この本を盗む者は/深緑野分(KADOKAWA)【感想】

この本を盗む者は/深緑野分(KADOKAWA)【感想】

この本を盗む者は【電子特典付き】 (角川書店単行本) 作者:深緑 野分 KADOKAWA Amazon 2022年3月30日読了。 あらすじ 森見登美彦さん推薦。本の魔力と魅力を詰め込んだ、空想の宝箱!「ああ、読まなければよかった! これだから本は嫌いなのに!」書物の蒐集家を曾祖父に持つ高校生の深冬。父は巨大な書庫「御倉館」の管理人を務めるが、深冬は本が好きではない。ある日、御倉館から蔵書が盗まれ、父の代わりに館を訪れていた深冬は残されたメッセージを目にする。“この本を盗む者は、魔術的現実主義の旗に追われる”本の呪いが発動し、街は侵食されるように物語の世界に姿を変えていく。泥棒を捕まえない限り…