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こるね酒 https://corne-sake.hatenablog.com/

日本酒好きのホルン吹きです。飲んだお酒を、ジブリ映画のキャラやシーンに例えながら紹介します。日本酒に詳しくない方でも、ジブリ作品に詳しくない方でも楽しんでいただけるように書いていきます。

こるね
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2020/07/26

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  • 4月のお勧め自選記事6選

    毎月恒例の、振り返り記事。あっという間に4月も終わり、早い方ではもうゴールデンウイークに突入してるんじゃないでしょうか。みなさん、どこか出かける予定はありますか? 僕は、万博とか国宝展とか、行きたいイベントはいろいろあるんですが、混むのはいやなのでゴールデンウイークはおとなしくしておいて、落ち着いてから行こうと思っています。 さて今月も、美味しいお酒にたくさん巡り会えました。今回も、記事の内容部門3本と、ベストサムネを3枚、そして美味しかった部門3本をお送りします。それでは、内容部門からどうぞ。 まずは、鳳凰美田さんの飲み比べ記事。全国新酒鑑評会出品酒と同じタンクの、あらばしりと責めをブレンド…

  • 美田 > ハル(猫の恩返し)[ジブリ酒]

    【美田(びでん) 山廃純米にごり 活性生】 なめらかな お米の甘旨 濃いにごり はじめましてのお酒、美田さん。鳳凰美田じゃなくて、シンプル美田さん。福岡県三井郡大刀洗町・みいの寿さんのお酒です。スラムダンクの三井寿のネタ元となった三井の寿のお蔵さんですね。 みいの寿さんのお酒には3つのシリーズがあります。それが、三井の寿と、前に飲んだポルチーニのようなイタリアンラベルと、今回の美田。なかなか見ないんですが、やっと飲めました。それではさっそく飲んでいきましょう。 香りはお米と米麴。乳酸も、にごりらしくて、きれいにふわり。 口に含むと乳酸とほんのりお米の甘味がぽわん。なめらか爽やか濃いにごり。米粒…

  • 寒菊 壽限無 > ヴァレンティーナちゃん(紅の豚)[ジブリ酒]

    【寒菊(かんきく) 壽限無(じゅげむ)50 Hazy Moon おりがらみ無濾過生原酒】 爽やかで 甘酸かわいい おりがらみ 大人気銘柄の寒菊さん。千葉県山武市・寒菊銘醸さんのお酒です。こないだは品川の日本酒飲み放題のお店「吟醸マグロ」で飲みました。良いお店だったなあ。 寒菊さん、新製品が出るたびに僕のタイムラインにいっぱい流れてくるんですよね。でも僕の近所には寒菊さんを売ってるお店がなくて、ただ指をくわえて見ることしかできません。いいなあ。っと思ってるんですが、時々こうやってお店で出会えます! 今回もそうした新製品。寒菊さんで初めての酒米「壽限無(じゅげむ)」を使った限定純米大吟醸です。「壽…

  • 宮寒梅 > コキリさん(魔女の宅急便)[ジブリ酒]

    【宮寒梅(みやかんばい) 醇麗純香(じゅんれいじゅんか) ECTRA CLASS 純米大吟醸】 やさしくて ほんのり華やか フルーティー お久しぶりの宮寒梅さん。宮城県大崎市・寒梅酒造さんのお酒です。ちなみに寒梅酒造さんは埼玉にもあって、そちらの銘柄は「寒梅」。新潟の越乃寒梅さんとともに三寒梅と呼ばれています。 宮城の寒梅酒造さんは、大正7年(1918年)創業。元々は「誉の高川」という銘柄を造られていましたが、第二次世界大戦期に、米不足のため酒造りを中断。戦後1956年に銘柄を「宮寒梅」として復活されました。しかし今度は、201年の東日本大震災で仕込み蔵が全壊。それでも負けず、同年12月に蔵を…

  • 真野鶴 > お巡りさん(魔女の宅急便)[ジブリ酒]

    【超 真野鶴(まのつる) 超辛口純米原酒 無濾過生】 やわらかで 旨アルずどん 超辛口 はじめましてのお酒、真野鶴さん。新潟県佐渡市・尾畑酒造さんのお酒です。 尾畑酒造さんは明治25年(1892年)創業。酒造りの三大要素と言われる「米」「水」「人」に「佐渡」を加えた「四宝和醸(しほうわじょう)」をモットーとして酒造りをされています。飲み手や作り手だけでなく取組先や地域などすべての関係者の幸せを醸す「幸醸心」を持って日々進化を目指されているんだとか。幸醸心!! 言葉のチョイスが素敵! このあたりのセンスは、蔵元の経歴にもよるのかもしれません。専務の尾畑留美子さんは、蔵元の娘として生まれ、佐渡高校…

  • 而今 > ひねりこみ(紅の豚)[ジブリ酒]

    【而今(じこん) 純米吟醸 八反錦 生】 鮮やかに 急上昇して 急降下 去年の年末に、にごりをいただいて以来の而今さん。三重県名張市・木屋正酒造さんのお酒です。超人気の入手困難銘柄ですね。 而今とは、「過去にも囚われず未来にも囚われず、今をただ精一杯生きる」という意味の仏教用語。せっかくなのでもう少し深掘りしてみましょう。 参考にさせていただいたのは、「日常実践の禅ブログ」というブログの記事。こちらによると、而今という言葉の出典は、曹洞宗の開祖・道元禅師の「正法眼蔵」。原文では、『いはくの今時は、人人の而今なり。令我念過去未来現在いく千萬なりとも、今時なり、而今なり。人の分上は、かならず今時な…

  • 竹生嶋 > ラオ博士(未来少年コナン)

    【竹生嶋(ちくぶしま) 吟醸生酒】 切れの良い やわらか辛口 クラシック はじめましてのお酒、竹生嶋さん。滋賀県高島市・吉田酒造さんのお酒です。 吉田酒造さんって、他にもあって、僕が飲んだ中では、「白龍」を造る吉田酒造さん(福井)、「月山」の吉田酒造さん(島根)、「手取川」「吉田蔵u」の吉田酒造店さん(石川)に続いて4蔵目。飲んでないところでは、「緑一」の吉田酒造さん(大阪)もあるし、ついでに、麦焼酎「つくし」の西吉田酒造さん(福岡)もあります。 今回の滋賀の吉田酒造さんは「琵琶湖に一番近い酒蔵」とのこと。お蔵さんのある琵琶湖北岸のあたりは、古くから北陸の物資を京都に運ぶための水上輸送の要衝と…

  • 鳴門鯛 > ジリオラさん(紅の豚)[ジブリ酒]

    【鳴門鯛(なるとたい) LED(レッド)】 華やかな くっきり甘酸 フルーティー 唎酒師が選んでくれる日本酒テーマパーク・Yodobloom SAKE。最後の投稿は、2杯目に飲んで、めちゃくちゃ美味しかったから買って帰った、鳴門鯛さんのLEDです。 あ、これ、レッドって読むんですね。だいたいみんなエルイーディーって呼んでたから僕もそう思ってました。LEDをレッドと読むのは、FSS(ファイブスターストーリーズ)のLEDミラージュを思い出しますね。初めてLEDミラージュを見たときは、あまりのカッコよさに震えました。 WAVEの1/144 LEDミラージュv3です。単行本10巻の天照家壮宋祭でのアイ…

  • 越乃梅里 > ハク(千と千尋の神隠し)[ジブリ酒]

    【越乃梅里(こしのばいり) 純米大吟醸 原酒】 くっきりと アル中心に カッコ良く 唎酒師が選んでくれる日本酒テーマパーク・Yodobloom SAKE の6杯目。最後の1杯は、前から一度飲んでみたかった越乃梅里さん。新潟県新潟市・DHC酒造さんのお酒です。 DHC酒造さんは、その名の通り、 化粧品・ダイエット関連商品・健康食品などを扱うDHCのグループ企業。元々、明治41年(1908年)創業の小黒酒造というお蔵さんだったんですが、後継者不足のため、2014年にDHCに経営を譲渡しました。 ちなみにDHCは元々、大学翻訳センターの略。大学の研究室向けの洋書翻訳業として創業されました。創業から1…

  • 奥の松 > 牧勝一(君たちはどう生きるか)[ジブリ酒]

    【奥の松(おくのまつ) 純米大吟醸】 フルーティー 力強くて 品もある 唎酒師が選んでくれる日本酒テーマパーク・Yodobloom SAKE。5杯目は奥の松さん。福島県二本松市の、、、ええと、、、製造者:東日本酒造協同組合加工者:奥の松酒造株式会社ってなってますね。どういうこと? 奥の松酒造さんは、享保元年(1716年)創業。なんかよく見る年号。ついこないだ飲んだ「阿部勘」の宮城県塩竈市・阿部勘酒造さん、「萬歳楽」の石川県白山市・小堀酒造店さん、「松浦一」の佐賀県伊万里市・松浦一酒造さん、「飛鳥井」の福井県越前町・丹生酒造さんと同い年です。暴れん坊・徳川吉宗が第8代将軍に就き、享保の改革が始ま…

  • 果月 純米 > 陸くん(コクリコ坂から)[ジブリ酒]

    【月桂冠(げっけいかん) 果月(かげつ) 純米】 かわいらしい 黄桃マンゴー フルーティー 唎酒師が選んでくれる日本酒テーマパーク・Yodobloom SAKE。4杯目は、3杯目に続いて、2025年の3月17日にリニューアル発売されたばかりの、月桂冠さんの果月です。こちらは純米の方。 以前の果月は、葡萄・桃・メロンの3種でしたが、新製品は純米と生詰。フルーティーなのはたぶん間違いないんだけど、どんな味わいなのかは外見からはわかりません。なら飲むしかないですね。 上立ち香、おだやかメロンのフルーティー。こちらもメロンだけど、生詰よりもおとなしいですね。 口当たり、オレンジ系のくっきり甘と、ほのか…

  • 果月 生詰 > 空ちゃん(コクリコ坂から)[ジブリ酒]

    【月桂冠(げっけいかん) 果月(かげつ) 生詰】 フルーティー すっきりメロンと セメダイン 唎酒師が選んでくれる日本酒テーマパーク・Yodobloom SAKE。2杯目は鳴門鯛さんだったんですが、こちらは買って帰ったからレビューは後回し。先に3杯目、月桂冠さんの果月です。 果月は、その名の通り、果物に注目したシリーズ商品。2023年にも飲んでて、その時は、葡萄・桃・メロンの1合瓶3本セットでした。この3本、造りもアルコール度数も全部バラバラなのに、ちゃんとシリーズになっていて面白かったです。この時はさらに、同じ月桂冠さんの辛口生酒とのアッサンブラージュもやってみて、さらに面白かった! そんな…

  • 五橋 > 本庄(風立ちぬ)[ジブリ酒]

    【五橋(ごきょう) 純米吟醸 西都の雫】 モダン酸 旨クラシック 食中酒 昨日レポートした、唎酒師が100本から選んでくれる日本酒テーマパーク・Yodobloom SAKE。まず1杯目は、お久しぶりの五橋さん。山口県岩国市・酒井酒造さんのお酒です。Yodobloom SAKEについては↓こちら 酒井酒造さんは、明治4年(1871年)創業。五橋という銘柄名は、日本三名橋や日本三大奇橋に数えられる5連の木造アーチ橋・錦帯橋に由来します。 こちらが、写真素材サイト・PhotoACからお借りした錦帯橋の写真。ちなみに、日本三名橋は、錦帯橋・東京の日本橋・長崎の眼鏡橋というのが一般的。日本三大奇橋の方は…

  • 大阪人必見!! 日本酒テーマパーク【Yodobloom SAKE 梅田店】お店レポート

    【Yodobloom SAKE 梅田店】 唎酒師がお酒を提案してくれるくれる日本酒テーマパーク 今日は珍しく、お店のレポート。4月5日に梅田ヨドバシ2Fにオープンしたばかりの、Yodobloom SAKEさんに行ってきました。 大阪人なら誰でも知ってそうなヨドバシカメラ梅田店ですが、実はお酒売り場もけっこう充実してるんです。場所柄か、特に小容量のお酒では他では見ないものも置いてあって、僕の飲んだ中では、猫場山カップ・出羽鶴カップが確かヨドバシで買ったお酒。そこがこのたび改装して、Yodobloom SAKE というコーナーが新設されたんです。 Yodobloom SAKE のコンセプトは「体験…

  • ひめぜんソーダ > 風の谷の少女(風の谷のナウシカ)[ジブリ酒]

    【一ノ蔵(いちのくら) ひめぜんソーダ】 爽やかな 梅酒の酸甘 軽やかに お久しぶりの一ノ蔵さん。宮城県大崎市・(株)一ノ蔵さんのお酒です。今回のお酒は、発売されたばっかりの新製品、ひめぜんソーダです。PR TIMESのプレスリリースの日付は2025年4月10日だから、ほんとに出たばっかですね。低アル甘口酒・ひめぜんの炭酸バージョン。瓶には「ソーダひめぜん」って書いてるけど、商品名は「ひめぜんソーダ」らしいです。 ひめぜんは、日本酒度が-70.0~ -60.0の激甘日本酒。酸度は4.6~5.3でかなりすっぱくて、アルコール8%という低アルな、かなり尖がったスペックです。梅酒を加えたリキュール「…

  • 春鹿 > スピラー(借りぐらしのアリエッティ)[ジブリ酒]

    【春鹿(はるしか) さくら 純米】 濃醇な くっきり甘味と たっぷりコク 今年になってからやたら飲めてる春鹿さん。立春朝搾り・酒蔵見学限定酒に続いて既に3本目。奈良県奈良市・今西清兵衛商店さんのお酒です。こちらも、桜と一緒に撮るお酒を探してたら偶然見つけたお酒。調べてみたら、日本名門酒会オリジナル商品なんだそうです。日本名門酒会とは、約120の蔵元と、23の問屋、それに約1500の酒販店をつないでいる組織。立春朝搾りを企画しているのも日本名門酒会ですね。 今回のお酒は純米酒。公式サイトでは「桜」と「さくらラベル」の両方の表記があったし、日本名門酒会のサイトでは「さくら」表記でした。ややこしいで…

  • 出羽桜 > 柘植ちゃん(猫の恩返し)[ジブリ酒]

    【出羽桜(でわざくら) 咲(さく)】 強炭酸 意外にドライに 軽やかに こないだ、めっちゃきれいな熟成酒をいただいた出羽桜さん。山形県天童市・出羽桜酒造さんのお酒です。毎年この時期になると、桜の付くお酒を買いたくなるんですよね。で、桜と一緒に写真を撮りたい。今回も、通勤鞄にお酒を入れて、出勤途中の公園で撮ってきました。こないだ、桜のお酒特集も書いているので、よかったらそちらもご覧ください。 というわけで、今回のお酒は出羽桜さんのスパークリング日本酒缶「咲(さく)」。製造はもちろん出羽桜酒造さんですが、炭酸封入は山梨のモンデ酒造さんです。スパークリング日本酒界隈ではよく見る会社。日本酒蔵ではなく…

  • 望 > キキ(魔女の宅急便)[ジブリ酒]

    【望(ぼう) スプラッシュ 純米大吟醸 おりがらみ生】 華やかな 炭酸酸味と やわらか甘 お久しぶりの望さん。2年ぶりですね。 栃木県芳賀郡益子町・外池酒造店さんのお酒です。益子焼が有名な町ですね。年に2回開催される益子陶器市には、人口2万人の町に数十万人もの人々が訪れるそうです。 外池酒造店さんの創業は、昭和12年(1937年)。同じ栃木県の宇都宮市で「東錦」を醸す外池荘五郎商店さんから分家という形で独立しての創業だそうです。当初の銘柄は「八千代鶴」で、しばらくして「燦爛」に変わり、2012年に新ブランド「望」が誕生します。「望」のコンセプトは「未来への日本酒への挑戦」。スペックは全て純米無…

  • 中島屋 > ラナ(未来少年コナン)[ジブリ酒]

    【中島屋(なかしまや) 百百(ふたももち) 無濾過生原酒】 やさしくて きれいな酸から 甘旨じわん お久しぶりの中島屋さん。山口県周南市・中島屋酒造場さんのお酒です。前回飲んだのは、山口県酒造組合さんの「山口の地酒プレゼント」キャンペーンで当たった大吟醸と純米吟醸夏酒のセットでした。特に大吟醸の方が、きれいな甘苦でめちゃくちゃ美味しかった! 今回のお酒は、中島屋酒造場さんの創業200年記念酒。だから百がふたつなんですね。「ふたももち」というのは平安時代にまで遡る由緒ある言い方。でも、なんかかわいいですね。中島屋酒造場さんは文政6年(1823年)創業。・・・あれ?ちょうど200年というわけではな…

  • 会津娘 > ナオ子(おもひでぽろぽろ)[ジブリ酒]

    【会津娘(あいづむすめ) 純米吟醸 花さくら】 酸味系 春酒らしい 爽やかさ だいぶお久しぶりの会津娘さん。 福島県会津若松市・髙橋庄作酒造店さんのお酒です。前回は2021年の春だから、ちょうど4年ぶりですね。 髙橋庄作酒造店さんの創業は、、、え?不祥?公式サイトによると、酒造りを始めたのはたぶん明治の初めなんだけど、戊辰戦争をはじめとする再三の火災で記録が失われているんだそうです。会津の人にとって「こないだの戦争」は戊辰戦争のことというのは聞きますが、想像以上に大きな出来事だったんでしょうね。 その後も、第2次世界大戦では企業整備によって廃業させられ、さらに戦後の農地改革で農地の大半を失いま…

  • 阿部勘 > 五ェ門(カリオストロの城)[ジブリ酒]

    【阿部勘(あべかん) 特別純米 うすにごり】 強炭酸 旨苦ドライな うすにごり ESHIKOTO・春鹿に続いて、会社のイベントでいただいたお酒。3本目は阿部勘さん。宮城県塩竈市・阿部勘酒造さんのお酒です。宮城の取引先のセレクトとのこと。ありがとうございます。 塩竈市は、塩釜市って書く方が一般的で、よく見かけますね。珍しいことに、釜の旧字体が竈というわけではなく、竈は「かまど」という釜とは全く別の字です。塩竈市の公式サイトによると、「公式には塩竈だけど、塩釜って書いても許してやんよ」ってことみたい。市がアンケートしてみたところ、市民の54.8%は特に不便を感じないという回答だったそう。塩竈市民す…

  • 春鹿 > クロトワ(風の谷のナウシカ)[ジブリ酒]

    【春鹿(はるしか) 酒蔵見学限定酒2025 純米吟醸生原酒】 甘ほわん コク苦旨も たっぷりと ひとつ前の黒龍酒造の現地限定酒・ESHIKOTOさんに続いて、こちらも会社のイベントでいただいた、現地でしか買えないお酒。奈良県奈良市・今西清兵衛商店の春鹿さんです。 今西清兵衛商店さんは、東大寺や春日大社からほど近いところにあるお蔵さん。当然、観光客も訪れやすい立地。酒蔵ショップでは、700円で5種類のお酒をきき酒することができます。あれ? こないだまで500円じゃなかったっけ? まあ、このご時世、値上がりは仕方ありませんね。お蔵さんの周辺も外国人観光客でいっぱいなので、たくさん利益を稼いでくださ…

  • ESHIKOTO > 二郎の母(風立ちぬ)[ジブリ酒]

    【ESHIKOTO(えしこと) 五百万石 特別純米】 上質で 王道の中の 新しさ はじめましてのお酒、ESHIKOTOさん。福井県吉田郡永平寺町・黒龍酒造さんが2022年6月に立ち上げた新ブランドであり、福井や北陸の食や文化を伝える施設の名前でもあります。「えし」というのは「良し」。つまり、「良いこと」を伝えていこうという思いから付けられた名前。3万坪の広大な敷地に、・お酒や福井の伝統工芸品を買える「石田屋ESHIKOTO店」・福井の食材を使ったレストラン・パティスリー・黒龍のお酒と一緒に楽しめる蕎麦屋さん・黒龍の酒粕を使ったアンパンも売っているパン屋さん・露天風呂付の宿泊施設が建てられていま…

  • 飛鸞 > フィオ(紅の豚)[ジブリ酒]

    【飛鸞(ひらん) にこまる おりがらみ無濾過生原酒】 やわらかく パンチはないけど インパクト お久しぶりの飛鸞さん。 長崎県平戸市・森酒造場さんのお酒です。1年ぶりですね。ちょうど最近、長崎県の公式YouTubeチャンネル「酒マニア」で飛鸞さんが取り上げられてるのを見て、飲みたいと思ってたところに会えたから、そりゃ速攻注文です。 飛鸞という銘柄は、平戸市=平戸島に由来します。鸞とは、中国神話の伝説の霊鳥で、「鸞は鳳に次ぐ鳥である」とも「鳳凰が歳をとると鸞になる」とも言われています。鳳凰は鳳がオズで凰がメスですが、鸞はオスでメスは和という説もあります。オスとメスでえらい画数が違いますね。ともあ…

  • 陸奥八仙 > ラウラちゃん(紅の豚)[ジブリ酒]

    【陸奥八仙(むつはっせん) URARAラベル】 くっきりと 春のはじめの 爽やかさ めっちゃお久しぶりのURARAラベル! 青森県八戸市・八戸酒造さんの人気銘柄・陸奥八仙の春酒です。陸奥八仙さん自体は去年いただいた「夏どぶろっく 活性にごり酒」がめちゃくちゃ美味しかったんですが、URARAラベルは2021年以来だから4年ぶりです。 URARAラベルは、「身も心も踊り出したくなるような春にぴったりのお酒」というコンセプト。シンプルだけど楽しげなデザインで良いですよね。さっそく飲んでいきましょう。 香りは酸系フルーティー。マスカットを中心に青バナナとほんのりお米の旨さ。 口当たり、くっきりおだやか…

  • 福小町 > 友子さん(コクリコ坂から)[ジブリ酒]

    【福小町(ふくこまち) 特別純米酒 雄町仕込み】 おしとやか 常温になると 賑やかに 実ははじめましてのお酒、福小町さん。秋田県湯沢市・木村酒造さんのお酒。同じお蔵さんの角右衛門は飲んでるんですけどね。 木村酒造さんの創業は元和元年(1615年)。歴史好きの人なら、この年号には心当たりがあるかと思います。1615年は、大坂夏の陣で豊臣家が滅亡した年。大阪と秋田ではあまり関係なさそうですが、実は木村酒造さんの創業には大坂夏の陣が大きく関わっているんです。 創業者・木村治良左衛門さんは、豊臣秀頼の重臣であった武将・木村重成の一族。重成は秀頼の乳母の子で、幼少から秀頼の小姓として仕え、豊臣姓まで与え…

  • 天賦 > マキさん(魔女の宅急便)[ジブリ酒]

    【天賦(てんぶ) 純米吟醸 赤磐雄町 搾立生酒】 やわらかい 甘味が華やか 官能的 しばらくぶりの天賦さん。鹿児島県日置市・西酒造さんのお酒です。 西酒造さんは、弘化2年(1845年)創業。江戸後期で、もう幕末に入ろうとしてる時期ですね。ってことは、幕末の薩摩! めっちゃ激動の時代! 創業直後の1851年には、島津斉彬公が薩摩藩主に就任し、養女の篤姫を第13代将軍・徳川家定に嫁がせるなど公武合体に向かいます。しかし、1863年には薩英戦争が勃発し、その後は一気に討幕へ。近代日本史上、とても重要な土地で酒造りをされていたんですね。 ただ、西酒造さんは創業から最近まで、ずっと焼酎蔵でした。メイン銘…

  • 十四代 > ジリオラさん(紅の豚)[ジブリ酒]

    【十四代(じゅうよんだい) 酒未来 上諸白】 くっきりと 甘味華やか フルーティー こないだ大極上生 播州山田錦をいただいた十四代様。最近そこそこ会えていますね。嬉しい。さらに今回のお酒は酒未来の純米大吟醸です。期待が高まりますね。 酒未来は、十四代を醸す高木酒造の蔵元・先代の高木辰五郎さんが18年の歳月をかけて開発した酒造好適米。高木酒造と仲の良い酒蔵さんには配られています。僕がこれまでに飲んだのは、みむろ杉・惣邑・寒菊・東北泉・くどき上手・花邑・吾有事・奈良萬・而今・AKABU・栄光冨士。数えてみたら意外に多かった。そして、どれも美味しいです。まあ、こんなお米を分けてもらったら下手なお酒を…

  • 大嶺 > 翼の生えた少女(On Your Mark)[ジブリ酒]

    【大嶺(おおみね) 3粒 無濾過生原酒 愛山】 美しく やわらかふわり 感動酒 こないだ出羽燦々をいただいたばかりの大嶺さんの黒瓶。酒屋さんのインスタを見たら、愛山があるじゃないですか。これまで黒瓶の愛山はなかったはず。新製品っぽいですね。これは買わなきゃ! 大嶺さんのデザインにはルールがあって、瓶を見ればだいたいのスペックがわかるんです。前にも書いたけど、久しぶりに大嶺さんのデザインの読み方を復習しておきましょう。ルールはこんな感じ。 ↓■米粒の数1grain(1粒):精米歩合29%以下2grain(2粒):精米歩合30~49%3grain(3粒):精米歩合50%以上5grain(5粒):試…

  • 秩父錦 > ユパ様(風の谷のナウシカ)[ジブリ酒]

    【秩父錦(ちちぶにしき) 特別本醸造】 ほの熟の 硬派でやわらか アル辛口 約1年ぶりの秩父錦さん。埼玉県秩父市・矢尾本店さんのお酒です。最近だと、アニメ化も決まったマンガ「上伊那ぼたん、酔へる姿は百合の花」にも登場して、一部では話題になっていますね。 今回のお酒は、三菱食品がプロデュースする日本酒一合瓶の「蔵べる」シリーズ。当初は全27銘柄、現在は25銘柄が売られていて、これが26銘柄目。いよいよラス2です。 秩父錦さんは、アルコール20%の甕口酒しか飲んだことないから、普通のお酒ははじめてです。どんな感じでしょう?ただ、今回も製造は2024年5月。ちょっと熟成している可能性はありますね。ま…

  • 鳳凰美田 東条&吉川 飲み比べ

    【鳳凰美田(ほうおうびでん) 荒走押切合併純米大吟醸酒 東条&吉川】 こないだは新製品の熟成酒・RESERVE ORDER 1st. MITA をいただいた鳳凰美田さん。栃木県小山市・小林酒造さんのお酒です。大人気銘柄ですね。 そんな鳳凰美田さんの、凄い飲み比べができました!!今回いただくのは、全国新酒鑑評会に出品するお酒と同じタンクで造られた、あらばしりと責め(押切)のブレンド酒。 日本酒は、タンクの中で発酵させた醪(もろみ)を搾って、液体と酒粕に分離させます。そのとき、搾りのタイミングによってそれぞれ名前が付いているんです。まず、搾りはじめて最初に出てくるのが「あらばしり」。そして中間部が…

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