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  • 聴く姿勢

    90分間×2コマを集中して聴いて下さった学生の皆さんの姿を見ていて、ふと思い出したことがあります。18年前に、バッカーズ寺子屋を始めたとき、高校の先生仲間から、今時の子どもたちは15分しか集中力は持たない。9:00~16:00までも、一体、何をやるつもりだ。お前の考えは甘い。30分のテレビ番組も15分でCMを入れているじゃないかと言われました。実際やってみて、10歳から15歳の子どもたちは、90分でも120分でも付いてきています。世の中の常識などあてにならないものです。まとまった思考力を育てるには、まとまった時間が必要です。細切れの授業で、自分の考えを確立し、志を立てるなど、出来るはずがないと思います。そして、これからの時代の若者たちに必要なのは、自分の考えを確立し、志を立てることだと私は確信しています。...聴く姿勢

  • オンライン授業

    先週土曜日、専門学校での90分授業2コマをZoomで実施させていただきました。休憩時間も質疑応答に使っていました。200分ほどの全力投球。皆さん熱心で、素晴らしかったです。最初から最後まで、集中して聴いて下さいました。ありがとうございました。一期一会と言います。この共に過ごす学びの時間は、二度と返ってきませんから、いつも全力で伝えたいと思っています。私程度の人間には、大したことが伝えられないのがわかっているからこそ、全身全霊で伝えると決めています。ただ、やっぱり対面がいいなぁと思います。音楽も美術も同じことですが、オンラインでは、五感を使って関わり合えないのです。それでも、何か一つでも、心に残ることがあれば嬉しく思います。オンライン授業

  • 共に悩むぐらいしかできませんが

    教育とは実に難しいものだと思います。子どもの心と思考は、親の心と思考の影響を受けているからです。そこに新しい病理の問題も入ってきます。環境が汚染されていれば、当然、人間の身体と心も汚染されないわけにはいかないのです。一義的には、親がどのように自分を磨き、子どもと向き合うかということ以外に方法はないと思います。安易な教育のアウトソーシングは、決して子どもの良き成長には繋がらないと思います。私は保護者の方と共に悩み、幾ばくかの解決の糸口ぐらいは提案できるかもしれません。日本の未来のためです。私は私の時間を出来る限り活用していただきたいと思います。共に悩むぐらいしかできませんが

  • 感謝

    様々な人たちの思いを背負う側に回らなければ、そして、自ら責任を負う覚悟と、負わせていただくための信頼を得られなければ、決して見ることのできなかった世界があるし、聞こえなかった声もあると思います。私を鍛えてくれた多くの出会いに感謝しかありません。感謝

  • 自己を知る

    自分が出来ていないことを他人に求めることほど恥ずかしいことはありません。しかし、自分がそれを本当に出来ているか出来ていないかを正しく認識することは、そう簡単なことではありません。それを正しく認識するためには、深い学びと、人間としての修養を経なければ、簡単にはできないものだと思います。自己を知る

  • 千秋の人

    昔の人たちは、何とかして「千秋の人」たらんとの志を抱きました。千年も先まで名前が残るような立派な人物たらんと願ったのです。立派な人物とは、多くの人々のために、自分の人生の時間を使った人のことだと私は思います。自分だけの利益や安逸をむさぼるのではなく、子々孫々の時代の繁栄をも願って、一度の人生を全力で生きていく人を、私は立派だと思います。そうした人を私は、尊敬し、憧れます。「いやぁ、そうは言っても、そんな理想を、夢物語を言ったって・・・」と、現代の多くの人は思うようになったと思います。私もそんな人間になれるとは、なかなか思えないところもあります。しかし、だからこそ、少しでも迫ってみたいと思います。少なくとも「千秋の人」という言葉が死語にならないように、力を尽くしたいと思っています。千秋の人

  • 染み込むように

    言葉が身体に染み込むようでなければ、本当に学んだとは言えません。身体に染み込んだ良き言葉を持っていなければ、良き行動などとれません。単純なことですが、困難であり、大切なことです。繰り返し、繰り返し、染み込むように学ぶことの大切さを思います。染み込むように

  • 『薩摩武士道』

    「正道を踏み国を以て斃るるの精神無くば、外国交際は全かる可からず。彼の強大なに畏縮し、円滑を主として、曲げて彼の意に従順する時は、軽侮を招き、好親却て破れ、終に彼の制を受るに至らん。」「西郷南洲翁遺訓」第十七章外国交際の道に書かれている言葉です。本当に西郷隆盛がお考えになった通りだと思います。やはり、この覚悟を以て、政治にも何事にも、向き合うことが大切なのだと思います。読み込みたいと思われた方は、『薩摩武士道』という素晴らしい本がありますので、是非、そちらをお読み下さい。「南洲翁遺訓」と「日新公いろは歌」の二つが収録されていて、なおかつ英訳も付いています。『薩摩武士道』

  • 学び続けること

    私が専門とする教育においてすら、学んでも学んでも学び尽くせないから、あらゆることにおいて、何が正しいのかは、結局わからぬままに人生は終わるのだろうと思います。しかし、その事実から逃げずに学び続けていこうと思います。その苦しさから目を背けて、享楽的な楽しさにばかり目を向けて生きていくこともできるのでしょうが、そうはいかないと思う自分がここにいます。そして、それは苦しみなどではなく、むしろ、楽しいことでもあると感じる私がいます。学び続けること

  • 男性は賢い???

    以下の記事を目にしてしまいました。子どもの思い込み「女性は優しい」は"4歳から"「男性は賢い」は"7歳ごろ"。親の影響は?(京大研究)子どもの思い込み「女性は優しい」は"4歳から"「男性は賢い」は"7歳ごろ"。親の影響は?(京大研究)(msn.com)「こりゃあ、その仮説を持った研究者の思い込みだな。」(笑)と思いました。真面目に、「う~む。人間が男性の方が賢いと思うのはいつからだろう。」って思ったのでしょうか?そう思える方がすごいなと思いました(笑)。男性は賢い???

  • 戦後77年

    今年は戦後77年。GHQの占領政策で、我が国は、歴史、地理の教育をはじめ、様々な教育の姿が変えられてしまいました。善意か悪意かは知ったことではありませんが、色々と大切な価値観も誇りも失われてしまいました。77年かけて変質してしまった教育を再生していくには、77年以上の年月がかかるという言い方も耳にします。しかし、吉田松陰の松下村塾の教育は2年足らずの教育で、165年ほど後の今日にまでも影響を与えているといえます。であるならば、過去に文句を言うのではなく、一から新しい教育を生み出す気概を持つしかないと思います。ただ、教育は不易なるものも大切であり、流行を追うこともまた大切です。その意味で、過去の先人たちが大切にした価値観を学ばなければなりませんし、これからの時代が技術革新と共にどのように変わっていくのかを見...戦後77年

  • 強くやさしく

    山形に行った折に浜田廣介の記念館に行きました。童話「泣いた赤鬼」などの名作を世に遺して下さった方です。絵はがきの文字がふと目に留まって買い求めました。強くやさしく男の子やさしく強く女の子廣介こう書かれていました。たったこれだけです。でも心に染み入るように思えました。男性の在り方、女性の在り方を巡る議論は、どんどん攻撃的になり、次第に刺々しさを増す一方だけれども、これでいいじゃないかと思えたのです。これで十分平等なのではないかと思いました。強さもやさしさも、本来、大切に思う相手のためのものであるはずです。お互いが、いがみ合って暮らすのではなく、相手のことを考えて、強くやさしく生きていく自分で在りたいと思います。強くやさしく

  • なくした心を取り戻す

    次のネット記事が目にとまりました。「ある時期、財務省との予算折衝の席で、自衛隊の制服にかかる費用が話題になった。財務省の担当者は、制服が国産品でコストが高すぎると不満を漏らした。「国内を見てみなさい。ユニクロなんか、中国などで生産して価格を下げる努力をしているじゃないですか」と言い放ったという。最初は恐縮していた自衛隊関係者も、この発言にはキレたという。「我々の制服をなんだと思っているんですか。これは死に装束ですよ。それを中国に生産してもらえって言うんですか」。さすがに、財務省の関係者も我に返ったようで、以後、「制服を海外生産にしろ」とは言わなくなったという。」出典:自衛隊のジープに冷房とカーラジオがついた理由 ForbesJAPAN(フォーブスジャパン)確かにそうだと思いました。自衛隊の制服は「死に装束...なくした心を取り戻す

  • 色々と思うこと

    10月9日(日)の「キャリアオーナーシップセミナーin熊本」をやってみて感じたことは、もっとこれはやるべき事かもしれないということです子どもと大人が混在している会で教育について語ることの大切さを思います。色々と思うこと

  • 小郡寺子屋「志学舎」

    今年からスタートした、小郡寺子屋「志学舎」。どのように塾生たちが成長していくのか、色々と心配もありましたが、やはり、何より大切な人としての大きな成長を感じます。とにかく私は、3つの寺子屋全てに全力を尽くします。そして、もっとこの教育事業を広げていき、私がいなくなっても良い教育が生み出され続けていくように最善を尽くします。小郡寺子屋「志学舎」

  • 知ったこっちゃない。

    政治も教育も、宗教が背後に潜んでいることが多いと、最近の様々な報道で見えてきました。かつて私が???と思ったことも、その文脈で考えていけば、実によく見えることがあります。しかし、その当時は、何も考えてませんでしたし(笑)、知ったこっちゃないと思っていましたが、それが面白くない人たちには、面白くなかったのだろうと思います。実に申し訳ないことでした。私はお盆には墓参りをするし、正月には神社にお参りするし、クリスマスにはケーキを食べるしといった、宗教とはあまり関係のない人間です。私はあくまでも個として、1人の日本人として国際人として、我が教育を確立していきたいと思っています。かつても、また今も、色々な主義主張とは無縁の存在です。ただ、子どもたちが自分の志を立て、しっかりと歩んでいき、日本の未来をより良いものにし...知ったこっちゃない。

  • 教育における挨拶

    アメリカに行った卒塾生の文集を読み返していて、挨拶について書いてあるところに目がとまりました。きちんと挨拶をしていた日本が良いと感じたというものです。そこで少し挨拶について考えてみたいと思いました。挨拶の「挨」は「押す」、「拶」は「押し返す」という意味で、本来は、禅僧の「知識考案」における「受け答え」をさす言葉であったそうです。つまり、禅宗で、門下の僧と問答をして、互いの悟りの程度(深さと浅さ)を知るということです。ということは、挨拶において、相手の状況や、人間としての深さ、心の持ち方を察し合うという、精神的な深さが、日本の挨拶にはあるということでもあります。人は日々新たに成長する存在です。しかし、一方で易きに流れ堕落する可能性もあります。そこで、相手との挨拶によって、相撲の仕切りのように、自他の心技体の...教育における挨拶

  • 願い

    私は、教師がもう一度、尊敬に値する仕事になったらいいなと思っています。そして、あこがれの職業になったらいいなと思っています。本来、子どもたちの人格形成に関わる仕事が、ブラックだと言われ、憧れの対象とならないのは、どこか社会に歪みがあるからだと思います。勿論、教師自身の努力によって解決を俟つ所も大ですが、行政も政治もメディアも、こぞって教育を貶めていくことに、結果的に加担してしまったのではないかと思います。(悪気はないし、一生懸命にして下さっているのはよくわかっています。)教育とは何か。学校とは何か。その定義から考え直すべき時なのかもしれません。多様な価値観をいかに分類整理し、役割分担を明確にしていくかが問われているように感じます。願い

  • 劣化?

    羽田で美味しかった記憶のあった蕎麦屋で、安くはない蕎麦をいただきました。現金での支払いが出来ない会計機も導入されていました。しかし、かつての美味しさはありませんでした。蕎麦粉が減って、つなぎ(小麦粉)が増えたのを感じました。福岡に着いて、優先で出てくるはずの荷物が、なぜかいつまでも出て来ずに、なんと台車に乗せられて運ばれてきました。今日一日、色々と体験して、日本の劣化が始まっているように感じました。が、きっと気のせいだと思いたいところです。どんなにIT化、機械化が進んでも、人間の正確さや、几帳面さや、人に対する思いがなければ、世の中は進歩するどころか、退歩していくのだろうと思いました。劣化?

  • 素直さと聴く力を育む大切さ

    教育というのは、余計なお節介でしかありませんし、価値観の違いによって、平行線をたどるしかないものかもしれません。しかし、そう思いつつも、将来、本人も周囲の人たちも、困るのでは無いかという余計な心配とお節介とで、進めていくしかないものだと思います。そして、教育における正当性とは、信ずるに値する価値観を、真に受け継いでいるという自覚があるか否かということにならざるを得ないのかもしれません。一方で、共に学び、教育を受けとっていく側も、素直さや聴く力がなければ、成長は覚束ないものとなります。だから、「つの付く歳」までの教育(つまり九つまでの教育)が、非常に大切なものになります。「甘い教育によって、いろいろの自由を与えられた子供たちは、将来最も不自由な人間に育つであろう。なぜなら、彼らは、自由の最大の基盤である反省...素直さと聴く力を育む大切さ

  • 福岡⇒熊本⇒東京

    今日は熊本でのエクスプレッションアカデミー第3講座でした。少数であっても、自分の信ずるところのものを、心を込めてお伝えしようと思っています。どんな形に花開くかはわかりませんが、残された人生の時間を、一日一日、教育実践に全力を尽くしていこうと思います。今、福岡空港のラウンジで、このブログを書いています。深夜には東京に入り、明日は一日バッカーズ寺子屋の講座です。明日の夜には福岡に戻り、水曜のZoomセミナーと、木曜からの企業研修に備えます。そして、土曜のキャリアオーナーシップセミナーも頑張ります!福岡⇒熊本⇒東京

  • 宗教って何だろう?

    孔子、ブッダ、キリストは、2000年以上も前に生きた人たちです。2000年以上の時を経て、この3人よりも偉大な宗教家は出ていません。全てがその流れを汲むものでしかありません。共通するのは、人々を救い、人々の多くを与えてくださったということです。孔子や仏陀やキリストの教えはもう古いからダメだという声も耳にはしません。また、その宗教の信者で無くとも、敬意を払うことのできるものだと思います。今の新興宗教に私が近づきたくないのは、与えることよりも、利を求める心、見返りを求める心が見え隠れしているからであり、敬意を払う気になれないからです。また、信じた結果、不幸になる人をも生み出している所があるやに聞いているからです。勿論、敬意を払える人もいらっしゃるでしょうから、それをどうこう言うつもりはありません。ただ、人に迷...宗教って何だろう?

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