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2020/07/12

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  • 生きている小鳥を野に放す

    「それを、ツァラアトからきよめられる者の上に七度かけ、彼をきよいと宣言し、さらにその生きている小鳥を野に放す。」(レビ記14:7) 14章は、「ツァラアトに冒された者がきよめられるときのおしえ」(1)だ。 「祭司が調べて、もしツァラアトに冒された者の、その患部が治っているなら、祭司はそのきよめられる者のために、二羽の生きているきよい小鳥と、杉の枝と緋色の撚り糸とヒソプを取り寄せるように命じる。」(3-4) ここで使われるのは、二羽の小鳥だ。 「祭司は、その小鳥のうちの一羽を、新鮮な水を入れた土の器の上で殺すように命じる。そして、生きている小鳥を、杉の枝と緋色の撚り糸とヒソプとともに取り、それら…

  • ツァラアト

    「祭司は、そのからだの皮膚の幹部を調べる。その幹部の毛が白く変わり、患部がそのからだの皮膚よりも深いところに見えているなら、それはツァラアトに冒された患部である。祭司はそれを調べ、彼を汚れていると宣言する。」(レビ記13:3) 「ツァラアト」という語は、新改訳第三版では「らい病」と訳されていた。 口語訳や新共同訳では、「重い皮膚病」となっている。 13章以降を見ると、皮膚だけではなく衣服や建物にも適用されていることから、より広範囲の意味を持たせるということで「ツァラアト」とされたのだろう。 この病を診断するのは、祭司の役目だった。 祭司に見てもらった結果、ツァラアトであるとされた人は、自らそれ…

  • 子を産む女についてのおしえ

    「祭司はこれを主の前に献げ、彼女のために宥めを行い、彼女はその出血の汚れからきよくなる。これが、男の子であれ女の子であれ、子を産む女についてのおしえである。」(レビ記12:7) 12章は、産後の女性に関する規定である。 「イスラエルの子らに告げよ。女が身重になり、男の子を産んだとき、その女は七日の間汚れ、月のさわりの不浄の期間と同じように汚れる。八日目には、その子の包皮の肉に割礼を施す。彼女は血のきよめのために、さらに三十三日間こもる。そのきよめの期間が満ちるまでは、いかなる聖なるものにも触れてはならない。また聖所に入ってはならない。」(2-4) 女の子を産んだときは、割礼がないことのほかは、…

  • わたしが聖だからである

    「わたしはあなたがたの神、主であるからだ。あなたがたは自分の身を聖別して、聖なる者とならなければならない。わたしが聖であるからだ。あなたがたは、地の上を這ういかなる群がるものによっても、自分自身を汚してはならない。」(レビ記11:44) この11章はおもしろい。 動物のなかで、食べてよいものと食べてはいけないものについて記してある。 以上が、動物と鳥、また水の中にうごめくすべての生き物と、地に群がるすべての生き物についてのおしえであり・・・(46) 反芻するものはいいが、ひづめが分かれていないものはダメとか、ひれと鱗のあるものはいいが、それらがないものはダメとか、いなごやバッタはいいが、それ以…

  • 異なる火

    さて、アロンの子ナダブとアビフはそれぞれ自分の火皿を取り、中に火を入れ、上に香を盛って、主が彼らに命じたものではない異なる火を主の前に献げた。(レビ記10:1) ナダブとアビフは、「異なる火」を献げるという勝手なことをした。 その結果は、悲劇的だ。 すると火が主の前から出て来て、彼らを焼き尽くした。それで彼らは主の前で死んだ。(2) 問題は、なぜ二人はこのようなことをしてしまったのかだ。 一つには、高ぶりがあったのではないか。 7日間の任職式とそれに続く祭司の務めは、アロンとその子らにとって、絶頂にあるかのような高揚をもたらしたかもしれない。 あるいは、何らかの油断も考えられる。 8-9節は、…

  • 主の栄光があなたがたに現れる

    モーセは言った。「これは、あなたがたが行うようにと主が命じられたことである。そのようにすれば、主の栄光があなたがたに現れる。」(レビ記9:6) 祭司の任職式は、7日間にわたって行われた。 八日目になってモーセはアロンとその子ら、およびイスラエルの長老たちを呼び寄せ、アロンに言った。「あなたは自分のために、罪のきよめのささげ物として子牛、すなわち若い雄牛を、また全焼のささげ物として雄羊を、それも傷のないものを取って、主の前に献げなさい。」(1-2) 9章ではいよいよ、アロンとその子らによる祭司職の務めが始まる。 アロンは、自分のため、また民のために、種々のささげ物を献げていった。 そこで彼らは、…

  • 右の耳たぶと右手の親指と右足の親指

    それが屠られると、モーセはその血を取り、それをアロンの右の耳たぶと右手の親指と右足の親指に塗った。さらに、モーセはアロンの子らを近づかせ、その血を彼らの右の耳たぶ、右手の親指と右足の親指に塗った。(レビ記8:23-24) 8章には、アロンとその子ら、つまり祭司の任職のようすが記されている。 いけにえが屠られ、その血が彼らの「右の耳たぶと右手の親指と右足の親指」に塗られた。 そのいけにえは、彼ら一人ひとりの代わりにいのちを奪われた。 彼らの罪の贖いとして。 いけにえがいなければ、彼ら自身が死ななければならないのだ。 血を流すことがなければ、罪の赦しはありません。(ヘブル9:22) 「右の耳たぶと…

  • 祭司が、ある人の全焼のささげ物を献げる場合

    「祭司が、ある人の全焼のささげ物を献げる場合、献げた全焼のささげ物の皮はその祭司のものとなる。」(レビ記7:8) ここまで種々のささげ物について見てきたが、7章はそのまとめのような箇所だ。 1章のところでも述べたように、これらの細かな規定を読むのは骨が折れるし、退屈な気もする。 しかし、わたしはいま、『レビ記』を学ぶことに伴う祝福にあらためて気づかされている。 『レビ記』を学ぶ祝福、それは新約聖書の『ヘブル人への手紙』の理解が深まることだ。 そして、『ヘブル人への手紙』の理解が深まることとは、すなわち、キリストの救いの完全性をよりよく知ることにつながる。 したがって、『レビ記』はつねに『ヘブル…

  • 主の信頼を裏切るとき

    「人が罪に陥っていて主の信頼を裏切るとき、すなわち、預かり物や担保の者やかすめた物について同胞を欺いたり、あるいは同胞を脅迫してゆすり取ったり、あるいは落とし物を見つけながらも欺いたりするなどして、人が罪に陥っていて行う事柄の一つについて、偽りの誓いをするようなとき、・・・」(レビ記6:2-3) ここは5章の続きで、「代償のささげ物」の規定だ。 「主の信頼を裏切る」という訳は、以前の新改訳では「主に対して罪を犯し」となっていた。 そのほか、新共同訳では「主を欺き」、口語訳では「主に対して不正をなしたとき」と訳されている。 あとに続く言葉を見ると、「欺く」ことに関する内容なので、新共同訳の訳がわ…

  • 軽々しく口で誓った場合

    「また、害になることであれ益になることであれ、誓ったことが何であれ、人が軽々しく口で誓った場合、そのことを知ってはいたものの彼には隠れていて、後になってその一つについて責めを覚える場合――」(レビ記5:4) 引き続き、「罪のきよめのささげ物」に関して語られる。 上のみことばには、次のように続く。 「これらの一つについて責めを覚える場合には、自分が陥っていた罪を告白し、自分が陥っていた罪のために償いとして、羊の群れの子羊であれ、やぎであれ、雌一匹を主のもとに連れて行き、罪のきよめのささげ物とする。祭司は彼のために、罪を除いて宥めを行う。」(5-6) 「軽々しく口で誓う」ことは罪であると、はっきり…

  • 罪のきよめのささげ物

    「族長が罪に陥って、その神、主がしてはならないと命じたすべてのうちの一つでも、気づかずに行ったが、後になって責めを覚える場合、または、自分が陥っている罪が知らされた場合には、ささげ物として傷のない雄やぎを連れて来る。そして、そのやぎの頭に手を置き、全焼のささげ物を屠る場所で、主の前でそれを屠る。これは罪のきよめのささげ物である。」(レビ記4:22-24) 4章では、「罪のきよめのささげ物」について語られる。 4つの種類の人たちに関する規定だ。 油注がれた祭司(3)・・・傷のない若い雄牛 イスラエルの会衆(13)・・・若い雄牛 族長(22)・・・傷のない雄やぎ 民衆の一人(27)・・・傷のない雌…

  • 交わりのいけにえ

    「そのささげ物が交わりのいけにえの場合には、献げようとするのが牛であるなら、雄でも雌でも傷のないものを主の前に献げなければならない。」(レビ記3:1) 3章は、「交わりのいけにえ」についてだ。 以前の新改訳では「和解のいけにえ」となっており、わたしなどはこちらのほうが馴染みがある。 ちなみに、新共同訳では「和解の献げ物」、口語訳では「酬恩祭の犠牲」、リビングバイブルだと「和解(主への感謝)のいけにえ」となっていた。 リビングバイブルの訳が、いちばんわかりやすい。 このいけにえは、神への感謝や喜びを表すものだ。 だから、最良の部分である脂肪は焼いて神に献げるが、残りは祭司や献げた人が宴会で食べた…

  • 塩をかけて献げなければならない

    「穀物のささげ物はみな、塩で味をつけなさい。穀物のささげ物に、あなたの神の契約の塩を欠かしてはならない。あなたのどのささげ物も、塩をかけて献げなければならない。」(レビ記2:13) 1章の「全焼のささげ物」につづいて、2章は「穀物のささげ物」だ。 これには、加えてはならないものと、加えなければならないものとがある。 加えてはならないものは、パン種だ。 「あなたがたが主に献げる穀物のささげ物はみな、パン種を入れて作ってはならない。パン種や蜜は、少しであっても、主への食物のささげ物として焼いて煙にしてはならない。」(11) パン種も蜜も、腐敗の原因となる。 特にパン種は、聖書において、霊的腐敗の象…

  • 全焼のささげ物

    「その人は自分が主の前に受け入れられるように、それを会見の天幕の入り口に連れて行き、その全焼のささげ物の頭に手を置く。それがその人のための宥めとなり、彼は受け入れられる。」(レビ記1:3-4) きょうから『レビ記』に入る。 『レビ記』と聞いて「わくわくする」という人は、よほどのマニアか、変わり者だろう。 「あー、レビ記か。どんなみことばがあったっけ?」という人が多いのではないだろうか。 わたしもその一人で、正直言って、つまらないイメージだ。 しかし、聖書というのはおもしろいもので、嚙めば嚙むほど味が出る。 無味乾燥と思っていたところが、自分の成長に合わせて、少しずつ光を放ちだす。 これだから、…

  • 主の栄光が幕屋に満ちた

    そのとき、雲が会見の天幕をおおい、主の栄光が幕屋に満ちた。(出エジプト40:34) いよいよ『出エジプト記』も、最終章となった。 ここでは、幕屋建造についてまとめてある。 主はモーセに告げられた。「第一の月の一日に、あなたは会見の天幕である幕屋を設営しなければならない。」(1-2) 第二年の第一の月、その月の一日に幕屋は設営された。(17) エジプトから脱出した日からちょうど一年後に、幕屋が作られたことになる。 律法の授与、金の子牛事件、三千人のさばき、そして悔い改めた民の献身。 わずか一年でも、いろいろなことがあった。 また、幕屋と祭壇の周りに庭を設け、庭の門に垂れ幕を掛けた。こうしてモーセ…

  • アロンの聖なる装束

    彼らは、青、紫、緋色の撚り糸で、聖所で務めを行うための式服を作った。また、主がモーセに命じられたとおりに、アロンの聖なる装束を作った。(出エジプト39:1) 幕屋建造の最後は、祭司の装束だ。 エポデと呼ばれるチョッキ(2)、それにつける肩当てや胸当て(4・8)、下に着る青服(22)、かぶり物・ターバン・ももひき(28)、飾り帯(29)、純金の札(30)について記されている。 「出エジプト エポデ」などでGoogle画像検索をかけると、なるほどこんな感じかという絵が出てきて参考になる。 これらの中でも、肩当てと胸当てには、「イスラエルの息子たち」の名入りの石が埋め込まれていた。 祭司がイスラエル…

  • 主がモーセに命じられたことをことごとく行った

    ユダ部族に属する、フルの子ウリの子ベツァルエルは、主がモーセに命じられたことをことごとく行った。(出エジプト38:22) 引き続き、ベツァルエルとオホリアブを中心とした幕屋建造の記録だ。 38章は、祭壇、洗盤、庭など。 彼とともに、ダン部族の、アヒサマクの子オホリアブがいた。オホリアブは、彫刻をする者、意匠を凝らす者、また青、紫、緋色の撚り糸と亜麻布で刺繍をする者であった。(23) ベツァルエルが大工の棟梁なら、オホリアブはチーフデザイナーといったところか。 いずれにせよ彼らは、「主がモーセに命じられた」とおりにすべてを作っていった。 モーセは、主からこう言われていた。 「よく注意して、山であ…

  • 内側と外側に純金をかぶせ

    ベツァルエルは、アカシヤ材で、長さ二キュビト半、幅一キュビト半、高さ一キュビト半の箱を作り、その内側と外側に純金をかぶせ、その周りに金の飾り縁を作った。(出エジプト37:1-2) 37章は、あかしの箱、宥めの蓋、机、机の上の備品、燭台、香の祭壇などの製作についての記録だ。 一読して気づくのは、すべてが金で飾られていることだ。 また、アカシヤ材で棒を作り、それに金をかぶせ、(4) 純金で、「宥めの蓋」を作った(6) 二つの金のケルビムを作った(7) これに純金をかぶせ、その周りに金の飾り縁を作った(11) 机の上の備品・・・を純金で作った(16) 燭台を純金で作った(17) 芯切りばさみも芯取り…

  • あり余るほどのこと

    モーセに告げて言った。「民は何度も持って来ます。主がせよと命じられた仕事のためには、あり余るほどのことです。」(出エジプト36:5) 神が命じられた「幕屋」の建設が始まった。 モーセは告げた。 「ベツァルエルとオホリアブ、および、聖所の奉仕のあらゆる仕事をする知恵と英知を主に授けられた、心に知恵のある者はみな、すべて主が命じられたとおりに仕事をしなければならない。」(1) 知恵は主から授けられるものであることがわかる。 モーセは、ベツァルエルとオホリアブ、および主が心に知恵を授けられた、すべて心に知恵ある者、またその仕事をするために進み出ようと、心を動かされた者をみな呼び寄せた。(2) 主は人…

  • 心から進んで献げた

    イスラエルの子らは男も女もみな、主がモーセを通して行うように命じられたすべての仕事のために、心から進んで献げたのであり、それを進んで献げるものとして主に持って来た。(出エジプト35:29) モーセは、主のことばを民に告げた。 「あなたがたの中から主への奉納物を受け取りなさい。すべて、進んで献げる心のある人に、主への奉納物を持って来させなさい。」(5) 民は、これに応えた。 心を動かされた者、霊に促しを受けた者はみな、会見の天幕の仕事のため、そのあらゆる奉仕のため、また聖なる装束のために、主への奉納物を持って来た。進んで献げる心のある者はみな、・・・そのようにした。(21-22) 奉納物を持って…

  • 彼の顔の肌は輝きを放っていた

    アロンと、イスラエルの子らはみなモーセを見た。なんと、彼の顔の肌は輝きを放っていた。それで彼らは彼に近づくのを恐れた。(出エジプト34:30) 鋳物の子牛の周りで踊る民を見て、モーセは怒りのあまり、神から授かった石の板を砕いてしまった。 そこで主は、モーセに同じような石の板を切り取って、もう一度山に登るように指示された。 そして、またしても四十日四十夜、モーセは主との交わりの中に置かれた。 それから、モーセはシナイ山から下りて来た。モーセが山を下りて来たとき、その手に二枚のさとしの板を持っていた。モーセは、主と話したために自分の顔の肌が輝きを放っているのを知らなかった。(29) モーセは気づい…

  • 顔と顔を合わせて

    主は、人が自分の友と語るように、顔と顔を合わせてモーセと語られた。(出エジプト33:11) 33章のキーワードは、「顔」だ。 冒頭もそのひとつ。 もっともモーセは直接主の御顔を見たわけではなく、それほど近く、親しく語られたということだ。 主は、鋳物の子牛の事件のあと、重大な宣言をされた。 「・・・わたしは、あなたがたのただ中にあっては上らない。あなたがたはうなじを固くする民なので、わたしが途中であなたがたを絶ち滅ぼしてしまわないようにするためだ。」(3) これを聞いた民は嘆き、モーセはとりなしの祈りをした。 主は言われた。「わたしの臨在がともに行き、あなたを休ませる。」(14) 以前の新改訳で…

  • 鋳物の子牛

    民はみな、その耳にある金の耳輪を外して、アロンのところに持って来た。彼はそれを彼らの手から受け取ると、のみで鋳型を造り、それを鋳物の子牛にした。彼らは言った。「イスラエルよ、これがあなたをエジプトの地から導き上った、あなたの神々だ。」(出エジプト32:3-4) ここは、なんとも悲しくなる章だ。 モーセが山から何日も下りて来ないのにしびれを切らした民が、偶像を求めたのだ。 民はモーセが山から一向に下りて来ようとしないのを見て、アロンのもとに集まり、彼に言った。「さあ、われわれに先立って行く神々を、われわれのために造ってほしい。われわれをエジプトの地から導き上った、あのモーセという者がどうなったの…

  • わたしの安息を守らなければならない

    「あなたがたは、必ずわたしの安息を守らなければならない。これは、代々にわたり、わたしとあなたがたとの間のしるしである。わたしが主であり、あなたがたを聖別する者であることを、あなたがたが知るためである。」(出エジプト31:13) 安息日の規定は、何のためか。 「わたしとあなたがたとの間のしるしである」 つまり、わたしたち(このときはイスラエルの民)と主との間の“関係”においてとらえるべきものだ。 「わたしが主であり、あなたがたを聖別するものであることを、あなたがたが知るためである」 またそれは、主がわたしたちに成してくださった恵みのみわざに心を留めるためのものだ。 いずれにせよ、単に「仕事をしな…

  • 香を自分たちのために作ってはならない

    「その割合で作る香を自分たちのために作ってはならない。それはあなたにとって、主に対して聖なるものである。」(出エジプト30:37) アロンは、朝も夕も、「香」をたく必要があった。 「アロンはその上で香りの高い香をたく。朝ごとにともしびを整え、煙を立ち上らせる。アロンは夕暮れにともしびをともすときにも、煙を立ち上らせる。これは、あなたがたの代々にわたる、主の前の常供の香のささげ物である。」(7-8) 聖書において「香」はしばしば、聖徒の祈りに例えられる。 私の祈りが、御前への香として、手を上げる祈りが、夕べのささげ物として、立ち上りますように。(詩篇141:2) また聖書において「香り」は、「キ…

  • その雄牛の頭に手を置く

    あなたは雄牛を会見の天幕の前に近づかせ、アロンとその子らはその雄牛の頭に手を置く。(出エジプト29:10) アロンとその子らは、祭司職を任命された者として、聖別される必要があった。 彼らは、屠られる雄牛や雄羊の頭に手を置いた。 あなたは会見の天幕の入り口で、主の前で、その雄牛を屠り、その雄牛の血を取り、あなたの指でこれを祭壇の四隅の角に塗る。その血はみな祭壇の土台に注ぐ。・・・これは罪のきよめのささげ物である。(10-12・14) わたしは、ときどき考える。 もしいまわたしたちが同じことをする必要があるとしたら、そのときどのような感情になるだろうか、と。 一頭の雄牛が引かれてやって来る。 その…

  • 主の聖なるもの

    「また、純金の札を作り、その上に印章を彫るように『主の聖なるもの』と彫り、 これを青ひもに付け、それをかぶり物に付ける。それがかぶり物の前面にくるようにする。」(出エジプト28:36-37) 「主の聖なるもの」と彫られた純金の札。 アロンの衣装のなかでも、ひときわ印象的だ。 「これがアロンの額の上にあって、アロンは、イスラエルの子らが聖別する聖なるもの、彼らのすべての聖なる献上物に関わる咎を負う。これは、彼らが主の前に受け入れられるように、絶えずアロンの額の上になければならない。」(38) 彼は民を代表する立場だ。 したがって、イスラエルの民全体は「主の聖なるもの」である。 この言葉は書かれた…

  • ともしびを絶えずともしておく

    あなたはイスラエルの子らに命じて、ともしび用の質の良い純粋なオリーブ油を持って来させなさい。ともしびを絶えずともしておくためである。(出エジプト27:20) 引き続き「幕屋」の設営に関する規定が続く。 祭壇について(1-8) 幕屋の庭・周囲の幕と柱について(9-19) そして、20〜21節が「ともしび」についてだ。 それは、良質なオリーブ油を用い、絶えずともしておくものとされた。(20) 「会見の天幕の中で、さとしの板の前にある垂れ幕の外側で、アロンとその子らは、夕方から朝まで主の前にそのともしびを整える。これはイスラエルの子らが代々守るべき永遠の掟である。」(21) 「さとしの板」は、至聖所…

  • 幕屋を十枚の幕で

    「幕屋を十枚の幕で造らなければならない。幕は、撚り糸で織った亜麻布、青、紫、緋色の撚り糸を用い、意匠を凝らして、それにケルビムを織り出さなければならない。」(出エジプト26:1) この章では、「幕屋」の設営法が事細かに説明される。 聖所と至聖所をおおう幕は、4重になっていたことがわかる。 内から、 幕屋/撚り糸で織った亜麻布、青、紫、緋色の撚り糸(1-6) 天幕/やぎの毛(7-13) 雄羊の皮(14) じゅごんの皮(14) 3と4は簡単に記されているので、補助的なものだったように思える。 パウロは、わたしたちの肉体を「地上の住まいである幕屋」とした。 たとえ私たちの地上の住まいである幕屋が壊れ…

  • わたしのための聖所を造らせよ

    「彼らにわたしのための聖所を造らせよ。そうすれば、わたしは彼らのただ中に住む。」(出エジプト25:8) 25章から、「幕屋」の建造についての指示が記録されている。 イスラエルの民が神と会い、献げ物をささげる場所だ。 神は、道具のつくりや材質などについて、一つひとつ細かく語られた。 二枚の石の板を入れる契約の箱(10-16) 宥めの蓋(17-21) パンを載せる机(23-30) 燭台(31-39) 「幕屋と幕屋のすべての備品は、わたしがあなたに示す型と全く同じように造らなければならない。」(9) もうちょっと小さいサイズにして持ち運びやすくしようとか、ここは思いきってインパクトのあるデザインにし…

  • 雲は六日間、山をおおっていた

    モーセが山に登ると、雲が山をおおった。主の栄光はシナイ山の上にとどまり、雲は六日間、山をおおっていた。七日目に主は雲の中からモーセを呼ばれた。(出エジプト24:15-16) 新年あけましておめでとうございます。 今年も細々ながら、書き続けていきたいと思います。 どうぞよろしくお願いいたします。 主はモーセに、アロン、ナダブ、アビフ、及び七十人の長老と共に、山に上るよう命じられた。 そして、彼らは神の栄光を見た。(10) 主はモーセに言われた。「山のわたしのところに上り、そこにとどまれ。わたしはあなたに石の板を授ける。それは、彼らを教えるために、わたしが書き記したおしえと命令である。」(12) …

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