60代で遺伝性の乳がんに罹りました。 まだ広く知られていないHBOC「遺伝性乳がん卵巣がん症候群」のことを知っていただくため、また自身の備忘録も兼ねてブログを始めました。
ご訪問頂きありがとうございます。 退院後1週間の今日、初リハビリと形成外科の診察に行ってきました。 リハビリは仰向けに寝て術側の腕を上げていったり、硬くなっている腋の下をほぐしたり。 それなりに痛みはありましたが、予想していたよりは楽でした。 その後形成外科の診察。 今日もティッシュエキスパンダーに生理食塩水を25cc入れました。 現在のところ合計250ccの生理食塩水を入れていることになります。 このティッシュエキスパンダー、簡単に言うと風船のようなもので中に少しづつ生理食塩水を入れて風船を膨らませていきます。 どうして最初からシリコンバッグを入れないかというと、いきなりシリコンバッグを入れ…
ご訪問頂きありがとうございます。 今日は夫の希望で久しぶりに外食に行きました。 私の乳がんが分かって以来玄米菜食を心がけていたのと(とはいえ、退院まではお魚は食べてましたけど・・)、コロナの感染を心配し外食は避けていました。 実際主治医のN先生からはあまり手術を延ばしたくないので熱を出さないように、また夫ちゃんがコロナに感染した場合でも2週間は手術が伸びると聞かされていたからです。 おうちご飯もそれまで普通に食べていたお好み焼きや餃子、カレー、パスタなどが食卓に並ばなくなり、「夫ちゃんの分は作るよ」と言っても「Rinoちゃんと一緒でいいよ」と言う言葉に甘えて、私と同じ食事を付きあわせていました…
ご訪問頂きありがとうございます。 9月23日に退院し、その日の夜ご飯から早速「玄米菜食」始めています。 我が家では玄米を炊くときには「寝かせ玄米」という炊き方で炊いています。 ですがこの日の夜はお昼ご飯のことも考えて、玄米かやくご飯にしてみました。 ネットでレシピを見つけて初めて玄米でかやくご飯を炊いたのですが、思いのほか美味しかったです^^ 野沢菜のお漬物をトッピングしているのですが、食感がアクセントになってなお美味しさアップ。 後日ご紹介しますが、寝かせ玄米は炊いたあと炊飯ジャーの保温で1週間くらい寝かせます。 ですが、様々な具材が入っているかやくご飯にすると1週間寝かせられるかどうか分か…
ご訪問頂きありがとうございます。 9月23日に退院し、日常が戻ってきました。 とはいえ、まだまだ痛みも強く術部が利き手側のため不自由極まりなのですが、左手を駆使しながらなんとかやっています。 さて、乳がんの場合非浸潤性以外はステージが高い低いにかかわらず全身の病気と捉えるようです。 早期がんの場合手術で取り切ったら終わり…と思っていたので、少し認識不足でした。 それでこれから出来るだけ再発や転移を防ぐため自身で出来ることは何か、色々調べ考えました。 そうして出した結論です。 ① 心を整えるために散歩をする。(散歩は副交感神経を優位にするようです) ② がんが喜ぶと言われている動物性脂肪やアルコ…
ご訪問頂きありがとうございます。 9月13日(日)に入院して11日後の25日、無事退院しました。 病床数20床ほどの小さなクリニックですが、提供している医療の質は大病院に引けをとらない高いものだったと思っています。 土日、祝日に関わらずDRの診察は必ずありました。 NSの方々の仕事ぶりも的確で、また心優しいものでした。 入院患者にとっては大切な(笑)病院食も美味しかったです^^ ちなみにこんな感じ♪ 朝食の食パンは必ずトーストしてくれていますし、果物も皮を剥いて食べやすい大きさにカットしてくれています。 さて、一次再建で入れたティッシュエキスパンダーですが、手術時に200ccの生理食塩水が入れ…
ご訪問頂きありがとうございます。 今年の1月に行った松山城の写真です。 昨日のブログにチラッと書いた友人のK子ちゃんのこと。 今から9年前、K子ちゃんはとある癌に罹りました。 とある癌というのは、私もどこの癌か聞かなかったし、あえて彼女も言わなかったので癌の部位は分かりません。 最初の頃は癌であることも知らされていなくて、「ちょっとした病気になって治療の為に月に2回東京に通っているの~」とだけ知らされていました。 時々蕎麦屋さんで一緒にランチをしたときは、付け合わせのカモ肉や卵焼きを「今は食事制限しているので食べられないの~」「Rinoちゃん食べる??」と言いながら私のお皿に移してくれていまし…
ご訪問頂きありがとうございます。 友人から届いたお花の写真。昨年秋のものだそう。 病院にいると分からないのだけど、秋はもうそこまで来ているのでしょうね。 自分の癌が浸潤がんだと分かってから「さてどうするか・・」色々考えました。 かれこれ20年以上飲んでいる健康食品があって、その健康食品でがんを克服した人が何人かいます。 直接の知り合いで詳しくお話も聞いていたので、当初は私もその人たちと同じやり方を踏襲するつもりでした。 ですがその健康食品の中で一番頼りになる一つの商品に大豆抽出物が含まれているのが分かり、しかも一番上に表記されている。これは入っている量が多いことを示しています。 私はホルモン感…
ご訪問頂きありがとうございます。 友人から届いた虹の写真。(Rinoちゃんに幸あれ)の言葉を添えて。アリガト。。。 世間は4連休なのに私はかごの中の鳥・・・なんて愚痴は言いません・・・(トホホ) 9月20日、今日は手術から6日目です。 術後の痛みも随分楽になってきました。 術前、麻酔科のDRから全摘+一次再建をした人は結構痛みが強いこと。 その強い痛みが長々と続くことを聞いていました。 手術を終え病室に戻ってきて約1時間後、最初の痛み止めロキソニンを飲みました。 その後翌日の夜まで6時間毎に飲んでいた時は、時折鋭利な痛みが患部全体に走る以外我慢できないほどの痛みは無く、私は軽い方なのかもと高を…
ご訪問頂きありがとうございます。 友人から届いたお花の写真。癒されます。 手術から2日目、しっかりとした声が出るようになったので心配をかけている姉妹や友人たちに連絡をしていこうと思い、先ずは長女に電話を掛けました。 私から現状報告をしたあと姉が、 「手術が無事終わったとKさん☜(夫の名前)から電話をもらったとき、Kさん泣いてたよ・・」「多分一杯一杯なんじゃないかな」と。 「えっ、夫ちゃん 泣いてたの!?」 「うん。私に悟られないようしてたけど、泣いてた・・・」 「KさんはRinoがいないと生きていけない人やと思うから、Rinoちゃん生きなあかんよ」と姉も泣きながら・・・ 「うん・・・」 この時…
乳がんを告知されたとき、自分でも驚くくらい冷静でした。 両親をがんで亡くし、親族も亡くなった人のほとんどががんでの死。 姉妹の一人は両側の乳がん。 私自身は50代半ば、初めて受けた大腸ファイバーで将来がんになるというポリープが見つかり、その数年後に受けた検査でもまた同じタイプのポリープが見つかった。 同じころ子宮がん検査でひっかかり最終的にはセーフだったのだけど、また数年後同じ子宮がん検診でひっかかり、それ以降3か月毎の検査が続いた。 1年前エコーに何かが映りMRI検査をし、やはり何かあるこいうことで癌センターを紹介してもらいそこで詳しい検査を続け、今年の春頃ようやくセーフをもらったばかりでし…
2020年9月14日 手術当日 11:45からの予定が少し早まり、11:00開始になりました。 手術室までは歩いていき手術台に上がると、私に声をかけながらNSの方がテキパキと体に色々なものを取り付けていきます。 30代半ばに全身麻酔の手術を受けたことがあり、その時は手術室に向かう30分位前に鎮静剤のようなものを打たれました。 そのせいか、手術室に向かうストレッチャーの上で妙に気持ちが落ち着いていくのがわかり、恐怖感は全くありませんでした。 ここでは歩いていくからか麻酔科のDRの方針なのか事前の鎮静剤は無かったため、手術台の上に横たわると自分でも心臓がドキドキするのを感じました。 脈拍計のピッピ…
9月13日(日)の午後1時、Oクリニックに入院しました。 コロナ禍のさなか外食は避けたかったのですが、時間的に仕方なく駅そばの三田製麺さんへ。 乳がんが浸潤がんだとわかって以来精製した穀物や動物性のものはできるだけ避けていたので、久しぶりにちょっとジャンクなものをいただきました。 さて、Oクリニックは全室個室です。 なので入院期間中、他の人に気を使うことなく過ごせるのは助かります。 実際この記事を書いている日は入院して4日目なのですが、快適な入院生活をおくれています。 また院内に無料Wi-Fiもあり、パソコンの持ち込みも許されています。 術後体力が回復してくるとヒマとの戦いが始まるのは幾度かの…
昨日の最終の手術説明のための受診で突然出てきた(もしリンパに転移があった場合、再建は10年後。最短でも5年後)の話。 一晩考えました。 片側の乳房がない状態が10年続く。 見た目の問題だけではない。 乳房全摘した人によると、バランスが崩れるのか、ちょっとしたことで躓きやすい。 時には転倒することもある。 重さが違うせいか、肩こりがヒドイ。などなど、、、 私は趣味でバレエをしています。 そんなバランスの取れない体でバレエを続けられるのか??? 翌日Oクリニックに電話をし、対応してくださったNSのTさんに話をしました。 もしもリンパ転移があった場合、部分切除に切り替えてほしいと。 その気持ちに至っ…
遺伝子検査の結果がポジティブだったので乳房全摘+一時再建で術式が決まり、後は入院、手術を待つだけだったのですが、 入院の2日前の最終の手術の説明の日、主治医のN先生からビックリな発言がありました。 「もしもセンチネル生検で陽性となりリンパ郭清をした場合、乳房再建はしばらく後になります。」 「しばらく後と言うと、どのくらい後なんですか」と聞くと 「大体10年くらいかな」 「じゅ、じゅうねん!?」絶句していると、 「最短でも5年くらい」 「・・・・」 確かに形成外科の受診のときDRが、 「リンパに転移があった場合今回はティッシュエキスパンダーは入れません」 とは言っていました。 ですが、「今回は」…
「遺伝子検査の結果が出ました」とOクリニックから連絡がきたのは、予定より1週間ほど早い9月2日でした。 術式の相談などもあるでしょうから、予定より早く受診にいらしてくださいと言われ、これは「遺伝子変異有り」なのだと容易に察しがつきました。 翌9月3日受診。 結果はBRCA1がプラス。 BRCA2よりも厄介だそうです。 この結果術式は乳房全摘+一次再建をするということで、私自身も心を決めることができました。 この時は。。。 ですが、術前の最終説明を主人と聞きに行ってから少し迷走することになってしまいます。
遺伝子検査の採血とカウンセリングの順序が逆になりましたが、 8月26日遺伝子カウンセリングを受けました。 受ける遺伝子検査はBRCA-1とBRCA-2の遺伝子に変異がないか調べるものです。 カウンセラーの方は先ずはこの遺伝子検査の意味やメリット、デメリット、遺伝子変異がある人と無い人の乳がんや卵巣がんにかかる確率などを資料を私に見せながら説明してくださいました。 その後、私の家族、親族の詳しい病歴を聞き、この遺伝子の変異の可能性が高いことなども説明されました。 本来ならこの説明を聞いた後に検査を受けるかどうか決めるのでしょうが、私の場合はすでに受けると決めていて採血もしているので、後は結果を待…
診断が確定したので、次から次へとスケジュールが決まっていきました。 私が検診に行ったOクリニックは分院で、手術や詳しい術前検査等は本院のほうでするとのこと。 先ずは8月21日、本院に行って一通りの術前検査。 以下は受けた検査内容です。 ・血液検査 ・腹部エコー ・心エコー(多分これは、私に軽度の僧帽弁不全があるからかも) ・胸部レントゲン ・心電図 どの検査も痛くないところがいい♡ あと、麻酔科と形成外科の受診。 ところで、この日疑いがあると言われた「遺伝性乳がん卵巣がん症候群」の遺伝子検査の為の採血もしました。 本来であれば先ずは遺伝子カウンセラーのカウンセリングを受けてからの採血になるそう…
2020年7月17日、この月の14日に受けた乳がん検診のOクリニックより封書が届きました。 本来なら10日から2週間ほどかかる結果の返信が3~4日で届いたので、「あ、これは検査引っ掛かったな」と思い、予約を取って7月30日再診へ。 そこで右乳房の石灰化とエコーに怪しいところがあるとのことで、拡大マンモグラフィ、針生検を受け、近くの病院で造影剤MRI検査を受けにいくよう言われました。 Drの様子から、今回はセーフではないかも。。。 (今回はセーフでないかもの件は後日書きます) 8月8日、再診結果を聞きにOクリニックへ。 診察室に入って椅子に座ると、モニターに写ったMRI画像に乳首から下へニョロっ…
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