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都月満夫
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2020/07/05

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  • 「絵手紙出しました—水月観音-」について考える

    今回は、「水月観音(すいげつかんのん)」を描きました。東慶寺(〒247-0062神奈川県鎌倉市山ノ内1367)の水月観音の御利益は、悪い縁を切って、良い縁を結ぶというところです。ひいては人の縁に限らず、仕事や旅の安全、財産など、さまざまな良縁にも当てはめられ、要するには考え方でいろんなご利益を求めることができます。でも「水月」の名前の意味は、水に映る月。それは一瞬で形を変えて、消えてしまう儚いもの。そして、それを見ている自分もまた、水面の月のように移ろいゆくものなのである。水月観音は、そんな「空」の教えを衆生に示しているのです。水月観音坐像東慶寺の水月堂に安置されている「木造彩色水月観音坐像」(もくぞうさいしきすいげつかんのんざぞう)は、京都では見ることのできない鎌倉地方独特の彫刻で、白衣をまとい岩坐の上...「絵手紙出しました—水月観音-」について考える

  • 「絵手紙もらいました-茄子 -」について考える

    師匠は今回「茄子を描いてきました。師匠の菜園は今までにないほど茄子がとれたそうです。一富士(無事)二鷹(高い)三茄子(成す)と縁起の良い初夢ですが、四は扇で五は煙草、六は座頭(怪我無い)なんですねと書いてきました。一富士(不死)二鷹(高い)三茄子(成す)四扇(末広がり)五煙草(煙が上昇)、六は座頭(怪我無い)というのもありますよ。それにしても、まだ初夢には早いですよ。師匠は「退院おめでとう」と言っています。師匠!まだ母の四十九日もありますし、納骨もあります。ついでに、古い祖母の位牌を「魂抜き」していただき、処分することにしました。位牌が仏壇に入らなくなりましたからね。お寺のことも、色々あって初めてのことも多いです。まだ、相続の書類が集まっていないのも、気がかりで、何かと落ち着きません。茄子は美味しいですよ...「絵手紙もらいました-茄子-」について考える

  • 「羆霧(くまぎり)」

    夏、日高山脈第二の高峰、カムイエクウチカウシ山(通称カムエク)を、目指していた登山パーティーがあった。山の名称はアイヌ語の「羆(神)の転げ落ちる山」に由来する。パーティーは高山拓真、山口宏樹、森山健太、峰野大輔、岩崎岳夫の五人構成で、年齢や職業はバラバラだった。彼らは、SNSで知り合った登山愛好者のパーティーだ。高山、山口は上級者で、森山、峰野は中級者だった。岩崎だけが学生で初級者だった。リーダーは年長の高山と決まり、サブリーダーは山口と決まった。山に入って一日目。五人は〝渡渉〟を繰り返しながら、札内川本流を進み、八ノ沢出合に到達。更に、八ノ沢を遡行し、キャンプ適地で宿泊した。特に事故もなく、登山は計画書通りに進んでいた。四日間の予定だ。二日目。八ノ沢を遡行し、〝高巻き〟や〝へつり〟を繰り返し、八ノ沢カー...「羆霧(くまぎり)」

  • ご無沙汰しております

    なかなか忙しくて投稿ができません。気持ちが落ち着かないと言った方がいいかもしれません。なので、延び延びになっていた短編小説「羆霧(くまぎり)」を明日掲載します。もう少し時間をください。したっけ。ご無沙汰しております

  • 「絵手紙出しました—徳王観音-」について考える

    今回は、「徳王観音(とくおうかんのん)」を描きました。静かに岩に坐り緑の柳の枝を持っているお姿が特徴。私たちはなぜ苦しむのか、仏教では「常」「楽」「我」「浄」の四つを間違え、勘違いをしているからだと説いています。その四徳を備え優れているので「徳王観音」と名付けられたといわれています。徳王観音は出世栄達にご利益があるとされています。徳王観音は常・楽・我・淨の四徳を備え優れているので、徳王と名づけられました。四徳の常は恒常的であること楽は静かな楽しみ我は自在無碍浄は浄きよらかです(大辞林より)この反対は無常苦無我不浄この世のわたしたちのことですねどちらも四四という文字のひとつの意味は循環し♾末広がりの八を枠の中に収める形です八と口で四ができていますルール、常識、規制なども四の仲間です春夏秋冬、東西南北も四の仲...「絵手紙出しました—徳王観音-」について考える

  • 「絵手紙もらいました-桔梗 -」について考える

    師匠は私が入院中に「桔梗」を描いてきました。私の手術を前にして母が亡くなって辛さの極みですねと言ってきました。師匠!こうなると辛さというより気持ちの焦りです。葬儀の段取りと、入院の準備で忙しく悲しむ余裕はありませんでした。一番の心配は、私が入院中に母が亡くなることでした。それが回避できただけでも、ありがたいという不思議な気持ちでした。話は変わりますが、入院生活は初めての経験でした。退屈の極みです。何もすることがありません。本を読むかテレビを見るかしかありません。それも面倒臭くなると、何も考えることがなくなります。朝6時に起きて顔を洗ったら、8時に朝食が届きます。12時に昼食が届き、18時に夕食が届きます。21時には消灯です。診察が午前中か午後に一回あります。傷の様子を見るだけです。何もすることがないので、...「絵手紙もらいました-桔梗-」について考える

  • 「退院しました」について考える

    10日に退院しました。生検で癌は見つからず、3か月ごとに検査することになりました。退院はしたものの、お寺とのお付き合いや、母の相続の手続きなどで忙しい毎日を送っています。相続に関しては、分からないことことだらけなので苦労しています。なので、今しばらくブログ更新はできないと思います。宜しくお願いします。したっけ。「退院しました」について考える

  • 「絵手紙出しました—魚籃観音-」について考える

    この記事は予約投稿です。1日から入院生活をしています。手術は2日です。汗腺癌という非常に稀な癌が左胸にできました。大豆粒くらいの大きさの腫瘍は既に切除済みです。生検で癌だとわかりました。希少癌なので症例がなく抗がん剤も放射線も使えません。症例がないからです。とりあえず、腫瘍があった周囲1㎝を切除します。生検に出して問題がなければ終了です。問題があれば、更に1㎝切除します。なので、退院の予定が立ちません。退院後は、母の死亡の後処理で役所めぐりになります。なかなか、ブログ更新は難しいですが、絵手紙だけは退院後に再開しようと思っています。今回は、「魚籃観音(ぎょらんかんのん)」を描きました。この観音様は、少し変わっています。自分の美貌を武器に、若い男性に『観音経』と『金剛経』・『法華経』を暗唱させたという観音様...「絵手紙出しました—魚籃観音-」について考える

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