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2020/08/28

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  • 只見線・奥只見湖・清津峡、人気スポットへ

    新潟県十日町に近い津南温泉から、只見線の大白川駅へ。いま内外から熱い視線をあびるJR只見線は、福島県会津若松駅と新潟県魚沼市の小出駅を結ぶローカル秘境列車。沿線沿いの幾つかの駅が山間の秘境にあり、四季折々に自然の超絶景が見られ、列車とのコラボレーション写真は旅情をかきたてる。大規模な水害で不通になった区間もあるせいか、単線を走る小さな列車と人を寄せつかせない秘境との構図は、なんとも儚く、そして美しい。その希少さこそ唯一無二であり、消失してしまうものへのノスタルジアを醸成すると言っていい。海外のファンが増えるのも、むべなるかなであろう。鉄道オタクのみならず外国の秘境マニアが訪れるこの路線、去年10月から全線開通した。秋の紅葉を満喫する臨時列車も増車するらしい。小生らはシーズン序の口だから、と軽く考えていたが...只見線・奥只見湖・清津峡、人気スポットへ

  • 信濃から越後の海、ブナ林へ

    信越本線に乗って柿崎から柏崎へ。バスに乗り換えて寺泊に行く。柏崎駅前は、原発の最寄り駅なのであろう、ローカル駅とは思えない景観をみせる。駅前のタクシー乗り場には5,6台のクルマが待機していた。そのうち特急列車がとまったのだろう、まとまった人々が次々にタクシーに乗り込んで行った。半数はスーツ姿であったが、何か技術者を思わせる実直で頭が切れそうな男たち。たぶん柏崎刈羽原発の関係者かしらん。事実上の運転停止命令が出ているはずだが、何やら水面下で東電ならびに利権に群がる輩たちが、再稼働を画策しているんだと。どういう理路で物事をはこぶつもりなのか?まあ、そんなの関係ねぇと、強引にやるんだろう。フォッサマグナの大断層は近いのだ。さらに、大小の断層は、北陸地方を縦横に走っている。再稼働をすすめる人々は、安全性を担保する...信濃から越後の海、ブナ林へ

  • 青天の白馬三山を眺む

    10月は生誕月であるが、罹病してほぼ一年。早ければ3カ月、平均余命・・年の命だと御託宣を受けた。ま、なんとか丸一年を身過ぎ世過ぎ、無事に生きていることを歓びたい。何よりも、読者ほか誰彼問わずに、愚生を案じてくれた方々に感謝の念をあらわしたい。ありがとうございます。また、この日を祈念して、2ヶ月前から計画、準備してくれた妻には、万感の思いをこめて感謝と労いの言葉をとどけます。今日、ほぼ日本全国が秋晴れのなか、特急カイジに乗って長野県松本へ。駅前からバスで白馬三山を臨める「絶景テラス」に直行した。紅葉は始まったばかりで、山全体は部分的に赤と黄色が目立つ。ナナカマドは特に赤色が鮮やかで、心が湧きたつ。ゴンドラで行く「絶景テラス」では、冠雪の白馬岳たちが、どうぞ見てくださいな、と誇らしげに見下ろしていた。いやあ、...青天の白馬三山を眺む

  • 形のない時間の手触り

    ■『ポール・ヴァ―ゼンの植物標本』から堀江敏幸の「記憶の葉緑素」を読む30年ほど前のこと。フランスのリヨン、長距離バスの待ち合わせで2、3時間、待つことに・・。作家の堀江敏幸は、旧聖堂のある広場で古道具屋「オロバンシュ」(※注)にふらっと立ち寄る。書籍コーナーもあったが、理系の雑書が多く、数学、サイエンス系の専門書で占められていた。そのなかに紛れていたルソーの『ある散歩者の夢想』とモーリス・ルブランの『虎の牙』、表紙のくたびれたペーパーバック二冊を手にする。時間はまだたっぷりあったから、店のなかを物色する。おびただしい古道具類のなか、堀江は、薄い緑の細長い筒状の容器になんとなく惹きつけられた。店の主人から、植物採集につかう「胴乱」であることを教えられ、そこからポール・ヴァ―ゼンの話にひろがるのだが・・。こ...形のない時間の手触り

  • 連鎖する偶然、惹かれあう出会い

    スマホのOSはグーグルなので、撮った写真が「フォト」というアプリでクラウド上にストックされる。15GBまでは無料で、まだ10GBも空きがある。だから焦る必要はないのだけれど、古い写真を整理しようと思い立った。過去のストックをさかのぼって整理していたら熊谷守一絵画展(近代美術館※➡注)の写真群があった。そのなかになんと柳原義達の彫刻があった。過日、このブログにも載せた『孤独なる彫刻』という著書のトビラにあった裸婦像である。常設展示館の小さな空間に、等身大よりやや大きな彫刻が並んでいた。兜をかぶったサムライの彫刻は舟越保武の作品で、緊張感と静謐さが漂う彫琢であり、舟越桂の父親であることは承知していたし、『巨岩の花びら』という著書は卒読していたかと思う。彼の作品はどれもがキリスト教に関係するものが多かったので、...連鎖する偶然、惹かれあう出会い

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