバスでも飛行機でも撮ってます。バイクや車は、運転が好きなので撮れないですが、助手席に座るチャンスがあれば撮ってると思います。どんな絵が撮れるんだろうってワクワクするし、楽しいですね。 まったく飽きないし、試行錯誤しながら撮り続けられるテーマに出会えたのは幸せかもしれないですね。

  • My Automatism LifeSpeed++(シリウス)

    初めての東京での個展。ほんと実り多い個展になりました。初めて観た方が、後日知人を連れて来られたりなど、とても評価をしていただけて自信にもなりました。同時に、奢ることなく作品作りを頑張ねばと強く思えた個展でした。 2023.11.9-15 アイデムフォトギャラリーシリウス(東京 新宿)

  • 虹のち雨

    東京の個展まで後3日。なんとか作品の梱包を終えて、自宅からの搬出を待っているところ。いろんな写真を観てもらいたいものの、会場や作品テーマとの兼ね合いから、絞りに絞った写真です。色見本用のプリントやらラボから仕上がり前の作品を見て、あーなんか違うぞ、となると修正を繰り返す。そうやって作品をセレクト。今回もギリギリになって作品を2枚入れ替えました。外した作品も観てほしかったんですが、全体の構成を考えてのこと。観ていただいて感じていただいて、写真そのものが一人歩きしだして、初めて作品になると思ってます。いろんな人に何かが芽生える個展になることを願ってます。そんな忙しい中、虹が見えました。この後、大雨になったんですが、観れたことが良かった。

  • モバイル用にMacBook Pro14インチ版

    いやはや、迷いに迷って買いました。 モバイル用途のMacbook 12インチの入れ替えです。Mac史上最軽量の1キロを切る後継機が出ない希少なモデル。バッテリー交換を2回やって、OSのメジャーアップデートも対象外、おまけに修理もしてもらえないモデルになってしまって。買い替え時を探ってたところ。この軽さは捨て難いんだけど出先で現像やらイラレを使うケースが増えてきて、さすがに辛くなってきた。新しいM1、M2のアップル製のチップは、intel製を格段に上回ってるらしいので、今のモデルなら、どれ買っても確実に快適性は上がるかなと。重さ以外は。 母艦として最後のIntel製のCPUを積んだフル装備のMacbook PROの16インチがあるので、軽めのMacBook AIrの13インチが候補。ただメモリやSSDの容量を増やすと、それなりの値段になる。それだけ出すなら、もう少し出してMMacBook PROにしちゃおうかなと、ぐるぐる思案すること数ヶ月。 先日、何気に知ったAmazonのセールで、なんと33%引きのMacbook Proを発見。14インチのM1PRO、量販店だと33万超えのモデルが、新品で23万円。候補に上げてたAIrの値段よりもだいぶ安かったので決めました。 届いてまだ二日目。 モバイル用途では、数倍の快適性。重量は1.5倍になりましたが・・。 熱暴走が起きる気配がないくらいマシンが冷たく、ファンが回らないため静かなのは、出先ではありがたい。 色々と、とっても満足です。 重いですが・・。

  • 個展までひとつき切りました

    東京の個展に向け、展示レイアウト、展示作品を決めて、そこからプリント作業やら額装まで完了。ゲストの方へのちょっとしたお土産を作成中。あとはキャプション作りやら細々した作業が残るのみ。といってもテキスト書きやら、時間をかけてやりたい作業なので楽しんで取り組んでます。 2023年11月9日から15日ぜひ東京は新宿のフォトギャラリーシリウスで お会いしましょう。 全日在廊予定です

  • Adobeさん そりゃないぞ

    Adobeから、お知らせメールが届く。 サービスを低下させる時によくある、解読が必要な紛らわしい文章。おぼろけながら意味がわかってくると、えっそうなの?って内容に混乱する。 CleativeCloudの「同期済みファイル」機能が2024年2月1日に終了するとか。「この同期済みファイル」ってなに?を探ってみる。 これは特定のフォルダにある、ファイルをまるっとCLOUD経由で他のPCと同期出来る機能らしい。日常的に、メイン機とモバイル用途のサブ機のファイルの一部を、同期させてます。普段はメイン機で作業してるんだけど、出先で急に時間が出来て作業することがある。そんな時に、サブ機に作業中のファイルがあると、作業の続きができてとても便利。サブ機で作業したファイルは、当然、メイン機にも反映されます。 日常的に使ってる機能が、使えなくなるのは、大問題。 同様のサービスがAdobe以外でもあるにはあるけど、便利に使えてるので探してない。まれに同期できないケースがあるらしいけど、今のところ問題になったことはない。 さて、どうしたものか? ちょっと悩もう。

  • 創造のイノベーション 2023

    創造のイノベーション 2023.September 2023 09 05-09 Tokyo 東京は日本橋にあるレクトヴァーソギャラリーさん。初めての東京での作品展示。 写真以外の作家さん達とのグループ展。ギャラリーからお誘いいただいた時は、戸惑いもあったけど、展示させていただいて良かったと思います。 このギャラリーは、セーラー万年筆の本社だった建物で、趣があって、ギャラリーらしいと言えばそうかも。いくつかのギャラリーが併設されてる建物の一室。 入って驚くのは、自然光のような明るさ。 モネの展示で有名な、オランジュリー美術館の、あの明るさを感じました。もっともあちらは自然光で、こちらは、特殊な人工光で、部屋の明るさを演出をしてます。 なので作品がとても見やすい。 ギャラリーからいただいたアドバイスでは、額装はお勧めしてないそう。作品そのものの素の状態を見ていただきたいからが理由のよう。 ただこちらは、額装した作品のグレードを知ってるだけに、あえて額装の作品4点を展示させてもらうことにしました。 展示してみて、いやはや、ここ、ほんと見やすい。 ということで、今まで気がつかなかった作品の粗が、バリバリに見える。 作品作りに手を抜いてはいけないということですね。 ほかに3名の方が、展示されていましたが、4つの趣の異なる作品が不思議と相乗効果をもたらせてくれて、不思議な感覚。 スケジュールの都合で、ほぼ在廊出来ていなかったんですが、それでもたくさんの方に見ていただけていたようです。 次の作品制作のいい刺激をいただきました。

  • 熱い熱い夏も、そろそろ

    今年の夏は、ほんと熱い。暑いではなく熱い。 そんな中、今週から、東京でグループ展に参加させてもらってます。 仕事の都合で、在廊出来ないんですが、どんな風に見てもらえるのか? 誰かの心に、響くといいなと思います。

  • ヒトラーのための虐殺会議(映画)

    アウシュビッツの大量虐殺が決定されたヴァンゼー会議。1942年1月20日行われたその会議の議事録をもとに作られた映画です。 その会議の議題は「ユダヤ人問題の最終的解決」 淡々とビジネスのように進められる会議。シナリオ通りに進めようとする手法は、どこの組織でもやってると思う。ただ内容は、ユダヤ人を虐殺するたこと。あまりにも残酷で衝撃的な内容です。 映画を見ながら、途中気持ち悪くなってしまった。 ユダヤ人の定義を議論する場面、混血はどうする?など、人道的な視点からと思いきや、単なるメンツ的な問題であることにもゾッとする。 ユダヤ人を虐殺することに、誰も反対をしない。権力への忖度でよくある光景にも映る。ただ話されている内容は・・・。 是非是非、多くの方に見て欲しい映画です。そして、この映画を見て議論して欲しい。 これをドイツ人が作ったことに、とても意義があると思いました。 日本にも残酷な歴史があります。その中でも、日本軍史上最悪の作戦といわれるインパール作戦。 ぜひ、この作戦を決めた、いきさつを映画化してほしいと、この映画を見終えて思ってしまった。

  • カメラ初心者に薦めるカメラ

    先日、どんなカメラを買えばいいですか?と、その筋の人なら、何度も何度も聞かれたであろうことをまた聞かれた。 この質問、毎回困ってます。 全ての人に、あてはまる回答ってないと思うから困る。 ある程度、カメラやってて撮りたいテーマも決まってる状態ならば、少しはためになる回答ができるかもしれない。いや、これもできないか。 商業的な写真を撮るならば、型にはめて、そして型通りのカメラを選択すればいいと思うんだけど。趣味の領域が入ると、それは僕が答えられる領域ではないと思ってしまって。なんでもいいんじゃないですか?って、とっても冷やかに感じられる回答になってしまうんです。 例えば、形、大きさ、重さ、レンズやメーカーの好み、手にした時の感覚、音、操作性、そして触ってみて、使ってみたいと思うカメラが、一番じゃないですか。今のカメラなら、どれも間違いなくちゃんと写りますからって言葉を伝えることに。 もちろん、メーカーや機種ごとの大まかな絵の傾向はあるんだけど、そこも趣味の領域だと思ってますから。 写真をずっとやってて思うのは、カメラは、一台では済まない。 それが解っているから、究極の一台は、これです。なんて回答は、やっぱ出来ない。 カメラを始めたいと思ってる人って、その究極の一台を探してる気がするんです。何十万もするカメラを次から次へ買い足すなんてこと考えてないと思うし、考えたくもないだろうからね。だから予算の範囲で、触ってみて印象のいいカメラが良いんじゃないかなって答えになる。それに評判の高い標準ズームと単焦点を1本ずつ。 ある程度、撮りたいテーマが決まってくれば、そのテーマを撮るための必要なレンズを買い足す。 こんな感じの回答をしました。 すんません。

  • プール行ってきた

    ラクタブドームで、プール。 戸惑いもあったけど満足です。380円だし。 施設は、COSPAってスポーツクラブに運営を委託してる感じ。みんなそのロゴの入った服を着てるから、多分そう。併設されてるジムも別料金だけど使えるみたい。今度いってみよう。 案内された更衣室は、意外と綺麗。水着に着替えて、シャワー室で、大きな浮き輪を持った親子連れに遭遇。果たして泳げるんだろうか?って疑問も。シャワーを浴びて、室内プールに入る。おっ広い。 50メータープールの半分のところに壁があって、25メータープール二つになってます。手前が、泳ぐぞって感じの人たち用。奥が、子供連れが使うゆるい浮き輪OKゾーン。 施設のおおまかな感じを掴んで、最初は、奥の緩いゾーンで準備体操がてらプールの中でウォーキング。でっかいアヒルの浮き輪でバタバタしてる幼稚園くらいの子供の横を歩くのは、ちょっと気が引ける。 その後、プールを移動して泳ぐゾーンへ。ここで問題が発生。ゴーグルをつけようとすると、パキッて割れた。使ってないのでゴムが劣化しちゃったんだろうね。困った。しょうがないから、今日は歩こうと・・。 緩いゾーンで途中平泳ぎを混ぜながら、たっぷり歩き回ること1時間。いい運動になりました。 新しいゴーグル買って、また行こうと思います。 380円だし。

  • プールが380円

    通っていたジムが、ずいぶんと前に閉鎖してしまって以来、泳げてない。泳ぐと気持ちいいし、なによりプールの中で歩くだけでも充分リフレッシュできるので、久々に行きたいなと、なんとなく思ってました。 馴染みのカフェで耳寄りな情報をゲット。フィギュアスケートとか水泳とか、世界大会が開かれる、我が家から自転車で15分ほどにある「ラクタブドーム」。このあたりの人は、「なみはやドーム」って呼んでます。そのサブプールを一般解放してるとのこと。サブプールといっても50メーターある本格的な施設。料金は通常850円。それだけでも安いと思ったんだけど、それが、380円になるという裏技。市が健康促進対策として市民限定で利用料を補助してくれるとか。 この格安チケットは、お役所管轄の施設でしか買えず、ラクタブドームでは、売ってない。この辺りのめんどくささは、いかにもお役所的。 で、チケット買ってきました。 このチケットを買うために登録カードが必要で、役所の方が身分証明書で市民であることを確認後、手書きで、名刺サイズの登録カードに名前と住所をボールペンで書く。「はいっ」て渡された紙切れのような登録カード。あまりの簡素さとチープさに苦笑い。 あとは、1枚380円のチケットを購入。プールの受付で、登録カードと、チケットを見せてくださいという、アドバイスでおしまい。 さてプール行きますか。

  • 君たちはどう生きるか?

    ジブリ映画です。タイトルはあの吉野源三郎さん作の書籍から。事前の宣伝まったくないにも関わらず、ジブリと宮崎駿ブランドもあって、公開初日からかなりの観客動員だったらしい。公開から日が経つと、いろんなとこから映画の内容が漏れ伝わってくるだろうから、早めに観ときました。 感想は・・・です。 まず、吉野源三郎さんの原作とは、まったく別物です。書籍のストーリーを期待してると、がっかりすると思います。僕がそうでしたから。そんなこと関係なく、このストーリーを、楽しいと思えたか? すんません、よく解らなかったです。純粋にアニメーションレベルの高さには、唸る場面は多いんだけど、ストーリーには今一歩、感情移入出来なかったです。素晴らしい、考えさせられますと言ってる方もいるようなので、もう一回見ると変わるのかなという期待もあるけど、もう一回見ようって感情は、いまのこと沸いてこない。 もう一回、吉野源三郎さんの書籍を読み直そうと、家の中の本棚探してみたけどみつからない。誰かにあげちゃったのか?売っちゃったのか記憶にもない。 つくづく、このタイトルには、縁がないのかもしれません。

  • 人生は公平じゃない

    Netflixでやってた韓国ドラマ「海街チャチャチャ」を観始めた。16話中のまだ6話を見終えたところ。 主人公は都会(ソウル)で歯科医をやめ、海辺の田舎街で歯科医を開業した都会人のヘジンと、その海街で暮らす、街の人に頼りにされなんでも出来ちゃう万能ニートで自由人なドゥシク。対極的な二人のラブストーリー。 韓国系のドラマは、ドラマでしかあり得ない、お袈裟な設定や展開になるので、面白いと思って見てます。 さて、このドラマの中で ドゥシクが、ヘジンに言ったこのセリフ 「人生は公平じゃないんだ。一生でこぼこ道の人もいるし、必死で走った先に 崖が待つ人もいる。」 そうだよなと。 努力ではどうにもできないことがあって、成功ばかりしてる人には、わからないだろうと。 自分が不幸の中にいるということを、隠したいこと認めたくないって人は多いと思う。プライドが高く自分なりの成功を納めたと自覚している人ほど、その傾向は強い気もする。 生まれながらに、負を背負ってしまう人もいて、自分の力で打破出来ないこともある。皆そんな不公平な重しを背負って生きているということ。 それは誰にでも起こり得ることで、それで人の価値を決めてはいけないんじゃないかと。それが理解できると、人の見方って変わるんだろうなと。 そんなことも思ったセリフでした。

ブログリーダー」を活用して、まいむさんをフォローしませんか?

ハンドル名
まいむさん
ブログタイトル
写真考具
フォロー
写真考具

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用